426. Pretty Little Stranger プリティ・リトル・ストレンジャー

Pretty Little Stranger プリティ・リトル・ストレンジャー : Joan Osborne

ジョーン・オズボーン2006年のアルバムから、タイトル・トラックのこの曲を選んでみました。


Album : Pretty Little Stranger (Import)

Released: November 14, 2006 (Album)
Written by: Joan Osborne (ジョーン・オズボーン)
Produced by: Steve Buckingham
 ジョーン・オズボーン
Joan Osborne
 フリー百科事典『ウィキペディア』

1995年のファースト・アルバムでグラミー8部門にノミネートされ、注目のデビューを果たしたジョーン・オズボーンでしたが、その後は発表するアルバムごとに毎回レーベルを替え、これは4作目になります。 既にチャートを賑(にぎ)わすこともなくなり、このアルバムはアメリカのカントリー部門(?)で58位にランクされていますが、半分は彼女がかかわったオリジナル曲で構成されています。
カントリーやフォーク部門にジャンル分けされていますが、いかにもカントリーらしい曲といえば60年代の古い曲をカヴァーした7曲目の"Please Don't Tell Me How the Story Ends"くらいでしょうか。

この曲はアルバムのタイトル曲としてオープニングに収められています。 ジョーン・オズボーンというと自立した強い女性というイメージがありますが、この曲でも女性の方から目をつけた若い男にアタックするという内容となっています。いわゆる逆ナンパですね。
ヒット・チャートにはかすりもしませんでしたが、彼女の歌声が好きなので、時々こうして採り上げるようにしています。



Pretty Little Stranger 『プリティ・リトル・ストレンジャー』を聴く: (4:24)

  ●歌詞と対訳●

Think I'm getting over him
  (別れた)彼のことから もう立ち直れそう

The sap is risin' in the tree
  樹液が幹を かけ上がるように

The blood is runnin' in my heart
  私の心臓を 血が駆けめぐり

Brings desire back to me
  愛する欲求を また思い出させてくれる

I wonder who will the next fool be
  次に夢中になるのは 誰なのかしら


There is a Spanish boy who also rides the A train
 いつも同じA列車に乗ってる スペイン人の若者に

I want to tag him like a tiger
  虎(の尻尾)みたいな 目立つタグ(目印)を付けたいの

So I can track him as he moves around the city
  そうすれば街中どこにいても 彼を追跡できるから

So I can guard him like an angel
  そうすれば天使みたいに 彼を守ってあげられるから

I wonder who will the next fool be
  次に夢中になる人は 誰なのかしら

I wonder who will the next fool be
  この次夢中になるのは 誰なのかしら


I got no more tears to cry
  泣いて流す涙は もう嫌なの

I can see it in the sky
  見上げる空に その光景が見える

In a bedroom by and by
  ベッドルームまでは もう少し

I know it's comin'
  そうよ うまく行きそうなの

oh yeah,  ooh ooh  (間奏)

I wonder who will the next fool be
  次に夢中になる人は 誰なのかしら

I wonder who will the next fool be
  この次夢中になるのは 誰なのかしら


I go out to the bars where the hearts are full of scars
  傷だらけの心で バーへと出かけて行き

And I lay mine out in the neon light
  ネオンの灯りの中で 自分を疲れさせて

It's ragged and it's worn but it's about to be reborn
  ボロボロになるまで擦り切れるのは 生まれ変わろうとしているから

Honey, are you gonna take me home tonight?
  ねぇ、 私を家に連れて行きたくないの? こんな夜に


When I meet each man I know
  誰か 男の人と出会った時はいつも

I look him deeply in the eye
  私はその人の瞳の奥を じっと覗き込む

Will it be a sweet old friend
  その人が 親しい彼氏となる人なのか

Or a pretty little stranger passin' by?
  それとも見知らぬ好男子のまま すれ違うだけの人なのか、と

I wonder who will the next fool be
  次に夢中になる人は 誰なのかしら

I wonder who will the next fool be
  この次夢中になるのは 誰なのかしら

I wonder who will the next fool be
  次に夢中になる人は 誰なのかしら


I wonder who will the next fool be
  この次夢中になるのは 誰なのかしら

will the next fool be
  次に夢中になるのは

I wonder who will the next fool be
  この次夢中になるのは 誰なのかしら



※ get over: 乗り越える、克服する、打ち勝つ、立ち直る。
※ sap: 樹液。
※ bring back: 1.連れ戻す、呼び戻す。 2. 思い出させる。
※ tag: 1.タグ、付け札、値札。 2.(動物の尻尾の先端の)房。 毛の一房。

※ by and by: やがて、しばらくして、まもなく。
※ it's coming (along): 順調に行っている。 上手く行きつつある。
※ scar: 1.傷跡。 2.心の傷。

※ lay out:1.レイアウト(配置)する。 2.疲れさせる、ヘトヘトにする。
※ ragged: クタクタに疲れさせる。
※ warn: 擦り切れた、 疲れきった。
※ reborn: 生き返った、よみがえった、生まれ変わった。
※ look someone deeply in the eye: 人の目の奥をのぞき込む。  

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

425. If You're Gone イフ・ユー・アー・ゴーン

If You're Gone イフ・ユー・アー・ゴーン : Matchbox Twenty

マッチボックス・トゥエンティ2000年のアルバムから、セカンド・シングルになったこの曲を採り上げてみました。 ビルボードで全米5位のヒットとなっています。


If You're Gone
Album : Mad Season
  マッド・シーズン

Released: October, 2000 (Album: May, 2000)
Written by: Rob Thomas (ロブ・トーマス)
Produced by: Matt Serletic
 マッチボックス・トゥエンティ
Matchbox Twenty
 フリー百科事典『ウィキペディア』

この曲を含むセカンド・アルバムからは、ファースト・シングルとなった"Bent"「ベント」が全米とカナダで1位となっています。
日本ではあまり知られていませんが、リード・ヴォーカルのロブ・トーマスはこの前年にサンタナのアルバム「スーパーナチュラル」にゲスト参加して歌った「Smooth」(スムース)が大ヒットしているので、歌声は聴いたことがあると思います。

この曲は、まだ彼女と別れた訳でもないのに、既に彼女がいなくなったように思って一人悶々としている男の物語です。 素敵な恋人ほど失うことを怖れるということでしょうが、それについてのインタビュー記事がウィキペディアにあるので、ちょっと訳してみました。
Thomas told Billboard magazine that he wrote the song right after he met his future wife.
(ロブ)トーマスはビルボード誌で、彼が将来の妻となる人と出会った直後にこの曲を書いたと語っている。

"We were separated for a few weeks and were on the phone all the time, and I was thinking, 'I met this wonderful person,'
『ぼくらは2~3週間離れていたけど、その間ずっと電話で話し合って、そしてぼくは「こんな素敵な人とめぐり合えたんだ」と思っていたけど、

and I wondered if everything I was going through [with Matchbox Twenty's success] was going to make it too crazy to build a relationship."
でもぼくは「マッチボックス20での成功」を経た後で(二人の良い)関係を築くことは、全てがとても難しいことのように思われたんだ』―と。 (From Wikipedia)
―ということで、現実にはめでたくゴールインしたみたいですが、有名になってしまうと普通に恋をしたり結婚したりも難しくなってしまうということなのでしょう。

好きな人と離れて暮らしていれば様々な疑念が生じて、感受性の強い人ほどこんな風に一人で悩んでしまうのかもしれません。 それでも、メロディが良いから聴けてしまいます。


Rob Thomas (ロブ・トーマス) – lead vocals, piano, guitar
Kyle Cook (カイル・クック) – lead guitar, vocals
Brian Yale (ブライアン・イェール) – bass guitar
Paul Doucette (ポール・ドゥセット) – drums, percussion
Adam Gaynor (アダム・ゲイナー) – rhythm guitar, vocals (2005年に脱退)
  Brass (管楽器) – Atlanta Brass Society (アトランタ・ブラス・ソサエティ)

Grooveshark で、If You're Gone 『イフ・ユー・アー・ゴーン』を聴く: (4:35)

  ●歌詞と対訳●
[1]
I think I've already lost you
  ぼくは既に きみを失くしたように思える

I think you're already gone
  きみは既に いなくなったような気がする

I think I'm finally scared now
  とうとう ぼくが心配していた通りになったみたいで

And you think I'm weak, I think you're wrong
  きみはぼくが元気をなくすと思ってるだろうけど、 それは間違ってるよ


I think you're already leaving
  きみは既に 立ち去ったように思える

Feels like your hand is on the door
  きみの手が もうドアに掛かっているような気がして

I thought this place was an empire
  ぼくはこの場所を 一つの帝国だと思っていたけど

And now I'm relaxed and I can't be sure
  今ぼくは気を鎮(しず)めて、 といっても できるとは思えないけど


But I think you're so mean, I think we should try
  でもきみは意地悪だね、 ぼくらはもっと努力すべきだと思うけど

I think I could need this in my life
  それがぼくの人生には 必要だと思うから

And I think I'm just scared, I think too much
  ぼくはただ恐れているだけかもしれない、考えすぎかもしれないし

I know it's wrong, it's a problem I'm dealing
  それが間違いなのは分かってるけど、 問題はぼくの振舞い方だろう

(Chorus)
If you're gone maybe it's time to come home
  もしきみがいなくなっても、 そろそろ戻って来る頃だろうけど

There's an awful lot of breathing room but I can hardly move
  ひどい状態だから、かなり時間をかけないと ぼくは身動きすらできないだろう  

And if you're gone, baby, you need to come home, come home
  もしきみがいなくなっても、ベイビィ、きみは戻って来るべきだよ、戻って・・

'Cause there's a little bit of something me in everything in you
  だってぼくにとってどんなに小さなことでも 全てはきみの中にあるのだから 

[2]
I bet you're hard to get over
  きっときみは すぐには忘れられないはずさ

I bet the room just won't shine
  きっとこの場所が 輝くことはもうないけど

I bet my hands I can stay here
  きっとこの手で ぼくはここに居られるようにしてみせる

I bet you need, more than you mind
  きっときみには必要なはずだから、きみの望む以上のものが 


And I think you're so mean, I think we should try
  でもきみは意地悪だね、 ぼくらはもっと頑張ってみるべきさ

I think I could need this in my life
  それがぼくの人生には 必要だろうから

And I think I'm scared that I know too much
  でもぼくは あまりに知りすぎることを恐れているのかもしれない

I can't relate and that's a problem I'm feeling
  ぼくは人とうまく付き合えないし、それはぼくの感受性の問題なんだけど

(Chorus)
If you're gone maybe it's time to come home
  もしきみがいなくなっても、そろそろ戻って来る頃だろうけど

There's an awful lot of breathing room but I can hardly move
  ひどい状態だから、かなり時間をかけないと ぼくは身動きすらできないだろう  

And if you're gone, baby, you need to come home, come home
  もしきみがいなくなっても、ベイビィ、きみは戻って来るべきだよ、戻って・・

'Cause there's a little bit of something me in everything in you
  だってぼくにとってどんなに小さなことでも 全てはきみの中にあるのだから 

(間奏)

I think you're so mean, I think we should try
  でもきみは意地悪だね、 ぼくらはもっと努力すべきだと思うけど

I think I could need this in my life
  それがぼくの人生には 必要だと思うけど

And I think I'm scared, do I talk too much
  でもぼくは恐れているのかもそれない、あまりに話しすぎることを

I know it's wrong, it's a problem I'm dealing
  それが間違いなのは分かってるさ、問題はぼくの振舞い方だろう

(Chorus)
If you're gone maybe it's time to come home
  もしきみがいなくなっても、そろそろ戻って来る頃だろうけど

There's an awful lot of breathing room but I can hardly move
  ひどい状態だから、かなり時間をかけないと ぼくは身動きすらできないだろう

And if you're gone, yeah, baby, you need to come home, come home
  もしきみがいなくなっても、ベイビィ、きみは戻って来るべきだよ、戻って・・

There's a little bit of something me in everything in you
  だってぼくにとってどんなに小さなことでも 全てはきみの中にあるのだから 

Something me in everything in you
  ぼくにとってわずかなものでも、 全てはきみの中にあるから

Something me in everything in you
  ぼくにとってのちょっとしたことでも、 全てきみの中にあるのだから


※ you're gone: あなたがいなくなる。
※ finally: ついに、とうとう、最終的に、ようやく。
※ weak: 弱った、元気の無い。
※ you're wrong: あなたは間違ってる。 そんなことはない。 思い違い、見当違いだ。
※ an empire: 帝国。
※ relaxed: くつろいだ、落ち着いた、リラックスした。
※ can be sure: 確実に、間違いない、必ず。

※ you're so mean: (あなたは)意地悪ね。 (軽い非難の言葉) 
※ it's wrong: それは間違っている。
※ dealing: 1.(人に対する)振る舞い。 2.取引き。
※ it's time to ..: ~する時だ、 ~する時間だ。
※ awful: ひどい。 大変な。
※ breathing room: 一息つける時間(や場所)。 考える余地。
※ I can hardly move: (私は)ほとんど動けない。
※ little bit of: 少しの、ちょっとした。

※ I bet: きっと~だ。 ~に違いない。
※ (be) hard to: ~するのが難しい。 
※ get over: 1.乗り越える。 2.打ち勝つ、克服する。 3.忘れる、あきらめる。 4.終わらせる、片付ける。
※ mind: 色々な意味がありますが、ここでは「考え/感じ方」、「望み/気持ち」くらいに解釈しています。
※ relate: (人と)仲良くする、うまく折り合う。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

423. Hanging By A Moment ハンギング・バイ・ア・モーメント

Hanging By A Moment ハンギング・バイ・ア・モーメント : Lifehouse 

ライフハウス2000年のデビュー・アルバムから、翌年ファースト・シングルとなったこの曲を採り上げてみました。 アメリカのビルボードで最高2位、オーストラリアのシングル・チャートでは1位となっています。


Maxi Single
Album : No Name Face
/ ハンギング・バイ・ア・モーメント

Released: April, 2001 (Album: October, 2000)
Written by: Jason Wade (ジェイソン・ウェイド)
Produced by: Ron Aniello (ロン・アニエロ)
Mixed By : Brendan O'Brien (ブレンダン·オブライエン)
   ライフハウスについて:
Lifehouse (手前がジェイソン・ウェイド)
 フリー百科事典『ウィキペディア』

この曲は当時20歳だったリード・シンガーのジェイソン・ウェイドによって書かれました。
He said that he wrote the song in about five minutes without thinking about what would happen to it. (From Wikipedia)
彼によると、「それがどうなるかなんて考えもせず、5分ほどで書いたものだ」という。

その曲がアルバムのリリースされた翌年にシングル・カットされ、ビルボードのトップ100で最高2位まで上がる大ヒットとなり、更に年間のチャートでは堂々の1位となるセールスを記録したのだから、曲の運命というものは分からないものです。

ジェイソン・ウェイドはファースト・アルバムをリリースした翌年の1月、まだこの曲がヒットする前に結婚していますから、ここで歌われている女性はその相手がモデルなのでしょう。 それにしても現代の20歳の若者と比べると、随分と早熟という気がします。 私だけかもしれませんが、私が20歳の頃なんて自分が何をしたら良いのかも分かりませんでしたから・・・

ライフハウスは、1995年頃にジェイソン・ウェイド(Vo, G)、セルジオ・アンドレイド(B)、ジョン・パーマー(Dr) の三人でバンド活動を始めています。 (つまり、15歳の頃)
ファースト・アルバムをリリースする前の2000年にドラマーのジョンが脱退し、2004年にはベーシストのセルジオも抜けて、オリジナル・メンバーはジェイソン・ウェイド1人だけとなってしまいました。


当時のメンバー:
Jason Wade (ジェイソン・ウェイド) – Vocals, Guitars
Sergio Andrade (セルジオ・アンドレイド) – Bass
Jon "Diff" Palmer (ジョン・パーマー) – Drums (アルバム発売前に脱退)

  Ron Aniello: Guitar, Bass, Keyboards, Percussion, Engineer, Producer
  John Leftwich: String bass (Album tracks: 1)
  Collin Hayden: Electric guitar

Hanging By A Moment 『ハンギング・バイ・ア・モーメント』を聴く: (3:36)

  ●歌詞と対訳●

[1]
Desperate for changing
  状況を変えようと がむしゃらにやってみる

Starving for truth
  真実を求めることに 飢えているんだ

I'm closer to where I started
  自分がスタートした地点に 近づいている

I'm chasing after you
  きみの後を 追いかけているから

(Chorus 1)
I'm falling even more in love with you
  よりいっそう きみに恋しているんだ

Letting go of all I've held onto
  つかんでいたものを すべて手放して

I'm standing here until you make me move
  きみがぼくを衝(つ)き動かすまで ここに立ち尽くし

I'm hanging by a moment here with you
  きみとここで この瞬間にしがみついていよう

[2]
Forgetting all I'm lacking
  捜していたものを 全て忘れ

Completely incomplete
  完全に 不完全な状態となり

I'll take your invitation
  ぼくは きみの招きに応じよう

You take all of me now
  きみは今 ぼくの全てを手に入れる

(Chorus 1)
I'm falling even more in love with you
  前よりもいっそう きみに恋しているんだ

Letting go of all I've held onto
  つかんでいたものを すべて手放して

I'm standing here until you make me move
  きみがぼくを衝(つ)き動かすまで、ここに立ち尽くす

I'm hanging by a moment here with you
  きみとここで この瞬間にしがみついていよう

(Chorus 2)
I'm living for the only thing I know
  ぼくは自分の知っている 唯一つのもののために生きている

I'm running and not quite sure where to go
  ぼくは走っているけど どこへ行けばいいのか全く分からないし

And I don't know what I'm diving into
  何に向かって飛び込んで行けばいいのか ぼくには分からない

Just hanging by a moment here with you
  ただ きみとここで この瞬間にしがみついているだけ

(Bridge)
There's nothing else to lose  失うものなど 他には何もなく
There's nothing else to find  見つけるものも 他に何もない
There's nothing in the world that can change my mind
  この世界で ぼくの心を変えられるものなんて 何もありはしないんだ

There is nothing else,  他には何もない
There is nothing else,   他には何もない
There is nothing else ..   何もありはしないんだ・・・


[1] (始めから繰り返し)
Desperate for changing 状況を変えようと 必死でやってる
Starving for truth  真実を知ることに 飢えているんだ
I'm closer to where I started 自分の出発点に 近づいている
I'm chasing after you  きみの後を追っているから

(Chorus 1)
I'm falling even more in love with you これまで以上に きみに恋しているから
Letting go of all I've held onto つかんでいたものを 全て手放し
I'm standing here until you make me move きみがぼくを動かすまでここに立ち
I'm hanging by a moment here with you きみとここで この瞬間にしがみつく

(Chorus 2)
I'm living for the only thing I know 自分の知る 唯一のもののために生き
I'm running and not quite sure where to go 走ってもどこへ行けばいいか分からず
And I don't know what I'm diving into 何に飛び込めばいいのかも分からない
Just hanging by a moment here with you ただきみと瞬間にしがみついてるだけ

Just hanging by a moment,  ただ この瞬間にしがみついている
Hanging by a moment,  この瞬間にしがみついて
Hanging by a moment,  この瞬間にしがみついて
Hanging by a moment here with you きみとここでこの瞬間にしがみついているんだ



※ desperate: 1.(努力などが)必死の、死に物狂いの。 2.(戦いが)決死の。 3.(事態が)絶望的な。 (行動が)捨て身の、やけくその。
※ starving: 1.飢えた。 2.【話】腹ペコで、お腹が空いて。
※ closer to ..: ~に近づく。
※ chasing after: ~を追いかける。

※ I'm falling in love with you.: ぼくはきみに恋してる。 ぼくはきみと恋に落ちた。
※ even more: 更にいっそう。
※ let go of ..: ~から手を放す。 ~を解き放(はな)つ。
※ hold (held) onto: ~をしっかりつかまえる。 ~にしがみつく。
※ make one's move: ~に行動を起こさせる。
※ hang by ..: ~にぶらさがる、 ~にすがる。
 ("hang by a hair" や "hang by a thread" だと「危険にさらされる」、「危機に瀕している」)
 
※ I'm looking: ~を捜している。
※ completely: 完全に。 すっかり。
※ incomplete: 1.不完全な、不十分な。 2.未完成の。
※ invitation: 招き、招待。

※ I'm not sure where to go: どこへ行けば良いか分からない。
※ quite: まったく、完全に。
※ dive into: ~に飛び込む。 ~に没頭する。 ~に突き進む。
※ there is nothing else to ..: 他に~することがない。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

397. Back to Black バック・トゥ・ブラック

Back to Black バック・トゥ・ブラック : Amy Winehouse エイミー・ワインハウス

エイミー・ワインハウス2006年のセカンド・アルバムから、翌年サード・シングルとなったアルバム・タイトル曲を選んでみました。 地元イギリス、及びドイツとスイスで8位、オーストリアとイタリアで3位、ギリシャのシングル・チャートでは1位となっています。


Back to Black
Album : Back to Black
  バック・トゥ・ブラック
(試聴可)
Released: April 2007 (Single), October 2006 (Album)
Written by: Amy Winehouse, Mark Ronson
Produced by: Mark Ronson
 エイミー・ワインハウスについて:
Amy Winehouse
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最初にラジオで "Rehab"(リハブ)を聴いた時には、てっきり黒人のオバさんが歌っているのかと思いました。 それがタトゥーを入れた白人の姐ちゃんだと分かった時の衝撃は、今でも良く覚えています。 突然変異でなければ、普通の家庭環境からこうした人は出て来ないでしょう。 セカンド・アルバムをレコーディングしていた頃の彼女はまだ22歳でしたが、まるで人生に疲れたオバさんみたいです。

They tried to make me go to rehab, I said no, no, no
周りは私をリハビリ(更正施設)に行かそうとするけど、私は「ヤダ、ヤダ」って言ってるの
―"Rehab" (リハブ)の最初の部分―

歌は上手いけれど、およそ世の中の一般的な生活には適応できず、酒やドラッグに溺れて中毒患者向け更正施設への入所・出所を繰り返し、泥酔した状態でステージに上がりコンサートをぶち壊して大ブーイングを浴び、わずか27歳の若さで亡くなってしまったところなど、ジャニス・ジョプリンの生き様と重なるところがあります。 とても長生きできそうにないタイプでしたから・・・

この曲を含むアルバムはかなりのヒットを記録し、2008年のグラミーでは5部門を受賞(※)していますが、彼女の死後(2011年)に再び脚光を浴び、ロング・セラーとなっているようです。
(※アメリカからピザの発行を拒否され、授賞式には主席できず、衛星中継で出席したとか)

歌詞の中には、"dick" や "blow" や "puff" といったスラング(俗語)が出てきて、YouTube では他の効果音を入れて聞えないように誤魔化しています。(Grooveshark では普通に聴けるし、そちらの方が音も良いです。)
タイトルの "Back to Black" は "back" と "black" を並べて韻(いん)を踏んでいますが、"black" も単純に「黒」というよりは、死を匂わせる「暗闇」といった感じにしておきました。
"You go back to her" の "her" も、死んだ男が帰って行ったところということで、「(母なる)大地」と解釈しています。 訳し方によってかなり解釈の異(こと)なる歌ですが、私はこんな風に訳してみました。


Bass Guitar – Nick Movshon
Drums – Homer Steinweiss
Guitar – Binky Griptite, Thomas Brenneck
Percussion – Frank Ricotti
Piano – Victor Axelrod
Alto Saxophone – Andy Macintosh, Chris Davies
Baritone Saxophone – Dave Bishop
Tenor Saxophone – Jamie Talbot

Arranged By [Orchestra], Conductor – Chris Elliott

Glooveshark で、Back to Black 『バック・トゥ・ブラック』を聴く: (4:01)
  ●歌詞と対訳●

He left no time to regret  あの人には後悔する暇(いとま)さえ 残されていなかった
Kept his [dick*] wet  いつもペ●スを濡らしたまま(遊んでばかり)で
With his same old safe bet  いつもながらの安全策で 切り抜けていたけど

Me and my head high  私は自分の顔をしっかりと上げて
And my tears dry  涙を拭(ぬぐ)うの
Get on without my guy  (これからは)彼無しで 生きて行かなきゃ

You went back to what you knew あの人は自分の良く知る場所へと戻って行った
So far removed from all that we went through
  私たちがこれまで切り抜けてきた世界とは まるで違うところへと

And I tread a troubled track  私は荒れたデコボコ道を踏み進んで行かなければ
My odds are stacked  この不利な状況の中を
I'll go back to black  暗い闇の中へと 戻って行くの

We only said goodbye with words  私たちの言った唯一の言葉は「サヨナラ」だけ
I died a hundred times  私はもう(数え切れないほど) 何度も死にかけたわ
You go back to her  あなたは母なる大地へと 還(かえ)って行った ※
And I go back to.....  そして私は・・・の元へ
I go back to us  私は この世の(しがらみの)中へと 戻って行くの

I love you much  あなたを とても愛していたけど
It's not enough  それでも 充分じゃなかった
You love [blow*] and I love puff
  あなたはコ●インが好きで、私は大麻(マリファナをふかすの)が好きだった

And life is like a pipe  人生は まるでパイプみたい
And I'm a tiny penny rolling up the walls inside
 そして私はその中へと吸い上げられて行く ほとんど価値が無い(煙の様な)もの  

We only said goodbye with words  私たちの言った唯一の言葉は「サヨナラ」だけ
I died a hundred times  私はもう(数え切れないほど) 何度も死にかけたわ
You go back to her  あなたは 母なる大地に還(かえ)って行った
And I go back to.....  そして私は・・・の元へ

We only said goodbye with words  私たちの言った唯一の言葉は「サヨナラ」だけ
I died a hundred times  私はもう(数え切れないほど) 何度も死にかけたわ
You go back to her  あなたは 母なる大地に還(かえ)って行った
And I go back to.....  そして私は・・・の元へ

Black, black, black, black, black, black, black,  暗い、暗い、暗い、・・・
I go back to....  私は ・・・に戻って行く
I go back to....   私は ・・・へと帰って行くの

We only said goodbye with words  私たちの言った唯一の言葉は「サヨナラ」だけ
I died a hundred times  私はもう(数え切れないほど) 何度も死にかけたわ
You go back to her  あなたは 母なる大地に還(かえ)って行った
And I go back to.....  そして私は・・・の元へ

We only said goodbye with words  私たちの言った唯一の言葉は「サヨナラ」だけ
I died a hundred times  私はもう(数え切れないほど) 何度も死にかけたわ
You go back to her  あなたは母なる大地へと 還(かえ)って行った
And I go back to black  そして私は 暗い闇の中へと戻って行くの



※ no time to..: ~している時間が無い。
※ regret: 1.後悔、悔恨。 2.悲嘆、哀悼、落胆。
※ dick*: 1.男性名。(英国語)男、奴。 2.(卑語)男根、ペニス。( YouTube では伏字になっている)
※ same old: いつも通りの、お決まりの、相変わらずの。
※ safe bet: 安全策、確実なこと。必ず当たる賭け事。
 ("regret", "wet", "bet" と末尾が"et" になる単語を並べて韻を踏んでいる)

※ one's head high: ~の頭(顔)を高く上げる。 毅然とする、堂々と振舞う。
※ dry one's tears: ~の涙を拭(ぬぐ)う。
※ get on: 1、先に進む、急ぐ。 2.続ける、続行する。 3、上手くやって行く。
※ far remove from: ~から程遠い、~とはまるで違う。
※ go (went) through: 1.通り抜ける、通過する。 2.切り抜ける、終える。

※ tread: 1.タイヤの溝(トレッド)。2.歩いて行く。 3.踏みつける。
※ track: 1.(車や人の)通った跡、わだち。 行路、通り道。
※ odds are stacked: 情勢(状況)が不利である。
※ go back: (場所や人のもとに)戻る、帰る。

※ with words: ~という言葉で。
※ hundred times: 百回も、 幾度も。
※ her: "she" や "her" といった女性の代名詞は単に「彼女」だけでなく、「大地」や「国」や「船」や「車」などを指すことがある。 
この場合は死んだ男の帰って行った場所ということで、「(母なる)大地」と解釈しています。

※ blow*: (俗語)コカイン。( YouTube では伏字になっている)
※ puff: (タバコを)ふかす。 (俗語)大麻、マリファナ。
※ tiny: 1.小さな、ちっぽけな。 2.つまらない(もの)。
※ penny: 1.ペニー(イギリスの通貨で)1/100ポンド。 2.わずかな金額、つまらないもの。 3.女性の名。
 ( "bad penny":嫌な奴、望ましくない人物。 "two a penny":安価なもの、簡単に手に入るもの。) 
※ roll up: 巻き上がる、クルクルと巻く。 

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

396. Sweet Butterfly スウィート・バタフライ

Sweet Butterfly スウィート・バタフライ : Stanley Smith スタンリー・スミス

スタンリー・スミス2002年のファースト・ソロ・アルバムから、たまにインターFMで流れるこの曲を選んでみました。


Album : イン・ザ・ランド・オブ・ドリームス
  シンス・アイ・・・

Released: 2002 April
Written by: Stanley Smith
Produced by: Stephen Doster
         スタンリー・スミスについて:
Stanley Smith

スタンリー・スミスは1994年にテキサス州オースティンで結成されたグループ、Asylum Street Spankers (アサイラム・ストリート・スパンカーズ)のメンバーとして、クラリネットやギター奏者として活動していたミュージシャンです。

それが57歳になって初めてソロ・アルバムを出し、その中に今回採り上げたこの曲も含まれているという訳です。 アーカンソー州の田舎町で生まれ、11歳の時にウクレレとクラリネットを始め、70年代にはインディアナポリスで歌っていたこともあったとかで、ジョン・ハイアットとも付き合いがあったようです。
この曲はその70年代中頃に書かれたというから、ほぼ四半世紀を経てレコーディングされたことになります。

同じようにきれいな少女のことを歌った 9. "Your Eyes are Smiling" (君の瞳が微笑んでる)も70年代末のインティアナポリス時代の曲で、重い病気で入院していた少女のためにジョン・ハイアットと一緒に歌っていた曲の一つとか・・・

スタンリー・スミスはこのアルバムを出した2002年の10月に初来日しており、9年後の2011年にも再度来日してツアーを行い、インターFMでもスタジオ・ライブを披露しておりました。 YouTube にその時の映像がアップロードされています。

"In the land of dreams" というアルバム・タイトルは、1曲目の "Riverboat Dreams" (リバーボート・ドリームス)の歌詞にある、
"Down in New Orleans..., In the land of dreams..."
(ひなびたニュー・オーリンズの、夢見る様な田舎町の中で・・・) ―から採られたようです。


Stanley Smith : guitar, vocals
Adam Booker : upright bass
J.J. Johnson : drums
Fred Walter : solo guitar, rhythm guitar
David Boile : organ

  ●歌詞と対訳●

Baby, take my hand  ベイビィ、この手をとっておくれ
Let me be your man   ぼくを きみの恋人にしておくれ
My, oh my.. my.. my..   ぼくの、ぼくの、ぼくの・・・
Sweet butterfly   スウィート・バタフライ (きれいな蝶々)

Baby, you put me at ease  ベイビィ、きみはぼくを 和(なご)ませてくれる
The things that you do...  きみのする (色々な)ことが・・・ 
I'm telling you   きみに 伝えておきたいことがあるんだ
You make me feel so fine  きみはぼくを とてもいい気分にしてくれる、って 

I say, now, baby  ところで、ベイビィ、
You're waving your wings  きみが その翅(はね)を揺らすと
Makes a man sing, sing...  ぼくは歌いたくなるんだ、歌いたく・・・
Sweet butterfly   スウィート・バタフライ (かわいい蝶々)

Baby, you sure know how  ベイビィ、きみは良く分かっているだろ
Make me feel here and now  ぼくは今すぐにでも、 って気分なのさ
My, oh my.. my.. my..   ぼくの、ぼくの、ぼくの・・・
Sweet butterfly   スウィート・バタフライ (やさしい蝶々)

(間奏) Solo Guitar : Fred Walter

Say now, baby  ところで、ベイビィ、
You're moving the trees  きみは 木々を(やさしく)揺らす
With your warm gentle breeze... (その翅で)暖かな そよ風を送るから
Sweet butterfly   スウィート・バタフライ (かわいい蝶々)

Baby, you're holding my hand  ベイビィ、きみが ぼくの手を握ってくれることで
Makes me one lucky man  ぼくを 幸せな男にしてくれるんだ
My, oh my.. my.. my...   ぼくの、ぼくの、ぼくの・・・
Sweet butterfly   スウィート・バタフライ (きれいな蝶々)
Yeah, sweet butterfly  そう、 スウィート・バタフライ (かわいい蝶々)
 
Yeah, sweet butterfly   スウィート・バタフライ
Yeah, sweet butterfly
Yeah, sweet butterfly   スウィート・バタフライ
Ooo, sweet butterfly
Yeah, sweet butterfly...   スウィート・バタフライ


※ put someone at ease: ~を安心させる、落ち着かせる、くつろがせる、ホッとさせる。
※ thing that someone (to) do: (その人が)すること。
※ I'm telling you: 1.話したいことがあるんだけど。 
   2.良く聞いてね、はっきり言って、言っとくけど。
※ feel fine: スッキリする、気分爽快だ。

※ I say..: (話しかける時に) ちょっと、ねぇ。
※ now: (話を切り出す時に) さて、ところで。
※ know how: 分かっている、知っている、把握している。
※ here and now: 今この場で、 今すぐ。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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