406. Handle With Care ハンドル・ウィズ・ケア

Handle With Care ハンドル・ウィズ・ケア : Traveling Wilburys

トラヴェリング・ウィルベリーズとゆー匿名新人バンドによる、1988年のデビュー・シングルです。 かなり老けた新人バンドで全員サングラスで顔を隠していますが、バレバレですね・・・


Handle With Care
Album : Traveling Wilburys
  トラヴェリング・ウィル・・

Released: October 1988
Written by: Traveling Wilburys
Produced by: Nelson Wilbury (G.H.), Otis Wilbury (J. L.)
  トラヴェリング・ウィルベリーズ
B.Dylan, J.Lynne, T.Petty, R.Orbison, G.Harrison
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このバンドのそもそものキッカケは、ジョージ・ハリソンがシングル曲 "This is Love" のB面に入れる曲が出来なくて、その曲を含むアルバム(クラウド・ナイン)のプロデュースをしてくれたジェフ・リンに相談に行ったことから始まります。
その頃のジョージ・ハリソンはロサンゼルスにいて、ジェフ・リンはロイ・オービソン最後のアルバムとなった「ミステリー・ガール」のレコーディングに参加しているところでした(トム・ペティも参加してます)。

その夜三人で食事をした時、ジョージは二人に協力してもらえることになったのですが、すぐに使えるスタジオが無く、ジョージが「それじゃボブのところへ行こう」と言ったそうです。 ロイ・オービソンによると、「そのボブってのが誰だか知らないけどついて行ったら、(マリブにある)ボブ・ディランのホーム・スタジオだった」とか。
翌日ジョージ・ハリソンは、トム・ペティに貸してあったギターを取りに行き、ついでにトム・ペティも参加することになったようです。

この曲のタイトルとなっている "Handle With Care" は、「取り扱い注意」という注意書きのことで、ボブ・ディランのガレージで曲のアイディアを考えていたジョージ・ハリソンが、段ボール箱に貼られていたラベルを見て「これだ!」と閃(ひらめ)いたとか。 歌詞の中では間に "Me" が入るから、「ぼくを大切に扱っておくれ」といった感じでしょうか。

最初の部分をジョージ・ハリソンが歌い、それを受けてロイ・オービソンがあのハイ・トーンな声で歌い、続いてボブ・ディランとトム・ペティのだみ声が入りますが、曲調がガラッと変わるので、それぞれが各パートの作曲を担当したのでしょう。

この曲のレコーディングが上手く行き、B面に入れるにはもったいない程の出来だったので、レコード会社の方から「いっそグループとして出さないか」―という具合に、話がどんどん大きくなっていったようです。
ただしレコード会社の契約上の関係で個人名や顔が出せないので、全員が「なんとか・ウィルベリー」という偽名を使い、サングラスで顔を隠してはいますが、これだけの大物揃いだからすぐにバレますけどね・・・

ちなみにドラムスにはバスター・サイドベリーという人(ジム・ケルトナー)がサポート・メンバーとして参加しており、PV(プロモーション・ヴィデオ)でも顔が映っていました(この人はいつもサングラスしてます)。 ジム・ケルトナーはライ・クーダーのアルバムではお馴染みですが、ボブ・ディランやジョージ・ハリソンのレコーディングにも参加しているから、気心の知れた間柄(あいだがら)といったところでしょうか。

5人全員がギターを弾いていますが、間奏のギター・ソロは誰が聴いてもジョージ・ハリソンでしょう。 ハーモニカはボブ・ディランですね。 5人の名前を聞いてもピンと来ない若い人には面白くないかもしれませんが、伝説の記録映画「バングラデシュのコンサート(1971年)」を知る世代の方なら、YouTube の動画を観ているだけでも楽しめると思います。


Traveling Wilburys:
Nelson Wilbury (George Harrison) – vocals, electric and acoustic guitars
Lefty Wilbury (Roy Orbison) – vocals, acoustic guitar
Lucky Wilbury (Bob Dylan) – vocals, acoustic guitar, harmonica
Charlie T. Wilbury Jr (Tom Petty) – vocals, bass, acoustic guitar
Otis Wilbury (Jeff Lynne) – vocals, electric and acoustic guitars, keyboards

  Buster Sidebury (Jim Keltner) – drums
  Ian Wallace – tom-toms on "Handle with Care"

Handle With Care 『ハンドル・ウィズ・ケア 』を聴く: (3:19)

  ●歌詞と対訳●

[George Harrison] (ジョージ・ハリソン)
Been beat up and battered around
  これまでずっと 打ちのめされ、虐待されてきた

Been sent up and I've been shot down
  からかわれ、こき下ろされ続けてきたんだ

You're the best thing that I've ever found
  きみはぼくがこれまでに見つけた中で 最高の人だから

Handle me with care
  (こわれ物の)ぼくを 「大切に取り扱って」おくれ


Reputation's changeable
  評判なんて 気まぐれで変わりやすいし

Situation's tolerable
  状況はまあまあで 何とか耐えられるとしても

But baby, you're adorable
  ベィビィ、 きみは愛らしい人だから

Handle me with care
  (傷つきやすい)ぼくを 「大事に取り扱って」おくれ

[Roy Orbison]  (ロイ・オービソン)
I'm so tired of being lonely
  一人ぼっちでいることには もうウンザリしてるんだ

I still have some love to give
  ぼくにはまだ少しだけど 捧げる愛が残っているから

Won't you show me that you really care?
  きみが本当に気に掛けていることを ぼくに見せてくれないか

[Bob Dylan, Tom Petty] (ボブ・ディラン、トム・ペティ)
Everybody's got somebody to lean on
  誰にでも 寄り添える(頼りにできる)人がいるものさ

Put your body next to mine and dream on
  きみの体を ぼくの隣に寄せて 夢を見なよ

[George Harrison]
I've been fobbed off and I've been fooled
  いつもだまされて、 贋物(にせもの)をつかまされ

I've been robbed and ridiculed
   物を奪われたり、 からかわれたりしてきた

In day care centers and night schools
  昼は児童養護施設、 夜は夜間部の学校(に通ってた)

Handle me with care
   そんなぼくを 「大切に扱って」おくれ

 [ Guitar solo ]

[George Harrison]
Been stuck in airports, terrorized
  空港でテロに会って、足止めを食い

Sent to meetings, hypnotized
  会議に送り込まれ、 催眠術で洗脳され

Overexposed, commercialized
  人目にさらされ、 商品化されてしまった

Handle me with care
  (そんな)ぼくを 「大事に扱って」おくれ

[Roy Orbison]
I'm so tired of being lonely
  一人ぼっちでいることには もうウンザリしてるんだ

I still have some love to give
  ぼくにはまだ少しだけど 捧げる愛が残っているから

Won't you show me that you really care?
  きみが本当に気に掛けていることを ぼくに見せてくれないか

[Traveling Wilburys]
Everybody's got somebody to lean on
   誰にでも 寄り添える人がいるものさ

Put your body next to mine and dream on
   きみの体をぼくの隣に寄せて 夢を見なよ

[George Harrison]
I've been uptight and made a mess
   緊張して、 へまをやらかしたりしたけど

But I'll clean it up myself, I guess
  それも自分自身で 何とか処理してきたつもりさ

Oh, the sweet smell of success
  おぉ、成功の(何と)甘い香りよ

Handle me with care
  ぼくを「大切に取り扱って」おくれ

 [ Guitar solo ]



※ beat up: (人を)打ちのめす、殴り倒す、ボコボコにする。
※ battered: (人が)暴力を受ける、虐待される。 "batter" は「乱打する」、「打ち壊す」、「叩き潰す」など。
※ around: あちこちに、ここかしこに。 ぐるりと。 周囲に、四面に。
※ send up: 1.【英】からかう、茶化す。 2.【米】(刑務所に)送る。 3.爆破する。
※ shoot down: 1.撃ち落す、撃墜する。 2、やっつける、こき下ろす。
※ handle with care: 「取り扱い注意」(荷物などの表示)

※ reputation: 評判、高い評価。
※ situation: 状況、情勢。 場面、シチュエーション。 "reputation" と並べて韻を踏んでいる。
※ changeable: 変わりやすい、きまぐれな。
※ tolerable: 1.耐えられる、我慢できる。 2.悪くない、まあまあの。 
※ adorable: 1.愛らしい、可愛らしい。 2.尊敬できる、敬慕できる。 "changeable", "tolerable" と並べて韻を踏んでいます。

※ so tired: とても疲れた、 ウンザリした。
※ care: 気にかける、気づかう、心配する。 大事だと思う、関心がある。
※ lean on: 1.寄りかかる、~にもたれる。 2.~に頼る。
※ dream on: (命令調で)夢でも見てろ。 "lean on" と並べて韻を踏んでいる。
※ next to ..: ~の隣に。

※ fob off: 1.(だまして贋物などを)つかませる。 2.無視する、避ける。 3.はぐらかす。 
※ fooled: だまされる。 
※ robbed: 奪われる、盗まれる、強奪される。 "fobbed" とは一文字違いで、韻を踏んでいる。
※ ridiculed: 嘲弄される、冷笑される、からかわれる。
※ care center: 託児所や児童相談所などのケア・センター。 "day care center" なら、昼間の託児所や保育所。

※ stuck in: はまり込んで抜け出せない、身動きできない、~から逃れられない。
※ terrorize: 脅す、威嚇する。 怖がらせる、おびえさせる。 
※ hypnotize: 催眠術にかける、洗脳する。 (これも "terrorize" と並べて韻を踏んでいます) 

※ over-exposed: (写真などの)露出が過度(オーバー)の。 さらされ過ぎの。
※ commercialized: 商業化された、商品化された。

※ uptight: 1.緊張した。 2.(話)怒った、憤慨した。 3.(話)一文無しの、金欠の。
※ make a mess: 1.散らかす、汚す。 2.へま(どじ)をやらかす。
※ clean up: 片付ける、きれいにする、
※ I guess: ~と思う。   

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

405. Perfect パーフェクト

Perfect パーフェクト : Fairground Attraction

フェアーグラウンド・アトラクション1988年のデビュー・アルバムに先がけてリリースされたファースト・シングルで、イギリスとオーストラリアのシングル・チャートで1位となりました。


Perfect
Album : First of a Million Kisses
  ファースト・キッス

Released: 31 March 1988, (Album: 1 May 1988)
Written by: Mark E. Nevin (マーク・E・ネヴィン)
Produced by: Fairground Attraction, Kevin Maloney
フェアーグラウンド・アトラクション
Fairground Attraction
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テクノっぽい機械的な音の多かった80年代の終わり頃に、こうしたアコースティックなバンドが出てきたのはとても新鮮な気分でした。 もっとも翌年日本公演を行った後で、次のアルバムを作ることなく解散してしまいましたが・・・
この曲を含むアルバムからは、以前 "Find My Love" (「ファインド・マイ・ラヴ」:128回目)を採り上げたことがありました。

リード・ヴォーカルのエディ・リーダーは、下積み時代にアリソン・モイエのバック・ヴォーカルとして日本に来たことがあるそうです。 当時の日給15ポンド(約3,500円)ではホテルの食事は高くて食べられず、毎日マクドナルドのお世話になって、すっかり日本が嫌になってしまったとか・・・

そんなエディ・リーダーが、当時ニューオーリンズにいた友人のマーク・E・ネヴィンに電話して、「何か私に歌える曲を作って」―と言ったのがバンドの始まりだったそうで、やがてメンバーを集めて街頭などで歌い始めたようです。
グループ名の「フェアーグラウンド」は、英国では「移動式遊園地が開催される場所」、「アトラクション」はその「呼び物」ということで、アルバムの5曲目にそうしたタイトルの曲が収められていますから、そこから採られたのでしょう。



Eddi Reader (エディ・リーダー) - Lead vocals
Mark E. Nevin (マーク・E・ネヴィン) - Electric & acoustic guitars
Simon Edwards (サイモン・エドワーズ) - Guitarrón
Ray Dodds (ロイ・ドッズ) - Drums & percussion


Grooveshark で、Perfect 『パーフェクト』を聴く: (3:38)

  ●歌詞と対訳●

[1]
I don't want half hearted love affairs
  乗り気のしない恋なんて したくないの

I need someone who really cares
  私のことを 本気で思ってくれる人が必要なの

Life is too short to play silly games
  人生は、つまらないゲームをして過ごすには あまりに短かすぎるから

I've promised myself I won't do that again
  二度とそんなことはしないと 自分に誓ったの

(Chorus)
It's got to be perfect
  きっと(自分に)ふさわしい(恋をするの)

It's got to be worth it, (yeah)
  きっと、それだけの価値がある(恋を)

Too many people take second best
  多くの人たちは 二番目に良いものを手に入れて我慢してるけど

But I won't take anything less
  でも私は そんなものなら欲しくない 

It's got to be (yeah) perfect
  きっと自分にふさわしいものを 手に入れるの

[2]
Young hearts are foolish,
  若い人たちの心は 愚かで

they make such mistakes
  そうした過ちを 犯しがちなもの

They're much too eager to give their love away
  彼らは恋人に 絶えず多くのものを与えたがるし

Well, I have been foolish too many times
  そう、私だって何度も 愚かな真似をしてきたけど

Now I'm determined I'm gonna get it right
  今はそうしたことを正そうと 心に決めたの

(Chorus)
It's got to be perfect
  きっと 完璧にやってみせるわ

It's got to be worth it, (yeah)
  きっと それだけの値打ちがあることを

Too many people take second best
  大抵の人は 二番目のもので我慢してるけど

But I won't take anything less
  私は そんなものなら欲しくない

It's got to be (yeah) perfect
  きっと自分にふさわしいものを 手に入れてみせるから

(間奏)

Young hearts are foolish,
  若い人たちの心は 愚かで

they make such mistakes
  そうした過ちを 犯しがちだけど
They're much too eager to give their love away
  彼らは恋人に 絶えず多くのものを与えようとするし

Well I have been foolish too many times
  そう、私だって何度も 愚かな真似をしてきたけど

Now I'm determined I'm gonna get it right
  今はそうしたことを正そうと 決心したの

(Chorus)
It's got to be perfect
  きっと(自分に)ふさわしい(恋をするの)

It's got to be worth it, (yeah)
  きっと、それだけの価値がある(恋を)

Too many people take second best
  多くの人たちは二番目に良いもので我慢してるけど

But I won't take anything less
  でも私は そんなものなら欲しくない

It's got to be (yeah) perfect
  きっと自分にふさわしいものを 手に入れるの

It's got to be (yeah) worth it
  きっと それだけの値打ちがあることを

It's got to be perfect
  きっと 完璧にやってみせるわ



※ fairground: 1.(主に英国)移動式遊園地が開かれる場所。 2.(主に米国)催し物の開催場所。
※ attraction: (人を惹きつける)呼び物、魅力あるもの、アトラクション。

※ half-hearted: 気乗りしない、身が入らない、及び腰の。
※ love affair: 1.恋愛関係、情事。 2.夢中になる、熱中する、熱狂する。
※ really cares: 本当に好き、本当に気にかける、本気で気にする。
※ silly: 1.馬鹿げた、くだらない。 2.愚かな、分別がない。
※ promise: 約束する、誓う。

※ It's got to be ..: きっと~だ。
※ perfect: 1.完全な、非の打ち所がない。 2.ふさわしい、ぴったりの。
※ worth it: それだけの価値がある。
※ second best: 二番目に良いもの、二位の、次位の、次善の(策、人、物)
※ I won't take ..: ~なんてしたくない。
※ anything less: これくらい(のもの)、それくらい、こんなもの。 それ以外のもので(もっと~なもの)。

※ make mistake: 間違える、ミスをする、過ちを犯す。
※ much too: ~すぎる、 ~しすぎる。
※ eager: ~を切望する、 しきりに~したがる。
※ away: この場合は「絶え間なく」とか、「休みなく」
※ have been: ずっと(長いこと)~してきた。
※ many times: 何度も、何回も。
※ determine: 決心する。
※ get it right: 正しく理解する、キチンと決着をつける。
 

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

404. You Can Do Magic 風のマジック

You Can Do Migic 風のマジック : America アメリカ

アメリカ(バンド)が80年代に入ってからの初ヒットで、アメリカ(国)のビルボード・ホット100で8位、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは5位となっています。


Album : View From The Ground
  Greatest Hits

Released: July 1982
Written by: Russ Ballard
Produced by: Russ Ballard
  アメリカ(バンド)について:
Gerry Beckley, Dewey Bunnell
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この10年前に全米1位となった"A Horse with No Name"(「名前のない馬」:96回目)を始めとして、70年代には数々のヒットを飛ばしていた「アメリカ」でしたが、人気が出れば当然金や女やドラッグなどが絡んでくるもので、77年にはダン・ピークが脱退し、三人組だった「アメリカ」は二人だけになってしまいました。

この曲はプロデューサーも兼ねているシンガー・ソング・ライターのラス・バラードが書いたもので、彼らのオリジナルではありません。 でも割と好きな曲なので採り上げてみました。 
クレジットを調べてみても、なぜかこの曲だけはミュージシャンが不明で、ロンドンにあるアビーロード・スタジオの名前が出てくるくらいで詳しいことは分かりませんでした。 ご存知の方がおられましたら、コメントにてお知らせ下さい。

America (アメリカ):
  Gerry Beckley(ジェリー・ベックリー): Lead Vocals, Guitar
  Dewey Bunnell(デューイ・バネル): Vocals, Guitar



Grooveshark で、You Can Do Migic 『風のマジック』を聴く: (3:53)

  ●歌詞と対訳●

I never believed in things that I couldn't see
  これまで自分で見たことがないものは 決して信じなかった

I said if I can't feel it then how can it be
  「自分に感じられないものが、どうして出来るんだ」と言ってね

No, no, magic could happen to me
  (魔法のように)素敵なことなんて ぼくには起らないって

And then I saw you
   きみと出逢うまでは

I couldn't believe it, you took my heart
  信じられないけど、きみはぼくの心を奪い

I couldn't retrieve it,
    ぼくは それを取り戻せずにいるんだ ※

said to myself
   ぼくは(思わず) こう言ったものさ 

What's it all about
   「一体 何がどうなってるんだ?」 と ※

Now I know there can be no doubt
  今ではそれが 疑いの余地がないことが分かったのさ ※

(Chorus)
You can do magic
   きみは 魔法が使えるんだ

You can have anything that you desire
  きみは望みのものを 何でも手に入れることが出来るから

Magic, and you know
   魔法を、 そして
 
You're the one who can put out the fire
  きみはその炎を消すこともできる 唯一のひと

You know darn well
    たしかに、

When you cast your spell you will get your way
  きみが魔法をかけて きみの思い通りにする時 ※

When you hypnotize with your eyes
  きみのその両目で 人をうっとりとさせる時 ※

A heart of stone can turn to clay
  《頑(かたく)なな》 石の様な心も (柔らかな)土に変わってしまうから

Doo, doo, doo ...

And when the rain is beatin' upon the window pane
  雨が激しく 窓枠を叩き

And when the night it gets so cold,
  夜がとても冷え込んで

when I can't sleep
   ぼくが眠れずにいる時

Again you come to me
   きみは再び現れる

I hold you tight, the rain disappears
  きみをきつく抱きしめると、雨は消え失せるんだ

Who would believe it
    誰がそうしたことを信ずるだろう

With a word you dry my tears
  ただ一言で きみはぼくの涙を拭い去るのさ

(Chorus)
You can do magic
   きみは 魔法が使えるんだ

You can have anything that you desire
  きみは望みのものを 何でも手に入れることが出来るから

Magic, and you know
   魔法を、 そして
 
You're the one who can put out the fire
  きみはその情熱を消すこともできる 唯一のひと

You know darn well
    たしかに、

When you cast your spell you will get your way
  きみが魔法をかけて きみの思い通りにする時

When you hypnotize with your eyes
  きみのその両目で 人をうっとりとさせる時

A heart of stone can turn to clay
  (硬い)石の様な心も (柔らかな)粘土となってしまうから

Doo, doo, doo ...

And If I wanted to
   もしぼくが (以前)思っていたように

I could never be free
   まだ 疑念を晴らすことができずにいたら ※

I never believed it was true
  それが本当だとは 信じられなかっただろう

But now it's so clear to me
  でも今では それがとてもハッキリと分かるんだ ※

(Chorus)
You can do magic
   きみは 魔法が使えるんだ

You can have anything that you desire
  きみは望みのものを 何でも手に入れることが出来るから

Magic, and you know
   魔法を、 そして 

You're the one who can put out the fire
  きみはその炎を消すこともできる 唯一のひと

You know darn well
    たしかに、

When you cast your spell you will get your way
  きみが魔法をかけて きみの思い通りにする時

When you hypnotize with your eyes
  きみのその両目で 人をうっとりとさせる時

A heart of stone can turn to clay
  (頑なな)石の様な心も (柔らかな)土に変わってしまうから

Doo, doo, doo ...

You're the one who can put out the fire
  きみはその火を消すこともできる 唯一のひと

You're the one who can put out the fire
   きみはその情熱を消すこともできる 唯一の人だ

You're the one who can put out the fire ...
   きみはその情熱を消すこともできる 唯一の人だから・・・



※ retrieve: 取り戻す、回収する。 救い出す。 "believe it" と "retrieve it" を並べて韻を踏んでいます。
※ What's (it, this, that) all about: (これは、それは)一体何のことだ?、 一体どういうことですか? 一体どうなってるんだ。
※ there can be no doubt: それについては疑う余地がない。 絶対にそうだ。
※ darn = damn damn well = damned well: (俗)確かに、間違いなく。
※ cast (one's) spell: 魔法をかける。
※ get one's way: 思い通りにする。 やりたいようにする。
※ hypnotize: 催眠術をかける。 うっとりさせる。 洗脳する。

※ never be free: (疑いから)疑念を晴らせずにいる。 自由になれずにいる。
※ clear to me: はっきりと分かる。 よく分かる。 

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

403. Coming Around Again カミング・アラウンド・アゲイン

Coming Around Again カミング・アラウンド・アゲイン : Carly Simon

カーリー・サイモン1986年久々のヒット曲で、イギリスのシングル・チャートで10位、アイルランドで5位、本国アメリカのビルボードでも18位になりました。


Album : Coming Around Again
  Reflections

Released: October 1986
Written by: Carly Simon
Produced by: Russ Kunkell, Bill Payne, George Massenburg, Paul Samwell-Smith
      カーリー・サイモンについて:
Carly Simon
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この曲は1986年の映画 "Heartburn" (邦題:「心みだれて」)で使われたものです。 メリル・ストリープ&ジャック・ニコルソンという豪華な顔合わせの割にはあまりヒットしなかったようで、実は私も未だ観ていません・・・

1970年代には "You're So Vain"(邦題:「うつろな愛」:43回目)を始めとして数々のヒットを飛ばしていたカーリー・サイモンですが、この曲は80年代に入って初のビッグ・ヒットとなっています。
ドラムスとプロデュースには、旦那さんのラス・カンケルの名前もクレジットされていますね。

この曲は、"sneezes", "pleases", "breezes" と似たような発音の言葉を並べて韻(いん)を踏んでいるのでリズミカルですが、歌詞としてはかえって意味が分かりにくいものとなっています。
タイトルの "Coming Around Again" は、直訳すると「グルッと回って、また元に戻る」くらいの感じですが、"come around" には「(風向きや意見が)変わる」とか、「仲直りする」といった意味もあります。
これは上手く行かなくなった夫婦の話ですから、「また元に戻って、仲直りしましょう」くらいの感じで訳してみました。



Carly Simon: Vocals, Backing Vocals, Keyboards
Russ Kunkel: Drums
Bill Payne: Keyboards
Scott Martin: Keyboards, Backing Vocals
  Terri Homberg, Paul Samwell-Smith: Backing Vocals

Coming Around Again 『カミング・アラウンド・アゲイン』を聴く: (3:35)

  ●歌詞と対訳●

Baby sneezes  ベビー(幼児)は クシャミをし
Mommy pleases  マミー(母親)は (その子を)あやして 
Daddy breezes in  ダディー(父親)は その話に割り込んで  

So good on paper  (書類上の)見かけは とても良い(夫婦で)
So romantic  とてもロマンティックそうでも
But so bewildering  実は とても混乱してる

I know nothing stays the same  同じ状態のままなんて 何も無いけど
But if you're willing to play the game もし(恋の)ゲームをする気があるなら
It's coming around again  もう一度 やり直しましょう

So don't mind if I fall apart だから私が駄目になっても 気にしないで
There's more room in a broken heart 傷付いた心にだって まだ余裕はあるから

You pay the grocer  グローサー(食料品店)で 代金を支払い
You fix the toaster   トースターを 修理して
You kiss the host goodbye その家のホスト(主人)に お別れのキスをする

Then you break a window  でもその後 窓ガラスを割ってしまい
Burn the souffl   スフレを焼いたら 焦がしてしまい
Scream a lullaby   悲鳴をあげながら 子守唄を絶叫する

I know nothing stays the same  同じ状態のままなんて 何も無いけど
But if you're willing to play the game もし(恋の)ゲームをする気があるなら
It's coming around again  また 仲直りすることができるでしょう

So don't mind if I fall apart だから私が駄目になっても 気にしないで
There's more room in a broken heart 傷付いた心にだって まだ余裕はあるから

And I believe in love  私は 愛を信じてる
But what else can I do?  他に出来ることって あるかしら?
I'm so in love with you  だから私は あなたと恋をするの

I know nothing stays the same  同じ状態のままなんて 何も無いけど
But if you're willing to play the game もし(恋の)ゲームをする気があるなら
It will be coming around again  また やり直せるでしょう

(Love)
Baby sneezes  ベビー(幼児)は クシャミをし
(I believe in love)
Mommy pleases  マミー(母親)は それをあやしつけ
(I believe in love)
Daddy breezes in  ダディー(父親)は話に割り込んでくる
(I believe in love)

(Love)
I know nothing stays the same  同じ状態のままなんて 何も無いけど
(I believe in love)
But if you're willing to play the game もし(恋の)ゲームをする気があるなら
(I believe in love)
It will be coming around again また 仲直りできるでしょう
(I believe in love)

(Love)
I do believe, I do believe 信じてる、私は信じてる
(I believe in love)
I believe in love  私は 愛を信じてる
(I believe in love)
I believe in love  私は 恋人を信じてる
(I believe in love)
Coming around again, もう一度 戻ってきて
Coming around again  また 仲直りしましょう 

(Love)
Nothing stays the same  同じ状態のままなんて 何も無いけど
(I believe in love)
But if you're willing to play the game もし(恋の)ゲームをする気があるなら
(I believe in love)
It will be coming around again   また やり直せるでしょう
(I believe in love)

I believe in love  私は 愛を信じてる
(Love, I believe in love)
I believe in love  私は 恋人を信じてる
(I believe in love)
And it's coming around again だから もう一度やり直しましょう
(I believe in love)

(Love, I believe in love)



※ sneeze: クシャミ(をする)。
※ please: (人を)喜ばせる、楽しませる、満足させる。
※ breeze in: (話に)割り込む。 不意にやってくる。 (米俗)楽勝。
 "breeze"(そよ風)は元々「口から風を吹く」といった感じで、"shoot the breeze" だと「おしゃべるする」とか「無駄口をたたく」。
このあたり、"sneezes", "pleases", "breezes" と似たような発音の言葉を並べて韻を踏んでいる。

※ on paper: 書類上は、名目上は。
※ bewilder: 混乱する、当惑する、戸惑う、途方にくれる。
※ stay the same: 同じ状態のまま、現状維持を続ける。
※ willing to..: ~する気がある、進んで~する、~するのを厭わない。
※ play the game: 1.ゲームをする。 2.(ルールを守って)正々堂々と戦う、公明正大に行動する。
※ come around: 1.ぐるっと回って来る。 2.(風向きや考えが)変わる。 3.機嫌をなおす。 4.(嫌いだったものが)好きになる。 5.仲直りする。

※ don't mind: ドンマイ。 気にしない。 構わない。
※ fall apart: バラバラになる。 ボロボロになる。 壊れる、崩れる、粉々になる。
※ more room: 余地、余裕。 ~できるスペース。
※ broken heart: 失意、失恋、傷ついた心。 ひびの入ったハートの形。

※ grocer: 食料品店。 "toaster" (トースター)と並べて韻を踏んでいる。
※ fix: 修理する。
※ host: (客を迎えて)もてなす人、その家の主人。 ホスト。
※ break a window: 窓ガラスを壊す、割る。
※ scream: 叫び声をあげる、 悲鳴をあげる、 絶叫する。
※ lullaby: 子守唄。 眠たくなるような歌。 気持ちを和らげる歌。(絶叫して歌うものではないはず) 
       

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

402. Rockin' in the Free World ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド

Rockin' in the Free World ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド : Neil Young 

ニール・ヤング1989年のアルバムから、ファースト・シングルになったこの曲を採り上げてみました。


Album : Freedom
  フリーダム
(試聴可)
Released: November, '89 (Single), October, '89 (Album)
Written by: Neil Young
Produced by: Neil Young, Niko Bolas
  ニール・ヤングについて:
Neil Young
 フリー百科事典『ウィキペディア』

ニール・ヤングというと大きく分けて、アコースティック・ギターやハーモニカで歌うフォークやカントリー的な曲と、エレクトリック・ギターを手にバック・バンドと一緒に演奏するロック的な曲とがありますが、このアルバムには二通りのヴァージョンが収められています。

このアルバムの10年前にリリースされた "Rust Never Sleeps" (ラスト・ネヴァー・スリープス) では、1曲目に「My My, Hay Hay (Out Of The Blue)」、ラストに「Hey Hey, My My (Into The Black)」 という二通りの曲が入っていました。

このアルバムでも最初に"Rockin' in the Free World(Live Acoustic 3:38)" 、最後が "Rockin' in the Free World (Electric 4:41)" ―という構成になっていて、短いライヴ・ヴァージョンは3番の歌詞が省略されています。 これはYouTube のPV(プロモーション・ヴィデオ)も同様でした。
今ではどちらの曲も、ニール・ヤングを代表する歌の一つとなっています。

この曲のタイトルとなっている "Free World" は「自由(主義)世界」、つまりアメリカのような貧富の格差が激しい資本主義国家を指しており、ニール・ヤングらしい皮肉や暗喩に満ちた歌詞が並んでいます。
この曲がリリースされた25年前はジョージ・H・W・ブッシュ(親父の方)が大統領になって1年目で、その言葉を皮肉った歌詞が色々と出てきます。 記事があるのでちょっと訳してみると、
The lyrics criticize the George H. W. Bush administration,
その歌詞は、(当時の)ジョージ・ブッシュ政権を批判したものだ。

then in its first month, and the social problems of contemporary American life,directly referencing Bush's famous "thousand points of light" remark from his 1989 inaugural address,
それはその最初の月、現代アメリカ生活の社会問題について、1989年の大統領就任演説でのブッシュの有名な「千の光の点」という言葉が直接引用され、

and his 1988 presidential campaign promise for America to become a "kinder, gentler nation."
そして1988年の大統領選挙戦での「アメリカは、優しく、穏やかな国になるだろう」という(彼の言葉も引用されている)。

Despite this, the song became the de facto anthem of the collapse of communism,
それにもかかわらず、事実上その歌は共産主義崩壊のアンセム(讃歌)となった、

because of its repeated chorus of 'Keep on Rockin' in the Free World'.
というのもコーラスで「自由主義の世界でロックし続けろ」と繰り返していたからだ。

ニール・ヤングは代表曲の一つ「パウダー・フィンガー」の中で、「赤(共産主義者)を見たら逃げろ」―と言っているくらいだから左翼というほどではありませんが、かなり資本主義社会を皮肉った内容となっているのは事実です。 この翌年には湾岸戦争が起きました。

YouTube の映像では自らホームレスに扮(ふん)して一人二役を演じていますが、薄くなった髪の毛も含めてあまり違和感がありません。
「鮮血が滴(したた)るような」と形容された激しいギター・プレイは上手いとか下手といった領域を超えており、弦の切れたギターを振り回し、髪の毛を振り乱して歌う姿は正にロックそのものといえるでしょう。

「ロックは死んだ」という捨て台詞(ぜりふ)を残して解散した若造に対し、"Rock'n Roll can never die" (ロックン・ロールは決して死にやしない)―と歌っていたタフなオヤジはここでも健在です。
このアルバムからは以前 "Someday" (サムデイ:355回目)を採り上げているので、興味があれば併(あわ)せて聴いてみて下さい。


サングラスがニール・ヤング  Neil Young – guitar, vocals
  Frank "Poncho" Sampedro – guitar, vocals
  Chad Cromwell – drums
  Rick "The Bass Player" Rosas – bass
  Ben Keith – keyboards

Rockin' in the Free World 『ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド』を聴く: (4:44)

  ●歌詞と対訳●
[1]
There's colors on the street  街の通りは 色んな種類の人であふれてる
Red, white and blue  赤(共産主義者)や、白(反革命派)や、青服(警官)の人々で
People shufflin' their feet  人々は 足を引きずるようにして歩き
People sleepin' in their shoes  それぞれの 境遇の中で眠るけど

But there's a warnin' sign   でも警告のサイン(しるし)が  
On the road ahead  前方の 行く手に示されている   
There's a lot of people sayin'    多くの人々は こう叫ぶ
We'd be better off dead   「いっそ死んだ方がマシだ」と

Don't feel like Satan,  悪魔みたいな気分ではないにせよ
But I am to them  俺は そんな彼らに対して・・・
So I try to forget it,  それで俺は 何とかそのことを忘れようとしてみる
Any way I can.   何とかして

(Chorus)
Keep on rockin' in the free world,  この自由主義社会で ロックし続けて
Keep on rockin' in the free world  資本主義世界で ロックし続けることで

Keep on rockin' in the free world,  この自由主義社会で ロックし続けろ
Keep on rockin' in the free world.   資本主義の世界で ロックし続けるんだ

[2]
I see a woman in the night   夜中に 一人の女を見かけた
With a baby in her hand   その手に 赤ん坊を抱いている(女を)
Under an old street light   古びた 街路灯の下の
Near a garbage can   ゴミ箱の そばで

Now she puts the kid away,  そして彼女は その子を棄(す)て去ると 
And she's gone to get a hit  (乗り物に)はねられ 死んでしまった
She hates her life,  彼女は自分の人生に 嫌気がさしていたから 
And what she's done to it  それでそんなことを してしまったんだ
    
There's one more kid  それから もう一人の若者がいて ※
That will never go to school  その子は学校には行けず (戦争に派遣された)
Never get to fall in love,  まだ一度も 恋をしたことが無ければ
Never get to be cool.  (そのために)気取ることもなかったんだ

(Chorus)
Keep on rockin' in the free world,  この自由主義社会で ロックし続けろ
Keep on rockin' in the free world  資本主義世界で ロックし続けるんだ
Keep on rockin' in the free world,  この自由主義社会で ロックし続けろ
Keep on rockin' in the free world.   資本主義の世界で ロックし続けるんだ

(間奏)

[3] (省略しているヴァージョンもあり)
We got a thousand points of light (ブッシュが設立した)「千の光の点」は ※
For the homeless man  ホームレスになった人のために(創設された)
We got a kinder, gentler, (ブッシュは)「我々は優しく、穏やかな国になる」と言った
Machine gun hand  マシンガンを手にした (優しく、穏やかな国民に)

We got department stores -  我々(自由の国)にはデパート(百貨店)があるし
And toilet paper  それにトイレット・ペーパーだってある
Got styrofoam boxes -  発泡スチロールの空き箱も出る
For the ozone layer  オゾン層に影響が出るくらいの ※

Got a man of the people, 民衆の味方という 一人の男がいて、
Says keep hope alive  「希望を持ち続けろ」と叫んでる
Got fuel to burn,  (エンジンが)燃焼するための 燃料はあるか?
Got roads to drive.  (車が)道路を 走るための(燃料は)

(Chorus)
Keep on rockin' in the free world,  この自由主義社会で ロックし続けろ
Keep on rockin' in the free world  資本主義世界で ロックし続けるんだ
Keep on rockin' in the free world,  この自由主義社会で ロックし続けろ
Keep on rockin' in the free world.   資本主義の世界で ロックし続けるんだ



※ color: 単に「色」だけでなく、「(人種の)肌の色」や「職種」、「国旗」などの意味もある。
※ red: 「赤」だが、「共産(社会)主義」や、「(旧)ソビエト連邦」を指す。
※ white: 人種なら「白人」だが、俗語で「反革命派」の意味もあり。
※ blue: 青い服を着た人で「警官」。 豪州俗語で「赤毛の人」。青章から「英国」など。
 日本には以前、「ホワイト・カラー」(頭脳労働者)や「ブルー・カラー」(肉体労働者)なる言葉がありましたが、あれは「blue‐collar worker」(「青い襟」の作業服を着た労働者)ということで、色の「color」ではありません。

※ shuffling: 1.足を引きずって歩く。 2.トランプをシャッフルする。
※ in someone's shoes: ~の立場(境遇)になって。
※ warning sign: 警告標識。 注意の表示。
※ road ahead: 前方の道路、前途。
※ be better off dead: 死んだ方がましだ。 いっそ死んでしまいたい。

※ Satan: サタン。 悪魔。
※ try to: (たぶん駄目だろうけど)とりあえず~してみる。
※ any way I can: 何としても。 どんな方法を使っても。

※ keep on: ~し続ける。
※ rockin' = rocking: 「揺れる」や「カッコいい」という意味もありますが、この場合は「ロックン・ロールする」こと。
※ free world: 自由主義世界。 反共産主義世界。 この場合は貧富の格差が激しい、アメリカのような資本主義社会。

※ street light: 街路灯。
※ garbage can: (米)ゴミ入れ、ゴミ箱。
※ put away: 1.捨て去る。放棄する。 2.(話)殺す、安楽死させる。 3.片付ける、しまう。
※ she's gone to..: ~へ行ってしまった、~へ旅立った。 その後に "kingdom" や "heaven" が付けば、「あの世へ行った(死んだ)」となります。
※ get hit: ~に当たる、~にぶつかる、~にひかれる。

※ hate: ~を憎む、~をひどく嫌う、嫌悪する。
※ one more kid: 戦争に派遣された若い兵士を指しているようです。
※ to be cool: 気取る、かっこ良く見せる。 "school" と "cool" で韻を踏んでいます。

※ a thousand points of light: ブッシュ大統領が立ち上げた非営利団体の名称。
 ブッシュ大統領は1989年の就任演説の中で、そのフレーズを何度か繰り返したそうだが、ここでは皮肉を込めて使っています。
※ kinder, gentler: これもブッシュが大統領選挙演説で使った "America to become a kinder, gentler nation."「アメリカは、優しく、穏やかな国になるだろう」からの引用だが、実際は翌年(1990年)「湾岸戦争」という逆の結果になった。 
 
※ styrofoam: (ダウケミカル社の登録商標)スタイロフォーム。 日本では「発泡スチロール」。ちなみにポリスチレンの主成分は炭素と水素なので、不不完全燃焼で黒い煤(すす)や一酸化炭素が出ても有毒ガスは発生しないとのこと。 もちろん温暖化の原因となる二酸化炭素は出ます。
※ ozone layer: オゾン層。 生物に有害な紫外線を吸収してくれるが、近年はエアコンなどに使われるフロン・ガス等の影響により減少している。        

※ a man of the people = a person of the people: 国民(民衆)の味方。 これも大統領を皮肉っているようです。
※ keep hope alive: 希望を持ち続ける。
※ Got: 前からの流れで "We got .." の略だと「~を持っている(手に入れた)」ですが、言葉通り "Got .." だと「~持ってる?」とか「~はある?」ともなります。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
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Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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