72. San Francisco Bay Blues サンフランシスコ・ベイ・ブルース

San Francisco Bay Blues サンフランシスコ・ベイ・ブルース : Jesse Fuller ジェシー・フラー 


Jesse Fuller
Alubm : San Francisco Bay Blues
San Francisco Bay Blues
  Frisco Bound
Frisco Bound

Released: 1954
Written by: Jesse Fuller
Produced by: Margaret and Irwin Goldsmith

  Jesse Fuller :
Jesse Fuller 1958 with 'fotdella'
 From Wikipedia, the free encyclopedia  

 アメリカン・フォーク・ソングのこの曲は、1954年にジェシー・フラーによってレコーディングされ、
"Working On The Railroad"
という6曲入りのレコードに収められていましたが、何しろ昔のレコードなので現在は発売されていません。

 Jesse Fuller (ジェシー・フラー)は昔の人なので詳しいことは分かりませんが、"The Lone Cat" というアルバムの写真を見ると、 "fotdella" という手作りの楽器と一緒に写っていて、両手は12弦ギター、口はハーモニカとヴォーカルとカズー、片足は打楽器、もう片足でベース(?)を担当していたらしいのですね。 当時は多重録音の技術も少なかったから、一人で全ての音を一度に出していたということでしょうか。
 こうした一人で複数の楽器を演奏しながら歌う人を "One-man band" と言うそうですが、そうした演奏スタイルを想像しながら改めて聴いてみると、これはかなり面白いことをやっていた訳です。

 1960年代初頭になると、ジャック・エリオットとボブ・ディランがクラブ・ハウスなどで歌うことで、広く知られるようになりました。 PP&M(ピーター・ポール&マリー)も歌っていて、「虹と共に消えた恋」
(日本版)のB面にはこの曲が入っているものもありました。

 この曲は色々な人に歌われていて、歌詞もそれぞれ微妙に違います。 ジェシー・フラーのヴァージョン自体、訛(なま)りがあって聴き取りにくいですしね・・・
 この曲を広めた Bob Dylan (ボブ・ディラン) のヴァージョンを始めとして、

 Paul McCartney (ポール・マッカートニー) も Unplugged (The Official Bootleg) というアンプラグド・ライブ(1991年)で歌っています。 公式ブートレッグ(海賊版)というのもおかしな話ですが、こちらの方がクラプトンのアンプラグドより1年早いのですね。 クラプトンはビートルズともつながりがあるし、たぶんこのライヴ版は聴いていたことでしょう。

 Eric Clapton (エリック・クラプトン) も Unplugged [Live]
(1992年) ―と、同じアンプラグド・ライブで歌っていて、私はこのヴァージョンが一番好きです。 CDと同じ内容のビデオもありますが、間奏でアンディがハーモニカを吹いた後に、カズーを吹いているのはクラプトン自身です。 演奏の前に「最初で最後だ」―みたいなことを言ってましたが・・・
 【※90年代にMTVの企画でUnplugged(電気楽器のプラグを抜いた)アコースティック・ライヴが流行ったことがあり、様々なミュージシャンのライヴ・アルバムが出ています】

● San Francisco Bay Blues 『サンフランシスコ・ベイ・ブルース』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

● Eric Clapton (エリック・クラプトン)のアンプラグド・ヴァージョンはこちら。

  ●歌詞と訳詩●

I got the blues from my baby   彼女のせいで ブルー(憂鬱)な気分になっちまう
Left me by the San Francisco Bay   俺(一人を)を サンフランシスコ湾に残したまま
The ocean liner (and you) gone so far away   遠洋定期船が はるかに遠ざかって行く
Didn't mean to treat her so bad   そんなにひどく 彼女を扱うつもりはなかった
(She was) the best girl   彼女は 最高の女だった
I ever have had   俺が 今まで付き合った中で
(She) said goodbye   彼女が 「さよなら」と言った時は
I can make a cry   俺は 泣きたくて
I wannna lay down and die   (その場に)倒れて死にたくなったぜ ※

I ain't got a nickel   俺には 1枚のニッケル(5セント)硬貨も
And I ain't got a lousy dime   シラミみたいなダイム(10セント玉)も無い   
If she don't come back    彼女が 戻って来ないなら
Think I'm gonna lose my mind   俺は 気が変になっちまいそうだ ※
If she ever comes back to stay   もし彼女が戻ってきて 留まってくれるなら
(It's) gonna be another brand new day   今とは違う 新しい一日になるだろう
Walkin' with my baby   彼女と一緒に歩くのさ
Down by the San Francisco Bay   サンフランシスコ湾に沿って

(間奏)

Sittin' down lookin' from my back door   腰掛けたまま 裏のドアを見ている
Wonderin' which way to go   どっちへ行こうと 考えながら
Woman I'm so crazy 'bout   俺が それほど夢中になった女が
She don't love me no more   もう俺のことを 愛してないなんて
Think I'll take me a freight train   貨物列車に乗り込もうかと 思っている
'Cause I'm feeling blue   なぜって俺は ブルー(憂鬱)な気分だから
Ride all the way   そして ずっと乗り続けて
(To the) end of the line   線路の終りまで
Thinking only of you   お前のことだけ 考えていよう

Stay while in another city   またいつもの街に 留まりながら
Just 'bout to go insane   気が変になりかけているみたいだ
Sounds like I heard my baby   俺は 彼女の声が聞こえた気がした
The way she used to call my name   彼女がいつも 俺を呼んでいた時のような
If she ever comes back to stay   もし彼女が戻ってきて 留まってくれるなら
(It's) gonna be another brand new day   今とは違う 新しい一日になるだろう
Walkin' with my baby   彼女と一緒に歩くのさ
Down by the San Francisco Bay   サンフランシスコ湾に沿って


※ wanna = want to
※ gonna = going to
記事編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示