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50. I Shall Be Released アイ・シャル・ビー・リリースト

I Shall Be Released アイ・シャル・ビー・リリースト : The Band ザ・バンド


Music from Big Pink
Alubm : Music from Big Pink
Music from Big Pink
  ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク
ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク

Released: 1968
Written by: Bob Dylan
Produced by: John Simon
Cover painting by: Bob Dylan
  ザ・バンドについて:
(L to R) Richard , Robbie , Levon , Garth , Rick
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 ザ・バンドは、ボブ・ディランが生ギターでのフォーク路線からフォーク・ロックへの転換期に、バック・バンドとして抜擢されました。 でもそうした変化に否定的なファンからはブーイングの嵐で、ステージではヤジと一緒に物まで飛んできたそうです。 バンド名も 『周りがザ・バンド、ザ・バンドって言うし、しまいにはボブ(ディラン)までがザ・バンドって呼ぶようになって、それでその名前にしたんだ』―ということを、ラスト・コンサートを記録した映画「ラスト・ワルツ」(The Last Waltz)の中でロビー・ロバートソンが語っていました。 「ラスト・ワルツ」ではボブ・ディランも含めた出演者全員で、この曲を大合唱しています。

 そんな彼らはボブ・ディランの交通事故でしばらく仕事ができなくなってしまい、ビッグ・ピンクと呼ばれたハウス・スタジオでのセッションをきっかけとして、このファースト・アルバムが作られました。 もっとも実際のレコーディングはニューヨークやロサンゼルスのスタジオで行われたようですが。

 このアルバムは当時のムーブメントとは逆行するような素朴でリラックスした内容で、売り上げこそ大したことありませんでしたがエリック・クラプトンを始め多くのミュージシャンに影響を与えています。 シングル・カットされた「ザ・ウェイト」は映画「イージー・ライダー」でも使われてそこそこのヒットを記録しましたが、アルバムのラストを飾るこの曲はシングルにはなっていません。 (もっとも再発のCDでは、この曲の後に沢山のボーナス・トラックが付け加えられていますが・・・)

 この曲はボブ・ディランのカヴァーで、歌詞もディランらしく難解なものとなっています。 監獄か収容所のような所に閉じ込められた人間が開放されることを願っているといった内容のようですが、リチャード・マニュエルのファルセット(裏声)ヴォイスで歌われると一層物悲しく聴こえます。 リチャードの声も好き嫌いは分かれるでしょうが、私は苦しい時に良くこのコーラスの部分を口ずさんでいました。 コーラスにはリック・ダンコとリヴォン・ヘルムも参加しています。
 私はこのアルバム・ジャケットも好きなのですが、何とボブ・ディランが描いているのですね。 これだけ堂々とヘタな絵を描ける人もめずらしいのですが、最初見た時は子供が描いたのかと思いました。 下手だけど、きわめて稀(まれ)な絵です。

● I Shall Be Released 「アイ・シャル・ビー・リリースト」を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

Bob Dylan(ボブ・ディラン)のオリジナル・バージョンはこちら:

  ●歌詞と訳詩●

They say everything can be replaced   全てのものは交代すると 人々は言う
They say every distance is not near   全ての遠くにあるものが 近い訳じゃないと 人々は言う
So I remember every face   だから俺は 全ての顔を覚えておく
Of every man who put me here   俺をここに置いた 全ての連中の
(Chorus:)
I see my light come shining   俺には 自らの光が 輝いて来るのが見える
From the west down to the east   西から 東の方へ向かって
Any day now, any day now   いつだって、いつの日だって ※
I shall be released   俺は解き放されるだろう

They say every man needs protection   全ての人は 保護されるべきだと 人々は言う
They say that every man must fall   全ての人は 倒れねばならぬと 人々は言う
Yet I swear -   それでも俺は誓うが
I see my reflection   俺には 自分の(姿の)反映が見える
Somewhere so high above this wall   この壁よりずっと上の どこかに
(Chorus:)
I see my light come shining   俺には 自らの光が 輝いて来るのが見える
From the west down to the east   西から 東の方へ向かって
Any day now, any day now   いつだって、いつの日だって
I shall be released   俺は解き放されるだろう

Now yonder stands a man -   今あそこに立っている あの男は
in this lonely crowd   この孤独な群集の中にいて
A man who swears -   誓っているあの男は、
he's not to blame   彼は非難されるべきじゃないと言う
All day long -   日がな一日じゅう
I hear him shouting so loud   俺には彼が 大声で叫び続けているのが聞こえる
Just crying out that he was framed   彼は陰謀にあったのだと 叫んでいる ※
(Chorus:)
I see my light come shining   俺には 自らの光が 輝いて来るのが見える
From the west down to the east   西から 東の方へ向かって
Any day now, any day now   いつだって、今すぐにでも
I shall be released   俺は解き放されるだろう


※ any day now: 今すぐにでも、いつでも。
※ framed:でっち上げ、虚構の罪。前の blame:「非難」と並べて韻を踏んでいる

ボブ・ディランの歌詞は難解なものが多く訳すのが難しいですが、何もしないのに塀の中(刑務所や収容所)に入れられた人間の心境を歌っているように聞こえます。 それも過酷な状況で、体から魂が離れようとしている人物の・・・ 
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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