438. Wild Theme 野生のテーマ

Wild Theme (Local Hero) 野生のテーマ (映画:「ローカル・ヒーロー」より) :
  Mark Knopfler マーク・ノップラーが初めて映画音楽を担当した1983年のサウンドトラック・アルバムから、映画のテーマ曲となっているこのナンバーを選んでみました。


Single EP
Album : Local Hero
  ローカル・ヒーロー
(試聴可)
Released: March 1983
Written by: Mark Knopfler (マーク・ノップラー)
Produced by: Mark Knopfler
 マーク・ノップラーについて:
Single EP (裏面)
 フリー百科事典『ウィキペディア』

これは1983年の英国映画 "Local Hero" (ローカル・ヒーロー)のサウンド・トラックの中で、何度か繰り返し流れるテーマ曲のヴァージョンの一つであり、マーク・ノップラーのギター・プレイを聴くことができる美しいナンバーです。

英語のタイトルにある "Theme"(シーム)というのはドイツ語の "Thema"(テーマ)のことで、日本では「テーマ」の方が一般的となっているのでややこしいです。 明治の文明開化の頃は、医学や音楽や哲学はドイツ語で学んでいたから、音楽や哲学の「主題」を「テーマ」と呼ぶようになったのでしょう。

映画の方は、テキサス州ヒューストンにある大手石油会社の社員が、社長命令でスコットランドの辺鄙な海辺の村に石油コンビナートを建設するため、土地の買い付けに出かける―というもの。
一応コメディ映画ということになっていますが、英国映画特有の湿り気を帯びた暗めのジョークなので、大笑いする場面はありません。 怪しげな日本語(?)も幾つか出てきます。
高層ビルが建ち並ぶアメリカの大都会とスコットランドのローカル(田舎)という対比も面白く、物にあふれた大都会と何もない海辺の村とで、「どちらが住む人にとって仕合せなのか?」―ということを、主人公と共に考えさせられる映画でもありました。

社長役のバート・ランカスター以外はそれほど知られた役者も出てきませんが、そんなに予算をかけなくても良質な映画は作れるということで、特にマーク・ノップラーの担当した音楽はアルバムとしても良いものとなっています。 1983年というと、マーク・ノップラーはダイアー・ストレイツとしてアルバムを4枚出してミュージシャンとして最も乗っていた時期で、ボブ・ディランやアズテック・カメラのプロデュースなども手がけていました。

今回採り上げたこの曲はアルバムの2曲目に入っていますが、同じテーマ曲を口笛風にアレンジした"Whistle Theme"(口笛のテーマ)も、短いけれど美しい曲です。
そしてアルバムの最後に流れるのが "Going Horme" 「ゴーイング・ホーム (ローカル・ヒーローのテーマ) 」となっていて、途中から Michael Brecker (マイケル・ブレッカー:2007年死去)のパワフルなサックスでこの曲を聴くことができます。


Mark Knopfler (マーク・ノップラー) : Guitars, piano
Alan Clark (アラン・クラーク) : Synthesizers

Grooveshark で、Wild Theme 『野生のテーマ』を聴く: (3:40)

テーマ : 80年代洋楽
ジャンル : 音楽

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