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411. tattler おしゃべり屋

Tattler おしゃべり屋 : Ry Cooder ライ・クーダー

ライ・クーダー1974年の4th アルバムから、ギター・プレイが楽しいこの曲を選んでみました。


Album : Paradise & Lunch
  パラダイス・アンド・ランチ

Released: May 1974 (Album)
Written by: Washington Phillips, R. Cooder, R. Titelman
Produced by: Russ Titelman, Lenny Waronker
  ライ・クーダーについて:
Ry Cooder 1977
 フリー百科事典『ウィキペディア』

傑作の多いライ・クーダーのアルバムの中でも、次作の「チキン・スキン・ミュージック」と並んで愛聴されているのがこの作品でしょう。
1stから3rd アルバムまではアメリカの不況時代を歌った暗い曲が多く、アルバム・ジャケットも暗い感じが漂っていましたが、この4作目ではガラッと方向が変わり、アルバム・デザインも明るく楽しいものになっています。

ちなみにジャケットの写真とペインティングは、奥さんのスーザン・タイトルマンが担当しています。 (セカンド・アルバムでは、一緒にジャケットに写っていました)
このアルバムからは以前、「Mexican Divorce」(191回目)を採り上げたことがありました。 「恋するメキシカン」という邦題が付けられていますが、意味は「メキシコでの離婚手続き」。

ところでこの曲のオリジナルは、Washington Phillips (ワシントン・フィリップス :1880-1954)という人の書いた "You Can't Stop a Tattler" がベースになっていますが、曲調が例によってだいぶ違うし、歌詞も手を加えてあるので、ほとんどオリジナルといっても良いでしょう。 ライ・クーダーのカヴァー曲には、そうしたアレンジをかなり変えたものが結構あります。
ワシントン・フィリップスの曲は、2nd アルバムの「Into the Purple Valley 」でも"Denomination Blues"が採り上げられていました。

この曲のオリジナルを調べてみると、最初にレコーディングされたのが1929年で、最初にリリースされたのは1968年となっているから、どうやら作者の死後に発表されたもののようです。 このアルバムの出る6年前のことでした。

(※スタジオ録音の様ですが、3番の歌詞を間違えて同じフレーズを繰り返しているのはご愛嬌)

Grooveshark で、Tattler 『おしゃべり屋』を聴く: (4:19 Album version)

Jim Keltner – drums
Milt Holland – percussion
Russ Titelman, Chris Ethridge – electric bass
Ronnie Barron – piano, organ
Red Callender, John Duke – bass
Bobby King, Gene Mumford, George McCurn, Walter Cook, Karl Russell – voices
Nick DeCaro - string arrangement

  ●歌詞と対訳●

[1]
Whenever you find a man that loves every woman he sees,
  女と見れば どんな相手でも惚れてしまう男がいたとして

There's always some kind of woman that's a-puttin' him up a tree.
  ある種の女はいつも  そうした男を(だまして) 途方に暮れさせるものさ  

Now that kind of man,
  そうさ、そうした男は

he ain't got as much sense as a mule.
  騾馬(らば)と同じくらいの分別しか持ち合わせていないのだから

You know, everyone don't love you,
  でもなぁ、 誰もそんな(ラバみたいな)奴を好きになりゃしないぜ

they're just a-playin' you for a fool
  彼女たちはただ そうしたお馬鹿さんを からかっているだけなのさ

(Chorus)
Mmmm, oh, no,   いや、

It's not hard for you to understand.
  それを理解するのは そんなに難しいことじゃない

True love can be such a sweet harmony
  本当の愛は (考えや感じ方の)一致から生まれるものだということを   

If you do the best that you can.
  人が自分にできる限りのことを してあげられるなら


[2]
If you marry the wrong kind of woman -
  もしその男が そんな好ましくない女と結婚してしまったとしても

and you get where you can't agree,
  うまくやって行くことなんて できやしないのだから、

Well, you just as well could get your hat and let that woman be.
  むしろサッサと帽子を手にして(立ち上がり)、そんな女は放っておくがいい
  
But a man oughta make a good husband and quit tryin' to lead a fast life.
  男は良い夫(おっと)であるべきで、放縦な生活はやめることさ

Goin' about dressin' up other women won't put clothes on his own wife
  他の女を着飾らせて 自分の妻には服を着せずにおく、(なんてことはせずに)

(Chorus)
Mmmm, oh, no,   いや、

It's not hard for you to understand.
  それを理解するのは そんなに難しいことじゃない

True love can be such a sweet harmony
  本当の愛は 互いに仲良くすることで可能になる、ということを

If you do the best that you can.
  もしその人が 最善を尽くすことができるなら

(間奏)

[3]
Well, there's lots of good women who wants to marry,
  結婚したいと思う 素敵な女性は沢山いるし、

and they want to live well at home.
  彼女たちは家庭にあって 楽しく暮らしたいと願っているけど、

But they're 'fraid they'll might get hold of a rowdy man,
  でも乱暴な男をつかまされるのを 心配しているから、  

can't let other women alone.
  相手の女性を 独りきりにしておかないことさ

And there's lots of good men wants to marry,
  多くの善良なる男たちは 結婚したいと思っているし、

and they wants to live well at home.
  そして家庭を持って 楽しく暮らしたいと願っているから

But every time they turn their back,
  でも、いつだって彼女たちは そうしたものに背を向けがちなもので、   

there's another man there askin',
  誰かが彼女らに こうたずねることになるのさ、

"Darlin', is he gone?"
  「ねえ、きみ、 彼氏はいなくなったのかい?」と

(Chorus)
Mmmm, oh, no,   いや、

It's not hard for you to understand.
  そのことを理解するのは そんなに難しいことじゃない

True love can be such a sweet harmony
  真実の愛は 本当に優しい調和から生まれる、ということを   

If you do the best that you can.
  もしその人が 自分にできる最善のことをしてあげられるなら


True love can be such a sweet harmony
  本当の愛は 互いが仲良くすることで可能になる、ということを

If you do the best that you can.
  その人が自分にできる 最高のことをしてあげられるなら



※ whenever: ~した時はいつでも。
※ some kind of ..: ある種の。 何らかの。
※ up a tree: (木に登って降りられなくなることから)追い詰められて、 進退窮まって、 途方に暮れて、 お手上げである。 
※ as much as: ~と同じ程度の。 
※ mule: (動物の)ラバ。 強情な(頑固な)奴。  
※ playing you for a fool: 人をからかって(馬鹿にして)いる。  
※ It's hard for [one] to: (その人)にとって~するのは困難である。 この場合は "not" が入るから、「困難ではない」となります。
※ such a sweet: 本当に優しい、 なんて素敵な。
※ harmony: (考えや感じ方の)調和、 一致、 合致。 ハーモニー。 組み合わせ。
※ do the best [thing] one can do: (人が)自分にできる最善のことをする

※ wrong kind of ..: 好ましくない種類の(人)
※ agree: 1.仲良くやって行く、性に合う。 2.一致する、同意する、承認する。
※ just as well: 1.かえって好都合だ、~しておいて良かった。 2.一番良い、適当である、惜しくない。
※ let .. be: ~を放っておく、~をそのままにしておく。
※ oughta = ought to : ~した方が良い。
※ make a good husband: 良い夫になる。 "A good wife makes a good husband." 「良い妻は、(男を)良い夫にする」(ことわざ)
※ a fast life: 放埓(放縦)な生活。
※ dress up: 着飾る、飾り立てる、ドレスアップする。

※ get hold of ..: 1.~を見つける、~を手に入れる。 2.~を掌握する、~を支配する。
※ 'fraid = afraid: 1.恐れる、心配する、ためらう、 怖気ずく。 2.~ではないかと思う。
※ rowdy: 1.乱暴な(奴)、喧嘩っ早い(奴)。 2.下品な、低俗な。 rowdy fellow 「乱暴者」、「荒くれ者」
※ live well: 健康的に暮らす。 裕福に暮らす。 豊かに生活する。
※ turn one's back: 背を向ける、そっぽを向く、反発する。           

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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とても素晴らしい記事です。はじめて拝見しましたが、もう最近は更新されてないようで残念です。

Re: タイトルなし

このブログは老母の介護の合間に息抜きを兼ねてやっていたもので、現在は仕事に追われて更新している時間がありませんが、こうして古い記事をたずねてくる方がいるので、消さずに残しているといったところです。
コメントありがとうございました。
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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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