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408. Heroes ヒーローズ

Heroes ヒーローズ : David Bowie デビッド・ボウイ

デビッド・ボウイ1977年のアルバムに先駆けてリリースされたシングル曲ですが、アルバム・ヴァージョンより短く編集されています。 
当時のイギリスのシングル・チャートで24位、オーストラリアで18位、アイルランドで8位となったくらいでアメリカではヒットしませんでしたが、現在ではデビッド・ボウイの長いキャリアの中でも代表曲の一つとなっています。


Heroes
Album : Heroes (Import)
  Best of David Bowie

Released: September 1977 (Album : October 1977)
Written by: David Bowie, Brian Eno
Produced by: David Bowie, Tony Visconti
  デビッド・ボウイ について:
David Bowie (写真:鋤田正義)
 フリー百科事典『ウィキペディア』

この曲はデビッド・ボウイがベルリンに住んでいた頃に作られたもので、東ドイツと西ドイツを分断する「ベルリンの壁」の前で、銃で撃たれる危険をも顧みずに逢っていた二人の恋人たちの古い物語からインスパイアされたもののようで、歌詞の終わりの方にそのことが出てきます。
ベルリンの壁が崩壊したのは1989年でこの曲の出た12年後のことですから、当時はまだ冷戦時代の象徴的なものでした。

We can be Heroes, just for one day
  ぼくらはヒーロー(主役)になれる、 たった一日だけなら

銃を持った警備兵が看守る(ベルリンの)壁の前で抱きあっていた恋人たちは、その瞬間だけは人生という舞台の主役であり得たということでしょう。

この曲には、作曲とシンセサイザーでブライアン・イーノが参加しており、プロデュースにはT・レックスのプロデュースでお馴染みのトニー・ヴィスコンティ、そして印象的なギターにはキング・クリムゾンのギタリストのロバート・フリップが参加しています。
デヴィッド・ボウイの曲の中でも多くのミュージシャンにカヴァーされ、ロバート・フリップ自身も2000年のキング・クリムゾンのツアーでこの曲を採り上げたことがあるとか。

近いところでは1998年のアメリカ映画「Godzilla (ゴジラ)」でウォール・フラワーズがカヴァーしていますが、ギターのリフも含め原曲にほぼ忠実なカヴァーで、サウンド的にはより力強いものとなっています。 
ゴジラが街じゅうを破壊しながら通り抜ける最中(さなか)にも、平気な顔して演奏し続けているところなど、正に「一日だけのヒーローたち」といったところでしょうか。
→ The Wallflowers - Heroes (YouTube)

   (3:25 Single Edit)

David Bowie (デヴィッド・ボウイ): Vocals, guitar, saxophone, keyboards
Robert Fripp (ロバート・フリップ:King Crimson): Lead guitar
Carlos Alomar (カルロス・アロマー): Rhythm guitar
George Murray (ジョージ・マーレイ): bass
Dennis Davis (デニス・デイヴィス): Drums
Brian Eno (ブライアン・イーノ): Synthesizer

Grooveshark でHeroes 『ヒーローズ』を聴く: (6:10 album version)

  ●歌詞と対訳●
  アルバム・ヴァージョン: (シングルは途中から)
I, I will be king
  ぼくは、 ぼくは(主役の)王になれるだろう

And you, you will be queen
  そしてきみ、 きみは(主演の)女王にだってなれるだろう

Though nothing will drive them away
  とは言っても 彼らを撃退できるものなど何もないけど

We can beat them, just for one day
  ぼくらは彼らをやっつけることが出来る、一日だけなら

We can be Heroes, just for one day
  ぼくらはヒーロー(主役)になれる、 たった一日だけのことなら


And you, you can be mean
  そしてきみ、 きみは意地悪にもなれるし

And I, I'll drink all the time
  ぼく、ぼくは四六時中飲んだくれていることも出来る

'Cause we're lovers, and that is a fact
  だってぼくらは恋人同士だし、 それが事実さ

Yes we're lovers, and that is that
  そうさ、ぼくらは恋人同士さ、 それだけの話だけど


Though nothing, will keep us together
  とは言っても、 ぼくらをつなぎ止めておけるものなんて無いけど

We could steal time, just for one day
  ぼくらは時を奪うこともできる、 一日だけなら  

We can be Heroes, for ever and ever
  ぼくらはヒーローにだってなれるさ、永遠に

What d'you say?  きみはどう思う?

(間奏) ・・・・(シングルはここから)・・・・

I, I wish you could swim
  ぼくが、ぼくが泳ぐことができたなら

Like the dolphins, like dolphins can swim
  イルカみたいに、イルカのように泳ぐことができたなら

Though nothing, nothing will keep us together
  とは言っても何も、ぼくらをつなぎ止めておけるものは何もない

We can beat them, for ever and ever
  ぼくらは奴らをやっつけることができる、永遠に

Oh, we can be Heroes, just for one day
  ぼくらはヒーローにだってなれる、 一日だけなら

(間奏)

I, I will be king
  ぼくは、 ぼくはキング(王)にもなれるだろう

And you, you will be queen
  そしてきみ、 きみはクイーン(女王)にだってなれるだろう

Though nothing will drive them away
  とは言っても 彼らを撃退できるものなど 何もないけど

We can be Heroes, just for one day
  ぼくらはヒーローにだってなれる、 一日だけなら

We can be us, just for one day
  ぼくらは我々になれる、 たった一日だけなら


I, I can remember (I remember)
  ぼくは、ぼくは覚えてる

Standing, by the wall (by the wall)
  (ベルリンの)壁の前に立っていたことを ※

And the guns shot above our heads (over our heads)
  銃弾が ぼくらの頭上をかすめて行く中で

(over our heads)

And we kissed,
  ぼくらがキスしたことを

as though nothing could fall (nothing could fall)
  まるで 倒れることなんて思ってもみないように

And the shame was on the other side
  そしてその不名誉なことが (ぼくらにとっては)天国だった ※

Oh, we can beat them, for ever and ever
  ぼくらは彼らを打ち負かすことができる、永遠に

Then we could be Heroes,just for one day
  その時 ぼくらはヒーローになれる、たった一日だけなら

We can be Heroes  ぼくらはヒーローになれる
We can be Heroes   ぼくらはヒーローになれる
We can be Heroes  ぼくらはヒーローになれる
Just for one day  たった一日だけなら

 ・・・・(シングルはここまで)・・・・・

We can be Heroes  ぼくらはヒーローになれる

We're nothing, and nothing will help us
  ぼくらには無い、 ぼくらを助けてくれるものなど何も無い

Maybe we're lying, then you better not stay
  多分ぼくらは(地面に)横たわっているだろうから、きみはここに居ない方がいいけど
 
But we could be safer, just for one day
  でもぼくらは安全であることもできる、たった一日だけなら

Oh-oh-oh-ohh, oh-oh-oh-ohh,

just for one day   ただ 一日だけならば



※ drive away: 追い払う、撃退する。 退散させる、吹き飛ばす。
※ beat (them): (彼らを)打ち負かす、やっつける、参らせる。
※ be mean: いじわるする、いじめる。
※ all the time: 年がら年中、四六時中、のべつ幕なしに。
※ that is that: それだけの話だ。

※ for ever and ever = forever and ever "forever" の強調で、「永遠に」、「永久に」
※ The wall: The Berlin Wall (ベルリンの壁)のこと。
※ shame: 「恥」や「不名誉」のことだが、ベルリンの壁は "Wall of Shame" とも呼ばれていた。 
※ on the oter side: (あちら側の)天国で。
"(be) on the other side of.." 「~の反対側で} 
※ lying: 1.嘘をつく。 2.横たわる、 横たわっている。 

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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ご無沙汰しています

sumiさま

jmcmyです
お久しぶりです
Bowieのネタでは前回はたしか「Absolute Biginners」のときに投稿したかと思います

私は1965年生れですが、リアルタイムでBowieを聴いたのは、高校の時の「Scary Monsters」からだったような気がします

彼の代表作であるZiggy Stardust とLow Heroes だけはせめてリアルタイムで聞いておきたかったと未だに後悔しています

Heroesの we can be heroes just for one day という必殺のフレーズが大好きでした

これからもいい曲を紹介し続けてください

Re: ご無沙汰しています

jmcmyさん、こんにちは。

私もデビッド・ボウイに関してはリアル・タイムでフォローしていたほどのファンではなく、時々心に引っかかる曲があるとシングルを聴いていた―という程度のものです。

この曲も当時はそんなに気にならず、ウォールフラワーズがカヴァーしたヴァージョンが気に入ったので改めて聴き直してみたという次第です。
この曲の歌詞に関しては色々な解釈の仕方があると思いますが、私はこんな風に訳してみました。

これからしばらくは70年代や60年代にさかのぼって、古い曲を採り上げてみるつもりなのでますますコメントが減りそうですが、こうして読んで下さる方がおられるのでしたらもう少し続けてみようかなと思っています。

コメント、ありがとうございました。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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