394. What It Is ホワット・イット・イズ

What It Is ホワット・イット・イズ : Mark Knopfler マーク・ノップラー

マーク・ノップラー2000年のセカンド・ソロ・アルバムから、アルバムのオープニングを飾りファースト・シングルにもなったこの曲を選んでみました。


Alubm : SAILING TO PHILADELPHIA (Import)
  
セイリング・トゥ・フィラデルフィア

Released: 4 September 2000
Written by: Mark Knopfler (マーク・ノップラー)
Produced by: Mark Knopfler, Chuck Ainlay
  マーク・ノップラーについて:
Mark Knopfler
 フリー百科事典『ウィキペディア』

この曲を含むアルバムには、ジェームス・テーラー(2曲目)やヴァン・モリソン(5曲目)もゲスト参加して一緒に歌っていますが、何といってもメインはマーク・ノップラーの演奏するギターです。
マーク・ノップラーは良い曲を書くし、歌詞も中々良いのですが、学校英語ではまず習わない様な俗語が色々と出てくるので訳すのに骨が折れます。 特に4番の歌詞なんて放送禁止になりそうな卑俗な単語が並んでいますから、一部伏字にしておきました。 

でも相変わらずギターの演奏は伸びやかで、このギター・プレイが聴けるだけでも良いのです。 いつものようにボソボソとつぶやく様に歌っているので、歌詞なんて耳をそばだてないと何言ってるのか聞き取れないし、終わりの方なんてむしろ分からない方が良いかもしれません・・・
実際に演奏しているところを観たい方は、こちらをご覧ください。
→ Mark Knopfler - What it is [Parkinson -00]


Mark Knopfler (マーク・ノップラー) – vocals, guitars
Richard Bennett – guitars, string instruments
Jim Cox – piano, Hammond organ
Guy Fletcher – keyboard, backing vocals
Glenn Worf – bass
Chad Cromwell – drums
Aubrey Haynie – violin

What It Is 『ホワット・イット・イズ 』を聴く: (4:58)

  ●歌詞と対訳●

[1]
The Drinking Dens Are Spilling Out
  穴倉みたいな酒場は (人で)あふれかえって

There's Staggering In The Square
  人々は 広場でよろめいてる

There's Lads And Lasses Falling About
  (未成年の)少年や少女たちは 笑い転げて

And A Crackling In The Air
  (パチパチと)ひび割れたような音が 響いてくる

Down Around The Dungeon Doors
  地下牢の 扉の辺りから

The Shelters And The Queues
  隠れ家と 行列(のできるもの)とを

Everybody's Looking For
  みんな 捜し求めているんだ  

Somebody's Arms To Fall Into
  飛び込んで行ける 誰かの腕の中を

And It's What It Is
  でも それが現実さ

It's What It Is Now
  それが現実ってもんさ

[2]
There's Frost On The Graves And The Monuments
  霜が 墓や記念碑の上に降りてるけど

But The Taverns Are Warm In Town
  でも街中の居酒屋は 暖かい

People Curse The Government
  人々は政府や行政を 口汚く罵(ののし)り

And Shovel Hot Food Down
  温かい食べ物を ガツガツと喰らう

The Lights Are Out In City Hall
  市役所は 灯りを消したけど

The Castle And The Keep
  城郭にはまだ (灯りが)ついている

The Moon Shines Down Upon It All
  月明かりが その全てのものを照らし出す

The Legless And Asleep
  酔っ払いにも 既に寝入っている人にも

And It's Cold On The Tollgate
  (高速道路の)料金所は (酒を飲んでる)人に冷たい

With The Wagons Creeping Through
  酒を飲まない奴らに紛れて コソコソとすり抜ける 

Cold On The Tollgate
  料金所は 人に冷たい

God Knows What I Could Do With You
  俺がきみを欲しがってることなど 誰も知らないけど

And It's What It Is
  でも それが現実さ

It's What It Is Now
  それが現実ってもんさ

[3]
The Garrison Sleeps In The Citadel
  守備兵たちは 要塞の中で眠る

With The Ghosts And The Ancient Stones
  亡霊と 古びた石(の壁)に囲まれて

High Up On The Parapet
  (古城の)胸壁の高台の上で

A Scottish Piper Stands Alone
  スコットランドのバグパイプ吹きは一人たたずみ

And High On The Wind
  高所から風に乗って

The Highland Drums Begin To Roll
  ハイランド(スコットランド)のドラムを連打し始めると

And Something From The Past Just Comes
  過去の出来事から 何者かがやって来て  

And Stares Into My Soul
  俺の心の中を じっと見つめる

And It's Cold On The Tollgate
  高速の料金所は 人に冷たい

With The Caledonian Blues
  カレドニアン(古代スコットランド人の)・ブルースが一緒さ

Cold On The Tollgate
    料金所は 人に冷たい

God Knows What I Could Do With You
  俺がきみを欲しがってることなど 誰も知らないけど

And It's What It Is
  でも それが現実さ

It's What It Is Now
  それが現実ってもんさ

What It Is
  それがどんなものかって

It's What It Is Now
  それが現実ってもんさ

(間奏)

[4]
There's A Chink Of Light, There's A Burning Wick
  一条の光が差す、 燃えるロウソクの灯芯から

There's A Lantern In The Tower
  それは灯台の中にある灯火

Wee Willie Winkie With A Candlestick
  ろうそく立ての 小さなチ●ボコさ ※

Still Writing Songs In The Wee Wee Hours
  小便をする時間になっても まだ曲を書いてる

On Charlotte Street I Take
  シャーロット・ストリートで (車に)乗り込む

A Walking Stick From My Hotel
  俺のホテルまでの ステッキ(杖代わり)さ

The Ghost Of Dirty Dick
  汚(けが)れた ペニスのゴーストは ※

Is Still In Search Of Little Nell
  まだ 可愛いネルのことを捜し求めているのか

And It's What It Is
  でも それが現実さ

It's What It Is Now
  それが現実ってもんさ

Oh, It's What It Is
  それが現実さ
  
What It Is Now
  それが現実ってもんさ


※ den: 穴倉、ねぐら、すみか。 隠れ家。
※ spill out: あふれ出る、こぼれる、あふれ出す。
※ staggering: (足元が)ふらついている、よろめいている。
※ lad: 少年、青年、若者。
※ lass:少女、小娘。
※ fall about: 1.笑い転げる。 2.(脚が)よろめく。

※ crackling: パチパチという音、ひび割れたような音。
※ down around: 足元に転がる、~の周囲で。
※ the dungeon: 地下牢。
※ the shelter: 避難所、隠れ家。
※ the queues: (待ち)行列。
※ looking for: ~を探している、~を探し求める。        
 
※ fall into someone's arms: (人の)腕の中に飛び込む、~に身を委ねる、~の胸に身を任せる。
※ It is what it is: それが現実です。
 "That's what it is" だと「まさにその通り」、"what it is" で、「やあ、こんにちは」。

※ monument: 記念碑、遺跡、記念建造物、墓石。
※ tavern: (主に米)居酒屋、酒場。
※ curse: (人を)罵る、悪態をつく。
※ government: 行政、政治。政府。

※ shovel down: (シャベルを使うように)食べ物をかき込む、ガツガツと喰らう。
※ light out: 灯りを消す、消灯する。
※ City Hall: 市役所、 市庁舎。
※ shine down: 下方を照らす。
※ legless: 直訳すると「脚の無い」で、(英俗)酔ってフラフラになった、酩酊した、へべれけの。
※ asleep: 眠っている、就寝中の。

※ tollgate: (有料道路の)料金所。
※ (be) cold on: (人に)冷たい。
※ (on) the wagon: 禁酒して。 【戦時中、給水車(wagon)は水しか飲めなかったことから】
※ creeping: 徐々に進行する、ノロノロした。
※ god knows what: 神のみぞ知る、 誰も知らない、 見当もつかない。
※ can do with: ~を欲しがる。

※ garrison: 守備隊、駐屯地。
※ citadel: 要塞、砦(とりで)、城。
※ ancient: 古代の、古びた、太古からの、古風な。
※ parapet: (城などの)胸壁。 (橋などの)欄干。
※ scottish pipe: (スコットランドの)バグバイプ。

※ stand alone: 1.一人で立つ。 2. 孤立する、並ぶものが無い。
※ roll a drum: ドラム(太鼓)を連打する。
※ from the past: 過去からの、 昔からの。
※ stare into: ~の中をじっと見る、 ~を食い入るように見つめる。
※ caledonian: 古代スコットランド人。

※ a chink of light: 一条の光。
※ wick: (ろうそくなどの)灯心。
※ wee: 1.とても小さい。 2.オシッコ。
※ willie: (英俗)ペニス、チンボコ、男根。 little willie:(俗)ちんちん。
※ winkie: 1.(英俗)ちんちん。 2.(米俗)尻。
※ write a song: 曲を書く。
※ wee wee: おしっこ、 おちんちん。 (このあたり、卑猥な俗語が並んでます)

※ walking stick: 杖、ステッキ。
※ dirty dick: (卑)汚いペニス。
※ in search of: ~を探し求めて。       

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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