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380. Tonight, Tonight トゥナイト、トゥナイト

Tonight, Tonight トゥナイト、トゥナイト:
     The Smashing Pumpkins スマッシング・パンプキンズ

スマッシング・パンプキンズ1995年の大ヒット・アルバムから、オープニングの静かなピアノ曲に続いて始まる、2曲目のこのナンバーを選んでみました。


Alubm : Mellon Collie & the Infinite Sadness
 
メロンコリーそして終りのない悲しみ
(試聴可)
Released: April 15, '96 (Album: October 24, '95)
Written by: Billy Corgan (ビリー・コーガン)
Produced by: Flood, Alan Moulder, Billy Corgan

  スマッシング・パンプキンズについて:
Jimmy (D), Billy (V,G), James (G), D'arcy (B)
 フリー百科事典『ウィキペディア』

この曲を含むアルバムは、二枚組28曲というヴォリュームにもかかわらず、アメリカ国内だけで一千万枚のセールスを記録し、5枚のシングルがリリースされました。 このブログでは以前に "1979" (ナインティーン・セヴンティナイン:22回目)と "Thirty-Three" (サーティ・スリー:207回目)を採り上げています。

ビリー・コーガンの書く歌詞には少年時代の暗い過去が反映されているものが多く、それは複雑な家庭環境に要因があったようです。
幼い頃に両親が離婚し、その後のビリーは父親と継母(ままはは)に育てられ、やがてその二人も離婚して、ビリーは継母に引き取られることになります。 この継母からの肉体的、精神的虐待の記憶は多くの歌詞の中に散見できますが、決して絶望的なものではなく、どこかに希望を感じさせるものが多いような気がします。

この曲に対するインタビュー記事があったので、ちょっと訳してみると、
On The Howard Stern Show, ハワード・スターン・ショーというラジオ番組で、

Billy Corgan has said that the song pays homage to Cheap Trick, with its black humoresque lyrics and theme,
ビリー・コーガンはその曲について、「チープ・トリックのブラック・ユーモアを含んだ歌詞とテーマ(主題)に敬意を表したものだ」、と語った。

and that the song is addressed to himself, who escaped from an abusive childhood against all odds,
そしてその曲は彼自身を含め、「児童虐待という大きな困難を乗り越えて生き延びた人たちに宛てられたものだ」、とも述べている、

so as to keep him believing in himself.
だから彼は、「ずっと自分を信じるようにしているのだ」、と。

両親の離婚など暗い過去を大人になっても引きずっているミュージシャンとして、ジョン・レノンやエリック・クラプトンやプリンスといった人たちが挙げられますが、そうした苦悩が創作の原動力となっていることもまた事実です。 恵まれた家庭に生まれ、大きな悩みや苦しみを経験したことのない人は、わざわざ苦しい胸のうちを表現しようとは思わないでしょうし、その必要も無いでしょう。

ビリー・コーガンの声は好き・嫌いが大きく分かれるでしょうし、ルックスの点でもお話にならないから余計な映像は不要ですが、音楽に関しては優れた曲が多いので何度か採り上げています。 パンプキンズについて私は音から入りましたが、後になって観たPV(プロモーション・ビデオ)では他のメンバーが等閑(なおざり)にされているものが多く、あまり好きなものはありません。 

ビリー・コーガンのソング・ライターとしての資質は認めますが、ジェームス・イハのギターやジミー・チェンバレンのドラムがあって、初めてパンプキンズの音が出せるのだと私は思っています。 この曲ではジェームスの弾く繊細なギターと、ジミーの叩く高速ドラムが大好きでした。


Billy Corgan (ビリー・コーガン)– vocals, guitar
James Iha (ジェームス・イハ)– guitar
Jimmy Chamberlin (ジミー・チェンバレン)– drums
D'arcy Wretzky (ダーシー・レッキー)– bass
   ( Audrey Riley – string arrangement )

Grooveshark で Tonight, Tonight 『トゥナイト、トゥナイト』を聴く: (4:15)

  ●歌詞と対訳●

Time is never time at all  時には少しの猶予(ゆうよ)も無く
You can never ever leave 人は決して 過ぎ去る(大人になる)ことはできない 
Without leaving a piece of youth  青春の欠片(かけら)を 置き去りにせずには

And our lives are forever changed  そしてぼくらの生活は 永遠に変わり続け
We will never be the same  ずっと同じでいることなど あり得ず  
The more you change the less you feel  変わって行くほど 感覚は鈍くなって行く

Believe, believe in me,   信じて、ぼくを信じてくれ
Believe, believe!   信じて、信じてくれ!

That life can change,  人生は変えられる、ということを
That you're not stuck in vain  きみは空しさから抜け出せずにいる訳じゃないんだ、と
We're not the same,   ぼくらはみな 同じじゃない
We're different  ぼくらはみんな (それぞれ)違うんだ、

Tonight, tonight   今夜、 この夜に
Tonight, so bright   今夜、 こんなに輝いて
Tonight, tonight   今夜、 この夜に

(間奏)

And you know you're never sure  きみが確信が持てずにいるのは分かってるけど
But you're sure,  でも きみは信じられるし、
you could be right   たぶん 正しいはずだから
If you held yourself up to the light もしきみが自分を明るい方へと持って行けるなら

And the embers never fade  そして(心の)残り火が まだ消えずに残っているなら
In your city by the lake  湖のほとりにある都市(まち)で ※
The place where you were born  そこは きみが生まれたところ

Believe, believe in me,   信じて、ぼくを信じてくれ
Believe, believe!   信じて、信じてくれ!

In the resolute urgency of now  今現在の緊急性は もちろん確かなものだけど
And if you believe there's not a chance もしきみがチャンスが無いと思っているなら

Tonight, tonight   今夜、 この夜に
Tonight, so bright  今夜、 こんなにも輝いて
Tonight, tonight   今夜、 この夜に

We'll crucify the insincere, tonight  偽善的な奴らを 懲(こ)らしめてやろう、今夜
( Tonight )     (今夜) 
We'll make things right  (互いに)良い関係を作り上げよう、
we'll feel it all, tonight   その全てを感じ取ろう、今夜
( Tonight )     (今夜)

We'll find a way to offer up the night 夜に(祈りを)捧げる方法を見出そう
( Tonight )     (今夜)
The indescribable moments of your life きみの人生の言葉で言い表せない瞬間が
( Tonight )     (今夜)  
The impossible is possible   その不可能は 可能となる
( Tonight )    ( 今夜)
Believe in me as I believe in you ぼくがきみを信じるように、ぼくのことを信じてくれ

Tonight, tonight   今夜、 この夜に
Tonight, tonight    今夜、 この夜に
Tonight     今夜


※ at all: 全然(全く)~でない。 少しも~でない。
※ never ever: 絶対に~ない、 もう二度と~ない。 決して~しない。
※ a piece of ..: ~の一部、 ~の断片、 ~の一切れ。
※ youth: 1.青年時代、青春時代。 2.若さ、年が若いこと。 3.若者、若い人。
※ believe in ..: ~を信じる、 ~を信頼する。

※ stuck in ..: ~にはまり込んで、 ~から抜け出せない、 ~で身動きがとれない。
※ hold .. up to the light: ~を持ち上げて、光にかざす。
※ ember: 燃えさし、残り火。
※ city by the lake: 湖のほとりの街。 ビリー・コーガンはアメリカ第三の都市シカゴの出身で、シカゴはミシガン湖の南西部に位置している。

※ in a resolute: 決然たる、 断固たる、毅然とした。
※ urgency: 緊急(性)、切迫(性)、切羽詰っている(状態)。

※ there's not a chance (in hell): やっても無駄、うまく行きっこない。
※ crucify: (十字架に)磔(はりつけ)にする、 やっつける、責め苦しめる、 笑いものにする。
※ insincere: 不真面目な、 不誠実な、 偽善的な。
※ make things right (with): ~と仲直りする(うまく付き合う)、~との関係を回復する、 ~といい関係を作る。   

※ find a way: 道を見つける、 手段を見つけ出す、 何とかする、 切り抜ける。
※ indescribable: 言葉で言い表せない、 筆舌に尽くし難い、 言語に絶する。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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