30. Off He Goes オフ・ヒー・ゴーズ

Off He Goes オフ・ヒー・ゴーズ : Pearl Jam パール・ジャム


Off He Goes [Single]
Alubm : No Code
No Code
  ノー・コード
ノー・コード

Released: 1996
Written by: Eddie Vedder (エディ・ヴェダー)
Produced by: Brendan O'Brien , Pearl Jam

  パール・ジャムについて:
Pearl Jam
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 

 パール・ジャムにはハードな曲が多いのですが、ニール・ヤングが好きというだけあってこうした静かな曲を演奏してもしっかりとしたものを持っています。 90年代前半に登場してきた オルタナティブ・ロック と言われたグループの中で、現在でも活動しているのはパール・ジャムくらいでしょう。 そのことについて質問されたエディ・ヴェダーは「鈍いからじゃないの?(笑)」―と冗談まじりに答えていました。

 この曲の歌詞には具体的な名前は出てきませんが、'94年4月5日に自殺したニルヴァーナのカート・コバーンを連想させるフレーズがあちこちに並んでいます。 カート・コバーンは生前エディ・ヴェダーをメディアを通して批判しており、それに対してエディもやり返すなど犬猿の仲だったようですが、カートの自殺はエディにとっても大きな衝撃だったようで、しばらくは鬱になってしまったとか・・・ それだけ強烈なライバルだったということでしょう。 

 ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」がジェネレーションXと呼ばれた 「無感動な若者たちのためのアンセム(聖歌)」 とするなら、この曲は自殺してしまったカート・コバーンへのレクイエム(鎮魂歌)のようにも聴こえるのです。 ヒット曲ではありませんが、個人的に好きな曲なので採り上げてみました。

● Off He Goes 「オフ・ヒー・ゴーズ」を聴く: (6:03)
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックしてみて下さい)

  ●歌詞と訳詩●

know a man,   一人の男を知っている、
his face seems pulled and tense   彼の顔は緊張で引きつっているように見える
like he's riding on a motorbike   まるでモーターバイクに乗って
in the strongest winds   強い風を受けているように
so i approach with tact   それで俺は 慎重に彼に近づいて
suggest that he should relax   彼に リラックスしなよ と語りかける
but he's always moving much too fast   でも彼はいつでも 先を急ぎ過ぎていた

said he'll see me on the flipside   「フリップサイド」で俺と会うだろう と彼は言う (※)
on this trip he's taken for a ride   彼のこの旅の途中で
he's been taking too much on   彼はこれまで あまりにも多くのことを 引き受けていた
there he goes   彼は行く
with his perfectly unkept clothes   着る物には全く無頓着で
there he goes...   彼は行く・・・

he's yet to come back   彼は まだ戻ってこない
but i've seen his picture   でも俺は 彼の写真を見ている
it doesn't look the same up on the rack   棚の上のそれは 以前と同じ様には見えない
we go way back   俺たちの ずっと以前の頃の
i wonder about his insides   俺は 彼の内面について不思議に思うことがある
its like his thoughts are   それは 彼の考え方が 
too big for his size   彼の(体の)サイズに比べて 大きすぎるみたいだから

he's been taken...   彼は連れて行かれた・・・
where, i don't know?   どこへ?俺には分からない
off he goes    彼は去って行った
with his perfectly unkept hope   彼は全く希望も無いままに  
and there he goes...   そして彼は行く・・・

and now i rub my eyes, そして俺は目をこすった、
for he has returned   だって 彼が戻ってきたから
seems my preconceptions are   俺の先入観なんて 
what should have been burned   燃やしちまうべきだった
for he still smiles...   だって 彼はまだ微笑んでいるから・・・
and he's still strong   そして彼はまだ 強いままだから

nothing's changed,   何も変わらなかった、
but the surrounding bullshit   ただ周囲のたわ言だけが
that has grown   膨らんで行く
and now he's home   そして いま彼は家にいる   
and we're laughing   そして俺たちは笑っていた
like we always did   俺たちが いつもそうだったように 
my same old,   俺の古くからの、 
same old friend    同じ親友として

until a quarter-to-ten 10時15分前という時に
i saw the strain creep in   俺は 緊張が忍び寄るのを見た
he seems distracted   彼の精神は錯乱しているように見えた、
and i know just    そして 俺には判っていた
what is gonna happen next   次に何が起こるのかを
before his first step   彼が一歩を踏み出す前に
he's off again    彼は再び 去って行ったんだ

※「flipside」 はレコードの裏面のことだが、アンダーグラウンドの雑誌にもそうした名前があるそうで、カート・コベインの死後その雑誌にインタビュー記事が掲載されたことを指しているようである。
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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