スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

339. Nine Million Bicycles

Nine Million Bicycles (邦題無し) : Katie Melua ケイティ・メルア

 ケイティ・メルアが21歳になったばかりの9月に発売されたセカンド・アルバムから、アルバムに先がけてリリースされたファースト・シングルです。 中国をイメージさせる竹笛が印象的なこの曲は英国のシングル・チャートで5位となり、彼女の曲としては初のトップ10ヒットとなりました。


Nine Million Bicycles
Alubm : Piece By Piece
  Katie Melua Collection
(国内版無し)
Released: 19 September 2005 (UK)
Written by: Mike Batt (マイク・バット)
Produced by: Mike Batt

  ケイティ・メルアについて:
Katie Melua
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 グルジア出身のケイティ・メルアは、活動拠点の英国を始めヨーロッパでは人気がありますが、アメリカや日本ではあまり人気が無いようで、(ファースト・アルバムを除き)国内版はリリースされておらず、この曲の邦題は付いていません。 あえてカタカナ表記をすれば、「ナイン・ミリオン・バイシクルス(イン・ペキン)」といったところでしょうか。

 この曲のアイディアは、彼女のマネージャー兼プロデューサー兼ソングライターのマイク・バットが、自転車であふれかえっている北京に滞在した時に、通訳の人から 『there are supposedly nine million bicycles in the city.』 (この都市には推定で 900万台もの自転車 がある)―という話を聞いたことがヒントになったようです。 2週間後に英国に戻ったマイク・バットは、その話を元にしてこの曲を書いたとか。
 歌詞の内容は他愛のないラブ・ソングですが、印象的な笛の音は Adrian Brett というフルート奏者が吹いていて、高音部が中国の竹笛、低音部はオカリナとのことです。

 かわいい声や甘い歌声の苦手な私は、この人のアルバムを最後まで通して聴くことができないのですが、一曲くらいなら何とかなるので採り上げてみました。 たまにはこうした軽めの曲も良いでしょう。
 この曲の PV(プロモーション・ビデオ) は映像がつまらないので、YouTube は歌詞だけのものにしておきました。


  Vocals by Katie Melua
  Guitars by Katie Melua, Chris Spedding, Jim Cregan
  Piano by Mike Batt
  Bass by Tim Harries
  Drums by Henry Spinetti
  Solo trumpet by Dominic Glover
  Solo violin by Mike Darcy
  Percussion by; Martin Ditchman, Chris Karan
  Ethnic flutes by Adrian Brett
    Orchestra – The Irish Film Orchestra; (conducted by Mike Batt)

Nine Million Bicycles を聴く: (3:14)

  ●歌詞と対訳●

There are nine million bicycles in Beijing  北京(ペキン)は 900万台もの自転車であふれてる
That's a fact,     それが現実で、 ※
It's a thing we can't deny   それは 否定のしようがないこと
Like the fact that I will love you till I die. 私が死ぬまであなたを愛するのと 同じくらい事実よ

We are twelve billion light years from the edge 私たちは120億光年の彼方からやって来た ※
That's a guess,    それは おそらく、
No-one can ever say it's true   誰一人それが真実とは 断言できないことだけど
But I know that I will always be with you. でも私は、いつもあなたと一緒にいたいのは分かってる

I'm warmed by the fire of your love everyday  私は毎日 あなたの愛の炎で温められているの
So don't call me a liar,   だから私のことを  「嘘つき」なんて呼ばないで
Just believe everything that I say  ただ私の言う 全てのことを信じてほしいの

There are six billion people in the world   この世界には 60億もの人々がいる
More or less    おそらく それくらい(の人)が ※
and it makes me feel quite small  でもそれすら 私には極めて小さなことに感じられるの
But you're the one I love the most of all  それよりもっと大切なことは 私の愛する唯一の人があなただってこと ※

[INTERLUDE] (間奏) Ethnic flutes by Adrian Brett
"Chinese bamboo flute" for the high sounds, "Ocarina" was used for the low sounds.

We're high on the wire   私たちは電話で(つながることで) ハイな気分になってる ※
With the world in our sight   目の前に広がるこの世界とも つながる(気分になれる)から ※
And I'll never tire,   でも私は決して 飽きたりはしない
Of the love that you give me every night  あなたが毎晩 私に届けてくれる愛(の言葉)に

There are nine million bicycles in Beijing  北京には 900万台もの自転車があふれてる
That's a Fact,     それは事実で、
it's a thing we can't deny   それは 否定のしようがないこと
Like the fact that I will love you till I die 私が死ぬまであなたを愛するのと 同じくらい事実よ

And there are nine million bicycles in Beijing   北京は 900万台もの自転車であふれてる
And you know that I will love you till I die!   そして私が死ぬまであなたを愛することは あなたも分かっているでしょう


※ that's a fact: それが現実だ。 それが事実だ。
※ light year: 光年。 光が一年で到達する距離(約9兆4600億キロ)
※ from the edge: 直訳すると「崖っぷちから」とか「淵から」です。
※ more or less: 大体。おおよそ。 多かれ少なかれ。 

※ most of all: 何より。 とりわけ。 中でも。 一番大事なのは。
※ high: (話)気分が高揚する、ハイになる。 (俗)酒などに酔った。
※ on the wire: 電話で。 "wire" と次の "tire" (飽きる、ウンザリする)を並べて韻を踏んでいます。
※ in one's sight: 1.目の前で。面前で。 2.目標を合わせる。狙いを定める。 これも "sight" と "night" で韻を踏んでいます。


 記事の編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

No title

私もこの曲はパスしたいのですが、このアルバムのタイトルソング、Piece By PieceそしてSpider's Web の2曲は彼女自身の作品で、それなりに良い曲だと思っています。
Piece By Pieceは恋を失っていく予感を歌って、しっとり、しんみりという感じですが、Spider's Web は彼女がグルジアからの移民(避難民、一種の祖国喪失者)という経歴もあってか、かなり考えさせられる曲です。

もし白人の差別が原因なら黒人による差別は許されるのか。いじめっ子だってある意味で被害者ともいえるではないか。ピアノの白鍵と黒鍵の間に無数の音があるように、人の心も蜘蛛の巣のように複雑で、不可解だ…。というような内容です。

ただしその論理で、戦争についても彼女は否定も是認もできないと嘆く箇所には少し違和感を覚えます。戦争及びそこに至るプロセスは、〈悪〉だと思うからです。

Spider's Web モノクロの画面にギターだけが赤というMVは印象的で、彼女のファルセットも聴き応えがあり、よく聴いていました。

Re: No title

私自身この曲にコメントが付くとは思っていなかったし、自分でも採り上げたことすら忘れていました。
たまには若い人の曲もいいかなと思ってやってみたのですが、やはり自分に不似合いなことはするべきではないと反省しています。

この曲の歌詞はいかにもラブ・ソングという感じで好きではありませんが、メロディや笛の音色が東洋的なので取り上げてみた次第です。
でも、そんなに深く考えて紹介した訳ではありません。
最近の若い人たちの曲を色々と聴いてみても、あまりブログで採り上げる気になれないのは、後になってから「やらなきゃよかった」―と思いたくないからです。

詳しい解説、ありがとうございました。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。