301. True Colors トゥルー・カラーズ

True Colors トゥルー・カラーズ : Cyndi Lauper シンディ・ローパー

 シンディ・ローパーのセカンド・アルバムから、同名タイトルのファースト・シングルで、アメリカとカナダとブラジルのシングル・チャートで1位となりました。


Alubm : True Colors (Import)
  トゥルー・カラーズ
(試聴可)
Released: July 25, 1986
Written by: Tom Kelly, Billy Steinberg
Produced by: Cyndi Lauper, Lennie Petze
Arranged by : Peter Wood
  シンディ・ローパーについて:
Cyndi Lauper
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲はソング・ライターのTom Kelly (トム・ケリー)と Billy Steinberg (ビリー・スタインバーグ)によって書かれました。 ビリー・スタインバーグは当初この曲を自分の母親について書いたそうで、トム・ケリーが最初の節を書き直したとか。 そしてシンディに渡されたデモ・テープは "Bridge over Troubled Water" (「明日に架ける橋」:275回)のようなゴスペル(神の福音)風のバラードだったそうです。 でもシンディが歌うこの曲は落ち込んでいる恋人を励ましているように聞こえるので、対訳もそのように訳しておきました。

 ファースト・アルバムの大ヒットによりいきなり有名になってしまったシンディ・ローパーですが、それにより自由な創作活動はかえってしにくくなっていたようです。 この曲を最初に聴いた時の印象は、少しおとなしくなり過ぎてしまったように思えて不満もあったのですが、25年の時を経て聴き直してみると改めてその良さが分かるし、今ではシンディを代表する名曲の一つと言えるでしょう。

Personnel:
  Guitar – John McCurry
  Keyboards – Peter Wood
  Bass – Neil Jason
  Drums & Percussion – Jimmy Bralower
  Backing Vocals – Angela Clemmons, Cyndi Lauper

 この曲も実に多くの人たちがカヴァーしています。 個人的にはオリジナルが一番好きなのですが、その中で割りとヒットしたのはフィル・コリンズのヴァージョンでしょうか。

Phil Collins version: (フィル・コリンズ・ヴァージョン 4:34)
 これは1998年の10月にリリースされたもので、ビルボードのホット100で12位、アダルト・コンテンポラリー部門では2位のヒットとなっています。


True Colors 『トゥルー・カラーズ』を聴く: (3:47 Album Version)
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

You with the sad eyes   あなたは 悲しそうな目をしてるけど
Don't be discouraged   しょげたりしないで ※
Oh, I realize   わたしにも分かるわ
It's hard to take courage  勇気を出すのが 難しいことは ※

In a world full of people  人であふれかえっている この世界では
You can lose sight of it all  全てを 見失ってしまいそうになるし ※
And the darkness inside you   あなたの その心の闇の中にいれば  
Can make you feel so small   自分が とても小さく感じられるでしょうけど

But I see your true colors -  でもわたしには あなたの本当の色が
shining through   その輝きが 透けて見えるの
I see your true colors  わたしには あなたの真実の色が見えるから
And that's why I love you  だからこそ あなたを愛しているのよ ※

So don't be afraid -   だから 怖れたりしないで
to let 'em (them) show   周りの人に それを見られることを
Your true colors,   あなたの 本当の色
True colors are beautiful   真実の色は 美しいのよ
Like a rainbow   まるで 虹のように


Show me a smile, then   笑顔を見せて、 それから
Don't be unhappy   悲しそうにしないで
can't remember - when   思い出せないほどなの
I last saw you laughing  あなたが最後に笑ったのを見たのは いつだったかを

If this world makes you crazy  もしこの世界が あなたを苛立(いらだ)たせて ※
And you've taken all you can bear  そして その全てを我慢しているなら ※
You call me up    わたしに電話してね
Because you know I'll be there  分かるでしょ、 すぐにそこへ行くから ※

And I'll see your true colors -  わたしには あなたの本当の色が
shining through   その輝きが 透けて見えるの
I see your true colors  わたしには あなたの真実の色が見えるから
And that's why I love you  だからこそ あなたを愛しているのよ

So don't be afraid -   だから 怖れたりしないで
to let 'em show   周りの人に それを見られることを
Your true colors,   あなたの 本当の色
True colors are beautiful,   真実の色は 美しいから
Like a rainbow   まるで 虹のように

(Can't remember when I last saw you laughing) (最後の笑顔を見た時が、思い出せないの)

If this world makes you crazy  もしこの世界が あなたをイライラさせて
And you've taken all you can bear  そして その全てを抱え込んでいるなら
You call me up    わたしに電話してね
Because you know I'll be there  分かってるでしょ、 すぐにそこへ駆けつけるから

And I'll see your true colors -  わたしには あなたの本当の色が
shining through   その輝きが 透けて見えるの
I see your true colors  わたしには あなたの真実の色が見えるから
And that's why I love you  だからこそ あなたを愛しているのよ

So don't be afraid -   だから 怖れたりしないで
to let 'em show   周りの人に 本当の姿を見られることを
Your true colors, true colors,   あなたの本当の色、真実の色
True colors shining through  本当の色の輝きが 透けて見えるの

I see your true colors  わたしには あなたの本当の姿が見えるから
And that's why I love you  だからこそ あなたを愛しているのよ
So don't be afraid -   だから 怖れたりしないで
to let 'em show   周りの人に 本当の自分を見られることを
Your true colors,   あなたの 本当の色
True colors - are beautiful,   真の姿は 美しいのよ

Like a rainbow   まるで 虹のように・・・


※ discourage: 失望する、落胆する、がっかりする。 Don't be so discouraged. : そんなにしょげないで。
※ take courage: 勇気を出す、気が大きくなる。
※ lose sight of~: ~を見失う。 (catch sight of~: ~を見つける。)
※ that's why: それだから。 そんなわけで。 それが~の理由だ。
※ 'em = them の詰めた形。 シンディは "let 'em" と続けて発音しているのでこうしておきます。

※ make crazy: 怒らせる、イライラさせる。 おかしくする。
※ bear: 我慢する。 耐える。
※ you know: 1.知ってるでしょ、承知してるでしょ。 2.ご存知でしょうが。 3.当たり前ですが、分かり切ったことですが。 4.(末尾で)~でしょ。 5、(言葉に詰まって)えー、あの、ほら。
※ I'll be there: (そこに)行きます。 


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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褪せない色

久しぶりに聴きましたが、やはり名曲ですね・・・!
25年、というと四半世紀ですか(・・;
まったく褪せない訴求力に驚きます。
声を聴いているだけで、何か温かく真摯なものが伝わってきて、「独りじゃないんだ」という気持ちになってきます。

「Time After Time」はたまーにカラオケでチャレンジすることもある(その度に返り討ちにあう★)のですが、この歌はやっぱりこの声でないと!!!
甘く優しく掠れる声が最高ですね(≧ー≦)

めぐるさん、こんにちは

この曲がヒットしていた頃は、少しおとなしくなり過ぎた気がして不満もありましたが、時間が経つにつれてその良さが分かるようになりました。

シンディの声も好き嫌いが分かれるようですが、私はこのダミ声(?)で歌ってもらわないと気分が出ません。
次回はシンディがゲスト参加している曲をやる予定でいます。
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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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