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300. I Was Only Joking ただのジョークさ

I Was Only Joking ただのジョークさ : Rod Stewart ロッド・スチュワート

 ロッド・スチュワート通算8枚目のアルバムから、翌年セカンド・シングルとしてリリースされた曲で、アメリカのビルボード・チャートで22位となりました。 英国では5位になっていますが、それは "Hot Legs" (ホット・レッグス)との両A面シングルだったからでしょう。


Japanese EP
Alubm : Foot Loose & Fancy Free
  明日へのキック・オフ

Released: 1978
Written by: Gary Grainger (ゲイリー・グレインジャー), Rod Stewart
Produced by: Tom Dowd (トム・ダウト)

  ロッド・スチュワートについて:
Rod Stewart
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲を含むアルバム "Foot Loose & Fancy Free" はロッドがアメリカに渡ってから3枚目のもので、タイトルは「自由気ままに」とか「何の制約もない」といった意味ですが、邦題は全く違うものになっています。 アルバム・チャートでは英国とドイツで3位、アメリカで2位、オーストラリアで1位となりました。 この頃のロッドは自身のバック・バンドを組んでツアーも行っており、この曲もギターのゲイリー・グレインジャーとの共作となっています。

 歌詞はロッド自身の半生をつづったものらしく、割と容易に書けたとか。 歌詞の中に登場する "Valentino" は、調べてみるとセックス・シンボルと言われた俳優 ルドルフ・ヴァレンティノのことらしいです。
 振り返ってみるとこの頃のロッドが一番充実していたようで、当時の私はアルバムのB面(あの頃はレコード)ばかり聴いていました。 この曲は6分ちょっとと長いので、ベスト版には間奏を無理やり詰めた短縮ヴァージョンが入っていたりしますが、歌よりもむしろ間奏のギター・ソロが素晴らしいので、これは是非ともアルバム・ヴァージョンで聴いてみて下さい。


ロッド・スチュワート・バンド:
  Gary Grainger (ゲイリー・グレインジャー) - Guitars, Song Written
  Jim Cregan (ジム・クリーガン) - Guitars, Backing Vocals
  Billy Peek (ビリー・ピーク) - Guitars
  Phil Chen (フィル・チェン) - Bass
  Carmine Appice (カーマイン・アピス) - Drums, Backing Vocals
  John Jarvis (ジョン・ジャーヴィス) - keyboard

Guest Musician
Piano: Nicky Hopkins (ニッキー・ホプキンス)


I Was Only Joking 『ただのジョークさ』を聴く: Album Version (6:07)

  ●歌詞と対訳●

Ever since I was a kid at school  俺がまだ 学校に通うガキだった頃からずっと
I messed around with all the rules  ふざけた真似をしては あらゆる規則を破り
Apologised then realised    その後それが見つかっては 謝(あやま)ってたけど
I'm not different after all   結局 俺は大して変わらなかった

Me and the boys thought we had it sussed  俺と仲間の悪ガキたちは 自分ではいっぱしの
Valentinos, all of us    (ルドルフ)ヴァレンティノ気取りでいたものさ、俺たちはみんな
My dad said we looked ridiculous  親父は俺たちに 「おかしな格好をして」と言ってたけど
But boy, we broke some hearts   でも、俺たちだって 少しは胸を痛めていたんだ

In and out of jobs, running free 仕事に就いたり辞めたりを繰り返し、自由気ままに生きてきた
Waging war with society    社会との 絶え間ない戦いの中で
Dumb blank faces stare back at me  黙ってじっと見つめる (他人の)視線にさらされながら
But nothing ever changed   それでも今まで 決して何も変えたりしなかった

Promises made in the heat of the night  夜中の あの真っ最中に約束を交わし
Creeping home before it got too light  明るくなる前に こっそり家へと戻っては
I wasted all that precious time   俺は貴重な時間を 全て無駄にしてきたけど
and blamed it on the wine   それを酒(ワイン)のせいにしたものさ

(Chorus)
I was only joking, my dear   ただ ふざけていただけなんだ
Looking for a way to hide my fear  臆病な心を隠す方法を探していたのさ
What kind of fool was I    でも俺は なんて馬鹿だったんだろう
I could never win   (そんなことをしても恐怖には)勝てやしないのに・・・


Never found a compromise    決して妥協点が見出せないまま
Collected lovers like butterflies まるで蝶でも収集するみたいに 恋人たちを集めては 
Illusions of that grand first prize 最優秀賞でも獲ったみたいな 幻影を見てたけど
are slowly wearing thin    そうしたものも少しずつ ほころびが出始めてきた

Susy, baby, you were good to me  スージー、きみは俺に良くしてくれたね
Giving love unselfishly   利己心ではない愛情を 寄せてくれたから ※
But you took it all too seriously でもきみは 全てをあまりに真面目に受け止め過ぎるから
I guess it had to end    俺たちは これで終わりにした方がいいと思うんだ

(Chorus)
I was only joking, my dear   ただ 冗談めかしていただけなんだ、愛しいきみ
Looking for a way to hide my fear  内面の恐怖心を隠す方法を探していたのさ
What kind of fool was I    でも俺って なんて馬鹿だったんだろう
I could never win   (そんなことをしても恐怖には)勝てやしないのに・・・

(間奏)

Now you ask me if I'm sincere  今きみは 俺が誠実なのかと聞くけど
That's the question that I always fear  それは俺が いつも怖れてる質問さ
Verse seven is never clear   歌詞の7番目は まだはっきりしないけど
But I'll tell you what you want to hear  でも きみが聞きたいっていうなら話そう

I try to give you all you want きみの望むものは 全て与えるように努めるから
But giving love is not my strongest point でも愛を捧げることは 俺の得意なことじゃない
If that's the case it's pointless going on もしこんな風に無意味に続けて行くくらいなら
I'd rather be alone     俺はむしろ 独りでいる方がマシさ

'Cause what I'm doing must be wrong  だって俺のすることは 間違いに決まってるから
Pouring my heart out in a song   (それより)一つの歌に 俺の心を込めるんだ
Owning up for prosperity   白状すれば それも成功するためさ
For the whole damn world to see それもいまいましい世界中の人々に観られるために  

Quietly now while I turn a page 静かに今 俺が(シナリオの)ページをめくる間に
Act one is over without costume change  芝居の第一幕は 衣装替えも無いまま終わり
The principal would like to leave the stage 主役の俳優は もう舞台を降りたがってる
The crowd don't understand  観衆には何のことやら よく分からないままに・・・


※ ever since: その後ずっと。 ~して以来、~されてからというもの。
※ kid: この場合は反抗期の「少年」とか「青少年」くらいの年齢で、「子供」ではないはずです。
※ mess around with: 1.~をもてあそぶ。 2.~を台無しにする。 3.~をなめてかかる、~に対してふざけた真似をする。
※ not different: そんなに違わない、 大して変わらない。
※ after all: やはり。 結局。 所詮。 どのみち。

※ sussed: (英俗)~に精通した。
※  Valentino: セックス・シンボルと言われた映画俳優 ルドルフ・ヴァレンティノのことらしい。
※ look ridiculous: おかしく見える。 格好悪く見える。
※ boy: この場合の "boy" とか "baby" とか "man" などは単なる呼びかけの言葉。

※ in and out of: 出たり入ったり(を繰り返す)。 in and out of the hospital:入退院を繰り返す。
※ run free: 自由に走る、自由にさせる。
※ waging war: 行われている(遂行されている)戦争。
※ dumb: (差別語)馬鹿な。 押し黙った。 口の利けない。
※ blank face: 空ろな顔(表情)。
※ stare back at: ~を見詰め返す。

※ in the heat of: ~の真っ最中に、 ~の盛りに。
※ creeping: (こっそりと)忍び寄る。 徐々に進行する。 匍匐(ほふく)前進。
※ precious time: 貴重な時間。
※ blame ~ on: ~を~のせいにする。

※ only joking: ふざけて(面白半分で)言っているだけ。
※ my dear: 「きみ」や「あなた」といった呼びかけ。
※ looking for a way: ~の方法を探す。
※ what kind of: 1.どんな種類の。 2.なんて~なんだ。 
※ first prize: 一等賞。
※ wearing: 消耗する、疲れる、擦り切れる。
※ unselfishly: 利己的でない。 

※ I'd rather: ~の方がいい。 ~するくらいなら~する方がましだ。
※ pour out one's heart: ~の心を吐露する。
※ own up: 白状する。告白する。何もかも話す。泥を吐く。
※ prosperity: 繁栄。成功。好景気。栄耀。裕福。
※ whole damn world: "whole world" は「全世界」や「世界中(の人々)」。 間に "damn" が入りますが、この場合は「黙った」よりも、「いまいましい」とか「ひどい」といった罵り言葉でしょう。「こんちくしょう」とか。
※ to see: ~を見る。 ~を知る。 ~を理解する。

※ The principal: 1.主役。 2.校長、学長。
※ would like to: ~したい。

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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明日へのキックオフ

このLP大好きです。
もともと、2枚組で発売を考えていましたが、
断念して1枚に仕上げたはずです。
その分、中身がどのアルバムよりも濃い気がします。
LPだからできたSLOWサイドとFASTサイド
CD時代にはできないですね。

きぃふさん、こんにちは

レコードの頃はA面とB面を考えた構成になっていましたが、それをCD1枚にまとめてしまうのは無理があるような気がします。 
CDだと簡単に曲が飛ばせますが、かえってじっくりとアルバムを通して聴くことが少なくなってしまいました。

ロッド・スチュワートはこの次のアルバムが売れて日本でも人気が出ましたが、私はそのアルバムがあまり好きではなく、今でもこの頃がロッドのベストだと思っています。

No title

この記事をリンクさせていただきました。
有難う御座います。

Re: No title

なつかしい曲へのコメント、ありがとうございます。
リンクはご自由にどうぞ。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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