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296. Song Of The Wind 風は歌う

Song Of The Wind 風は歌う : Santana サンタナ

 「サンタナ」4作目のアルバムからの選曲ですが、この曲はインストゥルメンタルなので歌詞はありません。 アルバムはシングル・ヒットが無かったにもかかわらず、アメリカのアルバム・チャートで最高8位、イギリスでは6位となりました。 この曲は人気があったようで、1974年になってからシングル・カットされています。


Caravanserai
Alubm : Caravanserai
  キャラバンサライ
(試聴可)
Released: October 1972
Written by: Carlos Santana, Gregg Rolie , Neal Schon
Produced by: Carlos Santana, Mike Shrieve

  サンタナ(バンド) について:
Carlos Santana
 フリー百科事典『ウィキペディア』  


The body melts into the universe.      体は溶けて 宇宙と一体となる
The universe melts into the soundless voice.  宇宙は溶けて 音の無い声と一体となる
The sound melts into the all-shining light.   音は溶けて すべての輝く光と一体となる
And the light enters the bosom of infinite joy.  そして光は 無限の歓喜の懐にいだかれる

 From "Metaphysical Meditations"    「形而上学的 瞑想」
      by Paramahansa Yogananda      パラマハンサ・ヨガナンダ(ヨガの導師)の著書より

 上は見開きのアルバム左上に書かれていた言葉ですが、初期のサンタナのアルバムの中で最もまとまっていてスケールが大きいのはおそらくこのアルバムでしょう。 この曲は5番目に入っていますが、ほとんどエンドレスで曲がつながっているので一曲だけ取り出すとおかしなことになります。 うちにあるのは古いレコードですが、はっきりと区切りがつくのはA面とB面を裏返す時くらいでした。

 「サンタナ」はこの前年にサード・アルバムをリリースした後で、オリジナル・メンバーでベーシストのデイヴ・ブラウン (David Brown)とパーカッションのマイク・カラベロ (Mike Carabello)がグループを去り、「サンタナ」は一時解散してしまいます。 原因はリーダーであるカルロス・サンタナ(当時24歳)のワン・マンぶりにあったようで、この曲を共作したグレッグ・ローリーとニール・ショーンの二人もこの後「サンタナ」を脱退し、翌年に 「Journey(ジャーニー)」を結成しています。

 リーダーのカルロス・サンタナ(ややこしい)はこの数ヶ月前にドラマーのバディ・マイルスとの共演で、
Carlos Santana & Buddy Miles: Live!カルロス・サンタナ&バディ・マイルス:ライヴ!)という擬似ライヴ・アルバムをリリースしていますが、その後新たにメンバーを集め、新生「サンタナ」として作られたのがこのアルバムでした。 オリジナル・メンバーはカルロスと共にこのアルバムをプロデュースしたドラマーのマイケル(マイク)・シュリーヴと、それにキーボードのグレッグ・ローリーくらいですが、グレッグは既にカルロスと喧嘩していたらしく何曲かはトム・コスター(Tom Coster)が代わりに演奏しています。

 この曲ではカルロス・サンタナとニール・ショーンがギターを弾いていますが、残念ながらツイン・ギターではなく、どうやら別々に録音してそれを後から編集し直したもののようです。 両雄並び立たずということなのかギター・バトルは聴けませんが、どっちがどっちだか分からないくらい上手くまとめてあります。 そうした穿鑿(せんさく)などしないで、単純に演奏を楽しんでいるのが一番良い聴き方かもしれません。 ブルティッシュ・ロックの様にギターやキーボードだけでなく、強烈なパーカッション(打楽器)が入るのも「サンタナ」サウンドの魅力の一つでしょう。
 アルバム・タイトルの "Caravanserai" (キャラバンサライ)は、ラクダを連れたキャラバン(隊商)が沙漠の中で宿営した「隊商宿」という意味で、ペルシャ語の "karavan" (キャラバン)と "saray" (キャンプ)から来ています。

Song Of The Wind:
  Carlos Santana (カルロス・サンタナ) : Guitar
  Neal Schon (ニール・ショーン) : Guitar
  Gregg Rolie (グレッグ・ローリー) : Organ
  Mike Shrieve (マイク・シュリーヴ) : Drums
  Douglas Rauch (ダグラス・ローチ) : Bass
  James Mingo Lewis (ジェイムズ・ミンゴ・ルイス) : Congas

Song Of The Wind 『風は歌う』を聴く: (6:08)
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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