284. So Much in Love ソー・マッチ・イン・ラヴ (なぎさの誓い)

So Much in Love ソー・マッチ・イン・ラヴ (なぎさの誓い) : The Tymes ザ・タイムズ

 ザ・タイムズのデビュー・シングルにして、全米No.1 のヒットとなった彼らの代表曲です。 アカペラで指を鳴らすだけで歌えるので、歌詞を覚えるとどこでも気軽に口ずさめるでしょう。


So Much in Love (LP)
Alubm : Best of The Tymes
  Great Soul Hits

Released: 1963
Written by: George Williams, Bill Jackson, Roy Straigis
Produced by: Billy Jackson

  The Tymes について:
The Tymes
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 Tyme は Time の古い書き方ですが、The Tymes は元 The Latineers というグループのメンバーだった4人に、 George Williams (ジョージ・ウィリアムス)をリード・ヴォーカルに迎えて1960年に結成されました。 この曲はその George Williams と、プロデューサーの Billy Jackson (ビリー・ジャクソン)、アレンジャーの Roy Straigis の三人の共作となっています。

 彼らは同年に、 Johnny Mathis (ジョニー・マティス)が1957年に歌った "Wonderful! Wonderful!" のカヴァー曲が全米7位になったくらいでその後ビッグ・ヒットは無いものの、地道に活動を続けていたようです。
 1975年の "Ms Grace" (ミス・グレイス)という曲はアメリカでは91位と振るわなかったものの、英国のシングル・チャートでは1位の大ヒットとなりました。

 この曲のシングルは2分08秒と短く、波の音の後ですぐに歌が始まるのですが、探してみると幾つかの異なるヴァージョンがあるようです。 たぶんLPヴァージョンとか再録ヴァージョンなのでしょうが、イントロにチェレスタの音色とナレーションが入る少し長いヴァージョンがあり、その中でも歌詞が同じもの(2:21)と、1番の歌詞が違うもの(2:27)がありました。

●カヴァー・ヴァージョン:
 この曲は何人かの人がカヴァーしていますが、1982年に Timothy B. Schmit (ティモシー・B・シュミット)が "Fast Times at Ridgemont High" (初体験/リッジモント・ハイ)という映画のサウンド・トラックの中で歌っています。→ Timothy B. Schmit の歌を聴く:
 この映画のサントラの主題歌を歌っているのはジャクソン・ブラウンですが、他にもドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュ、ドン・フェルダーと、同じイーグルスのメンバーが参加しています。 ポコもいますね・・・

 1988年には Art Garfunkel (アート・ガーファンクル)もカヴァーしてアダルト・コンテンポラリー・チャートで11位のヒットになっていますが、残念ながら Grooveshark では探しても曲が見つかりません。

 1993年暮れには The All-4-One というヴォーカル・グループがデビュー・シングルでこの曲を歌い、翌年のUSチャートで5位のヒットとなっています。→ The All-4-One のヴァージョンを聴く: 


So Much in Love 『』を聴く: (2:08 Single Version)
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

As we stroll along together   ぼくらが一緒に 散歩しながら ※
Holding hands, walking all alone  手をつないで、二人きりで歩く ※
So in love are we two   ぼくら二人は 深く愛し合っているから ※
That we don't know what to do  どうしていいか 分からなくなるんだ ※
  ※別の歌詞:(No one else but me and you  ぼくときみ以外、誰もいないみたいだ) 
So in love   それほど 愛し合っているから
(so in love)
In a world of our own   自分たちしか 見えないんだ ※
(so in love)

As we stroll by the sea together  二人して 渚(なぎさ)を歩く ※
Under stars twinkling high above  星のまたたく 空の下を ※
So in love are we two   ぼくら二人は 深く愛し合っているから
No one else but me and you  ぼくときみ以外、誰もいないみたいだ ※
So in love   それほど 愛し合っているから
(so in love)
So much in love    熱々の 恋人同士だから ※
(so in love)
So in love   深く 愛し合っているから
(so in love)
So much in love   熱々の カップルだから
(so in love)

(Bridge)
We stroll along together   ぼくらが 一緒に歩きながら
I tell you,    ぼくがきみに、
"I need you, oh, so much  「きみが必要なんだ、あぁ、こんなにも
I love, love you my darling"  愛してる、 愛してるんだ、ぼくの愛しい人」と言ったら
Can you tell it in my touch?  きみもぼくの腕の中で そう言ってくれるかい?

When we walk down the aisle together  二人して (教会の)通路を並んで歩く時 ※
We will vow to be together till we die  「ぼくらは 死ぬまで一緒だ」と誓おう
So much love have we two    ぼくら二人は 深く愛し合っているから
Just can't wait to say "I do"   「はい」と言ってくれるのが とても待ちきれない ※
So in love     深く 愛し合っているから
(so in love)
Are you and I    きみとぼくは
(you and I)
So in love     とても 愛し合っているから
(so in love)
Are you and I    きみとぼくは
(you and I)
So in love    深く 愛し合っているから
(so in love)
Are you and I..    きみとぼくは・・・
(you and I)


※ stroll along: ~沿いを歩く(散歩する、ぶらつく)。
※ holding hands: 手をつなぐ。
※ all alone: 「ただ一人で」とか「独力で」という意味ですが、その前に "together" があるので、"together all alone" だと「二人きりで」となります。
※ so in love: 深く愛し合っている。
※ don't know what to do: どうしていいか(何をしていいか)分からない。 この行、二番と同じ "No one else but me and you" となっているヴァージョンもあります。
※ in a world of one's own: 自分(たち)の世界に入っている(没頭している)。自分のことしか考えられない。

※ stroll by the sea: 海辺を散歩する。
※ high above: 高いところにある(位置する)。
※ no one else but..:~以外、誰もいない。
※ so much in love: かなりお熱い仲、熱々の恋人同士。

※ aisle [発音:ail]: (座席と座席の間の)人が通れる部分、通路。 この場合は教会(結婚式)の通路でしょう。
※ I do: 「はい」とか「ええ」とか「もちろん」。 "Yes, I do" ということです。
 

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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So much in Love

いつ聴いても懐かしい一曲です。昔から知っているのに、グループ名を知らない、何度もCMで使われているのに。ここのところ、歳のせいか昔のことばかり思い出す。そんな時に、情景と一緒に浮かんでくるのは当時の音楽です。
なんのへんてつもないアカペラで指を鳴らしている曲なんだけど、これが完璧にできあがっている曲。作為というものはみじんも感じられない。できあがるべくしてできた曲。カバーが多いのもうなづけます。花のサンフランシスコより以前の曲だったとは。
このサイトに出会えて、ほんと感激している。
(話はそれますが)CMでこれら懐かしい名曲を日本語でやられると愕然とします。忌野清志郎?等々。台無しにしているとしか思えないのは当方だけか。悔しささえ。
こういうサイトを作られている事もすごいけど(言うは易く実際はなかなか大変な作業だと思う)、感動を分かちあえる人が自分の周りにはいないので、すごく寂しいという思いがいつもありました。こういう胸の痛みというのはどんな風に表現したらよいのでしょうか。だから、Sumiさんには大感謝。ありがとうございます。

deko さん、こんにちは

音楽は記憶と結びついていることが多いから、古い曲を聴くとその頃の情景が浮んできたりしますね。
私も歳のせいか、意識せずにいると古い曲ばかり採り上げそうになるので、なるべくカテゴリーの年代にムラが出ないようにしています。―とは言っても、2000年代の曲となるとさすがに疎(うと)いのですが・・・

昔はヒット曲の方程式などあまりなく、好きで歌っていたらヒットしてしまったという曲が多いので、新しさはない代わりに、すぐに古くなることもありませんね。 それはどの人間にも共通の心を歌っているからなのでしょう。

自分の周りに同じ趣味の人がいなくても、広い世界のどこかには自分と同じような人が必ずいますから、私はこうしたブログを通して発信しているという訳です。 
最近は受けとめてくれる人がいないのでしばらくお休みしていましたが、新しい年も明けたことですし、またボチボチ動き出そうかなと思っているところです。

コメント、ありがとうございました。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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