273. I'm a Believer アイム・ア・ビリーヴァー

I'm a Believer アイム・ア・ビリーヴァー (恋に生きよう) : The Monkees モンキーズ

 モンキーズのセカンド・シングルとして全米No.1 となっただけでなく、1966年の年間チャートでも1位になりました。 ’64年にビートルズが登場して1位と2位を独占し、’65年にはローリング・ストーンズが年間1位となるなど英国勢に押されていたアメリカのチャートで、三年ぶりにアメリカのミュージシャンとしてトップに立っています。


Alubm : More of the Monkees
  グレイテスト・ヒッツ
(試聴可)
Released: November 21, 1966
Written by: Neil Diamond (ニール・ダイアモンド)
Produced by: Jeff Barry (ジェフ・バリー)

  モンキーズについて:
The Monkees
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 モンキーズはオーディションによって選ばれた4人組のグループということは、以前にやった "Daydream Believer"(デイドリーム:No.10)でも書きました。 英国勢に対抗するといっても曲はソング・ライターたちが書き、演奏もスタジオ・ミュージシャンが行っていたので、最初の頃は「口ぱく・バンド」とか言われていました。 この曲も ミュージック・ヴィデオ ではマイクがギターを弾き、ミッキーがドラムを叩き、ピーターがキーボードを演奏していますが、実際は別のミュージシャンが演っていたようで、ギターはニール・ダイアモンドとか。

 この曲を作ったニール・ダイアモンドはプロデューサーのジェフ・バリーの友人で既にこの曲を自分で歌っていましたが、モンキーズのヒットによって認められ、自身の曲でもヒットを飛ばすようになります。 ’69年のヒット曲 "Sweet Caroline"(スウィート・キャロライン)は95回目に採り上げました。 
※ニール・ダイアモンドの歌うヴァージョンはこちら。→ I'm a Believer (Neil Diamond)

 この曲のヒットを受けてサード・シングルもニール・ダイアモンドの曲を歌うことになったのですが、B面に入れる曲を製作担当者が勝手に作って入れたため、彼らは独自に記者会見を開いてそのことを暴露し、担当者の追い出しにかかります。
 ミュージシャンとしての自覚に目覚めた彼らはプロデューサーとして元タートルズのチップ・ダグラスを迎え、楽器の演奏も自分たちでやるようになり、1967年にはカナダとアメリカでツアーを行うまでになりました。 チップ・ダグラスがいなければ、名曲"Daydream Believer"(デイドリーム)も生まれなかったでしょう。

 彼らは「ザ・モンキーズ・ショー」というTV番組とタイアップしたこともあって全米で一番のアイドル・グループになり、そのTV番組は日本でも(日本語吹き替えで)公開されたので、当時は日本でも人気がありました。 もっともTV番組の終了と共に人気も衰えて行くのですが・・・

 この曲は2001年に "Shrek"(シュレック)というCGアニメーション映画のエンディングで大合唱していたから、若い方でも聴いたことがあるのではないでしょうか。 歌っていたのは "Smash Mouth"(スマッシュ・マウス)というグループと、おしゃべりなロバ役をやっていた Eddie Murphy(エディ・マーフィー)とのことです。
※スマッシュ・マウスの歌うヴァージョンはこちら。→ "I'm a Believer" (Smash Mouth) 

# Lead vocal by Micky Dolenz
# Backing Vocals by Mickey Dolenz, Davy Jones & Peter Tork
# Guitar: Neil Diamond
# Drums: Buddy Salzman
# Other personnel unknown

I'm a Believer 『アイム・ア・ビリーヴァー』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

I thought love was only true in fairy tales  愛なんて おとぎ話の中だけのものと思ってた ※
Meant for someone else but not for me.  誰か他の人のためのもので ぼくには関係ないって ※
Love was out to get me    愛はぼくに対して 意地悪くしようとしてる ※
That's the way it seemed.   そんな風に 思えて ※
Disappointment haunted all my dreams.   そんな失望感が ぼくの夢に付きまとっていたんだ ※

(Chorus)
Then I saw her face, now I'm a believer  でも彼女を見たとたん、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去ったのさ ※
I'm in love,    ぼくは恋してる、 
(mm..)I'm a believer!   ぼくは愛の信者さ!
I couldn't leave her, if I tried.   彼女から離れるなんて(※)、どう頑張ってもできないよ


I thought love was more or less a givin' thing,  愛なんておよそ 与えるものだと思ってた ※
Seems the more I gave the less I got.  多くを与えても 少ししか得られないように見えて
What's the use in tryin'?   努力してみたって 何になるんだい? ※
All you get is pain.   得られるのは 痛みだけで
When I needed sunshine I got rain.  陽射しが欲しい時にも 雨降りだったじゃないか

(Chorus)
Then I saw her face, now I'm a believer  でも彼女を見たとたん、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去ったのさ
I'm in love,    ぼくは恋してる、 
(mm..)I'm a believer!   ぼくは愛の信者さ!
I couldn't leave her, if I tried.   彼女から離れるなんて どう頑張ってもできないよ

(間奏)

Love was out to get me    愛はぼくに 意地悪くしようとしているって
That's the way it seemed.   そんな風に 思えて
Disappointment haunted all my dreams.   そんな失望感が ぼくの夢に付きまとっていたものさ

(Chorus)
Then I saw her face, now I'm a believer  でも彼女を見たとたん、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去った
I'm in love,    ぼくは恋してる、 
(mm..)I'm a believer!   ぼくは愛の信者さ!
I couldn't leave her, if I tried.   彼女から離れるなんて どう頑張ったってできないよ

It's a saw her face, now I'm a believer  彼女を見た時に、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去ったのさ
I'm a believer...     ぼくは 愛の信奉者さ・・・
(I'm a believer...)


※ fairy tale: (子供向けの)おとぎ話。 作り話。
※ meant for: ~のために、~用である、~向けの。
※ someone else: ほかの誰か、ほかの人。
※ out to get.. : ~をやっつけようとする、~をやっつけようと躍起になる。
※ That's the way: そういう風に、そんなもんだと、そのように。
※ Disappointment: 失望、落胆。 失意。 期待外れ。
※ haunt: (考えが)たえず付きまとう、脳裏を去らない。
※ no trace of: ~の痕跡が全く無い、~の跡が全く残らない。
(※) leave her: 前の "believer" と(似た発音を)並べて韻を踏んでいる。  その前の "face" と "trace" も同様です。

※ more or less: 多かれ少なかれ、大体、おおよそ。
※ What's the use: ~して何になる? 例:"What's the use of going to school?" (学校なんて行って何になる?)


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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No title

モンキーズは私の洋楽体験の最初です(小学4年生頃でしょうか)。
TVシリーズはかかさず見てました。
特に、テーマソングはカタカナで聴き取って一緒に歌ってました。
「ヒーウィーカー、ボップエンナスリー・・・・」
当時どう聞き取ったか正確には思い出せませんが、
こんな感じでした。

モンキーズ

当時はラジオから聴こえてくる音楽が洋楽の全てだったので、TVで映像の見えるモンキーズは私も良く見ていました。 
テーマ曲も好きでしたけど、モンキーズと日本のタイガースしか歌っていないので、今回はこの曲にしました。
意味が分からずに真似して歌っていた曲でも、後から歌詞を読んでみるとカタカナ英語より発音的には近かったりします。 やっぱり言葉は耳から覚えるのが一番なのでしょう。
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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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