243. Love Is Blind ラブ・イズ・ブラインド (恋は盲目)

Love Is Blind ラブ・イズ・ブラインド (恋は盲目) : Janis Ian ジャニス・イアン

この曲は日本のTVドラマで使われ、日本でのみヒットした曲です。 当時はそうした曲が他にもありました。


Alubm : Souvenirs [Import]
  スーヴェニアーズ
(試聴可)
Released: 1976
Composed by: Janis Ian (ジャニス・イアン)
Produced by: Brooks Arthur

  ジャニス・イアンについて:
Janis Ian
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 ジャニス・イアンというと1975年に "At Seventeen" (17歳の頃)がビルボードで3位、全米キャッシュボックスで1位のビッグ・ヒットとなっていますが、この曲はその翌年にリリースされた "Aftertones" というアルバムに収められていたもので、本国ではシングルになっていないようです。
 同年には日本の南沙織に「哀しい妖精」という曲を提供してヒットしていますし、当時は日本やヨーロッパでもかなり人気がありました。

 この曲は日本のTVドラマに使われたことでオリコン・チャートで半年くらい1位を続けていたといいますから、覚えている方も多いでしょう。 私は当時TVが無かったので知りませんが・・・
 当時持っていたレコードのライナー・ノーツにそのTVプロデューサーがコメントを寄せていて、何でもレコード屋に「かわいい女の子のレコードがあったら持って来て」―と言ったら、なぜかその中にジャニス・イアンのレコードも含まれていたというエピソードが書かれてました。 当時のジャニスが「かわいい女の子」だったかどうかは別として、それでこの曲に巡り合えたということらしいです。
 
 前回のボブ・ディランの歌詞に比べると、日本の中学で習う英単語を並べて書かれたようなシンプルな歌詞ではありますが、"Here in yesterday" (この「昨日」という日に)―といった詩的表現が入るので簡単に訳せるというのでもありません。 シンプルなだけに、かえって言葉が強く響いたりもします。
 タイトルは諺(ことわざ)にもあるもので、最近は「盲目」という言葉が差別用語とか何とか言われておりますが、私は「目の不自由な人」―といった腫れ物に触るような言葉使いこそ失礼だと思っているので、そのまま使うことにしました。 その方が詩としてしっくりしますので。
 これはジャニス本人の作曲で、ギターも本人が弾いています。

Love Is Blind 『恋は盲目』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

Love is blind   愛は 盲目
Love is only sorrow   愛は ただ悲しみだけ
Love is no tomorrow   愛に 明日はない
Since you went away   あなたが 去ってからというもの

Love is blind   愛は 盲目
How well I remember   何てはっきり 覚えているのかしら
In the heat of summer pleasure   夏の歓びの 盛りの中 ※
Winter fades   冬のことは 薄れかけていたのに

How long will it take   どれくらい かかるのかしら
Before I can't remember   思い出さなくなるまで
Memories I should forget   忘れてしまいたい 思い出の数々
I've been burning   今まで (胸に)焼き付けてきた
Since the day we met   私たちが 出会った時からのことを

Love is blind   愛は 盲目
Love is without a mercy   愛は 情け容赦もない 
Love is "Now you're hurt me   愛とは、「あなたが私を傷つけて
Now you're gone away"   そして あなたが去って行った」―ということ

Love is blind   愛は 盲目
Love is no horizon   愛に 展望はなく
And I'm slowly dying   私は 徐々に死んで行くの
Here in yesterday   この 『昨日』という日に ※

In the morning   朝に
Waken to the sound of weeping   すすり泣く声で 目が覚めた
Someone else should weep for me   誰かが 私のために泣いていたのかしら
Now it's over   今はもう 終わったこと
Lover, let me be   愛する人、 私をそっとしておいて ※

Love is blind   愛は 盲目
Love is your caress   愛は あなたの抱擁(愛撫)
Love is tenderness   愛とは 優しさ
And momentary pain   そして 絶え間の無い痛み

Love is blind   愛は 盲目
How well I remember   何てはっきり 覚えているのかしら
In the heat of summer pleasure   夏の歓びの 盛りの中
Winter fades   冬のことは 色あせていたのに・・・


※ in the heat of:~の最中に、~の盛りに。
※ Here in ~:「ここ~では」。Here in Japan で、「ここ日本では」。 昨日が今という、ちょっと変った詩的表現です。
※ let me be:そっとしておいて、ほっといてよ、独りにしておいて。
 

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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