235. Do You Want My Job ドゥ・ユー・ウォント・マイ・ジョブ

Do You Want My Job ドゥ・ユー・ウォント・マイ・ジョブ : Little Village リトル・ヴィレッジ

 「リトル・ヴィレッジ」の曲を採り上げるのはこれで二度目ですが、今回は夏らしく南の島の雰囲気いっぱいのこの曲を選んでみました。 


Alubm : Little Village [Import]
  リトル・ヴィレッジ
(廃盤)
Released: 1992
Written by: Little Village
Produced by: Little Village
Executive Produced by: Lenny Waronker
  Little Village :
John , Nick , Jim , Ry
 From Wikipedia, the free encyclopedia  

 「リトル・ヴィレッジ」はジョン・ハイアットが1987年に「ブリング・ザ・ファミリー」というアルバムをレコーディングした時に集まったメンバーによって結成されました。 ―ということを以前に書きましたが、どうせ誰も読んでいないだろうからおさらいすると―いや、どうせ誰も読まないだろうから省略しますが、ライ・クーダー、ニック・ロウ、ジム・ケルトナーという腕達者たちが集まったスーパー・グループです。 昨年ライ・クーダーとニック・ロウが来日した時にミニ特集を組んだけどほとんど反応が無かったので、今回も地味にやるとしましょう。

 このグループ内では共和制がとられていると見えて、全てが「Little Village」名義になっていますが、実際にこの曲を書いたのはジョン・ハイアットだろうし、歌っているのもジョン・ハイアットです。 アルバムを聴いた感じでは、ライ・クーダーとニック・ロウの曲は自分で歌っている一曲ずつみたいでした。

 歌詞の中に、
From the land of the rising sun. They bring their old plutonium.
日出ずる国から、 彼らは 使い古しのプルトニウム(使用済み核燃料)を運んでくる。
 ―というフレーズがあって、暗に日本のことを皮肉っているので素直に楽しめないところはありますが、演奏自体は素晴らしいものです。

●メンバー:
* John Hiatt (ジョン・ハイアット)- guitar, lead vocals
* Ry Cooder (ライ・クーダー)- guitar, back vocals
* Nick Lowe (ニック・ロウ)- bass, back vocals
* Jim Keltner (ジム・ケルトナー)- drums, percussion


* Do You Want My Job 『ドゥ・ユー・ウォント・マイ・ジョブ 』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

Cool breezes from the mountains blow   山々から 涼しい風が吹いてくる
As I wake up and dress to go   俺は起きて、服を着て出かけて行く
On the island, dawn is breaking   島では 夜が明け始め
In the harbor, tanker's waiting   港では タンカーが待っている

From the land of the rising sun   「日、出(いず)る国」から ※
They bring their old plutonium   彼らは使用済みプルトニウム(核燃料)を運んでくる
And we unload it in the bay   俺たちは港で その積荷を降ろすんだ
For two dollars forty cents a day   一日2ドル40セントのために ※

(Chorus:)
Do you want (my)   してみたいか
Do you want (my)   あんた、やってみたいか
Do you want (my)   してみたいか
Do you want my job   あんた、俺の仕事を やってみたいか

Do you want (my)   してみたいか
Do you want (my)   あんた、やってみたいか
Do you want (my)   してみたいか
Do you want my job   あんた、俺の仕事を やってみたいか

(間奏)

I hump the stuff, I take the cash   重い荷物を運んで、金を受け取る
So my kids can wear Adidas   それも子供たちに 「アディダス」を着せるためさ
And if you live here, home, you know  でも住んでみれば ここが我が家さ、そうだろ
We don't have no place else to go   俺たちは 他に行けるところなんてないさ

I remember when the air was sweet   以前は 空気もきれいだったのを覚えている
And I brought home the fish to eat   魚を家に持って帰り 食べたものさ
Now we buy Spam from the grocery store  今じゃ 食料品店で「スパム」の缶詰を買う ※
'Cause you can't eat the fish no more.  なぜって (島の)魚はもう食えないからさ

(Chorus:)
Do you want (my)   してみたいか
Do you want (my)   あんた、やってみたいか
Do you want (my)   してみたいか
Do you want my job   あんた、俺の仕事を やってみたいか

Do you want (my)   してみたいか
Do you want (my)   あんた、やってみたいか
Do you want (my)   してみたいか
Do you want my job   あんた、俺の仕事を やってみたいか


※ From the land of the rising sun:聖徳太子が隋の皇帝に宛てた親書の「日出(いず)る国より」(日本のこと)を英語訳した表現。 皮肉として使われていますが。
※ two dollars forty cents a day:一日2ドル40セントというと、正にニコヨン(100円玉2個と、10円玉4個の日雇い仕事)になります。
※ hump:(重い荷物を)運ぶ、背負って歩く。
※ no more:もはや~できない。 それ以上~ない。
※ Spam:ブタ肉のランチョンミートの缶詰。 今ではスパム・メールの語源になってしまいましたが・・・
 記事の編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

No title

すごく海に行きたくなる曲ですね。
私は、ここにお邪魔する時には、まず何も読まずに先に曲を聴かせてもらって、それからじっくりと解説を読み(知識薄いので必須です)、もう一度聴きながら歌詞と対訳でお勉強タイムです。
最初に抱いた曲のイメージと内容のギャップがとても楽しいのです。

この曲は・・・
やっぱり海に行きたくなりました。

ミオさん、こんにちは

音楽はまず聴いてみるのが一番ですから、そのやり方で良いと思います。
対訳や解説も補助的に付けてはいますが、そうしたものは曲に興味を覚えてから読めば良いことですから。

私が音楽雑誌をあまり読まないのは肝心の音が聴けないからで、評判にだまされてレコードを買ってガッカリしたことが何度もあったからです。
やっぱり自分の耳で聴いて確かめるのが一番ですから。

この曲は夏らしくて演奏も素晴らしいのですが、歌詞が日本を皮肉っているものだけに、素直には楽しめずにいます。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示