232. Summer Snow サマー・スノー

Summer Snow サマー・スノー : Sissel (Kyrkjebø) シセル

 蒸し暑い日々が続くので、今回は少しホッとできる癒し系の音楽を選んでみました。 これは日本のTVドラマのサウンド・トラックとして作られたものなので洋楽とは言えないかもしれませんが、かといって邦楽でもありません。 いま流行(はや)りの「コラボレーション作品」といったところでしょうか・・・


Alubm : SUMMER SNOW [Soundtrack]
  ベスト・オブ・シセル

Released: 2000
Written by: Sissel (シセル:歌詞)、曲:スコットランド民謡
Produced & Arranged by: Akira Senju (千住明)

  シセルについて:
Sissel
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』  

 シセルはノルウェーの国民的歌手で "Sissel Kyrkjebø"(シセル・シルシェブー)と呼ばれていましたが、それでは呼びにくいようで、近年はファースト・ネームだけで活動しているようです。

 私はこの曲が使われたTVドラマは観ていないのですが、歌詞はシセル自身が英語で書いたようで非常に判りやすいものになっています。 英語を母国語としない人の方が変な歌詞は書かないし、発音もかえって日本人には判りやすかったりします。 (ヒップホップなんて早口でスラングばっかりなので、何言ってるのかサッパリ判りませんが・・・)

 この曲ではルーマニア出身の「パン・フルート」奏者 Gheorghe Zamfir(ゲオルゲ・ザンフィル)がフィーチャーされていて、究極の癒し系サウンドとなっています。 こうした耳障りの良い曲は取っ付き易い反面すぐに飽きてしまうものですが、たまには良いでしょう。

追記: この曲は"The Water Is Wide" (または "O Waly, Waly")というタイトルで、1600年代から歌われていた古いスコットランドのフォークソングが原曲のようです。 "The Water Is Wide" にも幾つかの歌詞があるようでリンク先に歌詞も載っていますが、その一部を訳してみると、

The water is wide, I can't cross over  海は広く 渡ることができず
And neither have I wings to fly   私には 飛んで行ける翼もない
Give me a boat that can carry two   二人を運んでくれる ボートが欲しい
And boat shall row, my love and I  そしたらボートをこぐでしょう、 愛する人と私で  

Oh, love is gentle and love is kind  あぁ、愛は優しく、愛は思いやりに満ちたもの
The sweeties flower when first it's new  最初の花は素敵で 新しいものだけど
But love grows old, and waxes cold   愛する人もやがて歳をとり、次第に冷たくなって
And fades away like morning dew   まるで朝露のように 消えていくの

―となりました。 シセルはその歌詞を変えて、自分の歌いやすい曲にアレンジし直しているようです。

* Summer Snow 『サマー・スノー』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

It's summer snow   それは 夏に降る雪
in the deep blue sea   深く青い 海の中に降る
I try to touch,   わたしが 触れようとすると
but it fades away   それは しだいに消え去ってしまう
It must be a dream   それはきっと 夢なのでしょう
I will never get   わたしが決して 手に入れることのできない
Just like my love that's crying for you  丁度あなたのために泣いている 私の愛のように

If there were something not to change forever  永遠に変ることの無い 何かがあるとしたら
We could feel it deep in our heart   私たちはそれを 心の奥で感じることができるでしょう
Today is over with a million tears   無数の涙と共に 今日という日が終わるとしても
Still everyone has a wish to live   まだ誰もが 生きることへの願いを持っている

(Pan flute:Zamfir パン・フルート:ザンフィル)   

Oh, I do believe everlasting love   あぁ、私は 永遠の愛を信じることができる
And destiny to meet you again   そして あなたとまためぐり合える運命も
I feel a pain I can hardly stand   私は 耐え切れないほどの痛みを感じているけど ※
All I can do is loving you   私にできるのは あなたを愛することだけ ※

It's summer snow   それは 夏に降る雪
in the deep blue sea   深く青い 海の中に降る
I try to touch,   わたしが 触れようとすると
but it fades away   それは しだいに消え去ってしまう
It must be a dream   それはきっと 夢なのでしょう
I will never get   わたしが決して 手に入れることのできない
Just like my love that's crying for you  丁度あなたのために泣いている 私の愛のように

Just like my love that's crying for you  丁度あなたのために泣いている 私の愛のように



※ hardly stand :直訳すると「立っているのもつらい」ですが、「耐え切れない」とか「我慢できない」。
"I could hardly stand the pain." で、「私はその痛みを(ほとんど)我慢することができなかった」
※ All I can do:私にできるのは~だけだ、~することしかできない、~するのがやっとだ、~するのが精一杯だ。

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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No title

summer snowの訳詩を探していてここにたどり着きました。
曲のイメージとよく合っていて素晴らしいと思います。
原曲のThe Water Is Wideとはまた違った感じですが心が落ち着く良い感じですね。
ブログからリンクを晴らしていただきました。
http://sirokuma70.net/wordpress/

bearさん、こんにちは

この曲の原曲が「The Water Is Wide」という曲ということは、私も知りませんでした。 というより、随分前のことなので記事にしたことすら忘れていた次第です・・・

洋楽の場合はその人のホームページやウィキペディアなどを参考にしているのですが、こうした邦楽(?)には私も疎いので、作者は書かれていることをそのまま鵜呑みにしてSissel (シセル)としていたので、訂正しておきます。

そちらのブログも拝見させていただきましたが、そちらで採り上げているベッドミドラーの曲は二曲共、私も以前にこのブログで採り上げたことがありました。 何となく近いものを感じています。

コメント、どうもありがとうございました。
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昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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