203. Last Christmas ラスト・クリスマス

Last Christmas ラスト・クリスマス : Wham! ワム!

 この曲が作られてから四半世紀(25年)が経ちますが、今ではすっかりクリスマスの定番ソングになっています。 毎年この季節になるとラジオやTVでかかるけど、あまり飽きずに聴けるのはクリスマスらしい楽しい気分にさせてくれるからでしょうか。 歌詞の内容は失恋ソングですけどね・・・ 


Alubm : Final [Best of]
  ザ・ファイナル
(試聴可)
Released: 1984
Written by: George Michael
Produced by: George Michael (ジョージ・マイケル)

  「ワム!」について:
 フリー百科事典『ウィキペディア』 
 

 「ワム!」は'80年代前半に活躍したポップ・デュオで、ジョージ・マイケルはその後ソロになっても活躍しています。 この曲のシングルは1984年にリリースされてUKチャートで2位になり、翌年にも再リリースされて6位となり、その翌年にも・・・と、クリスマス・ソングだけに何度も再リリースされました。
 日本ではじわじわと売れて、1992年にチャートで12位くらいのヒットになっているから、結構遅かったようですね・・・

 この曲は1986年にリリースされたベスト・アルバムの他に、Music from the Edge of Heaven(邦題:エッジ・オブ・ヘヴン)という、8曲入りの解散記念盤にも収められています。 どちらもアルバム・ヴァージョンは「Pudding Mix」というロング・ヴァージョンになっていますが・・・
→ ラスト・クリスマス』 ロング・ヴァージョン 6:45 (Pudding Mix) はこちら。

 この歌詞の中には直訳では意味が通じないフレーズが色々あって、翻訳ソフトを通しても意味が伝わりにくい歌詞の一つだと思います。 タイトルの「Last Christmas」だって翻訳エンジンによっては「最後のクリスマス」となりそうですしね。
 面白いので各Web翻訳で試してみたら、優秀だったのが「Google 翻訳」で、ちゃんと「昨年のクリスマス」と出ました。 「OCN 翻訳」では「この前のクリスマス」でまずまず、「excite 翻訳」に至っては残念ながら「最後のクリスマス」となってしまいました。 もう少し頑張りましょうね、エキサイトさん・・・

A face on a lover with a fire in his heart   恋する者(の顔)は 燃えるような心を持っているけど
A man under cover but you tore me apart それを内に秘めてるだけ、でもきみはぼくを引き裂いた
 上の歌詞なんて韻(いん)を踏んでリズミカルに歌っていますが、それを訳そうとするとおかしなことになるから、下手に日本語にしない方が良いかも。 といっても、一応訳してはみましたが・・・

 この歌の主人公は去年のクリスマスに彼女に心を捧げたのにふられてしまい、今年のクリスマス・パーティで彼女を見かけ、まだ未練があるけど遠くから見ているだけ・・・という状況のようです。 「今のぼくは 本当の恋を見つけたから」―と強がってはいるものの、最後では「たぶん来年は、誰か特別な人に(心を)捧げよう」―と言っているから、結局まだ一人ぼっちのようですね。 


Grooveshark で Last Christmas 『ラスト・クリスマス』を聴く: (4:27)
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詞●

(Chorus)
Last Christmas   去年のクリスマスに
I gave you my heart   ぼくはきみに ぼくのハートをあげた
But the very next day   でも すぐ次の日に ※
you gave it away   きみはそれを 捨て去った ※
This year   今年は
To save me from tears   ぼくは 涙を控えておこう
I'll give it to someone special   特別な 誰かのために

(Chorus)
Last Christmas   去年のクリスマスに
I gave you my heart   ぼくはきみに ぼくのハートを捧げた
But the very next day   でも すぐ次の日に
you gave it away   きみはそれを 捨て去ったんだ
This year   今年は
To save me from tears   ぼくは 涙を控えておこう
I'll give it to someone special   特別な誰かに 捧げるために

(間奏)

Once bitten and twice shy   一度しくじると 二度目からは用心深くなるものさ ※
I keep my distance   ぼくは(きみと) 距離を置くようになったけど
But you still catch my eye   でもきみはまだ ぼくの目を惹きつける
Tell me, baby   ねえ、きみ ※
Do you recognize me?   ぼくのことが 分かるかい?
Well   そう
it's been a year   あれから一年が経ったけど
It doesn't surprise me   (分からなくても)ぼくは別に 驚かないよ

"Merry Christmas"   「クリスマス おめでとう」(の言葉)を
I wrapped it up and sent it   ぼくはきれいに包んで (きみに)送ったんだ ※
With a note saying "I love you"   「愛してる」のメッセージを添えてね
I meant it   ぼくは 本気だった ※
Now I know what a fool I've been   今はぼくが馬鹿だったと 分かってるけど
But if you kissed me now   でも もしきみが今 キスしてくれたら
I know you'd fool me again   そうさ きみはまたぼくを 狂わせてしまうかも 

(Chorus)
Last Christmas   去年のクリスマスに
I gave you my heart   ぼくはきみに ぼくのハートをあげた
But the very next day   でも すぐ次の日に
you gave it away   きみはそれを 捨て去った
This year   今年は
To save me from tears   ぼくは 涙を控えておこう
I'll give it to someone special   特別な 誰かのために

(Chorus)
Last Christmas   去年のクリスマスに
I gave you my heart   ぼくはきみに ぼくのハートを捧げた
But the very next day   でも すぐ次の日に
you gave it away   きみはそれを 捨て去ったんだ
This year   今年は
To save me from tears   ぼくは 涙を控えておこう
I'll give it to someone special   特別な誰かに 捧げるために
(ooooo)
(oh oh baby)

A crowded room   混みあった (パーティの)部屋の中で
Friends with tired eyes   友だちはみんな 疲れた目をしてる
I'm hiding from you   ぼくは きみから(離れて) 隠れている
And your soul of ice   きみの 氷のような心からも
My god, I thought you were   あぁ、ぼくはきみのことを 思っていたのに ※
Someone to rely on   (きみにとって)頼れる誰かだと
Me?      ぼく?
I guess I was a shoulder to cry on   ぼくは(ただの) 相談相手だったみたいだね ※

A face on a lover with a fire in his heart   恋する者は 燃えるような心を 持っているけど ※
A man under cover but you tore me apart  それを秘めてるだけ でもきみはぼくを引き裂いた※

(oh oh)
Now I've found a real love   今ぼくは 本当の恋を見つけたから (←※たぶん強がりでしょう)
you'll never fool me again   きみはもう 二度とぼくを弄(もてあそ)んだりできないさ

(Chorus)
Last Christmas   去年のクリスマスに
I gave you my heart   ぼくはきみに ぼくのハートをあげた
But the very next day   でも すぐ次の日に
you gave it away   きみはそれを 捨て去った
This year   今年は
To save me from tears   ぼくは 涙を控えておこう
I'll give it to someone special   特別な 誰かのために

(Chorus)
Last Christmas   去年のクリスマスに
I gave you my heart   ぼくはきみに ぼくのハートを捧げた
But the very next day   でも すぐ次の日に
you gave it away   きみはそれを 捨て去ったんだ
This year   今年は
To save me from tears   ぼくは 涙を控えておこう
I'll give it to someone special   特別な誰かに 捧げるために
(special...)     (特別な・・・)

A face on a lover with a fire in his heart   恋する者は 燃えるような心を 持っているけど
( Gave you my heart)    (きみに ぼくの心を捧げたけど)
A man under cover but you tore me apart  それを秘めてるだけ でもきみはぼくを引き裂いた
(Maybe, Next year)    (たぶん、来年は)
I'll give it to someone   他の誰かにあげるだろう
I'll give it to someone special   ぼくは 誰か特別な人に 捧げよう
(special...)     (特別な・・・)
(someone...)      (誰かに・・・)


※ very :単なる強調で使っています。
※ give it away :「渡す」とか「寄付する」という意味の他にも、「分かる」、「裏切る」、「あきらめる」などの意味もあります。 ここでは(ぼくの心を)「gave you」(きみにあげた)の後なので、「gave away」(捨てた)としておきました。
※ Once bitten and twice shy :直訳すると、「(犬に)一度噛まれると、二度目は臆病になる」で、中国のことわざで言えば「羹(あつもの)に懲(こ)りて、膾(なます)を吹く」といったところでしょう。
※ Tell me :「話してくれ」から転じて「教えてくれ」という意味にもなりますが、単に「本当に」とか「まったく」とか、言葉を強調する意味で使うこともあります。
※ wrapped it up :直訳すると「(大切に)包んで」となります。 まあ、「心を込めて」くらいの感じでしょうか。
※ I meant it :直訳すると「私の意味するところは」ですが、「私は本気だ」という時の決まり文句になっています。
※ My god :これも直訳すると「神よ」となりますが、大袈裟なので普通に「あぁ」とか「おぉ」といった感嘆詞にしておきました。
※ I guess :「I think」(私は考える)と同じで、よりくだけた言い方。 学校では教えないと「俺は思うよ」
※ a shoulder to cry on :これも直訳すると「泣くための肩」で、「悩みを聞いてくれる人」、「相談できる相手」くらいの感じでしょうか。 日本人は肩より胸で泣きますけどね。 その前の「someone to rely on」と並べて韻を踏んでいます。
※ A face on a lover with a fire in his heart. この行とその下の行は「lover」と「cover」、「fire」と「tore」、「heart」と「apart」と並べて韻を踏んでいるのでリズミカルです。 メロディに歌詞が乗るように言葉を当てはめているので、あまり深い意味はなさそうです。
※ A man under cover but you tore me apart.  (上の行と並べて韻を踏んでいる)
※ tore (me) apart :tear apart の過去形で、「~を引き裂く」、「~を引き離す」

記事編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

PVも…

ワム!が大好きだった中学時代。
あまりの好きさに、
ワム!のPVが4~5曲ぶん入っている
ビデオをなけなしの小遣い貯めて
購入し、今も手元のあります!

MTVの影響も大きかったですよねぇ。
80年代。
ラスト・クリスマス♪が1番好きかも知れません。
曲も映像も…。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示