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201. Same Old Lang Syne 懐かしき恋人の歌

Same Old Lang Syne 懐かしき恋人の歌 : Dan Fogelberg ダン・フォーゲルバーグ

 12月16日はダン・フォーゲルバーグの2度目の命日ということで、追悼の意味も込めて取り上げてみます。  今回はクリスマスにちなんで、この隠れた名曲を選んでみました。


Alubm : Best of Dan Fogelberg
  ダン・フォーゲルバーグ・ベスト

Released: 1980
Written by: Dan Fogelberg (ダン・フォーゲルバーグ)
Produced by: Dan Fogelberg , Marty Lewis

  Dan Fogelberg
Dan Fogelberg
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 ダン・フォーゲルバーグはずっと以前、「Rhythm of the Rain」(悲しき雨音)でちょっと触れましたが、(あの曲のカヴァーが好きでした)今回は本人の登場です。 ダン・フォーゲルバーグといえば全米2位の大ヒットとなった Longer」(ロンガー)がありますが、それはまたいずれやるとして今回はクリスマス・ソングです。

 この曲はクリスマス・イヴの夜に昔の恋人と再会したという以外特にクリスマスとは関係ないのですが、ホリディ・シーズンに良く流されて全米9位のヒットとなり、今ではクリスマス・ソングの一つとなっています。
 1980年にシングルとしてリリースされましたが、翌1981年のアルバムThe Innocent Age (邦題:イノセント・エイジ)にも収録されています。

 タイトルにある 「Old Lang Syne」(スコットランド語で「Auld Lang Syne」)はスコットランドのトラディショナル・ソングで、日本では「蛍の光」と言った方が判りやすいでしょう。 この「オールド・ラング・サイン」(または「オールド・ラング・ザイン」)は日本だと卒業式に使われますが、これは古くからスコットランドに伝わっていた歌で、現在に至るまで仲間内で宴会をした際の最後に再会を誓って歌われるそうです。

 この曲は昔の恋人と偶然出会ったことが物語りのように語られますが、ダン・フォーゲルバーグはアイリッシュ・コーヒーに浮かべるホイップ・クリームを買うためコンビニに入った時、不意に高校時代のガールフレンドに会ったと言っています。 ダン・フォーゲルバーグが死去した後に、その女性は Woodruff High School (ウッドラフ高校)に一緒に通っていた Jill Greulich (結婚してからは Jill Anderson)であったことが報告されていますが、既に結婚している女性との出会いと別れがほろ苦く、切ない歌です。

 長い歌詞で短編小説みたいですが、大急ぎで訳してみました(命日を忘れていたので)。 曲の終りには M・ブレッカーのサックスで、タイトルにある 「Old Lang Syne」(オールド・ラング・ザイン)が演奏されます・・・
 ダン・フォーゲルバーグは2007年12月16日に前立腺癌(がん)のため、自宅で奥さんに看取られながら亡くなっています。 享年56歳でした。

●ミュージシャン:
* Dan Fogelberg: Piano, Bass, Electric Piano, Lead and Background Vocals
* Michael Brecker (マイケル・ブレッカー): Soprano Saxophone
* Russ Kunkel (ラス・カンケル): Drums

Same Old Lang Syne 『懐かしき恋人の歌』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詞●

Met my old lover in the grocery store   ぼくは食料雑貨店で 昔の彼女に出会った   
The snow was falling christmas eve   それは雪の降る クリスマス・イヴのこと
I stole behind her in the frozen foods   ぼくは冷凍食品の所で 彼女の背後から忍び寄り
And I touched her on the sleeve   そして袖の上から(そっと) 彼女に触れてみた

She didn't recognize the face at first   彼女は最初 ぼくが分からなかったけど
But then her eyes flew open wide   でもやがて (びっくりして)その目を大きく見開いたんだ
She went to hug me   彼女が ぼくを抱きしめた時
and she spilled her purse   彼女は 財布を落としてしまったんだ
And we laughed until we cried.   そしてぼくらは笑い合った、 それが涙に変る時まで

(間奏)

We took her groceries to the checkout stand   ぼくらは彼女の食料品をレジまで持って行き
The food was totalled up and bagged   食品は精算され、そしてバッグに入れられたけど
We stood there lost in our embarrassment   ぼくらは当惑して その場に立っていた
As the conversation dragged.   会話を ひきずっていたので ※

We went to have ourselves a drink or two   ぼくらは 一杯飲もうと外に出てみたけど ※
But couldn't find an open bar   でも(雪の夜に) 開いているバーは 見当たらなかった
We bought a six-pack at the liquor store   ぼくらは6本入り(ビール)のパックを酒店で買うと
And we drank it in her car.   それを 彼女の車の中で飲むことにした

(Chorus)
We drank a toast to innocence   ぼくらは 無邪気だった頃に乾杯して飲み、 ※
We drank a toast to now   ぼくらの今にも 祝杯をあげた
And tried to reach beyond the emptiness   そして これまでの空白を理解しようとしたけど ※
But neither one knew how.   でもどちらも どうしていいのか分からなかった

She said she'd married her an architect   彼女は 建築家と結婚していると言った
Who kept her warm and safe and dry   彼女を暖かく、守ってくれて、 でもドライにする人と
She would have liked to say she loved the man   彼女はその人を 愛してると言いたかった
But she didn't like to lie.   でも彼女は 嘘をつくのが好きではなかったんだ

I said the years had been a friend to her   ぼくは歳月が 彼女に良くしてくれるだろうと言い
And that her eyes were still as blue   彼女の瞳があの頃のように 青いままだと言ったけど
But in those eyes I wasn't sure if I saw   その瞳の中に見たかどうかは 確かじゃなかった
Doubt or gratitude.   それが疑いか あるいは感謝(の念)だったかを

She said she saw me in the record stores   彼女は ぼくをレコード店で見かけたと言った
And that I must be doing well   そして ぼくが順調にやっているに違いないとも(言った)
I said the audience was heavenly   ぼくは言った、聴衆は天国みたいに(すばらしい)けど
But the traveling was hell.   でも (コンサート)ツアーは 地獄みたいだ、と

(Chorus)
We drank a toast to innocence   ぼくらは 純粋だった頃に乾杯して飲み、
We drank a toast to now   ぼくらの今にも 祝杯をあげた
And tried to reach beyond the emptiness   そして これまでの空白を埋めようとしたけど
But neither one knew how.   でも二人とも どうしていいのか分からなかった

We drank a toast to innocence   ぼくらは 無邪気だった頃に乾杯して飲み、
We drank a toast to time   ぼくらの 時に祝杯をあげた
Reliving in our eloquence   ぼくらのおしゃべりは また再燃して ※
Another 'auld lang syne'...   おなじみの「オールド・ラング・ザイン」を歌い (再会を約束した) ※

The beer was empty   ビールは 空になっていた
and our tongues were tired   そして ぼくらは話し疲れていた ※ 
And running out of things to say   言うべきことを 話し尽くして ※
She gave a kiss to me   彼女は ぼくにキスしてくれた
as I got out   ぼくが 外に出た時に
And I watched her drive away.   そして ぼくは彼女(の車)が 走り去るのを見送った

Just for a moment I was back at school   ぼくは一瞬 学生時代に戻ったみたいだった
And felt that old familiar pain   そしておなじみの あの(胸の)痛みを感じていた
And as I turned to make my way back home   ぼくは振り向いて 家への道をたどり始める
The snow turned into rain --   雪は 雨に変り始めていた・・・


※ dragge :本来は「(脚などを)引きずる」とか、「のろのろと」といった感じ。
※ a drink or two :直訳すると「1杯か2杯(酒を)飲む」
※ try to reach :「~を理解するよう努力する 」、「~をつかもうと手を伸ばす」
※ beyond reach :「~の手の届かない」
※ toast :ここでは「乾杯」の意味だが、イギリスでは酒にトースト(焼いたパン)を浮かべて飲んだことから来ているようです。
※ innocence :「無罪」、「無邪気」、「純粋」、「純潔」、「単純」など、色々な意味があります。
※ Relive :「生き返る」、「再び体験する」
※ eloquence :「雄弁」
※ auld lang syne :「オールド・ラング・ザイン」。スコットランドのトラディショナル・ソングで、日本では「蛍の光」として有名。 古くからスコットランドに伝わっていた歌で、現在に至るまで、特に知己の仲間内で宴会をした際に最後に再会を誓って歌われる。
※ tongue were tired :直訳すると「舌が疲れた」となります。
※ run out :「使い果たす」、「使い切る」

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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No title

お久しぶりです^^
「懐かしき恋人の歌」、冬にぴったりですね。
曲の最後の方に、「蛍の光」が流れていますよね♪

saya さん、こんにちは

「Old Lang Syne」(蛍の光)というと、日本では卒業式や閉店時間を連想しますが、英語圏では使い方が違うみたいです。

ダン・フォーゲルバーグは日本ではあまり知られていませんが、12月は彼の命日ということもあってこの曲を採り上げてみました。 クリスマス・シーズンでもありますしね。
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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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