198. Yesterday イエスタデイ

Yesterday イエスタデイ : The Beatles ビートルズ

 この曲はビートルズの最もポピュラーな曲の一つとして中学校の教科書にも載っているくらいで、何を今更・・・という感はあります。 最も多くの人がカヴァーした曲としてギネス・ブックにも載っているそうで、それだけ歌いやすいのでしょう。


Germany EP
Alubm : 1 [Best of]
  THE BEATLES 1 [Best of] (国内版)

Released: 1965 (USA), 1966 (UK)
Written by: Lennon/McCartney (Paul McCartney)
Produced by: George Martin

  ザ・ビートルズについて:
John , Paul , Ringo , and George (L to R)
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲はポール・マッカートニーが単独で作った最初の曲としても知られています。(クレジットは取り決めで「レノン/マッカートニー」となっていますが・・・)
 ポールによると、夢の中でその曲ができて、翌朝目が覚めてすぐピアノに向かい、忘れないうちに演奏したとか。 あまりにも早くできたため、誰かの曲が頭の中にあったのでは・・・という疑いが起き、それから一月くらいは音楽関係者にそれと似た作品を聴いたことがないか、たずねていたそうです。

 ポールはメロディが先に浮かんで、後から歌詞を付けるというやり方が多かったようですが、歌詞ができるまでその曲は 「Scrambled Eggs」 (スクランブルド・エッグ)と呼ばれ、最初の部分を 「Scrambled Eggs, oh my baby how I love your legs?」 ―と歌っていたとか・・・
 この曲はポールが作って自分で歌い、アクースティック・ギターも自分で弾いています。 バックに入る弦楽四重奏はプロデューサーのジョージ・マーティンのアレンジで、他のメンバーは参加していません。 他のメンバーは最初これをビートルズの作品とは認めなかったようですが、マネージャーのブライアン・エプスタインはポールのソロとして分けることはせず、ビートルズの曲として先にアメリカでリリースされました。

 1965年にアメリカやドイツでリリースされたシングルは、最初リンゴ・スターが歌う 「Act Naturally」 がA面で、この曲がB面になっていたのはそのせいでしょうか。 その後この曲の大ヒットを受けて、A面とB面の曲が入れ替わりました。
 本国イギリスやユーゴスラビアなどではその翌年に「I Should Have Known Better」をB面としたシングルが発売されています。 ビートルズの曲はシングルとアルバムが分かれていることが多いのですが、この曲は1965年のアルバム Help!
(邦題:ヘルプ!)にも収められています。

 この曲は中学の教科書にも載るくらい歌いやすい歌詞ですが、一箇所だけ
I'm not half the man , I used to be (ぼくは それまでの自分では なくなった)
―というフレーズがあって、「not half」 で「~ではなくなる」という熟語になるので注意して下さい。
I'm not half the man , I used to be (ぼくは 今までのような 半人前の男じゃない)
―と「half the man」(半人前の男)で区切ると、意味が違ってしまいますので・・・

Yesterday 『イエスタデイ』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詞●

Yesterday,   昨日まで
all my troubles seemed so far away.   全てのトラブルは ずっと遠くのことように思っていた
Now it looks as though they're here to stay.   今は それが目の前のことになってしまった
Oh, I believe in yesterday.   あぁ、ぼくは昨日に戻りたい

Suddenly,   突然
I'm not half the man I used to be,   ぼくは 今までの自分では なくなってしまった ※
There's a shadow hanging over me,   暗い影が ぼくの頭上を覆っているみたいに
Oh, yesterday came suddenly.   あぁ、昨日という日は 突然にやってきたんだ


Why she had to go,   彼女はなぜ 去らなければならなかったのか、
I don't know she wouldn't say.   ぼくには分からない 彼女は話そうとしなかったから
I said something wrong,   ぼくは何か 間違ったことを言ったらしい ※
Now I long for yesterday.   今はただ 昨日に戻りたいだけ ※

Yesterday,   昨日まで、
love was such an easy game to play.   恋は 簡単なゲームをするみたいだった
Now I need a place to hide away.   今のぼくには 隠れて暮らせる場所が欲しい
Oh, I believe in yesterday.   あぁ、昨日に戻れたら

Why she had to go,   なぜ彼女は 去って行ったのか
I don't know she wouldn't say.   ぼくには分からない 彼女は話そうとしないから
I said something wrong,   ぼくは何か 気に障ることを言ったのだろう
Now I long for yesterday.   今はただ 昨日に戻りたいだけ

Yesterday,    昨日まで
love was such an easy game to play.   恋は 簡単なゲームをするみたいだった
Now I need a place to hide away.   今のぼくには 隠れてしまえる場所が欲しい
Oh, I believe in yesterday.   あぁ、昨日に戻れたら・・・
Mm mm mm mm mm mm mm.


※ not half :「とても~でない」、「少しも~でない」でその後に掛かり、「the man I used to be」(これまでのような自分)「ではなくなった」、となります。
※ wrong(間違える)と long for(切望する)を掛けて、似たような発音で韻を踏んでいます。

記事編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示