12.Every Breath You Take 見つめていたい

Every Breath You Take 見つめていたい : The Police ポリス


Every Breath You Take
Alubm : Synchronicity
Synchronicity
  シンクロニシティー
シンクロニシティー

Released: 1983
Written by: Sting
Produced by: The Police & Hugh Padgham (ヒュー・パジャム)

 ポリスについて:
The Police
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 数あるポリスのヒット曲の中で最も人気があり、今でもラジオで良くかかるのはこの曲でしょう。 ビルボードのシングル・チャートで8週間連続1位を記録しています。 アルバムの方はシングルの一月後に発売されましたが、この頃はメンバー間の関係がギクシャクしていたようで、ポリスとしては最後のアルバムとなりました。

 この曲の歌詞は韻(いん)の教科書みたいな作品で、それだけにリズミカルで歌いやすくなっています。
たとえば1番の歌詞では「Every」で始まり、間に「you」が入って、終りは take、make、break、take と全て [ik] (ィク)という発音で終わっています。
 二番では同じように、day、say、play、stay と全て [ei] (ェイ)という発音が末尾に来ます。 こんな風に似たような発音の言葉を並べて韻を踏むことで、歌詞にリズムが生まれて歌いやすくなります。 さすが元小学校の国語の先生。 (イギリスだから英語教師ですが・・・)

 ところで日本語のタイトルは「見つめていたい」―となっていますが、「watching you」 の watch は「見張る、監視する」―といった意味ですから、四六時中彼女を 「見張っていたい」 といった内容の歌詞な訳です。
 スティング本人は「どうしようもないジェラシー(嫉妬)の歌だよ」―と言っているし、その後に発表したソロ・アルバム「ブルータートルの夢」のオープニングには 「If You Love Somebody Set Them Free」 という曲が収められていました。 「もしきみが誰かを愛したなら、彼らを自由にしておやり」―といった意味のタイトルで、まるで 「Every Breath You Take」 の解毒剤みたいな歌です。 自分のヒット曲に対するアンサー・ソングを書く人もめずらしいですが、それだけヒットして毎日のようにかかっていたということでしょう ・・・



● Every Breath You Take 「見つめていたい」を聴く:(4:14)


  ●歌詞と対訳:

Every breath you take   きみがする すべての呼吸を
Every move you make   きみがする すべての動きを
Every bond you break   きみが破る すべての契約を
Every step you take   きみのする すべての歩みを
I'll be watching you   ぼくは 見張っていたい

Every single day   すべての 独りの日を
Every word you say   きみの言う すべての言葉を
Every game you play   きみのプレイする すべてのゲームを
Every night you stay   きみが泊まる すべての夜を
I'll be watching you   ぼくは 見張っていたい

Oh, can't you see   あぁ、分からないのかい
You belong to me?   きみは ぼくのものだろう?
How my poor heart aches   ぼくの哀れな心臓が どれくらい痛むか
With every step you take   きみが一歩一歩 歩くごとに

Every move you make   きみがする すべての動きを
Every vow you break   きみが破る すべての誓いを
Every smile you fake   きみがする すべての作り笑いを
Every claim you stake   きみが要求する すべての権利を
I'll be watching you   ぼくは 見張っていたい

Since you've gone   きみが行ってしまってから
I've been lost without a trace   ぼくは きみの足跡を見失ってしまった
I dream at night,   夜に見る夢の中で
I can only see your face   ぼくはきみの顔が見られるだけ
I look around,   ぼくはあたりを見回すけど
but it's you I can't replace   でも きみに代わる人はいない
I feel so cold,   ぼくはとても寒いくらいの気持ちで
and I long for your embrace   きみの抱擁を待ち望んでいるんだ
I keep crying baby, baby please...   ぼくは泣き続けているんだよ、いとしい人、どうか・・・

(間奏)

Oh, can't you see   あぁ、分からないのかい
You belong to me?   きみは ぼくのものだろう?
How my poor heart aches   ぼくの哀れな心臓が どれくらい痛むか
With every step you take   きみが一歩一歩 歩くごとに

Every move you make   きみがする すべての動きを
Every vow you break   きみが破る すべての誓いを
Every smile you fake   きみがする すべての作り笑いを
Every claim you stake   きみが要求する すべての権利を
I'll be watching you   ぼくは 見張っていたい

Every move you make   きみがする すべての動きを
Every step you take   きみのする すべての歩みを
I'll be watching you   ぼくは 見張っていたい

I'll be watching you
(every breath you take, every move you make, every bond you break, every step you take)
I'll be watching you
(every single day, every word you say, every game you play, every night you stay)
I'll be watching you
(every move you make, every vow you break, every smile you fake, every claim you stake)
I'll be watching you
(every single day, every word you say, every game you play, every night you stay)
I'll be watching you
(every breath you take, every move you make, every bond you break, every step you take)
I'll be watching you
(every single day, every word you say, every game you play, every night you stay)
I'll be watching you
(every move you make, every vow you break, every smile you fake, every claim you stake)
Repeat and Fade....
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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さすがにこの曲の韻については当時から知っておりました。
小川のせせらぎに身を任せて、ゆっくりと流されていく様な心地よさ・・・
ギターの少し単調でありながらも小気味良いリズムと、流れるように踏まれて行く韻が作り出していたのですね。納得です。
いつまでも何度でも聴いていたい、歌っていたい曲です。

この歌詞は似たような単語の繰り返しだから歌いやすいですね。
もっともブリッジのところは速すぎて、歌詞を見ないと歌えませんが・・・

単調でありながら、いつまで経っても飽きないというのは他の名曲でも言えることでしょう。
そしてあの三人でないと、やはり出せない音でもありますね。

今ならストーカー

ワタクシも韻のことは、
当時聞いていたラジヲで知りました。
(小学校教師だったことは知りませんでした(驚))
どう読んでも、
現在でいう『ストーカー』では?
きみがするすべての呼吸も
見張っているのですよねぇ?
コワイ…。
でもぉ…スティングならいいかなぁ…?

Re: 今ならストーカー

> ワタクシも韻のことは、
> 当時聞いていたラジヲで知りました。
> (小学校教師だったことは知りませんでした(驚))

スティングは姉が優秀な教師だったこともあり、教職に就くことができたようです。
決まった給料や退職後の年金がもらえるということで、それを聞いた母親は喜んだとか。
でも二年後に教師を辞めてロンドンに行くと言った時には、母親に「それじゃ年金がもらえなくなる」と言われたそうです。
「そんなの、24歳にもなった男に言うことじゃないだろ」―とのちにスティングは語っておりました。
音楽で成功したから言えることですけどね。

これは歌詞だけ読むとひどいジェラシーの歌だけど韻を踏んでリズミカルだし、何と言っても曲がいいから今でも人気があるのでしょう。 そうした意味では、歌詞の内容を知らずに聴いている方が良いのかもしれません。

感想

小学生頃に聞いた曲です。懐かしい!スティングが小学校の先生だったのは知りませんでした。
CDは持っていませんでしたが、ラジオを録音して聞いていました。
歌詞が分かりやすくて、耳コピと辞書で何とか半分程度の意味は分かりましたが、本気で警察の歌だと思ってました。ポリスなだけに(笑)イギリスでは警察のテーマソングがあるんだなあ、と。
曲のタイトルを忘れていたので、歌詞の一部で検索しました。懐かしい曲を紹介してもらって有り難く思います。

Re: 感想

私の若い頃はラジカセすら無かったので、一生懸命ラジオに耳を傾けて何とか歌詞を聞き取ろうとしていました。
今ではインターネットで好きな音楽を聴けるし、歌詞も検索すれば調べられるから、便利な世の中になったものです。

この曲の歌詞は韻を踏んでいるので、とてもリズミカルで歌いやすいし、覚えやすいですね。
もう30年くらい前の曲になりますが、今聴いてもあまり古さを感じさせません。
コメント、ありがとうございました。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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