スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

189. On and On オン・アンド・オン

On and On オン・アンド・オン : Stephen Bishop スティーヴン・ビショップ

 これは1976年のファースト・アルバムからシングル・カットされた曲で、全米で11位のヒットになりました。


Alubm : Careless
  ケアレス

Released: 1976
Written by: Stephen Bishop
Produced by: Henry Lewy , Stephen Bishop

  Stephen Bishop :
Stephen Bishop
 Wikipedia, the free encyclopedia 

 スティーヴン・ビショップはソングライターとしても色々な人に曲を提供していますが、ファースト・アルバムにエリック・クラプトンやアート・ガーファンクルが参加していることを見ても普通の新人のデビュー作とは違っています。(ひげ面だし・・・) ヒット曲も色々ありますが、その割にこの人の情報は少ない気がします。

 1982年の映画 Tootsie(トッツィー)のエンディングで使われたテーマ曲 It Might Be You(邦題:「君に想いを」) もヒットしています。 これもいい曲ですね。→ 歌詞はこちら

  この曲のタイトルの 「On and on」はずっとオンばかりでオフが無いということで、「休まずに」とか「引き続き」(ずっと)といった意味になります。 きれいな曲に対し歌詞はちょっとふざけたところがあって、まともには訳せません。 普通なら暗くなる失恋の場面をあえて笑ってしまうところは、ちょっとほろ苦い大人のラヴ・ソングと言えるでしょうか。 洒落(しゃれ)ているのか、ふざけているのかよく分かりませんが・・・

 たとえば 「Take him from the fire into the frying pan」―という物騒(ぶっそう)な歌詞があります。 
これが 「Out of the frying pan, into the fire」 だと「フライパンから飛び出したら、その先は火の中だった」で、「小難を逃れて、大難に陥る」という意味になりますが、この場合は「彼を火から取り出すと、フライパンの中に放り込んだ」―となって、彼は大変な目に会わされていますね。
 「he takes a ladder, steals the stars from the sky」(彼は はしごを手に取ると、夜空から 星々をかすめ盗って)―という、どこかで聞いたような大袈裟な表現も見受けられます。   

 ところでこの「Stephen」(スティーヴン)という名前ですが、ヨーロッパ圏では「ステファン」と呼ばれることもあってややこしいです。 「Steven」と同じ名前で綴(つづ)りが違うだけで、英語で「ステファン」と読ませるなら「Stephan」と綴るようです。 元々はギリシャ語の 「stephanos」 から来ているとか・・・


 Stephen Bishop: Vocals, Backing Vocals
 Barlow Jarvis: Electric Piano
 Victor Feldman: Percussion, Vibraphone, Marimba
 Michael Staton: Steel Guitar

On and On 『オン・アンド・オン』を聴く: (3:02)

  ●歌詞と訳詞●

Down in Jamaica   (南の島の)ここ ジャマイカには ※
They go lots of pretty women   たくさんの かわいい女たちがいるけど
Steal your money   (付き合ってみると)きみの 金を奪いとるだけで
Then they break your heart   そして彼女たちは きみの心を二つに引き裂くのさ

Lonesome Sue,   一人ぼっちの スー
She's in love with ol'Sam   彼女は おっさんのサムに恋してる
Take him from the fire into the frying pan 彼を災難から連れ出し 悲惨な生活へと放り込む ※

(Chorus)
On and on   ずっと 引き続き ※
She just keeps on trying   彼女はただ 試し続ける
And she smiles when she feels like crying   彼女は泣きたい気分の時には 微笑むんだ
On and on, On and on, On and on   引き続き ずっと ずっと


Poor ol'Jimmy   哀れな おやじのジミー
Sits alone in the moonlight   一人ぼっちで 月明かりの中に腰かけてたら
Saw his woman kiss another man   彼の女が 他の男とキスするのを見たのさ
So he takes a ladder   それで彼は はしごを手にすると
Steals the stars from the sky   夜空から 星々をかすめ盗って
Puts on Sinatra and starts to cry  シナトラ(のレコード)をかけてみたけど やがて泣き始めたんだ

(Chorus)
On and on   ずっと 引き続き
He just keeps on trying   彼はただ 試し続ける
And he smiles when he feels like crying   彼は泣きたい気持ちの時には 微笑むんだ
On and on, On and on, On and on   引き続き ずっと ずっと

When the first time is the last time   (人生で)最初の時が 最後の時になってしまった時に
It can make you feel so bad   それは とてもひどい気分にさせるけど
But if you know it, show it   でも きみが分かっているなら、それを(態度で)見せなければ
Hold on tight   しっかりと つかまえて
Don't let her say: Goodnight   彼女に言わせちゃいけない、「おやすみなさい」なんて


I got the sun on my shoulders   (ところで)ぼくはといえば 両肩に太陽(の日差し)を受け
And my toes in the sand   そして つま先は砂の中に
My woman's left me for the some other man  彼女はぼくを置き去りにして 誰か他の男の方へ
Aw, but I don't care   あぁ、でも ぼくはかまわないさ
I'll just dream and stay tan   ぼくはただ夢を見て、そして日焼けでもしていよう
Toss up my heart   (コインのように)投げ上げられた ぼくの心が
to see where it lands   どちら側に落ちるか 見届けるために

(Chorus)
On and on   引き続き
I just keep on trying   ぼくはただ やってみようとし続けている
And I smile when I feel like dying   ぼくは死にたい気分の時には 微笑むんだ
On and on, On and on, On and on   引き続き ずっと ずっと

On and on, On and on, On and on   引き続き ずっと ずっと
On and on, On and on, On and on   引き続き ずっと ずっと


※ Down in :(田舎を卑下して)「~くんだり」とか「~の田舎では」といったニュアンス。
※ the fire into the frying pan :「Out of the frying pan, into the fire」だと「フライパンから飛び出したら、その先は火の中だった」で、「小難を逃れて、大難に陥る」という意味になります。 この場合は火から取り出してフライパンに放り込む訳で、どっちにしても災難には変らないでしょう。 かなりふざけた歌詞です。
※ on and on:「引き続き」、「休まずに」。仕事や生活には普通オンとオフがありますが、ずっとオンばかりでオフが無いということでしょう。
※ Puts on Sinatra :フランク・シナトラのレコードをターン・テーブルにのせて、たぶん「スターダスト」でも聴いたのでしょう。
※ Toss up :(コインなどを)「投げ上げる」、「五分五分の勝算」

記事編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

はじめまして

こんにちわ。
仕事の合間に70年代の優しい曲が聞きたくなって
Youtubeで“On And On”を検索してみたら歌詞つきだったんです。
今までなんとなく爽やかな曲調に似たラブソングだと思い込んでいたので、
一度ちゃんと読んでみようと思ったら
私の英語力では意味不明で(^_^;)
いろいろ探した揚句こちらのサイトに出会いました。

解説していただいた内容にびっくりです。
歌詞にもびっくりなら、直訳じゃとてもたどりつけないような解説にも
感嘆いたしました。
(職場のPCの前で「すっご~い!」と声に出して言ってしまいました・・)

昔、山下達郎さんがラジオで、
「Stephen Bishopの中ではこの曲が一番好き」と言ってたんです。
確かにいい曲だから、とは思っていましたが、
きっと歌詞のことも含んでたんだ~と今さらながらに気づくことができて、
グッときてしまいました。

これからつらつらといろんな曲の歌詞を探してみたいと思います。
よろしくお願いいたします。

Re: はじめまして

古い記事にコメントしていただき、ありがとうございます。
昔の記事でもいつかはこうして役に立つことがあると思えば、たとえ更新してコメントが付かなくても「もう少し続けてみようかな・・・」という気になります。
(最近全然反応が無いので・・・)

古い記事はこうしてコメントでも付かないと自分でも開くことがないのですが、お陰でリンク切れの曲を編集し直すことができました。
YouTube の歌詞付きの動画は私も見てみましたが、「共有」のタグが全然開かないので、開いた時にでもリンクを貼っておこうと思います。

この曲はメロディはきれいなのですが、歌詞の方はちょっとふざけた感じなので、意味を知らずに聴いている方が良いかもしれませんね。
コメント、ありがとうございました。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。