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175. Don't Get Me Wrong ドント・ゲット・ミー・ロング

Don't Get Me Wrong ドント・ゲット・ミー・ロング : The Pretenders プリテンダーズ

 プリテンダーズとして通算4枚目のアルバムからのファースト・シングルで、アメリカとイギリスのチャートで10位のヒットとなりました。 ポップなナンバーですが、音はそれまでとはかなり変わっています。


Alubm : Get Close
  ゲット・クロース
(廃盤)
Released: 1986
Written by: Chrissie Hynde (クリッシー・ハインド)
Produced by: Bob Clearmountain , Jimmy Iovine

  プリテンダーズについて:
The Pretenders '86
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 ベースのピートとギターのジェイムスがドラッグによって相次いで亡くなり、前作ではメンバー・チェンジを余儀なくされたプリテンダーズでしたが、今作ではドラムのマーティン・チェンバースも抜けてオリジナル・メンバーはとうとうクリッシー・ハインド1人となってしまいました。

 プロデューサーもそれまでのクリス・トーマスからボブ・クリアマウンテンとジミー・アイオヴィンに変わり、サウンド面でも大きく変わっています。 ただプリテンダーズ≒クリッシー・ハインドというイメージがあるだけに、彼女のヴォーカルとギター・プレイがある限り全くの別ものになることはないでしょう。 彼女の中にはビシッと一本筋が通っていますから。

 この曲はベースとドラムが代わって独特のリズムがずっと続きますが、最近の井上陽水にこれとそっくりな曲があってコマーシャルにも使われています。 あれだけあからさまなパクリでクレームは付かないのでしょうか? 始めて聴いた時に呆れてしまいました。

 この曲を含むアルバムの中に、クリッシー・ハインドがイギリスに渡る前のアクロン(オハイオ州)時代の友人 Meg Keene (メグ・キーン)が書いてくれたHymn to Her 〔ヒム・トゥ・ハー(彼女への聖歌) 〕という曲が収められています。 その歌詞のコーラスの部分にある

And she will always carry on   そして彼女は 歩き続けて行く
Something is lost   何かを 失くしても
But something is found   見つけられるものだってあるはず
They will keep on speaking her name   人々は 彼女の名を語り続けるでしょう
Somethings change   何かは 変るだろうけど
Some stay the same   変らずにいるものだってあるのよ

―というフレーズは、様々な困難を乗り越えて前に進むクリッシーへの賛歌のように聴こえます。 こちらもリンクを貼っておきますので、聴いてみて下さい。 ロックン・ローラーのクリッシー・ハインドもかっこいいけど、こうしたバラッドを歌う彼女も素敵ですから。


'86年当時のメンバー:
* Chrissie Hynde - rhythm guitar, vocals
* Robbie McIntosh - lead guitar
* T. M. Stevens - bass
* Blair Cunningham - drums, percussion

Don't Get Me Wrong 『ドント・ゲット・ミー・ロング』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詞●

Don't get me wrong   わたしを 勘違いしないで
If I'm looking kind of dazzled   もしわたしが まぶしそうにしていても
I see neon lights   わたしには ネオンの灯りに見えるの
Whenever you walk by   あなたが歩くのを見る時は いつでも

Don't get me wrong   わたしを 悪く思わないで
If you say hello   あなたが「ハロー」と言ってるのに(気付かず)
and I take a ride   わたしが 車で出かけたとしても
Upon a sea where the mystic moon   それは海の上に浮かぶ 神秘的な月が
Is playing havoc with the tide   潮の流れを 狂わせているから ※
Don't get me wrong   わたしを 悪くとらないで   

Don't get me wrong   わたしを 勘違いしないで
If I'm acting so distracted   もしわたしが 気が散っているように振舞っても
I'm thinking about the fireworks   わたしは 花火を思い浮かべてしまうの
That go off when you smile   あなたが放つ 微笑みの中に ※

Don't get me wrong   わたしを 誤解しないで
If I split like light refracted   もしわたしが 屈折光みたいに分裂気味でも ※
I'm only off to wander   わたしはただ さまよい歩いているだけなの
Across a moonlit mile   月明かりの中を

Once in awhile   時に ※
Two people meet   二人の人間が出会う
Seemingly for no reason   何の理由も無しに
They just pass on the street   彼らはただ 通りですれ違うだけ
Suddenly thunder,   突然の雷に
showers everywhere   あたり一面 シャワーのような雨が降る
Who can explain   一体誰が 説明できるでしょう
the thunder and rain   その雷と雨のことを
But there's something in the air でもその空気の中には(説明できない) 何かがあるの

(間奏)

Don't get me wrong   わたしを 悪く思わないで
If I come and go like fashion   わたしがファッション(流行)みたいに 来ては去っても 
I might be great tomorrow   明日のわたしは すばらしいかも
But hopeless yesterday   もっとも昨日は 絶望的だったけど

Don't get me wrong   わたしを 悪くとらないで
If I fall in the 'mode of passion'   もしわたしが「情熱モード」に突入しても ※
It might be unbelievable   それは 信じがたいことかもしれないけど
But let's not say so long   でも 「サヨナラ」は言わないで
It might just be fantastic   それは すばらしいことかもしれないでしょ
Don't get me wrong   だから 悪く思わないでね


※ play havoc with ~ :「~を台無しにする」、「~を大いに荒らす」
※ go off :「(花火などを)打ち上げる」、「発射する」、「爆発する」で、smile に使うには大袈裟な表現。
※ light refracted :refracted light なら「屈折光」 
※ Once in awhile :「時たま」、「時々」
※ fall in ~ :「~に落ち込む」
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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パクリといえば

こんにちはー
こちらのブログで紹介されていたChris ReaのWinter Songを最近よく聞いています。素敵な曲を教えていただきありがとうございます!

Winter Songのサビの部分でなぜか本田美奈子のOneway Generationを思い出し、そこから元ネタのDon't Get Me Wrongにたどり着くという遠回りをして、またこちらのブログに帰ってまいりました。

パクリといえば、80年代ぐらいまでは割とおおらかというか、特に海外の楽曲はパクり放題だった気がします。最近はネットで簡単に拡散することもあって、井上陽水のLove Rainbowしかり、すぐ多くの人にばれちゃいますね。

Re: パクリといえば

パクリのことを言い始めるとキリが無いのでやめておきますが、結構色々あるのは事実です。
何となく似てしまったというのは仕方ないとしても、どう聴いてもあからさまな盗作としか思えないものは感心しません。

Jポップを聴く人の多くは洋楽など聴かないでしょうから、そうしたことも起こる訳ですが、そうなるとあまり中国のことを悪くも言えません。
洋楽の世界では実際に裁判沙汰にまでなって、高額の賠償金を支払わされたりしているみたいです。

この曲はリズムが独特で、一度聴くと耳に残りますから、それだけ真似したくなるのでしょう。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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