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8. I Just Called to Say I Love You 心の愛

I Just Called to Say I Love You 心の愛: Stevie Wonder スティーヴィー・ワンダー

Alubm : The Woman In Red
The Woman In Red
  Song Review: Greatest Hits
Song Review

Released: 1984
Written by: Stevie Wonder
Produced by: Stevie Wonder

スティーヴィー・ワンダー:
Stevie Wonder
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 この曲は映画「ウーマン・イン・レッド」のサウンド・トラックとして使われました。 映画の内容はつまらないコメディでしたが、音楽は日本でもヒットしてスティービーの曲の中でも良く知られたものの一つでしょう。

 この曲は最初、日本のミュージシャンでスティービーと親交のあったブレッド&バターにプレゼントされたものでした。 活動を休止していたブレ・バタ(略称)が活動を再開すると聞いたスティービーが、この曲のデモ・テープをプレゼントしてくれて、それに松任谷由実が呉田軽穂(グレタ・ガルボ?)のペンネームで歌詞を付け、細野晴臣がアレンジをしてレコーディングも済ませ、スティービー側からの許可を待つだけという段階で待ったがかかります。 「映画の主題歌として使うから返してくれ」―ということでした。 その曲が良い出来だったので、多分あげるのが惜しくなったのでしょう。

 スティービーは以前にも「Superstition」(迷信)をジェフ・ベックに提供しておきながら、自分の方が先にレコードをリリースしてしまい、ジェフが激怒したという話がありました。 ブレッド&バターは怒らなかったみたいですが、決していい気持ちはしなかったでしょう。 松任谷由実が先に書いた歌詞のサビの部分「特別な気持ちで、愛してると言いたくて」は「I Just Called To Say I Love You」―となっていてビックリしたと、のちに本人が話しています。 たぶん誰かが英訳した歌詞をヒントにしたのでしょう。

 この曲が発売された時、評論家たちはいっせいにスティービーを叩きました。 '70年代のスティービーの方がずっと良かったという訳ですが、それにもかかわらず曲の方は大ヒットを記録してアカデミー賞まで獲得してしまいます。 ポップで一般受けするメロディですからね。 その後スティービー側からブレ・バタに「カヴァーという形なら出してもいい」―ということになって、「特別な気持ちで」 というタイトルで再レコーディングして発売されました。 ブレッド&バターとしては、「複雑な気持ちで」 あったことでしょう。

 そうしたエピソードは別として、この曲の歌詞は1月の新年から始まって12月のクリスマスまで、季節の行事がカレンダーみたいに並んでいます。 はっきりとしたことが書かれていない箇所でも、前後の感じからある程度何のイベントなのかが判ります。 イースターとかサンクス・ギヴィングとか日本とあまり縁の無い行事のことを言われても良く判りませんが、要は普通の日でも伝えたい気持ちは特別なものだということでしょう。


● I Just Called to Say I Love You 「心の愛」を聴く: (シングル・バージョン 4:22)

サウンド・トラックの方は 6:16 のロング・バージョン になっています。

  ●歌詞と対訳:

No New Year's Day to celebrate   新年(1月)を 祝う訳ではないし
No chocolate covered candy -   チョコレートで包んだキャンディを
hearts to give away   心を込めて贈る訳でもないし (2月のヴァレンタイン)
No first of spring   春分の日(※ 3月)でもないし
No song to sing   歌を歌う訳でもないし (イースター:復活祭でしょう)
In fact -   実を言うと
here's just another ordinary day   今日はただの いつもと変わらない普通の日

No April rain   エイプリル・レイン(※4月の雨季)でもないし
No flowers bloom   (5月の)花々が咲き乱れる訳でもなく
No wedding Saturday -   土曜日の結婚式で、
within the month of June   それが6月(※の花嫁)って訳でもない
But what it is    でも 何ていうか
is something true   本当の何かを   
Made up of these three words -   この三つの言葉の組み合わせで
that I must say to you   ぼくは きみに伝えたいんだ

I just called to say   ぼくはただ きみに電話して こう言いたいのさ
I love you   「アイ・ラヴ・ユー」 って
I just called to say    ぼくはただ きみに電話して 言いたいのさ
how much I care   ぼくがどれくらい(きみを)思っているかってことを
I just called to say   ぼくはただ きみに電話して こう言いたいのさ
I love you   「アイ・ラヴ・ユー」 って
And I mean it -   そしてぼくは そう思う
from the bottom of my heart   ぼくの心の底から

No summer's high   夏の盛りでもなく (太陽が一番高い6月の頃)
No warm July   暖かな7月という訳でもなく
No harvest moon -   収穫期の月(※)が、
to light one tender August night   8月の夜を 優しく照らしているのでもない
No autumn breeze   秋のそよ風が吹くでもなく
No falling leaves   木の葉が舞い散る訳でもなく
Not even time -   いつもの時期に
for birds to fly to southern skies   (渡り)鳥が 南の空へ飛び立つ訳でもない

No Libra sun   太陽が天秤座にある訳でもなく(※9月の秋分の頃)
No Halloween   ハロウィン(万聖祭:10月の終り頃)でもない
No giving thanks -   サンクス・ギヴィング(感謝祭:11月の第4木曜日)から
to all the Christmas joy you bring   きみがもたらすクリスマス(12月)までの 歓びがある訳でもない
But what it is   でも 何ていうか
though old so new   古くて とても新しいもので
To fill your heart -   きみの心を満たしたいんだ
like no three words could ever do   この三つの言葉で 今までできなかったことを

I just called to say    ぼくはただ きみに電話して こう言いたいのさ
I love you   「アイ・ラヴ・ユー」 って
I just called to say    ぼくはただ きみに電話して 言いたいのさ
how much I care   ぼくがどれくらい(きみを)思っているかってことを
(I do)   (そうするさ)
I just called to say    ぼくはただ きみに電話して こう言いたいのさ
I love you   「アイ・ラヴ・ユー」 って
And I mean it -   そしてぼくは そう思う
from the bottom of my heart   ぼくの心の底から

I just called to say    ぼくはただ きみに電話して こう言いたいのさ
I love you   「アイ・ラヴ・ユー」 って
I just called to say    ぼくはただ きみに電話して 言いたいのさ
how much I care    ぼくがどれくらい(きみを)思っているかってことを
(I do)   (そうするさ)
I just called to say    ぼくはただ きみに電話して こう言いたいのさ
I love you   「アイ・ラヴ・ユー」 って
And I mean it -   そしてぼくは そう思う
from the bottom of my heart   ぼくの心の底から
of my heart   ぼくの心から
of my heart   ぼくの心から


※The First Day Of Sring:春分の日。イースター(復活祭)は春分以後の満月の後の日曜日に行う。
※April Rain:英国の梅雨にあたる季節で、晴れたり雨が降ったりで、寒暖の差が激しい。イースターの頃の雨でもある。
※June Bride : 6月の花嫁。Juno(ジューノー、ラテン名:ユーノー)はローマ神話の最高神ジュピター(ラテン名:ユピテル)の妻で、婚姻を司る。 気位が高く、嫉妬深いことでも有名。 その月に結婚した花嫁は幸せになれる、とか?
※Harvest Moon : 英語でも月ごとに月の呼び名があって、Easter Moon(復活祭の月)、Flower Moon(花月)などがあり、Harvest Moon(収穫月)は秋分の日に一番近い月を指す。
※Libra sun : 太陽が天秤座にかかる頃は丁度秋分点に当たり、First Of Sring(春分の日)の歌詞と対をなしている。
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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スティービーワンダーのこの曲は知らなかったのですが先日彼とカラオケに行った時彼が歌っていました。APRIL RAINとかよくわからなかったので解説があってとてもわかりやすかったです。

わむさん、こんにちは。 初めまして。

この曲はとてもシンプルですが、一緒に歌おうとするとなかなか難しいところがあります。 私はいまだにコーラスの部分くらいしか歌えません。
このブログではスティーヴィーのStay Gold(ステイ・ゴールド)も採り上げていますが、簡単そうに思えても実際に歌ってみるとやはり難しいです。

コメントありがとうございました。


この曲にそんなエピソードがあったとは知りませんでした。
私はTop of the Worldは歌いにくいのに、この曲はなぜか歌えます。
高校時代よく歌ってました。
歌詞の細かなところは耳に聞こえてきたまま歌ってましたので、
今回の対訳と歌詞をみながら何回も歌って、おさらいできました。

歌えるって幸せだなー、と実感しました。

スティーヴィー・ワンダーは微妙に外して歌っているので、一緒に歌おうとするとどうも難しいです。
私はカラオケはやりませんが、この曲の場合歌の無いカラオケの方が歌いやすいかもしれませんね。

人間誰しも得手・不得手がありますが、私にとってスティーヴィー・ワンダーはどちらかというと歌いにくい部類に入ります。 好きな曲なのですけどね・・・

どうもありがとう!

娘がこの曲をどこかで聴いたらしいです。
で、さっそくCDを部屋へ持っていってダビングしていました。

その後、歌の訳詩が知りたいと言いますから、
検索してごらんと伝えましたが、しっかり探せるかな。。?
もし見つけられなかったらこちらを紹介したいと思います。

「特別な気持ちで」の存在すら知りませんでした。
貴重な情報をありがとうございます。

Re: どうもありがとう!

これは今から30年くらい前のヒット曲で、有名だから検索すれば色々な翻訳サイトが出てくると思います。

それにしても、娘さんと昔の曲で話ができるというのは良いですね。
良い曲というのは世代を超えて歌われ続けるものですが、この曲もそうした名曲の一つでしょう。

コメント、ありがとうございました。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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