116. More Than This 夜に抱かれて

More Than This 夜に抱かれて (モア・ザン・ディス) : Roxy Music ロキシー・ミュージック

 ロキシー・ミュージック最後のアルバムとなった 「Avalon」(アヴァロン)から、最初にシングル・カットされたのがこの曲です。


 More Than This
Alubm : Avalon
Avalon
  アヴァロン (紙ジャケット仕様)
アヴァロン
(試聴可)
Released: 1982
Written by: Bryan Ferry (ブライアン・フェリー)
Produced by: Rhett Davies , Roxy Music
Mixed by : Bob Clearmountain (ボブ・クリアマウンテン)
  ロキシー・ミュージックについて:
Andy M. , Phil M. & Bryan Ferry
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 ロキシー・ミュージックは本国イギリスでは人気がありましたがアメリカではサッパリで、日本でもやっとこの曲のヒットで人気に火が付いたくらいでした。 この曲はイギリスとオーストラリアで6位になり、続くセカンド・シングルでタイトル・チューンの Avalon(アヴァロン)も英13位・豪22位のヒットになっているのに、アメリカではどちらも100位以内にも入っていません。 ブライアン・フェリーの裏声を始めとして、好き・嫌いの分かれるグループではあります。

 この頃のロキシー・ミュージックは既に3人になっていて、ほとんどブライアン・フェリーのソロ活動の延長線みたいになっていました。 他の二人はサポート・メンバーみたいな感じで、たとえばツアー中でもブライアン・フェリーだけは一人でリムジンに乗っていたそうですから、対等の関係とは言えなかったでしょう。
 
 前作 Flesh + Blood(フレッシュ・アンド・ブラッド:肉と血=生身の人間)でブライアン・フェリーは、自分を捨てた恋人のことを「いつも嘘をつく女、とてもみだらで、悪い女・・・」―と歌っていますが、これはミック・ジャガーに盗られたトップ・モデルのジェリー・ホールのことを皮肉っています。 ブライアンは「ミックの野郎をぶん殴ってやる!」―と息巻いたものの、それが叶わなかったのでせめては歌で仕返しをしたという訳でした。
 そのジェリー・ホールがインタビューに答えて曰(いわ)く、少なくともミック・ジャガーは「ゴキブリを見てたじろぐ男ではなかったから」・・・だとか。

 この「アヴァロン」が出た頃のインタビューによるとブライアン・フェリーは既に他の女性と結婚していて、アルバム・ジャケットで兜をかぶった後姿の女性が奥さんだそうです。 ブライアン・フェリーはその頃古いお城に住んでいて、ジャケットに写っている湖は城の敷地内にあるとか。 お金あるんですね~


More Than This 『夜に抱かれて (モア・ザン・ディス)』を聴く: (4:30)

  ●歌詞と訳詞●

I could feel at the time   いつも 感じていたことだけど
There was no way of knowing   知る方法が みつからなかった
Fallen leaves in the night   夜に舞い散る 木の葉たちが
Who can say where they're blowing   どこへ吹かれて行くかなんて 誰が知ろう
As free as the wind   自由な 風のように
Hopefully learning   願わくば 学びたいものだけど
Why the sea on the tide   なぜ (寄せては返す)海の波は
Has no way of turning   向きを変える 方法を知らないのか

More than this   これ以上のことは
You know there's nothing   何も無いだろう
More than this    これ以上のものが
Tell me one thing   あるなら 教えてくれ
More than this   これ以上のものは
Ooh, there is nothing   何も無い

It was fun for a while   それは つかの間の歓びだったけど
There was no way of knowing   知る方法が みつからなかった
Like a dream in the night   夜に見る 夢のように
Who can say where we're going   ぼくらが(どこから来て) どこへ行くかなど 誰が知ろう
No care in the world   この世界に 心配事など無い (ってことを)
Maybe I'm learning   たぶん ぼくは学んでいる(はず)
Why the sea on the tide   なぜ (寄せては返す)海の波は
Has no way of turning   向きを変える 方法を知らないのか

More than this   これ以上のことは
You know there's nothing   何も無いだろう
More than this    これ以上のものが
Tell me one thing   あるなら 教えてくれ
More than this   これ以上のものは
No, there's nothing   ない、何も無い

More than this   これ以上のものは
Nothing    無い

More than this   これ以上のものは

More than this    これ以上のものは
Nothing...   何も無いんだ・・・

記事編集

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

ありがとう

昔、大好きだったこの曲が急に聴きたくなり、しまい込んだCDを出す手間を惜しんでYouTubeへ。歌詞(&訳)も知りたくなって検索してこちらに来ました。歌詞、訳詩だけでなく、曲が発表された当時の豆知識まで紹介されていて興味深く読みました。(ゴキブリを見てたじろぐ・・・には思わず笑いが)
洋楽への愛情が感じられる素敵なブログですね。昔への懐かしさと相まって何だかちょっと嬉しかったです。
お母様の介護、いろいろと大変でしょうけれど(実は私も母の介護中です)ご自身の健康もお大事にしてくださいね。

Re: ありがとう

これは1982年の曲だから、もう30年以上も前になるのですね。
今回改めて聴き直してみたら当時のことが思い出されて、ちょっと懐かしい気分になりました。

私がこうしたブログをやっているのは息抜きも兼ねていて、介護とは違うことをやっている方が気分転換にもなるからです。
介護には一日も休みが無いし、「いつ終わる」というゴールも決まっていませんから、適度に手を抜いて気持ちに余裕を持っていないと、優しくしてあげることも出来なくなってしまいますしね。

こうした古い記事はコメントでも付かないと自分でも開くことが無いのですが、お陰でリンク切れの曲を修正したり、YouTube を貼っておくこともできました。
コメント、ありがとうございます。
プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

全記事タイトル表示リンク

全記事タイトルを表示

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
FC2カウンター
フリーエリア


累計: 検索エンジン登録
本日: SEO対策
昨日: メール配信

アクセスアップ

Mail Form:メールフォーム

リンク
電子書籍
Amazonから電子書籍を出版しました
QRコード
QR
RSSリンクの表示