344. Pu'uanahulu プウアナフル

Pu'uanahulu プウアナフル : 
The Gabby Pahinui Hawaiian Band ギャビー・パヒヌイ・ハワイアン・バンド

 夏らしくハワイアンの曲を採り上げてみました。 ハワイアンといってもそれほど古いものではなく、かといって日本でよく聴かれるイミテーション(模倣)でもありません。 私は最初に聴いた時、目から―いや、耳から鱗(うろこ)が落ちました。


Alubm : The Gabby Pahinui Hawaiian Band Vo.1
 
Released: 1975
Written by: David Alapa'i
Produced by: Panini (Records)
  Gabby Pahinui について:
Gabby Pahinui
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 この曲を含むアルバムは英語で歌われている曲や、この曲の様にストリングスを導入したものもあって、純粋なハワイアンとは言えないかもしれませんが、かえって聴きやすいです。 ライ・クーダーがマンドリンで参加している曲もありますが、このアルバムではあくまでも脇役に徹していて、むしろ彼らの存在を世界に知らせた功績の方が大きいでしょう。
 ライ・クーダーはこの翌年に自身のアルバム「チキン・スキン・ミュージック」(鳥肌音楽?)で、ギャビー・パヒヌイやアッタ・アイザクスらとセッションしたハワイ風の曲を二曲収録しています。

 ライ・クーダーは奥さん(写真家のスーザン・タイトルマン)のハワイ土産のギャビー・パヒヌイのレコードを聴いて鳥肌を立て、その後ハワイまでギャビー・パヒヌイを訪ねて行くことになるのですが、昔の雑誌にその時のインタビュー記事が載っていたので、ちょっと思い出しながら書いてみましょう。
『ライ・クーダーと一緒に演奏したキッカケは?』
『彼が俺のファンだった。 それでいい奴だったんで、仲間にも紹介したんだけど、その時は一緒に演奏するなんて思ってもみなかった。
でもいつまで経っても、あいつ俺から離れないんだ。 家にまでついてきて、じっと座って俺の演奏を聴いてるんだよ。 ある時、スラック・キー(※)を突然弾き始めたんだけど、その時点で既に完璧だったな。 それでアッタ(アイザクス)を呼んでレコーディングしたんだ。』
(※スラック・キーとは「キーがゆるい」という意味で、ギターのチューニングの仕方を知らなかったハワイの人たちが、弛んだ弦のまま演奏していたことによるそうです)

 タイトルの "Pu'u-Anahulu" はハワイ語で「アナフルの丘」ということらしく、美しい丘のことを歌っているようです。 ハワイでは割とポピュラーな曲らしく、他の人たちが歌うヴァージョンも幾つかあります。
 歌詞は同じフレーズを何度か繰り返していて、レコードに簡単な歌詞とその英訳が載っているので、基本的にそれを参照しています。 二番の歌詞の二行目は、
Kapa 'ia ka inoa Pu'u-Anahulu (And the name of Pu'u-Anahulu is given)
―と書かれているのですが、少し変えて歌っているようです。 ハワイ語 は全然分からないので、どなたか正しい歌詞をご存知の方がおられましたらお知らせ下さい。

 言葉は分からないながら、kinikini (たくさん)とか、melemele (黄色い)のように同じ発音が二つ並んだ単語が出てくるので、言葉の響きが面白いです。 他にも、"mahimahi" だと「白身の魚(シイラ)」、"wiki wiki" だと「急いで 急いで」、"olaola" は「長寿」とのことでした。

(レコードに比べると音が良くないのですが、今のところこれしか見つからないので、暫定的に貼っておきます)

Vocals: Gabby Pahinui , Sonny Chillingworth
12 strings guitar: Gabby Pahinui
Guitars: Atta Isaacs, Sonny Chillingworth, Cyril Pahinui, Bla Pahinui
Bass: Joe Gang
Strings arranged and conducted : Nick DeCaro

※残念ながら Grooveshark では曲が見当たりませんでしたが、Amazon. で mp3ファイルが100円 でダウンロードできるので、YouTube の音で満足できない方はそれを聴いて下さい。
MP3 ダウンロード→ "Pu'uanahulu : The Gabby Pahinui Hawaiian Band" (試聴可)


  ●歌詞と対訳● (ハワイ語の歌詞は、ブラウザによってはうまく表示されないことがあります)

  [Intro: Cyril Pahinui]

[1]
Nani wale Pu'u-Anahulu i ka 'iu 'iu
(Beautiful Pu'u-Anahulu in its lofty realm)  美しいプウ・アナフルは 高く聳える王国にあり

'Âina pali kaulana pu'u kinikini
(A land of cliffs famous for its many hills)  そこは多くの丘陵があることで有名な 断崖の国だ

Nani wale Pu'u-Anahulu i ka 'iu 'iu
(Beautiful Pu'u-Anahulu in its lofty realm)  美しいプウ・アナフルは 高くそびえる王国にあり

'Âina pali kaulana pu'u kinikini
(A land of cliffs famous for its many hills)  そこは多くの丘陵があることで有名な 断崖の国だ

'Âina pali kaulana pu'u kinikini
(A land of cliffs famous for its many hills)  そこは多くの丘陵があることで有名な 断崖の国だ

 [Solos: Cyril pahinui and Atta Isaacs]

[2]
Ua helu 'ia nâ Pu'u-Anahulu
(The hills of Pu'-Anahulu have been counted)  プウ・アナフルの丘が その数に加えられ

*** Kapa 'ia ka inoa (Pu'u-Anahulu)
(And the name of Pu'u-Anahulu is given)   その丘にアナフルの名が 与えられた

Ua helu 'ia nâ Pu'u-Anahulu
(The hills of Pu'u-Anahulu have been counted)  プウ・アナフルの丘が その数に加えられ

*** Kapa 'ia ka inoa (Pu'u-Anahulu)
(And the name of Pu'u-Anahulu is given)   その丘にアナフルの名が 与えられた

*** Kapa 'ia ka inoa (Pu'u-Anahulu)
(And the name of Pu'u-Anahulu is given)   その丘にアナフルの名が 与えられた

  [Strings arranged and conducted by Nick DeCaro]

[3]
Lû 'ia mai lû 'ia mai kô 'oukou aloha
(Offer, give your love)    捧げておくれ、 きみらの愛を与えておくれ

E nâ manu 'ô'ô hulu melemele
(Oh, you 'o 'o birds with yellow feathers)  あぁ、黄色い羽をした 鳥たちよ

Lû 'ia mai lû 'ia mai kô 'oukou aloha
(Offer, give your love)    捧げておくれ、 きみらの愛を与えておくれ

E nâ manu 'ô'ô hulu melemele
(Oh, you 'o 'o birds with yellow feathers)  あぁ、黄色い羽をした 鳥たちよ

E nâ manu 'ô'ô hulu melemele
(Oh, you 'o 'o birds with yellow feathers)  あぁ、黄色い羽をした 鳥たちよ

  [Strings arranged and conducted by Nick DeCaro]

[4]
Ha'ina 'ia mai ana ka puana
(Tell the theme of my song)   この歌のテーマ(題)は

Kaulana kou inoa Pu'u-Anahulu
(Famous is your name, Pu'u-Anahulu) 有名なプウ・アナフルのことを 歌ったもの

Ha'ina 'ia mai ana ka puana
(Tell the theme of my song)   この歌のテーマ(題)は

Kaulana kou inoa Pu'u-Anahulu
(Famous is your name, Pu'u-Anahulu) 有名なプウ・アナフルのことを 歌ったもの

Kaulana kou inoa Pu'u-Anahulu
(Famous is your name, Pu'u-Anahulu) 有名なアナフルの丘の名を 歌ったものだ

  [Ending: Cyril Pahinui]

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

343. Gypsy Woman ジプシー・ウーマン (カヴァー)

Gypsy Woman ジプシー・ウーマン (カヴァー) : Ry Cooder ライ・クーダー

 何か夏らしい曲を―ということで、これを選んでみました。 オリジナルは50年も前の古い曲ですが、これは30年ほど前のカヴァー曲です。


Alubm : Slide Area
  スライド・エリア

Released: 1982
Written by: Curtis Mayfield (カーティス・メイフィールド:1961)
Produced by: Ry Cooder (ライ・クーダー)

  ライ・クーダー について:
Ry Cooder
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 この曲はカーティス・メイフィールドが "The Impressions" (インプレッションズ)の一員だった1961年のヒット曲(U.S. R&B 部門で2位)で、1970年には Brian Hyland という人が歌って、ビルボード・ホット100で3位のヒットとなっています。

 このライ・クーダーのヴァージョンは、1982年のアルバム「スライド・エリア」(当時の邦題は「スライド天国」)に収録されていたものですが、シングルにはなっていません。 このアルバムからシングルになった曲は無かったと思いますが、当時の国内版LPレコードにボーナス・トラックとして入っていた「アクロス・ザ・ボーダーライン」がパイオニアのTVコマーシャルで使われて、ごく一部のファンの間で話題になっていました。
 その曲も含め、この曲も夏になると今でも聴きたくなります。 あまり難しいことは考えず、官能的な曲の流れに身を委ねてみるのも良いでしょう。

(※画像が曲のイメージと合わないけど、YouTube にはこれしかないので無視して下さい)

Ry Cooder (ライ・クーダー): Lead Vocal , Guitar
Jim Keltner (ジム・ケルトナー): Drums
John Hiatt (ジョン・ハイアット): Guitar , Back Vocal
Chuck Rainey : Bass
Jim Dickinson : Keyboards
William D. Smith : Keyboards
Ras Baboo Pierre : Percussion
  Bobby King, Wille Greene, Bobby Baker : Background Vocals


Gypsy Woman 『ジプシー・ウーマン』を聴く: (4:01)

  ●歌詞と対訳●

From out of nowhere,   突然 どこからともなく ※
through a caravan,   (ジプシーの) キャラバン(馬車の一団)の中から ※
around the campfire light   焚き火の明かりに照らされて
Came a lovely woman in motion -  きれいな娘が 踊るように現れた ※
with hair as dark as night   (漆黒の)闇夜のような(色の) 髪の毛をして ※
Her eyes were like those of a cat in the dark  その瞳は まるで暗闇に光る猫の目のよう
And she hypnotized me with love  彼女は愛にあふれ(た目で) 俺を魅了したのさ ※

She was a Gypsy Woman    彼女は ジプシーの女
 She was a Gypsy Woman    彼女は ジプシーの女
She was a Gypsy Woman    彼女は ジプシーの女
 She was a Gypsy Woman    彼女は ジプシーの女

She danced around and 'round to a guitar melody  ギターのメロディに乗って 踊りながら ※
From the fire her face was all aglow  焚き火の明かりに照らされ 光り輝くその顔に
How she enchanted me    俺が どれほど魅せられたことか ※
How I'd love to hold her near   何としても彼女を 俺のそばに抱き寄せてみたい ※
And kiss and forever whisper in her ear   そしてキスして その耳に絶えずこうささやくのさ ※

(Chorus)
I love you Gypsy Woman   愛してるよ ジプシーの娘さん
I need you Gypsy Woman   きみが必要なんだ ジプシーの娘さん
I want you Gypsy Woman   きみが欲しいんだ ジプシーの娘さん
Just got to have a Gypsy Woman  ジプシーの娘無しでは いられないんだ ※

[Bridge]
All through the caravan,  (ジプシーの)全ての一団の間を めぐりながら、
she was dancing with all the men  彼女は あらゆる男たちと踊り、
Waiting for the rising sun,   太陽が昇ってくる時を 待ちながら  
everyone was having fun   みんなは 楽しい時を過ごしたけど ※
I hate to see the lady go,  俺は その女(ひと)が行ってしまうのを見たくない ※
knowing she'll never know   彼女は 何も知らないだろう ※
That I love her, I love her   俺が彼女を好きなことを、 彼女を愛してることを

(Chorus)
I love you Gypsy Woman   愛してるんだ、 ジプシーの娘さん
I need you Gypsy Woman   きみが必要なんだ ジプシーの娘さん
I want you Gypsy Woman   きみが欲しいんだ ジプシーの娘さん
Just got to have a Gypsy Woman  ジプシーの女性無しでは いられないんだ

She was a Gypsy Woman    彼女は ジプシーの女

I love you Gypsy Woman   愛してるんだ、 ジプシーの娘さん
I need you Gypsy Woman   きみが必要なんだ ジプシーの娘さん
Just got to have a Gypsy Woman  ジプシーの女性無しでは いられないんだ

She was a Gypsy Woman...    彼女は ジプシーの女・・・


※ out of nowhere: 1.どこからともなく、いつのまにか、降って湧いたように。 2.いきなり、出し抜けに。
※ caravan: 1.(沙漠の)隊商、キャラバン。 2.(ジプシーやサーカスの)幌馬車(の一団)。
※ in motion: 動いている、運動(移動、活動、進行)中である。
※ as dark as night: 夜みたいに暗い、真っ暗で。
※ hypnotize: 1.催眠術をかける。 2.魅了する、うっとりさせる。

※ around and around: グルグルと回る。
※ enchant: 1.~に魔法をかける。 2.(魔法にかけたように)うっとりさせる、魅する、心を奪う、悩殺する。
※ love to: ~したい。 how I'd (I should) love to..:なんとしても~してみたい。
※ forever: この場合は「いつも」とか「絶えず」といった使い方です。
※ got to have..: ~が必要だ、 ~無しではいられない。

※ have fun: 楽しい時間を過ごす、 楽しむ。
※ hate to..: ~したくない、~するのを嫌がる。
※ never know: 分からない、思いもよらない。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

342. Make You Feel My Love メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ

Make You Feel My Love メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ : Bob Dylan ボブ・ディラン

 ボブ・ディラン1997年のアルバムから、この曲を選んでみました。 当時はシングル・カットはされませんでしたが、多くのミュージシャンたちによってカヴァーされています。 その後2007年に出たベスト版にも収録され、2010年には「ダウンロードのみ」の形ですがシングルにもなりました。 


Alubm : Time Out of Mind
  タイム・アウト・オブ・マインド

Released: September, 1997 (Album), 2010 (Download Only)
Written by: Bob Dylan
Produced by: Daniel Lanois (ダニエル・ラノワ)

  ボブ・ディラン について:
Bob Dylan
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲を含むアルバムは、"Love Sick" (ラヴ・シック)という、かなり暗い曲から始まります。

My feet are so tired   俺の足は ひどく疲れて
My brain is so wired   俺の頭は えらく興奮してる

I'm sick of love that I'm in the thick of it  俺は恋の病の 真っ只中にいる
This kind of love, I'm so sick of it.  こんな恋に、 俺はもうウンザリしているんだ

I think of you and I wonder.   お前のことを考えると 俺はもう訳が分からなくなる

I'm sick of love, I wish I'd never met you  俺は恋の病だ、お前と逢わなければ良かったのに
I'm sick of love, I'm tryin' to forget you.  俺は恋煩いだ、お前のことを忘れようとしてみるけど
Just don't know what to do   ただ どうしていいのか分からない

I'd give anything to be with you.     お前と一緒にいられるなら 俺は何でもあげるだろう
(抜粋)

 ここにいるのは、金も名声もあり、才能もある、「フォークの神様」と呼ばれたボブ・ディランではなく、56歳にもなって一人の女に恋焦がれ、疲れきった哀れな男です。 普通の人から見たら全てを持っているような天才と言われた男でも、心の中をさらけ出してみれば我々と何の違いもない――というより、普通の人は56歳にもなればこれほど真剣に恋に悩んだりはしないし、苦しい胸の内を正直に打ち明けたりもしないでしょう。

 これはそんな恋に疲れたボブ・ディランが歌うラヴ・ソングです。 「ラヴ・シック」を聴いた後ではこの曲でも明るく聴こえますが、このアルバムの中では聴きやすい方でしょう。 ボブ・ディランの歌詞らしく随所で韻(いん)を踏んでおり、かなり大袈裟な表現が目に付きますが、それだけ真剣に恋をしているのだと思えばかなりの説得力があります。
 ボブ・ディランが歌う場合と、女性シンガーが歌う場合とでは同じ歌詞でも表現方法が違ってくるので、今回は訳し方を変えて二つに分けておきました。

 この曲を含むアルバムは9月にリリースされていますが、その年の5月にディランは心臓発作で倒れており、その時は "I really thought I'd be seeing Elvis soon." 「俺はもうすぐエルヴィス(プレスリー)に逢うんだと、本気で思った」―と語っています。 その時の死に対する予感が、"Not Dark Yet" (ノット・ダーク・イェット)という曲に反映されているようです。
 
 コンサートに来てくれる若いファンのために作ったといわれるこのアルバムは、1997年の第40回グラミー賞 で "Album of the Year" (年間最優秀アルバム)と "Best Contemporary Folk Album" (最優秀コンテンポラリー・フォーク・アルバム)を受賞し、"Cold Irons Bound" という曲では "Best Male Rock Vocal Performance" (最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス)も獲得しています。
 その年はウォール・フラワーズを率いる息子のジェイコブ・ディランも "One Headlight" (ワン・ヘッドライト)の作曲者として "Best Rock Song" 「最優秀ロック・ソング(ソングライターへの賞)」を受賞しており、親子揃っての受賞となりました。


  Bob Dylan : piano, vocal
  Tony Garnier : bass
  Augie Meyers : organ

Make You Feel My Love ボブ・ディランの 『メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ』 を聴く: (4:53)

  ●歌詞と対訳● (ボブ・ディラン・バージョン)

When the rain is blowin' in your face (激しい)風雨が お前の顔を叩き
And the whole world is on your case 世界中が お前を非難する時でも
I could offer you a warm embrace 俺だったら 温かく抱きしめてあげよう
To make you feel my love. この俺の愛が 感じられるように

When the evening shadows and the stars appear 夕闇がせまり 星がまたたき始め
And there is no one there to dry your tears 誰一人 お前の涙を拭いてくれない時でも
I could hold you for a million years 俺ならば ずっと抱きしめていてあげられる
To make you feel my love.   この俺の愛が お前に伝わるように

I know you haven't made your mind up yet お前がまだ、心を決めかねてるのは知ってるけど
But I would never do you wrong   お前のことを悪く思ったことなど 一度もないし
I've known it from the moment that we met 二人が出合った瞬間から それは分かっていたこと
No doubt in my mind where you belong. たぶん、お前の居場所は 俺の心の中なのだから

I'd go hungry, I'd go black and blue  飢えたっていい、アザだらけになっても構わない
I'd go crawlin' down the avenue   大通りで 這いつくばることさえ厭(いと)わない
No, there's nothin' that I wouldn't do  今の俺にできないことなど 何もないのだから
To make you feel my love.  この俺の愛を お前に分かってもらえるのなら

(間奏)

Though storms are raging on the rollin' sea たとえ嵐が荒れ狂い大波の砕ける海原でも
And on the highway of regrets 「悲嘆のハイウェイ」の ただ中にあって
Though winds of change are blowing wild and free 「変革の風」が激しく吹き荒れていても 
You ain't seen nothin' like me yet. 俺みたいな男を お前は未だ見たことがないだろう

I could make you happy, -    俺なら お前を幸せにし、
make your dreams come true   夢を叶えることができる
Nothin' that I wouldn't do  俺にできないことなど 何もないのだから
Go to the ends of the Earth for you  お前のためなら 世界の果てまでだって行ってみせる
To make you feel my love.  この俺の愛を お前に感じてもらえるのなら



※ on someone's case: (人を)非難し続ける。 うるさく(干渉して)言ってくる。
※ embrace: 抱擁する。 抱きしめる。 "face" 、 "case" と並べて韻を踏んでいる。
※ make someone feel: (人を)~のような気分にさせる。 (人に)~を感じさせる。

※ dry one's tears: ~の涙を拭(ぬぐ)う。
※ a million years: 直訳すると「百万年」で、「長い年月」。これは単なる言葉のあやで、かなり大げさな表現。
※ make one's mind up: 決断する。 考えを固める。
※ do someone wrong: (人を)悪くとる(悪く解釈する)。 (人を)誤解する。 (人を)不当に扱う。 (人に)悪いことをする。
※ no doubt: 1.きっと、たぶん、確かに。 2.(米俗)本当だ、その通りだ。
※ where you belong: (あなたの)居場所。 居るべき所。 (あなたに)ふさわしい場所。

※ black and blue: (打撲で)青黒くなる (アザだらけになる)。
※ raging: 荒れ狂う。 怒り狂う。 猛威を振るう。
※ rolling sea: 波立つ海原。
※ regret: 1.悲嘆、哀悼。 2.後悔、痛恨の念。
※ winds of change: 変化の風。 変革の風。 そうしたタイトルの著書があるようです。
※ wild and free: 直訳すると「激しく、方向も無く」で、「縦横無尽」とか「自由奔放」といったところ。
 

カヴァー・ヴァージョン:
この曲には多くのカヴァーがありますが、インターネットで聴けるものを選んで並べてみました。

Billy Joelビリー・ジョエルが1997年に出したベスト版、"Greatest Hits Volume III" に収められていた最初のカヴァー・バージョンですが、なぜかボブ・ディランのアルバムよりもこちらのアルバムの方が二ヶ月先にリリースされています。 この曲はシングル・カットされ、ビルボート・トップ100で50位、ビルボート・アダルト・コンテンポラリー部門では9位となっています。 
→ BillyJoel "To Make You Feel My Love" (3:54)


Hope Floatsこれは1998年の "Hope Floats" という映画のサウンド・トラックに収められていたものですが、アルバムの最初は "Garth Brooks" のヴァージョンで始まり、ラストは "Trisha Yearwood" のヴァージョンで終わるという、面白い構成です。 ガース・ブルックスの方はシングル・カットされていますが、それはこの後で別に分けておきました。
→ Trisha Yearwood "To Make You Feel My Love" (2:58)
 

Garth Brooksこちらは上記のサントラ盤からシングル・カットされたガース・ブルックスのヴァージョンで、のちに自分の以前のアルバムのリミテッド・エディションにボーナス・トラックとして収められました。 ビルボードのホット・カントリー・ソングで1位、アダルト・コンテンポラリー部門でも8位のヒットとなっています。 グラミーにもノミネートされていますが、受賞はできなかったみたいですね・・・ ガース・ブルックスは最後の部分で歌詞の順番を入れ替えて歌っています。
→ ガース・ブルックスの To Make You Feel My Love (3:54)


Joan Osborneジョーン・オズボーン2000年のセカンド・アルバム "Righteous Love" (ライチャス・ラヴ)から、これはアルバムの最後に収められているカヴァー曲です。
ジョーン・オズボーンがこのアルバムをレコーディングしていた頃、車でハイウェイを走行中ににラジオから流れてきたこの曲と自分の過去の出来事とが重なり、涙があふれて運転ができなくなり、車を脇に停めて泣いたという話です。

このセカンド・アルバムは、ファースト・アルバムに比べるとバックの演奏があまり良くないのですが、それでもこのアルバムの中で一番気に入ったのがこの曲でした。 正直に白状すると、私がこの曲を知ったのは彼女のヴァージョンが始めてです。 
Joan Osborne "Make You Feel My Love" (4:02)


Adele2008年発表のアデル19歳のファースト・アルバム "19" [Limited Edition] (限定版)に収められていたヴァージョンで、シングル・カットされて英国のシングル・チャートで4位のヒットとなりました。
正直なところオリジナル曲はあまり感心しなかったので、こちらのカヴァーの方が私には聴きやすかったです。
→ Adele "Make You Feel My Love" (3:32)


acoustic cafeこれは "Acoustic Cafe" というアルバムに収められているヴァージョンで、多くのカヴァーがボブ・ディランのオリジナル曲のピアノに合わせているのに対し、これはアコースティック・ギターの伴奏で歌われています。 
Phil Keaggy という人のことは何も知らないのですが、アメリカのギタリストということで、2008年の割と新しいヴァージョンです。 アルバムの他の曲も幾つか聴いてみたのですが、ビートルズやエヴァリー・ブラザースのヒット曲をほぼ原曲通りに弾いているだけで、演奏は上手だけど新鮮さや個性はあまり感じられませんでした。 
→ Phil Keaggy & Friends "Make You Feel My Love" (4:14)

 他にもティモシー・B・シュミットやブライアン・フェリーなどがこの曲をカヴァーしていますが、インターネット上では見つからなかったので、今回はこれくらいにしておきます。


When the rain is blowin' in your face  (激しい)雨が 顔に吹きつけ
And the whole world is on your case   世界中が あなたを非難する時でも
I could offer you a warm embrace   私なら 温かく抱きしめてあげられる
To make you feel my love.   この愛が あなたに感じられるように

When the evening shadows and the stars appear  夕闇がせまり 星がまたたき始め
And there is no one there to dry your tears  誰一人 あなたの涙を拭いてくれない時でも
I could hold you for a million years   私なら いつまでも抱きしめていてあげられる
To make you feel my love.   この愛が あなたに分かるように

I know you haven't made your mind up yet あなたが未だ心を決めかねているのは知ってるけど
But I would never do you wrong   あなたを悪く思ったことなど 一度もないし 
I've known it from the moment that we met  二人が出合った時から、それは分かっていたこと
No doubt in my mind where you belong  きっと、あなたにふさわしい場所は 私の心の中だから

I'd go hungry, I'd go black and blue   飢えてもいい、 (体中)アザだらけになっても構わない
I'd go crawlin' down the avenue   大通りで 這いつくばることだって厭(いと)わない
No, there's nothin' that I wouldn't do   私にできないことなど 何もないのだから
To make you feel my love.   この愛を あなたに分かってもらえるのなら

(間奏)

Though storms are raging on the rollin' sea  たとえ嵐が荒れ狂う 大波の砕ける海原でも
And on the highway of regrets   「悲嘆のハイウェイ」の ただ中にあって
Though winds of change are blowing wild and free 「変革の風」が 激しく吹き荒れていようと 
You ain't seen nothin' like me yet.  私のようなものを あなたは未だ見たことがないはず

I could make you happy,   私なら あなたを幸せにして、
make your dreams come true    その夢を叶えてあげることができる
(There's) nothin' that I wouldn't do   私にできないことなど 何もないのだから
Go to the ends of the Earth for you  あなたのためなら 世界の果てまでだって行ってみせる
To make you feel my love.   この私の愛を あなたに感じてもらえるのなら


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

341. Rain On Me レイン・オン・ミー

Rain On Me レイン・オン・ミー : Cyndi Lauper シンディ・ローパー

 シンディ・ローパー2008年のアルバムから、ラストに収められているこの曲を選んでみました。 この曲はシングルにはなっていません。


Alubm : Bring Ya to the Brink
  ブリング・ヤ・トゥ・ザ・ブリンク

Released: May 27, 2008 (Alubm)
Written by:C. Lauper, P. Chou, Axel Hedfors, Alexander Kronlund
Produced by: C. Lauper, Axwell

  シンディ・ローパー について:
Cyndi Lauper
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 2000年代になってからはカヴァー・ソング集やセルフ・カヴァー集などを出していただけだったシンディ・ローパーの、これは久々のオリジナル・アルバムです。 彼女は本国アメリカよりも日本で人気があるようで、このアルバムも日本で先行発売され、その2週間後に本国やイギリス、オーストラリアなどでリリースされました。 アルバム・チャートでもアメリカで41位、オーストラリアで48位なのに対し、日本では最高11位まで上っていますから、それだけ根強いファンがいるのでしょう。

 アルバム・タイトルの "Bring Ya to the Brink" の "Ya" は "You" を詰めた形で、直訳すると「あなたを崖っぷちまで連れて行く」―となりますが、"Bring" (連れて行く)と "Brink" (崖っぷち、水辺)を掛けている訳です。

 曲のタイトルの "Rain On Me" も直訳すると「私に雨を降らせる」―となりますが、これも比喩(ひゆ)的な使い方で、雨が降ると計画や予定が狂ってしまうように、「水を差す」とか「邪魔をする」といった感じで訳してみました。


 この曲で気になるのが、バックのリズムがずっと一本調子で同じこと。 アルバム中、半数くらいの曲にはドラマーやベーシストの名前がクレジットされているのですが、この曲にはそうしたクレジットが無いので、おそらくプログラミングによるものなのでしょう。 こうした音は軽快で聴きやすい反面、機械をバックに歌っているみたいで深みが無いので、飽きられやすい面も持っています。
 あの "Time After Time" (タイム・アフター・タイム)が今でも名曲として残っているのはバックの演奏も素晴らしかったからで、そうした点では少し残念でした。 でも久々のオリジナル・アルバムではあるし、個人的にはどんな形であれ「出してくれてありがとう」―と思っています。

Rain On Me 『レイン・オン・ミー』を聴く: (4:24)

  ●歌詞と対訳●

[1]
I saw you gather all your hopes  あなたが あらゆる希望をかき集めるのを見てきたわ
With all your dreams    あなたの すべての夢と共にね
I waved just like a shooting star  流れて消えた星のように 私は(別れの)手を振った
That once had waved to me  かつて私に向けて (さよならの)手が振られたように

I am a lover in mid air   私は(あなたの) 形だけのラヴァー(恋人)ね
I think about it, I don't care  それについて考えてみたけど、 もうどうでもいいこと
Into the fire of despair   (今は)絶望の炎の中にだって 飛び込んで行くわ
Just like a train that goes nowhere  まるで行き先のない (暴走)列車みたいに

But you can rain on me  でもあなたは (そんな)私の邪魔をすることもできる
Yeah, you can rain, rain on me  そう、あなたは、私を引き止めることだってできるのよ

[2]
There was a time I got it wrong  私にも 思い違いをしている時期があった
It shakes my memory   そんな過去の記憶を 揺り起こしてみると
And all the time I had it all  いつの時でも 私は全てを手にしていたのに 
It's just I couldn't see  それがただ、 私には見えなかっただけ

I am a robber in the dark  私は暗闇に潜(ひそ)む ラバー(盗人:ぬすびと)ね
Singing about a broken heart  傷付いた心の中を 歌ってみると
Answering whistles in the air  風の中で (誰かの)口笛がそれに応えるように
Waiting for someone else to care  世話を焼いてあげる 他の誰かを待っているの

But you can rain on me  でもあなたは (そんな)私の邪魔をすることもできる
Yeah, you can rain on me   そう、あなたは 私を引き止めることだってできるのよ
Yeah, you can rain on me  あなたは (そんな)私の邪魔をすることもできる
Yeah, you can rain on me.   そう、あなたは 私を引き止めることだってできるのよ

[Bridge]
When the rain came tumbling down   土砂降りの雨に 突然見舞われたとしても
And both your feet were on the ground, oh  落ち着いて(脚を地に付けて) 物事を考え
Running fast and free, oh yeah   速やかに そしてしなやかに逃(のが)れましょう   

Well, maybe time's gonna wear you out  「時」は 人を疲れさせることもあるけど
Or maybe you're gonna come around , or  そこから立ち直ることだって できるはず
We'll just wait and see, oh yeah...  私たちはただ、 その成り行きを見守っているだけ

But you can rain on me  でもあなたは (そんな)私の邪魔をすることもできる
Yeah, you can rain on me  そう、あなたは 私を引き止めることだってできるのよ
But you can rain on me  でもあなたは (そんな)私の邪魔をすることもできる
Yeah, you can rain, rain on me  そう、あなたは、私を引き止めることだってできるでしょ

Yeah, you can rain on me...  そうよ、あなたは私を引き止めてくれたっていいはず・・・



※ I waved..: 手を振って~に別れを告げた。
※ shooting star: 流れ星。 流星。
※ once had: 以前、かつて。

※ in mid air: 空中に。
※ I don't care: 気にしない。 構わない。 どうでもいい。
※ go nowhere: 行き着く所のない。 どこにも行きようがない。
※ rain on someone('s parade): ~(の気分や計画を)台無しにする。 ~に水を差す。

※ there is a time: ~の時がある。
※ get it wrong: 間違った思い込みをする。 勘違いする。 早飲み込みである。
※ all the time: その間ずっと。 四六時中。 のべつ幕なしに。

※ robber: 強盗。泥棒。(1番の歌詞の "lover" と掛けていますが、日本語にするとつまらないですね)
※ someone else: 他の誰か。
※ to care: 世話をする。 面倒を見る。 心配りをする。

※ tumble down: 流れ落ちる。 崩れ落ちる。 転げ落ちる。 転落する。
※ (both) one's feet on the ground: 足が地に着いている。 現実的に物事を考えている。
※ run fast: 速く走る。 急いで駆け込む。
※ run free: 自由に走る。 自由にさせる。

※ gonna = going to: ~するだろう。 ~するつもりだ。
※ wear out: 疲れさせる。 すり減らす。 摩滅させる。 間に入る "you" は「あなた」というより、不特定多数の「人」と解釈しています。
※ come around: 元に戻る。 意識を回復する。
※ wait and see: 成り行きを見守る。 様子を見る。 静観する。 時機を待つ。 
 

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

340. Sea of Heartbreak 失恋の海 (カヴァー)

Sea of Heartbreak 邦題「失恋の海」 (カヴァー) : 
Jimmy Buffett ジミー・バフェット (feat. George Strait


 ジミー・バフェット2004年のヒット・アルバムから、これは50年ほど前の失恋ソングをカヴァーしたものです。 このアルバムは以前ジョン・ハイアットの "Window On The World" (ウィンドゥ・オン・ザ・ワールド:第304回)でちょっと触れていますが、今回はメインで採り上げてみることにしました。


Alubm : License to Chill
 (国内版無し)
Released: 2004
Written by: Hal David, Paul Hampton
Produced by: Mac McAnally, Michael Utley

  ジミー・バフェット について:
Jimmy Buffett
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 "License to Chill" というアルバム・タイトルは、007 の "License to Kill" (消されたライセンス)をもじった おやじギャグですが("Chill" は「殺し」の俗語)、中身はホンワカとした温(ぬく)もりのあるアルバムです。
 この人、カントリーが不人気の日本ではほとんど無名ですが、アメリカでは音楽活動以外でもベストセラー作家として、はたまたレストラン・チェーンの経営者として、長者番付にも載るくらいの有名人で、このアルバムも "Billboard 200" と "Billboard Top Country Albums" 両方のアルバム・チャートで最高1位となっています。 もっとも国内版は出ていませんから、日本では出しても売れないということでしょう。

 このアルバムは全16曲中11曲がカヴァーで、多彩なゲストを迎えてデュエットしており、この曲では George Strait (ジョージ・ストレイト)というカントリー・シンガーと一緒に歌っています。
 この曲のオリジナルは1961年にドン・ギブソンが歌ったカントリー・ナンバーで、「失恋の海」という邦題はその当時のものです。 ジョニー・キャッシュのカヴァーが割りと有名で、最近ではその娘さんも同じ曲をカヴァーしているので、聴き比べも兼ねて並べておきました。 失恋ソングのはずなんだけど、その割には皆さん結構楽しそうに歌ってますね・・・

Don Gibson Don Gibson (ドン・ギブソン)のオリジナル・バージョン: (2:34)

オリジナルは1961年で、今から50年以上前のヒット曲です。
この人、レイ・チャールズの歌った "I Can't Stop Loving You" (愛さずにはいられない)の作者ということで、ベスト版にはこの人のオリジナルも入っています。


Unchained Johnny Cash (ジョニー・キャッシュ)のバージョン: (2:43)

"The Man in Black" ことジョニー・キャッシュ、1996年の "Unchained" というアルバムに、この曲のカヴァーが収録されています。 ジミー・バフェットのバージョンは、オリジナルよりもどちらかというとこちらに近いでしょうか。


The List Rosanne Cash (ロザンヌ・キャッシュ)のバージョン: (3:06)

ジョニー・キャッシュの娘、ロザンヌ・キャッシュが2009年にリリースした "The List" というアルバムにもこの曲が入っています。 アルバム・タイトルの「リスト」とは、彼女が18歳の時に父親からカントリー・ミュージックの知識を広げるためにと手渡された100曲のソング・リストのことだそうです。 この曲ではブルース・スプリングスティーンとデュエットしていますが、他にもエルビス・コステロやルーファス・ウェインライトなどがゲスト参加しています。

Sea of Heartbreak Jimmy Buffett 『失恋の海』を聴く: (4:02)

  ●歌詞と対訳●

The lights in the harbor   港の中の 灯りも
Don't shine for me   ぼくの方を 照らしてはくれない
I'm like a lost ship,   ぼくはまるで 難破船のよう ※
Lost on the sea   あてもなく 海の上を漂っている

The sea of heartbreak   (胸が張り裂けそうな) 悲嘆の海 ※
Lost love and loneliness   失恋と 寂しさと
Memories of your caress   きみが抱きしめてくれた 思い出の数々 ※
So divine,    だから神さま、 ※
(How) I wish you were mine again, my dear (どうすれば)きみがまた ぼくのものになるのか
I'm on this sea of tears   ぼくはこの 涙の海の上にいるんだ
A sea of heartbreak    傷心の 海の上に


How did I lose you   どうして きみを失ってしまったのか
Where did I fail   どこで間違えたのか
Why did you leave me   なぜきみは ぼくを残していってしまったのか
Always to sail   永遠の 航海へと ※

The sea of heartbreak   (胸が張り裂けそうな) 悲嘆の海
Lost love and loneliness   失恋と 孤独と
Memories of your caress   きみが抱きしめてくれた 思い出の数々
So divine,    だから神さま、
I wish you were mine again, my dear   きみがまた ぼくのものになってくれたなら
I'm on this sea of tears   ぼくはこの 涙の海の上にいるんだ
A sea of heartbreak    傷心の 海の上に


Oh, what I'd give to sail - back to shore  あぁ、浜辺に連れ戻す 帆があったなら ※
Back to your arms once more   もう一度 きみの腕の中に戻れるのに
So, Come to my rescue   だからぼくを 救いに来て
Come here to me   ここに 来ておくれ
Take me and keep me   ぼくを連れて行って そしてぼくを守っておくれ
Away from the sea   この海の中から 連れ出しておくれ

This sea of heartbreak   (胸が張り裂けそうな) この悲嘆の海から
Lost love and loneliness   失恋と 寂しさと
Memories of your caress   きみが抱きしめてくれた 思い出の数々
So divine,   だから神さま、
(How) I wish you were mine again, my dear (どうすれば)きみがまた ぼくのものになるのか
I'm on this sea of tears   ぼくはこの 涙の海の上にいるんだ
A sea of heartbreak    傷心の 海の上に

This sea of heartbreak   (胸が張り裂けそうな) この悲嘆の海の上に


※ lost ship: 難破船
※ heartbreak: 悲嘆。胸が張り裂ける思い。失恋。傷心。
※ caress: 愛撫。 抱擁。 前の "loneliness" と並べて韻を踏んでいます。
※ divine: 1.神、神仏。 2.神学者、牧師。 3.占い。

※ always: この場合は「永遠に」とか「いつまでも」と、 "forever" と同じ様な意味になります。
※ sail: これも「船旅」や「航海」といった意味で使っています。
※ what I'd (I would, I should の略): ~できたらいいのに、と思う。


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Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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