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331. Killing the Blues キリング・ザ・ブルース

Killing the Blues キリング・ザ・ブルース :
         Robert Plant (ロバート・プラント) & Alison Krauss (アリソン・クラウス)

 レッド・ツェッペリンのロバート・プラントと、カントリーのアリソン・クラウスという異色の組み合わせによるデュエット・アルバムから、ゆったりとしたこの曲を選んでみました。


Alubm : Raising Sand
  レイジング・サンド
(試聴可)
Released: October 23, 2007 (Alubm)
Written by: Roly Jon Salley (Rowland Salley)
Produced by: T-Bone Burnett (Tボーン・バーネット)

Robert Plant (ロバート・プラント)
Robert Plant
 | Alison Krauss (アリソン・クラウス)
Alison Krauss

 この曲を含むアルバムは、2009年の第51回グラミー賞において "Album of the Year" (年間最優秀アルバム賞)を始め計5部門を受賞し、この曲も "Best Country Collaboration with Vocals" に選ばれています。 その前年の第50回グラミー賞でも、エヴァリー・ブラザースのカヴァー曲 "Gone Gone Gone"(ゴーン・ゴーン・ゴーン)で "Best Pop Collaboration with Vocals" を獲得していますから、二年続けての受賞となりました。 
 ツェッペリン・ファンの方は、かつてのハニー・ドリッパーズ同様、肩透かしを食ったような気になるかもしれませんが、私のようにツェッペリンのライヴ映画を観ながら寝ていた者にとっては聴きやすかったです。 歳をとるとハードな曲よりも、こんな感じのゆったりした歌の方が和(なご)むのですね。

 このアルバムはアリソン・クラウスの作品を探している中で見つけたのですが、普段カントリーを聴かない私にとっても気になる存在なので、機会があればソロでも採り上げてみたいと思っています。

Alison Krauss & Robert Plant

 この曲のオリジナルは、Rowland Salley (ローランド・サリー)という人が出した "KILLING THE BLUES" というアルバムの4曲目に収められています。 YouTube で検索したら手持ちビデオ・カメラによるライヴ映像が出てきましたが、正直あまり感心できる歌声ではありませんでした。 録音状態が悪いというのもありますが、やはり歌は歌い手によって良くも悪くもなるということでしょう。
 
 歌詞の内容はタイトルも含めて米語の口語表現が多いので、学校で習った真面目な英語(?)では意味がつかみにくいと思います。 "Killing" を手持ちの辞書で引くと、『《形》死にそうな、(仕事などが)つらい、悩殺的な。 (話)おかしくて死にそうな。 《名》殺害。 (話)大もうけ。』―と出てきますが、この場合は「魅力的な」とか「うっとりする」といったニュアンスで訳してみました。 "the world by the tail" も直訳すると「世界の尻尾をつかむ」―となりますが、これも「世界を支配する」くらいの大袈裟な表現となります。 いま恋をしている人はご機嫌で、まるで世界を動かしたり、雲の上で弾んでいる様にも見えるという訳ですね。

Robert Plant – vocals
Alison Krauss – vocals, fiddle

  Riley Baugus – banjo
  Jay Bellerose – drums
  Norman Blake – acoustic guitar
  T-Bone Burnett – acoustic and electric guitar, six-string bass guitar,
  Dennis Crouch – acoustic bass
  Greg Leisz – pedal steel guitar
  Marc Ribot – acoustic guitar, banjo, dobro, electric guitar
  Mike Seeger – autoharp
  Patrick Warren – Keyboards, pump organ, toy piano



Killing the Blues 『キリング・ザ・ブルース』を聴く: (4:17)

  ●歌詞と対訳●

Leaves were falling,    木の葉が 舞い落ちる
Just like embers,   まるで 残り火のような
In colors red and gold,   (燃える)赤や黄金色をした
They set us on fire    落ち葉が 私たち(の心)に火をつけるから ※
Burning just like moonbeams in our eyes.  二人の瞳は 月の光みたいに燃え上がる

(Chorus)
Somebody said they saw me,  そんな(様子の)私を見たと 誰かが言ってた
Swinging the world by the tail  時流に乗って 世界を動かしているみたいだと ※
Bouncing over a white cloud   白い雲の上で 跳びはねているみたいだったと ※
Killing the blues.   ご機嫌な ブルースで ※


Now I am guilty of something  今の私は ある種の罪を犯していて ※  
I hope you never do   あなたは そうでないと良いのだけれど   
Because there is nothing -   だって そんな(悲しい)ことはないから ※
Sadder than losing yourself in love. 愛に目が眩んで 自分を見失うほど悲しいことは ※

(Chorus)
Somebody said they saw me,   そんな私を見かけたと 誰かが言っていた
Swinging the world by the tail  流行の最先端で 世界を支配しているみたいだと
Bouncing over a white cloud   白い雲の上で 元気に弾んでいるみたいだったと
Killing the blues.    うっとりするような ブルースで

(間奏)

Now you ask me,   そして あなたは問いかける
Just to leave you   (私が)あなたから離れて   
To go out on my own   自分独りで 出て行こうとするのを ※
And get what I need to -   そして私が望んで手に入れようとするものは(あなたにとって)※   
you want me to find what I've already had  私が既に手に入れた人であって欲しいということを

(Chorus x2)
Somebody said they saw me,  そんな(様子の)私を見たと 誰かが言ってた
Swinging the world by the tail  時流に乗って 世界を動かしているみたいだと
Bouncing over a white cloud   白い雲の上で 跳びはねているみたいだったと
Killing the blues.   魅力的な ブルースで

Somebody said they saw me,   そんな私を見かけたと 誰かが言っていた
Swinging the world by the tail  流行の最先端で 世界を支配しているみたいだと
Bouncing over a white cloud   白い雲の上で 元気よく弾んでいるみたいだったと
Killing the blues.    うっとりするような ブルースで


※ set on fire: 火をつける、火を放つ。
※ Swinging: (口語で)時流に乗った。 (性的に)自由奔放な。
※ by the tail:直訳すると「しっぽをつかむ」で、何かを掌握すること。
have the world by the tail:「世界を支配している」
have someone by the tail:「人を掌握する」
have a tiger by the tail:「困難な状態に陥っている (虎の尾を踏んでいる)」

※ bouncing: 跳ねる、(上下に)揺れる。 "bounce over" だと「跳ねて~を越える」
bouncing powder:(米俗)コカイン。
killing:「枯らす」とか「殺す」ですが、口語で「悩殺的な」、「魅力的な」、「うっとりさせる」という意味にもなります。 「おかしくてたまらない」という意味も。

※ guilty of: ~の罪を犯している、~で有罪である。
※ there is nothing: ~は何も無い。 "nothing" は次の "sadder than" とつながっていて、途中で切ると意味がおかしくなります。
※ sadder than: ~よりも悲しい。
※ go out: 出て行く、外出する。
※ on my own: 一人で、独力で。

※ And get what I need to - you want me to find what I've already had:
三番の歌詞の最後の部分は実際は一つにつながっていますが、間に"what"という関係代名詞が二つ入るので、ちょっと訳しにくいです。直訳風にしてみると、
「私が何を手に入れるにしても、あなたは私が既に持っているもの(人)を見いだすことを望む」―となります。 つまり、「あなたが欲しいものは、(既にあなたのものである)この私であってね」ということなのでしょう。 私はそんな風にこの歌詞を解釈してみました。 この歌詞、全体的に口語的な表現が多いので訳しにくかったです。


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
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