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276. The Long and Winding Road ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード

The Long and Winding Road ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード : The Beatles ザ・ビートルズ

 ビートルズ最後のアルバムから最後にシングル・カットされた曲で、全米で1位となりました。 ビートルズ内の取り決めで「レノン/マッカートニー」作となっていますが、実際はポール・マッカートニーがスコットランドの自分の農場でピアノに向かって作ったとされる、切ないバラードです。


Alubm : Let It Be (Import)
  レット・イット・ビー

Released: 11 May 1970 (US)
Written by: Lennon/McCartney (実際はポール・マッカートニー)
Produced by: Phil Spector (フィル・スペクター)

  ビートルズについて:
(L to R) John , Ringo , Paul , George
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 このブログではカヴァー曲を除いてビートルズの曲をあまり採り上げていませんが、一つには音楽共有サイトの "Grooveshark" では著作権の問題があるらしく、ビートルズとそのメンバーの曲が聴けないということがあります。
 もう一つは、ビートルズに関してはこれまで実に多くの人たちが色々なことを言っているので、今更そうした「腫れ物」には触りたくないという思いがあるからです。
 この曲もその背景には色々と面倒なことがあるのですが、’70年当時はそうしたことを何も知らず、ラジオから流れてくる "Let It Be" やこの曲を単純に「いい曲だなぁ・・・」と思いながら耳を傾けていました。

 この曲を含むアルバムは、前作 "Abbey Road"(アビイ・ロード)よりも前に録音された音源が元になっており、多重録音などをあまり使わない「原点回帰」をコンセプトに、文字通り "Get Back"(ゲット・バック)というタイトルでリリースされる予定でした。
詳しい事情はこちらをご覧下さい。→ レット・イット・ビー 

 けれども散漫な内容でリリースはされず、お蔵入りとなっていた音源に、フィル・スペクターをプロデューサーに迎えて再編集されたものが最終的に「レット・イット・ビー」というアルバムとなってリリースされることになりました。 ジョン・レノンやジョージ・ハリソンはフィル・スペクターの仕事ぶりを認めていて、その後も一緒に仕事をしていますが、"Wall of Sound" (音の壁)といわれたサービス過剰気味のサウンドは、原点回帰を目指すポール・マッカートニーとは相容れなかったようです。

 特にこの曲にオーケストラや女性コーラスを加えたアレンジにはポールが激怒したとかで、しかもそのヴァージョンがそのままレコードになってしまったことは、彼らがその後解散する原因の一つにもなってしまいました。
その辺りの事情はこちらをご覧下さい。→ ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード


Let It Be... Naked
 Let It Be... Naked / レット・イット・ビー・ネイキッド
 そうしたこともあって、33年も経った2003年に「レット・イット・ビー・ネイキッド」という、もう一枚の「レット・イット・ビー」がリリースされることになりました。 「ネイキッド」(裸の、ありのままの)ということは、フィル・スペクターの過剰なプロデュースをそぎ落として本来の音を取り戻すということなのでしょうが、ジョン・レノンもジョージ・ハリソンも既に亡くなっており、ポール・マッカートニーが一人で編集し直したものです。

ネガ・ポジ反転画像 曲目も変更されていることから、これが果して「ビートルズのアルバム」と言えるかどうかは別として、ポールの作りたかった音がこういうものだったということは分かるでしょう。 私は後になってからいじったものはあまり好きではないので、まだ聴いていないのですが・・・
(※ネガ・ポジ反転画像) → 


 そうした事情はともかくとして、この美しいバラードはポールがスコットランドの風景からインスピレーションを受けて作られたそうです。 疲れきって、たどり着くことのできない長い道のりを歌っているようですが、歌詞の中にある "you" は特定の個人というより、私には漠然と遠くにある安らぎのように思えます。 でもそうしたことは勝手な解釈をするよりも、この曲を聴く人それぞれが心に思い描いてみるのが良いのではないでしょうか。

 言葉のあそびが好きなポールの歌詞らしく、"cried" と "tried"、 "the day" と "the way"、"anyway" と "many way"、 "don't leave me" と "don't keep me" などなど、似たような発音を並べて韻(いん)を踏んでいますが、こうした歌詞は歌いやすい反面、日本語にするとなると訳しにくく、訳してもつまらない歌詞になりがちです。 一応参考までに訳詞を付けておきましたが、シンプルな歌詞なので、英語の歌詞を聴きながらその情景を思い浮かべてみるのが一番良い聴き方ではないかと思います。

 以前ポール・マッカートニーの "Back in the U.S 2002” ツアーを記録したTV番組を見たことがあります。 そのコンサートの終盤でポールがこの曲を歌い始めた時、数十人のスタッフが客席から一斉にハート・マークのボードを頭上高く掲(かか)げたのですが、それを見たポールは涙で声をつまらせ、その先が歌えなくなってしまうというハプニングがありました。 ポールの脳裏にはその時さまざまな思い出がよみがえってきたのでしょう。
 私も40年ぶりにこの曲と向きあってみましたが、当時のゴタゴタを水に流して聴いてみると改めて良い曲だと思いますし、迂闊(うかつ)にも少しジーンときてしまいました・・・(涙)



 Grooveshark では現在ビートルズの曲が聴けないので、今回は You Tube から探してきました。 うちはネット環境が悪いので動画だと大抵途中で切れてしまうのですが、これは画像が無く文字だけで軽いから、音が途切れずに最後まで聴くことができます。

  ●歌詞と対訳●

The long and winding road    長く 曲がりくねった道が
that leads - to your door   きみの もとへと通じている
Will never disappear    決して 消えることのない
I've seen that road before   ぼくが以前に見たことがある その道は
It always leads me here   いつもぼくを ここに導(みちび)いて
Leads me to your door   きみのもとへと 誘(いざな)ってくれる

The wild and windy night   風が ひどく吹き荒れた夜
that the rain - washed away   雨が 洗い流したあとに
Has left - a pool of tears   涙の(ような) 水たまりを残していった
crying for the day     この日のために 泣き続けた(かのように) 
Why leave me standing here,   なぜぼくを ここに残して立ち去ったのか
let me know the way    その道(方法)があるのなら 教えてほしい

Many times I've been alone   これまでぼくは ずっと一人きりで
and many times I've cried   何度も何度も 泣いていたんだ
Anyway you'll never know   いずれにせよ きみには決して分からないだろう
the many ways I've tried   ぼくが色々なやり方で 努力してきたことが

And still they lead me back   いまだにぼくを もと(の場所)へと連れ戻す
to the long - (and) winding road   長く曲がりくねった あの道へと
You left me standing here   きみはぼくを ここに置き去りにしていった
a long, long time ago   ずっと、 ずっと以前に
Don't leave me waiting here,  ぼくをここに置き去りにしたまま 待たせておかないで
lead me to you door    きみのもとへと ぼくをいざなっておくれ

(間奏)

But still they lead me back   いまだにぼくを もと(の場所)へと連れ戻す
to the long - (and) winding road   長く曲がりくねった あの道へと
You left me standing here   きみはぼくを ここに置き去りにしていった
a long, long time ago   ずっと、 ずっと以前に
Don't keep me waiting here   ぼくをここに ずっと待たせておかないで
lead me to you door    きみのもとへと ぼくをいざなっておくれ

(Yeah, yeah, yeah, yeah)


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275. Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋

Bridge Over Troubled Water 明日に架ける橋 : Simon & Garfunkel サイモン & ガーファンクル

 アルバム・タイトルにもなっているこの曲は、シングルとアルバム同時発売で共に全米1位となり、翌年のグラミー賞ではこの曲とアルバムの両方でトータル6部門を受賞しています。 しかしこの曲をめぐって二人の間の亀裂は深まり、このアルバムを最後にS&G は惜しまれながら解散してしまいました。


Alubm : Bridge Over Troubled Water
  明日に架ける橋

Released: January 26, 1970
Written by: Paul Simon (ポール・サイモン)
Produced by: Roy Halee (ロイ・ハリー), Paul Simon, Art Garfunkel

   サイモン&ガーファンクルについて:
Art Garfunkel & Paul Simon
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 "Troubled Water" とはちょっと分かりにくいタイトルですが、この曲は Claude Jeter (クロード・ジーター)というゴスペル歌手兼牧師が彼のグループ "The Swan Silvertones" と歌った "Mary Don't You Weep" という歌にインスパイアされて書かれたということです。
 その歌詞の中にある "I'll be a bridge over deep water if you trust in me" (あなたが私を信じるなら、私は深い流れに架かる橋のようになるであろう) の "deep water" (深い流れ)を "troubled water" (荒い海)と変えている訳です。

 この歌詞は友だちを励ます歌として訳されていることが多いのですが、ゴスペル(神の福音)として聞くと主が苦しんでいる人たちに語りかけていることになり、かなり意味が違ってきます。 2番の歌詞などは、落ちぶれた友人に向かって話しかけていると思うとかなり鼻持ちならないものですが、主イエス・キリストが苦しむ人に向かって語りかけているとすれば、慈愛に満ちた歌として聴こえるでしょう。 ここではゴスペル風の歌として訳してみました。 ピアノ演奏は Larry Knechtel (ラリー・ネクテル)です。
 余談ですが、ポール・サイモンは1973年のスタジオ録音時にクロード・ジーターをシンガーとして迎え入れた際、この曲にインスピレーションを与えてくれた謝礼として1,000ドルの小切手を手渡したとか。(’73年当時は1ドルが300円くらいで、物価が1/3ほどでしたから、現在の価値で100万円くらいでしょうか)

 この曲は最初ポール・サイモンがファルセット(裏声)で歌うことになっていて、歌詞も二番までしかなかったようです。 しかしポールでは上手く行かずアート・ガーファンクルが歌うことになったようですが、プロデューサーのロイ・ハリーはエンディングに向けての大きな盛り上がりとそのための最終節が必要だと考えました。 ポールはそれに同意してしぶしぶ三番の歌詞を書き、その三番のアイディアはアートが出したものだったということですが、ポールはどうしてもそれが好きになれなかったと語っています。 「銀の少女」とか、いかにも取って付けたような歌詞ですしね。
 そして、「何でその曲を自分で歌わなかったのか、と何度も後悔した」と、のちのインタヴューで語っていました。 そうしたことが重なって、二人はデュオを解散することになったのでしょう。


 Aretha Franklin (アレサ・フランクリン)のヴァージョン:
Aretha Live at Fillmore West / ライヴ・アット・フィルモア・ウエスト

 この人が歌うと、どんな歌でもこの人のものになってしまいます。 ここでは1番の歌詞は歌わずに2番の歌詞から始まっていますが、元々ゴスペルを得意とする人だけに、歌詞も神の福音として聴くと味わい深いものになるでしょう。

 このヴァージョンは、南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離政策)運動が盛んだった頃、南アフリカの黒人たちによってよく歌われていたそうです。 そしてアフリカの教会に白人の作った曲がゴスペル・ソングとして逆輸入されることにもなりました。 普通、黒人が白人の音楽を歌うことはあまりないのですが、ある黒人ばかりの刑務所の中でポール・サイモンの "Mother and Child Reunion"(母と子の絆)が歌われていた、というエピソードを聞いたことがあります。 白人初のレゲエ風アレンジの曲とはいえ、人種の壁を越えて歌われるということは、その曲が何らかの普遍性を持っているということでしょう。

Bridge Over Troubled Water Aretha Franklin (アレサ・フランクリン)のヴァージョンを聴く:

 この曲は反戦歌ではありませんが、当時のヴェトナム戦争を背景とした暗い時代には色々な解釈をされて歌われたようです。 彼らが製作した「Song of America」というTVのドキュメンタリー番組では、その背景にケネディ大統領やキング牧師の暗殺の映像が流れたそうで、スポンサーが降板したことで一度放映されただけで終わったとか。(4月に発売される「40周年記念版」のボーナスDVDに収録されるという話があります)
 そうしたこともあり、この曲がいつしか反戦や平和へのメッセージとして歌われるようになったのでしょう。 この曲は9.11アメリカ同時多発テロ事件の時に、心に傷を負ったニューヨークの人たちの間で広く歌われていたということですが、当時のブッシュ政権は「銀の少女」という歌詞が銀色の貿易センター・ビルを連想させるとかで、ジョン・レノンの「イマジン」と共に放送自粛曲に指定します。 愛や平和へのメッセージを恐れて放送禁止にするとは、人間として心が病んでいるとしか思えません。

 ポール・サイモンとアート・ガーファンクルは時々思い出したように集まってはコンサートを開きますが、その時には1番をアートが歌い、2番をポールが歌って、3番を二人で歌うという形になっているようです。 若い二人の争そいの元になった曲でもありますが、40年経った今でも二人をつなぎ止めている曲でもあると言えるでしょうか。


Bridge Over Troubled Water 『明日に架ける橋』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

[1]
When you're weary, feeling small   あなたが疲れきって、(自分が)小さく感じられる時 ※
When tears are in your eyes,   あなたの目に 涙があふれる時には
I will dry them all   私が それをぬぐってあげよう ※

I'm on your side   私は あなたのそばにいる
When times get rough   あなたが 苦しい時には
And friends just can't be found   そして 友が見つからない時には

Like a bridge over troubled water   荒波の上に渡す 橋のように ※
I will lay me down   私が この身を横たえてあげよう
Like a bridge over troubled water   荒海に架ける 橋のように
I will lay me down   私が この身を横たえてあげよう

[2]
When you're down and out   あなたが 落ちぶれて ※
When you're on the street   路上で 生活するようになり ※ 
When evening falls so hard   夕暮れ(の寒さ)が ひどく身にしみる時には
I will comfort you   私があなたを慰めてあげよう

I'll take your part   私があなたの味方となり ※
When darkness comes   (夜の)闇が降りた時にも
And pain is all around   そして 周りのあらゆることが苦痛であっても ※

Like a bridge over troubled water   荒波の上に渡す 橋のように
I will lay me down   私が この身を横たえてあげよう
Like a bridge over troubled water   荒海に架ける 橋のように
I will lay me down   私が この身を横たえてあげよう

[3]
Sail on silver girl   帆を上げなさい シルヴァー・ガール ※
Sail on by     帆を上げて 海へと乗り出しなさい
Your time has come to shine   あなたの 輝く時が来たから
All your dreams are on their way   あなたの全ての夢は その途上にある ※

See how they shine    ごらんなさい それがどんなに輝いているかを
When you need a friend   あなたに 友が必要な時には
I'm sailing right behind   私がすぐ後ろについて(帆走して)いるから ※

Like a bridge over troubled water   荒波の上に渡す 橋のように
I will ease your mind    私があなたの心を 鎮(しず)めてあげよう ※
Like a bridge over troubled water   荒海に架ける 橋のように
I will ease your mind    私があなたの心を 和(やわ)らげてあげよう


※ weary: 「疲れる」、「うんざりする」
※ I: この "I" を普通に友だちの立場として「ぼく」と訳すか、ゴスペル風に神の立場から「私」と訳すかで、歌詞の意味がかなり違ってきます。 アリサ・フランクリンのヴァージョンでは言うまでもなく神の福音(ゴスペル)として歌われています。
※ dry them all: 直訳すると「それら全てを乾かす」ですが、日本語の表現として「涙を拭(ぬぐ)う」としておきます。
※ troubled waters: 1.荒波、荒海。 2.(比喩的に)混乱状態、争いごと。

※ down and out: 打ちのめされて、落ちぶれて、窮乏して、うらぶれて。
※ on the street: 1.路上で、街頭で。 2.路上生活をして、失業して。
※ take one's part: (人)に味方する、~の肩を持つ、~を支持する。
※ all around: 1、あたり一面、いたるところ。 2.全体的に、あらゆる点で。 3.周りにいる(ある)全て。

※ Sail on: (帆を張って)航海する、海上を行く。(帆船時代のなごり)
※ silver girl: 直訳すると「銀の少女」ですが、あえて訳さずにおきます。
※ on way: ~の途中に、途上に。
※ right behind: ~のすぐ後ろを、真後ろを。
※ ease someone's mind: (人の)心をしずめる(軽くする)、(人を)安心させる。 


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274. Somethin' Stupid 恋のひとこと

Somethin' Stupid サムシン・ステューピッド (恋のひとこと) :
        Frank Sinatra and Nancy Sinatra フランク・シナトラ & ナンシー・シナトラ

 1967年にフランク・シナトラとナンシー・シナトラ親子のデュエットで全米1位となった曲ですが、2001年にはロビー・ウィリアムズとニコール・キッドマンのデュエットでも英国で1位となっており、今回はオリジナルも含めた三曲を聴き比べてみることにしました。


Alubm : The World We Knew
  シナトラ、ザ・ベスト!
(試聴可)
Released: 1967
Written by: Carson Parks (カーソン・パークス)
Produced by: Lee Hazlewood (リー・ヘイゼルウッド)

  フランク・シナトラについて:
Frank Sinatra and Nancy Sinatra
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲のオリジナルは作曲者の Carson Parks (カーソン・パークス)とその妻 Gaile Foote(ゲイル・フーテ) とが 「Carson and Gaile」 名義でレコーディングしたものです。

Carson and Gaile Carson and Gaile (カーソン&ゲイル):
 カーソン・パークスはヴァン・ダイク・パークスのお兄さんで、一時期一緒にグループを組んでいたこともありました。
 それから "Greenwood County Singers" とか "The Greenwoods" といったバンドをやっていて、グループ解散前にそのグループにいたシンガーのゲイル・フーテと結婚し、二人のユニットでも活動を始めたようです。

 1967年に発売された上のアルバム・ジャケットを見ると、この曲のヒットを受けて急遽右上に "SOMETHING STUPID" とシールを貼ったことが分かって微笑ましいですが、このアルバムのリリースはシナトラのヒット後だったようです。 オリジナル・ヴァージョンは カーソン・パークスのホーム・ページ から最初の部分を聴くことができるようになっていますが、全曲を通して聴いてみたい方はこちら。
→ Carson and Gaile : "Something Stupid" (Original Version 2:02)

 この曲をフランク・シナトラに歌わせようとしたのは、"The Greenwoods" のマネージャーだった Wally Brady (ウォーリー・ブレディ)で、シナトラの一行がバーバンク空港に来るのを知ったウォーリーが、相棒の Mo Osten (モ・オースティン)に直接交渉に行かせた―というエピソードがカーソン・パークスのホームページに書かれていました。
 その後シナトラにこの曲を娘のナンシーと歌うように勧めたのは、ナンシー・シナトラを大人の女にイメージ・チェンジさせたプロデューサーのリー・ヘイゼルウッドで、この曲のプロデュースもやっています。 作者のカーソン・パークスは、シナトラに歌ってもらえるかどうかでずっとやきもきしていたようですが、1967年2月1日に無事レコーディングされました。 ギターの演奏は Al Casey (アル・ケイシー)とのことです。 

 この曲はトップ10に入るだろうと言うシナトラに対し、まったく自信のなかったモ・オースティンは2ドルを賭けたそうですが、見事全米1位となり、オースティンはフレームに入れた2ドル札を二人に贈ったとか。 (当時は1ドル:360円の固定相場で、アルバイトの時給が180円くらいでしたから、現在の3千円くらい?)
 そしてその頃18ドルくらいしか持っていなかったカーソン・パークスは、マネージャーのウォーリーから前金で500ドルもらえることになり、更にその倍額を後から受け取れるということになりました。
 シナトラはこの前年に "Strangers in the Night" (夜のストレンジャー)が全米1位になっており、娘のナンシーも "These Boots Are Made For Walkin'" (にくい貴方)がやはり1位となっていて、親子で二年連続の全米1位を獲得しています。


Somethin' Stupid Robbie Williams version: (2001)
 元テイク・ザットの ロビー・ウィリアムズ が女優の ニコール・キッドマン と歌ったヴァージョンも、2001年に英国で1位のヒットとなっています。 ニコール・キッドマンの歌声は初めて聴きましたが、思ったよりも歌が上手なのでびっくりしました。 シナトラに敬意を表してか、カラオケみたいに元歌とほぼ同じアレンジになっていますが、34年後の録音ということでさすがに音質はこちらの方がクリアーです。 私は正直言ってシナトラの歌声が苦手なので、こちらの方が聴きやすいですけど・・・

 この曲は SWING WHEN YOU'RE WINNING/ (スウィング・ホェン・ユーアー・ウィニング)というカヴァー・アルバムに収められています。
→ Robbie Williams featuring Nicole Kidman の "Somethin' Stupid" を聴く。

 ところでこの曲のタイトルになっている "Something Stupid" は「何かつまらないこと」といった意味で、恋人の前で気の利いたことを言いたいのに、いざとなると昔ながらの「アイ・ラヴ・ユー」といった「つまらないこと」を言ってしまうという男の心情を歌っています。
 シナトラの口癖である、 “that’s totally stupid”(まったく馬鹿げてる)とか、“how could you do anything that stoopid?”(何だってそんな馬鹿なことをしでかしたんだ?) ―という言葉をウォーリー・ブレディが車の中で思い出したとかで、それがこのタイトルのヒントになったのかもしれません。

 ゆったりした曲調の割には歌詞がずっと切れ目なく続くので、私はとても一緒には歌えません。 一緒に歌うなら、オリジナル・ヴァージョンが一番ゆっくりしていて歌いやすいです。
 歌詞も本来なら切らずに続ける方が良いのですが、それだと読みづらいだけでなく訳しにくいので、野暮ではありますが短く切ってあります。 普段ならこうした曲はあまり採り上げないのですが、たまにはこんな肩の凝らない曲も良いでしょう。



"Somethin' Stupid" 『サムシン・ステューピッド(恋のひとこと)』を聴く:(Frank & Nancy Sinatra) (2:39)

  ●歌詞と対訳●

I know I stand in line   並んで待つことになるのは わかってる
until you think you have the time  きみに時間が出来て
To spend an evening with me.   夕べを一緒に過ごせる時まで

And if we go someplace to dance,   どこか 踊れるところへ行ったら
I know that there's a chance    その時がチャンスだ
You won't be leaving with me.  きみはぼくを残して 立ち去ったりはしないだろうから

And afterwards we drop into a quiet little place  その後、静かでこじんまりした店に寄って
and have a drink or two.    それから お酒を少し飲んで 

And then I go and spoil it all  でもその後で 全てを台無しにしてしまうかもしれない
by saying something stupid   何か馬鹿げたことを言ってしまって
like "I love you"   (たとえば)「愛してる」みたいな (古くさいことを)


I can see it in your eyes   きみの瞳を見れば わかるんだ
That you despise the same old lies  そうした古くさい戯言(たわごと)の嫌いなことが 
you heard the night before.   この前の晩にも きみが耳にしたような言葉を

And though it's just a line to you,   きみにはそれが ただのセリフにすぎなくても
for me it's true    ぼくにとっては それが本当のことだから
And never seemed so right before.  以前は決して ピッタリだとは思えなかったけど 

I practice every day   (だから)ぼくは毎日練習してるんだ
to find some clever lines to say   何か 気の利いたセリフが見つからないかと
To make the meaning come true.   本当の気持ちを 確実に伝えるために

But then I think I'll wait   でも ぼくは待つことになるだろう
until the evening gets late   夜がすっかり更ける時まで
and I'm alone with you.    そして きみと二人きりになれたら  

The time is right,   その時が 絶好のタイミング
your perfume fills my head,   きみの香水の香りが ぼくを満たし、
the stars get red    (夜空の)星々は 赤く輝き
and (oh) the night's so blue.   夜空が とても蒼い (その時に)

And then I go and spoil it all   でもぼくは 全てを台無しにしてしまうかも
by saying something stupid   何か間の抜けたことを言ってしまって
like "I love you"   「愛してる」みたいな (昔ながらのことを)

[instrumental]   (間奏)  (※オリジナルはここまで)

The time is right,    それを言うなら 今がチャンス、
your perfume fills my head,   きみの香水の香りが ぼくを満たし、
the stars get red     星々は 赤く輝き
and (oh) the night's so blue.  夜空がとても蒼い (この願ってもない時に)

And then I go and spoil it all  でもその時になって 全てを台無しにしてしまうかも
by saying something stupid   何かつまらないことを言ってしまって
like "I love you"   「愛してる」みたいな (誰もが言うセリフを)

I love you   アイ・ラヴ・ユー
I love you   愛してる
I love you   アイ・ラヴ・ユーって・・・



※ stand in line: 列に並ぶ、並んで待つ。
※ have the time: 時間がある、手が空く。
※ drop into: ~に立ち寄る。
※ have a drink or two: 直訳すると「1杯か2杯飲む」で、「ちょっと飲む」くらいの感じ。
※ say something stupid: 何か馬鹿げた(くだらない)ことを言う。

※ same old: いつもの、お決まりの、よくある、古くからの。 
"lie" はこの場合「嘘」というより、「悪気の無い嘘」とか「空言」(そらごと)や「戯言」(たわごと/ざれごと)といったもの。
※ the night before: 前の晩、前夜。 (この男は前の晩も同じセリフを言ってしまったようです)
次のライン(行)の語尾に来る "so right before" と並べて韻(いん)を踏んでいます。
※ make meaning: 意味を明確にする、意味をはっきりさせる。
※ come true: (夢などが)「本当になる」、「実現する」。

※ alone with you: あなたと二人きり。
※ the time is right: ちょうどいい時(タイミング)、適した時、潮時、頃合い、適当な時。
※ fills one's head:直訳すると「頭の中がいっぱいになる」とか「頭が満たされる」ですが、それだと詩的でないので、「香水の香りで満たされる」くらいの感じでしょう。 
次の「星が赤い」というのも日本語にするとおかしな表現ですが、語尾の "head" と "red" で韻を踏んでいる訳です。 
"red" の次に "blue" が来るのも赤と青を対比させてのことで、それを直訳するとご覧の通り野暮な訳文になってしまいます。 何か良い訳語があると良いのですが・・・ 


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273. I'm a Believer アイム・ア・ビリーヴァー

I'm a Believer アイム・ア・ビリーヴァー (恋に生きよう) : The Monkees モンキーズ

 モンキーズのセカンド・シングルとして全米No.1 となっただけでなく、1966年の年間チャートでも1位になりました。 ’64年にビートルズが登場して1位と2位を独占し、’65年にはローリング・ストーンズが年間1位となるなど英国勢に押されていたアメリカのチャートで、三年ぶりにアメリカのミュージシャンとしてトップに立っています。


Alubm : More of the Monkees
  グレイテスト・ヒッツ
(試聴可)
Released: November 21, 1966
Written by: Neil Diamond (ニール・ダイアモンド)
Produced by: Jeff Barry (ジェフ・バリー)

  モンキーズについて:
The Monkees
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 モンキーズはオーディションによって選ばれた4人組のグループということは、以前にやった "Daydream Believer"(デイドリーム:No.10)でも書きました。 英国勢に対抗するといっても曲はソング・ライターたちが書き、演奏もスタジオ・ミュージシャンが行っていたので、最初の頃は「口ぱく・バンド」とか言われていました。 この曲も ミュージック・ヴィデオ ではマイクがギターを弾き、ミッキーがドラムを叩き、ピーターがキーボードを演奏していますが、実際は別のミュージシャンが演っていたようで、ギターはニール・ダイアモンドとか。

 この曲を作ったニール・ダイアモンドはプロデューサーのジェフ・バリーの友人で既にこの曲を自分で歌っていましたが、モンキーズのヒットによって認められ、自身の曲でもヒットを飛ばすようになります。 ’69年のヒット曲 "Sweet Caroline"(スウィート・キャロライン)は95回目に採り上げました。 
※ニール・ダイアモンドの歌うヴァージョンはこちら。→ I'm a Believer (Neil Diamond)

 この曲のヒットを受けてサード・シングルもニール・ダイアモンドの曲を歌うことになったのですが、B面に入れる曲を製作担当者が勝手に作って入れたため、彼らは独自に記者会見を開いてそのことを暴露し、担当者の追い出しにかかります。
 ミュージシャンとしての自覚に目覚めた彼らはプロデューサーとして元タートルズのチップ・ダグラスを迎え、楽器の演奏も自分たちでやるようになり、1967年にはカナダとアメリカでツアーを行うまでになりました。 チップ・ダグラスがいなければ、名曲"Daydream Believer"(デイドリーム)も生まれなかったでしょう。

 彼らは「ザ・モンキーズ・ショー」というTV番組とタイアップしたこともあって全米で一番のアイドル・グループになり、そのTV番組は日本でも(日本語吹き替えで)公開されたので、当時は日本でも人気がありました。 もっともTV番組の終了と共に人気も衰えて行くのですが・・・

 この曲は2001年に "Shrek"(シュレック)というCGアニメーション映画のエンディングで大合唱していたから、若い方でも聴いたことがあるのではないでしょうか。 歌っていたのは "Smash Mouth"(スマッシュ・マウス)というグループと、おしゃべりなロバ役をやっていた Eddie Murphy(エディ・マーフィー)とのことです。
※スマッシュ・マウスの歌うヴァージョンはこちら。→ "I'm a Believer" (Smash Mouth) 

# Lead vocal by Micky Dolenz
# Backing Vocals by Mickey Dolenz, Davy Jones & Peter Tork
# Guitar: Neil Diamond
# Drums: Buddy Salzman
# Other personnel unknown

I'm a Believer 『アイム・ア・ビリーヴァー』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

I thought love was only true in fairy tales  愛なんて おとぎ話の中だけのものと思ってた ※
Meant for someone else but not for me.  誰か他の人のためのもので ぼくには関係ないって ※
Love was out to get me    愛はぼくに対して 意地悪くしようとしてる ※
That's the way it seemed.   そんな風に 思えて ※
Disappointment haunted all my dreams.   そんな失望感が ぼくの夢に付きまとっていたんだ ※

(Chorus)
Then I saw her face, now I'm a believer  でも彼女を見たとたん、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去ったのさ ※
I'm in love,    ぼくは恋してる、 
(mm..)I'm a believer!   ぼくは愛の信者さ!
I couldn't leave her, if I tried.   彼女から離れるなんて(※)、どう頑張ってもできないよ


I thought love was more or less a givin' thing,  愛なんておよそ 与えるものだと思ってた ※
Seems the more I gave the less I got.  多くを与えても 少ししか得られないように見えて
What's the use in tryin'?   努力してみたって 何になるんだい? ※
All you get is pain.   得られるのは 痛みだけで
When I needed sunshine I got rain.  陽射しが欲しい時にも 雨降りだったじゃないか

(Chorus)
Then I saw her face, now I'm a believer  でも彼女を見たとたん、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去ったのさ
I'm in love,    ぼくは恋してる、 
(mm..)I'm a believer!   ぼくは愛の信者さ!
I couldn't leave her, if I tried.   彼女から離れるなんて どう頑張ってもできないよ

(間奏)

Love was out to get me    愛はぼくに 意地悪くしようとしているって
That's the way it seemed.   そんな風に 思えて
Disappointment haunted all my dreams.   そんな失望感が ぼくの夢に付きまとっていたものさ

(Chorus)
Then I saw her face, now I'm a believer  でも彼女を見たとたん、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去った
I'm in love,    ぼくは恋してる、 
(mm..)I'm a believer!   ぼくは愛の信者さ!
I couldn't leave her, if I tried.   彼女から離れるなんて どう頑張ったってできないよ

It's a saw her face, now I'm a believer  彼女を見た時に、ぼくは信じるようになったんだ
Not a trace - of doubt in my mind.   心の中の疑いは 跡形もなく消え去ったのさ
I'm a believer...     ぼくは 愛の信奉者さ・・・
(I'm a believer...)


※ fairy tale: (子供向けの)おとぎ話。 作り話。
※ meant for: ~のために、~用である、~向けの。
※ someone else: ほかの誰か、ほかの人。
※ out to get.. : ~をやっつけようとする、~をやっつけようと躍起になる。
※ That's the way: そういう風に、そんなもんだと、そのように。
※ Disappointment: 失望、落胆。 失意。 期待外れ。
※ haunt: (考えが)たえず付きまとう、脳裏を去らない。
※ no trace of: ~の痕跡が全く無い、~の跡が全く残らない。
(※) leave her: 前の "believer" と(似た発音を)並べて韻を踏んでいる。  その前の "face" と "trace" も同様です。

※ more or less: 多かれ少なかれ、大体、おおよそ。
※ What's the use: ~して何になる? 例:"What's the use of going to school?" (学校なんて行って何になる?)


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

272. Brown Eyed Girl ブラウン・アイド・ガール

Brown Eyed Girl ブラウン・アイド・ガール : Van Morrison ヴァン・モリソン

 ヴァン・モリソンがソロに転向して最初のシングルで、全米10位のヒットとなった曲です。 当時の邦題は、「茶色の眼をした女の子」となっていました。


Alubm : Blowin' Your Mind
  ブロウイン・ユア・マインド
(試聴可)
Released: June 1 1967
Written by: Van Morrison (ヴァン・モリソン)
Produced by: Bert Berns (バート・バーンズ)

  ヴァン・モリソンについて:
Van Morrison
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 ヴァン・モリソンというと「孤高の人」というイメージがありますが、初期のこの曲は非常にポップで楽しく、今でも人気があります。 ミック・ジャガーの声と良く似ているし歌い方もそっくりなので、60年代のストーンズの曲と言っても案外通用するかもしれません。

 この曲はオールデイズなどを流すラジオ局で、この40年間にかかった曲の中で4番目に多かったということです。 2005年にはアメリカのラジオ局とTV局で700万回オン・エアーされたという証明書をもらい、2007年には800万回の証明書を受け取っていて、この記録を超えるものは「ポリス」の "Every Breath You Take" (見つめていたい)の900万回だとか。 日本での人気の低さとはだいぶ違いますね・・・

 そんなヒット曲を含むファースト・アルバムですが、プロデューサーのバート・バーンズが本人の同意を得ずに編集して発表してしまったことで、ヴァン・モリソン自身はこれを自分のアルバムとは認めていないそうです。 そして悪趣味と言われたアルバム・ジャケットですが、これについても本人が、
"I saw the cover and I almost threw up" (そのカヴァーを見て、俺はもう少しで吐きそうになった)
と言っており、ジャケットも含めてかなり嫌いみたいです。 英国のアルバム・チャートで11位と、この後にリリースされた名作アルバム「アストラル・ウィークス」よりずっと売れたのですけどね・・・

 この人の曲はビートルズ同様著作権の問題があるようで、Grooveshark で検索しても出てきません。 ―で、皆さんタイトル名やアーティスト名を変えてアップロードしているようで、何とか探し出してきました。 この曲は当時のラジオ(44年前)でオン・エアーするには引っかかる部分があったようで、このヴァージョンでは終わりの方にある "Making love in the green grass" (草の中で愛し合う)―の行が、当たり障(さわ)りのないものに変更されています。
 歌い方も歌詞の途中で切れるので意味がつかみにくいのですが、つなげてみると大体こんな感じの訳になり、幼馴染みの少女のことを歌っているようです。 曲はカリブ海の島々のメロディ(カリプソなど)がヒントになっているみたいですね。 

* Van Morrison – guitar, vocals
* Eric Gale - guitar
* Russ Savakus - bass
* Gary Chester - drums

Brown Eyed Girl 『ブラウン・アイド・ガール』を聴く: (ラジオ・ヴァージョン)
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

Hey, where did we go   ヘィ、(あの頃の)俺たち どこへ行ったっけ? ※
Days when the rains came   雨が降った日々に ※
Down in the hollow   くぼ地に 降りていって ※
Playing a new game,   新しいあそびをしたっけ ※

Laughing and a-running, hey, hey,   笑って、走って、ヘィ、ヘィ
Skipping and a-jumping    スキップして、ジャンプする
In the misty morning fog with -   朝もやの立ち込める中で
our hearts a-thumping   俺たちの心臓は 高鳴っていた
And you, my brown-eyed girl,  きみは俺の 鳶色(とびいろ)の瞳の娘
You, my brown-eyed girl.   きみは俺の ブラウン・アイド・ガール

Whatever happened - to Tuesday  火曜日に 何が起きようと
and so slow    とてもゆっくりと
Going down the old mine   古い鉱山へと 降りて行く ※
with a - Transistor radio.   (小さな)トランジスタ・ラジオを持って

Standing in the sunlight laughing  陽射しの中に立って笑いながら
Hide behind a rainbow's wall,   虹の壁の後ろに隠れた   
Slipping and a-sliding   すべって、スライディングしながら
All along the waterfall with you  きみと一緒に あらゆる滝から滝へと進む
My brown-eyed girl,   俺の 鳶色の瞳の娘
You, my brown-eyed girl.   きみは俺の ブラウン・アイド・ガール

Do you remember when - we used to sing ?  (あの頃)俺たちがよくうたった歌を覚えてる?

Sha la la la la la la la la la la dee dah   シャラララ、ララララ・・・ディダ
(Just like that)        (ちょうど こんな感じの)
Sha la la la la la la la la la la dee dah   シャラララ、ララララ・・・ディダ
La dee dah.             ラ、ディダ

(間奏: ここまでが子供の頃の思い出で、これからが現在になる)

So hard to find my way   自分の道を見つけるのは 大変なことさ
Now that I'm all on my own.   今の俺は まったくの独りきり ※
I saw you just the other day,  先日 きみを見かけたけど   
My, how you have grown!   あぁ、何て大人になってたんだろう! ※

Cast my memory back there, (Lord)   過去の思い出を 捨て去って、 ※
Sometime I'm overcome thinking about it  いつか俺は そのことを考えずにいられるようになる
Making love in the green grass   草の上で愛し合おう (※オリジナル・ヴァージョン)
Laughing and a-running, hey, hey,  笑って、走って、ヘィ、ヘィ (※ラジオ向けヴァージョン)
Behind the stadium with you,   きみと一緒に スタジアムの裏で
my brown-eyed girl,   俺の 鳶色の瞳の娘
You, my brown-eyed girl.   きみは俺の ブラウン・アイド・ガール

Do you remember when - we used to sing ?  俺たちがよくうたった歌を 覚えているかい?

Sha la la la la la la la la la la dee dah   シャラララ、ララララ・・・ディダ
Sha la la la la la la la la la la dee dah   シャラララ、ララララ・・・ディダ
(Dee dah dee dah dee dah dee dah dee dah dee)
Sha la la la la la la la la la la ...   シャラララ、ララララ・・・


※ where did we go: 直訳すると「俺たち、どこへ行った?」と過去形になっていますが、後の歌詞を読むと子供の頃のことを思い出して歌っているようです。
※ rain came: これも直訳すると「雨が来た」となりますが、晴れや雨は "come" (降る)とか "go away" (去れ)とかいった表現を使うことがあります。
※ hollow: くぼ地、盆地。
※ game: ゲームといっても現代のようなゲーム機ではなく、44年前ですから普通の「あそび」や「戯れ」といったところで、スポーツなども「ゲーム」(試合)と呼びます。

※ mine: 鉱山、炭鉱。
※ on my own: 独りきりで、自分一人で。
※ My: 「あぁ」とか「やぁ」とか「~だなぁ」といった間投詞です。
※ Lord: この場合も「「あぁ」とか「おぉ」とか「おやまあ」といった、単なる間投詞です。

(※)この部分、オリジナルでは "Making love in the green grass" (草の中でセックスする)となっていますが、過激なせいかラジオ向けのシングルは歌詞を変更してあるようです。元の歌詞の方が次の行とも合うのですが・・・


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昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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