258. You've Got a Friend きみの友だち (Live'07)

You've Got a Friend (Live at the Troubadour) きみの友だち (ライヴ’07年)  :
       Carole King & James Taylor キャロル・キング&ジェームス・テイラー

この曲は以前にも採り上げましたが、今回は2010年に発売されたライヴ・アルバムのデュエット・ナンバーです。


Alubm : Live at the Troubadour
  トルバドール・リユニオン

Released: 2010 (Recorded : November 2007)
Written by: Carole King
Produced by: Peter Asher (ピーター・アッシャー)

  キャロル・キングについて:
 / ジェームス・テイラーについて:

 この曲は1971年1月に発売されたキャロル・キングの名作アルバム、"Tapestry"つづれおり)に収められていたものですが、そのアルバムのレコーディングに参加していたジェームス・テイラーが同年にカヴァーしたシングルが7月31日にビルボードのナンバー・ワン・ヒットとなったことで、二人を代表する曲になりました。 これはそれから40年近く経った二人による、ライヴでのデュエットです。

 この曲を含むアルバムは、2007年11月に西ハリウッドにあるライヴ・ハウス「トルバドール」における演奏を収録したもので、キャロル・キングの「タペストリー(つづれおり)」と、ジェームス・テイラー1970年のアルバム
"Sweet Baby James"スウィート・ベイビー・ジェイムス) からの選曲が中心となっています。 「声は老けない」―とは良く言ったもので、あれから40年近く経った今でも二人の声はあの頃のままに伸びやかでした。

 バックを固めるメンバーも豪華で、ギターにダニー・コーチマー、ドラムにラス・カンケル、ベースにリーランド・スカラーといった面子(めんつ)が参加しており、ほぼこのメンバーで来日公演も行われたようです。 私のように親の介護をしていてお金も無い人間にコンサートはすっかり無縁なものとなっていますが、ライヴに行けなかった者にとってこのアルバムはとても有難いものでした。 アルバムはCDとDVDがセットになっているので、映像の方も楽しめるようになっています。


 You Tube にそのライヴ映像があったので、リンクを貼っておきます。 普段は映像は要らないと思っている私ですが、これは歌詞付きでオリジナル曲には無いアドリブの部分が分かったのは収穫でした。

* Carole King(キャロル・キング) – vocal, piano, guitar
* James Taylor(ジェームス・テイラー) – vocal, guitar, harmonica
* Danny "Kootch" Kortchmar (ダニー・コーチマー) – guitar
* Leland Sklar (リーランド・スカラー) – bass guitar
* Russ Kunkel (ラス・カンケル) – drums

※ちなみに1971年「タペストリー」のレコーディングにはジェームス・テイラーとダニー ”クーチ” コーチマーとラス・カンケルが参加しており、バックヴォーカルにはジョニ・ミッチェルのクレジットもありました。 このメンバーは双方のレコーディングに参加しており、ジェームス・テイラーのレコーディングではキャロル・キングがピアノとバック・ヴォーカルを務めています。
 現代の若い人から見れば新しいものは無いかもしれませんが、40年経っても歌い続けているって良いものです。 今の人たちの中で40年後にも歌っている人が、果たしてどれくらいいるでしょうか・・・

You've Got a Friend  『きみの友だち (Live'07) 』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

When you're down and troubled   きみが落ち込んで トラブルを抱え込んでいる時
and you need some love and care   そして 誰かの愛情や世話が必要で
and nothing, oh. nothing is goin' right   何も、何もかもが うまく行かない時は
just close your eyes and think of me   ただ目を閉じて ぼくのことを考えてみて
yes, an' soon I will be there   そうすれば、ぼくはすぐ きみのそばにいるから
to brighten up, (yeah) even your darkest night.  たとえ暗い夜だって 明るくしてあげる

You just call out my name   ぼくの名前を 大きな声で呼んでくれたら
and you'll know wherever I am   ぼくがどこにいても きみには分かるだろう
I'll come running, to see you again.   またきみに会いに、 かけて行くから
(it's) winter, spring, summer, or fall  冬でも、春でも、夏でも、秋だって
all you gotta do is call   きみが 呼びさえしてくれたら ※
and I will be there,    ぼくは そこにいるだろう
(yeah, yes I'll be there)
You've got a friend.   きみには 友だちがいるんだ


If the sky above you   あなたの 頭上にある空が
should turn dark and full of clouds   雲でいっぱいに覆われて 暗くなっても
and the old north wind (should) begin to blow  (冷たい)北風が吹き始めても
Keep your head together    うろたえたりしないで ※
and call my name out loud   わたしの名を 大声で呼んでみて
and soon you'll hear me knocking upon your door.  すぐにドアをノックする音が聞こえるでしょう
(your door, your door...)

You just call out my name    わたしの名前を呼ぶだけで
and you know wherever I am    どこにいても 分かるでしょう
I'll come running,    そこまで かけて行くから
to see you again.   また 会いに行くために
winter, spring, summer, or fall  冬でも、春でも、夏でも、秋だって
all you got to do is call   あなたが呼んでくれるなら
and I'll be there, yes, I will...    わたしは そこにいるでしょう

Now, ain't it good to know, you've got a friend   友だちがいるって いいことでしょう ※
(when) people can be so cold.   周りの人たちが 冷たい時に
they'll hurt you, (yes) and desert you   人々が きみを傷つけたり、見捨てたりして
(but) they'll take your soul if you let them   きみの心まで 奪おうとしても
Oh now, don't you let them.   そんなことを させないで

You just call out my name    ただ わたしの名を呼んでくれれば
and you'll know wherever I am   わたしがどこにいても 分かるでしょう
I'll come running    わたしは かけて行くから
(just as fast as I can)   (できるだけ 速く)
to see you again   また あなたに会いに行くから
(see you again) oh, yes

(don't you know, about )   (それが分からないのかい?)
winter, spring, summer, or fall  冬でも、春でも、夏でも、秋だって
all you've gotta do is call me, yeah   きみが呼んでくれるなら
and I'll be there, yeah, yes I'll be there   ぼくは そこに行くから
You've got a friend.   きみには 友だちがいる

You've got yourself a friend   きみには きみの友だちがいるんだ
ain't it good know (that) you've got a friend     友だちがいるって いいことだろう
(walkin' and talkin' to ...)

(Ad Lib)    (アドリブ)
Here we are at the "Troubadour"    ここ「トルバドール」に 私たちはいる
We never thought we would do this anymore   私たちは もうこれをやるとは思わなかったけど
but this was the place that opened the door   でもここは その扉をひらく場所になったの
for this...       この(デュエットの)ための・・・
thank you, thank you. Thank you, James.   サンキュー、サンキュー、ありがとう、ジェイムス

Ain't it good to know (good to know)   いいことでしょ  (いいことだろ)
Ain't it good to know (good to know)    いいことでしょう  (いいことだろう)
ain't it good to know
ain't it good to know
ain't it good to know, yeah, yeah, yeah

You've got a friend.   友だちがいるって


※ all you gotta do is call:(gotta = got to) ここは "All you have to do is call" となっている歌詞もあります。 直訳すると、「きみがすべきことは、(私を)呼ぶことだけ」といったところでしょうか。
※ keep one's head:~の冷静さを保つ。 Keep your head : あわてるな、うろたえるな。
※ good to know:良いこと。 結構なこと。 耳寄りな(話)。"ain't it" は "isn't it" などのくだけた言い方で、「~でしょ」といったニュアンス。 


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257. I Am a Rock アイ・アム・ア・ロック

I Am a Rock アイ・アム・ア・ロック : Simon & Garfunkel サイモン&ガーファンクル

 12月にちなんだ歌ということで、この曲を選んでみました。 今聴くと歌詞の内容が引きこもりの若者みたいにも聞こえますが、それが当時失意のうちにあったポール・サイモンの心情を表しているのでしょう。


Alubm : サウンド・オブ・サイレンス
(試聴可) 
                    サイモン&ガーファンクルのすべて
(試聴可)
Released: 1966
Written by: Paul Simon
Produced by: Bob Johnston
   サイモン&ガーファンクルについて:
Art Garfunkel & Paul Simon
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲はサイモン&ガーファンクルのサード・シングルとしてヒットしていますが、最初はポール・サイモンのソロ・アルバムに収められていたものでした。

 サイモン&ガーファンクルとしてのデビュー・アルバムが不発に終わったポール・サイモンは、失意のうちにイギリスへと渡り、そこでレコーディングされたのが "Paul Simon Songbook"  (ポール・サイモン・ソングブック) というソロ・アルバムでした。 この曲のオリジナルはそのアルバムのオープニングに収められています。 この暗い時期のアルバムをポール・サイモンは嫌いだったらしく、一時期は回収されて長いこと廃盤になっていましたが、現在はCD となって再発されています。

  その後 "Sounds of Silence"(サウンド・オヴ・サイレンス)の大ヒットを受けてアメリカに戻ったポール・サイモンは、アート・ガーファンクルと共にセカンド・アルバムのレコーディングに取り掛かり、この曲はそのアルバムのラストを飾ることになりました。 ポールのソロ・アルバムとほぼ同じような内容になっていますが、アコースティック・ギター1本のソロと比べるとフォーク・ロック調の聴きやすいアレンジになっています。

 当時十代だった私にはロック調のこの曲が「俺はロックだ!」―と言っているように聞こえたものですが、ずっと後になってレコードを買って歌詞を読んでみたら全然違う内容だったことが分かり、それからはできるだけ歌詞を読むようになりました。 私が中学生の頃まではラジオから流れてくる音楽が全てで、レコードなんてシングルでも高くて滅多に買えなかったし、家にあったのは兄が持っていたポータブル電蓄(卓上型・電気式蓄音機)だけでしたから・・・ 現在ではインターネットで歌詞を検索できるし、自由に曲も聴けるしで、便利な世の中になったものです。

I Am a Rock 『アイ・アム・ア・ロック』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

A winter's day   冬のある日
In a deep and dark December  12月も深まった 暗い日に ※

I am alone    ぼくは たった一人で
Gazing from my window   窓の外を眺めている
To the streets below   窓の下の 通りの上に
On a freshly fallen silent shroud of snow  新雪が 静かに降り積もって行くのを ※

I am a rock    ぼくは 一つの岩
I am an island   ぼくは 孤立した島 ※


I've built walls   ぼくは 壁を築くんだ
A fortress deep and mighty   厚くて強力な要塞を ※
That none may penetrate   何も貫けないものを建てるんだ ※
I have no need of friendship   友情なんて 要らないさ
Friendship causes pain   友達付き合いなんて つらいだけだから
It's laughter and it's loving I disdain  笑ったり、愛したりすることを ぼくは軽蔑してる ※

I am a rock    ぼくは (固い)岩だから
I am an island   ぼくは (孤立した)島だから


Don't talk of love   愛のことなんて 話さないでくれ
Well, I've heard the word before   あぁ、その言葉は ずっと以前に聞いたけど
It's sleeping in my memory   そいつは ぼくの記憶の中で眠っている
I won't disturb the slumber   ぼくは その眠りを妨げたりはしない
Of feelings that have died   その死んでしまった感覚を (思い出したくないんだ)
If I never loved I never would have cried   人を愛さなければ それで泣くこともないだろう

I am a rock    ぼくは (無感覚な)岩
I am an island   ぼくは (孤立した)島なのさ


I have my books   ぼくには 何冊もの本がある
And my poetry to protect me   この身を守ってくれる 詩だってある
I am shielded in my armor   ぼくは そうした鎧(よろい)で身を固めているんだ ※
Hiding in my room   自分の部屋に 隠れていれば
Safe within my womb   (胎児が)子宮の中にいるみたいに安全さ ※
I touch no one and no one touches me   誰にも触(ふ)れず、誰もぼくには触(さわ)れない

I am a rock    ぼくは 一つの岩だから
I am an island   ぼくは 孤島だから

And a rock feels no pain   だって 岩は痛みを感じないし
And an island never cries   島は 決して泣きはしないから・・・


※ a deep:(夜などの)更けた、深まった。 (ポール・サイモンは「エィ・ディープ」と発音してます)
※ freshly-fallen snow:新雪。
※ an island:「島」という意味の他に、「孤立した」という意味もあります。 "an island of quiet" (騒々しい中の)「静かな片隅」
※ fortress:要塞、砦(とりで)。 堅固な場所。
※ penetrate:(弾丸や槍などが)つらぬく、貫通する。
※ disdain:(~を)軽蔑する。 前の "pain" と並べて韻(いん)を踏んでいる。

※ slumber:眠る、まどろむ。
※ armor:鎧(よろい)、甲冑(かっちゅう)。
※ womb:子宮、胎内。 前の "room" と並べて韻を踏んでいる。(どちらも語尾の発音は [u:m] )   


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256. River リヴァー

River リヴァー : Joni Mitchell ジョニ・ミッチェル

 ジョニ・ミッチェルのピアノの弾き語りによるクリスマス・ナンバーで、イントロに「ジングル・ベル」も聞かれますが、これは別れの―というより破局の歌です。 楽しいクリスマス・ソングも良いのですが、私はこうした悲しい曲も好きなので採り上げてみました。


Alubm : Blue (Import from US)
  ブルー (試聴可)

Released: 1971
Written by: Joni Mitchell
Produced by: Joni Mitchell (ジョニ・ミッチェル)

  ジョニ・ミッチェルについて:
Joni Mitchell
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 これはジョニ・ミッチェルの名作アルバム「ブルー」からの選曲で、多くのカヴァー・ソングがありますが、これまでシングル・カットはされていません。 この頃のジョニ・ミッチェルは長いこと付き合っていた Graham Nash(グラハム・ナッシュ)との関係が破局を向かえ、その後ヨーロッパを巡る旅に出て、その中でこのアルバムに収められている曲が書かれたようです。
 カナダ出身のジョニが雪の降らないカリフォルニアで、「スケートですべって行ける川があればいいのに」―と繰り返し歌っていますが、恋人との破局を向かえたひどい状況から鳥のように飛び去って行きたいということなのでしょう。

 ジョニ・ミッチェルの書く歌詞は曲と同じくらいの比重があって、人によってその受け止め方や訳し方も様々ですが、ここではあまり深読みせず言葉のまま素直に訳しています。 "My Baby" も「私の愛しい人」と考えるか、「私の赤ちゃん」と訳すかで意味が違ってきますが、全体的に見て私には別れた恋人のことを歌っているように思えたので「愛しい人」としておきました。 こうした曲は目を閉じて音に耳を傾けてもらえれば良いので、対訳は参考程度に考えて、歌詞に興味があれば曲を聴いた後で見るようにして下さい。



Grooveshark で、River 『リヴァー』を聴く: (4:05)

  ●歌詞と対訳●

It's coming on Christmas   (もうすぐ)クリスマスがやってくる
They're cutting down trees   人々は (モミの)木々を切って
They're putting up reindeer   トナカイにも 飾り付けをして ※
And singing songs of joy and peace   歓びと平和の歌をうたう
Oh, I wish I had a river   あぁ、(凍った)川があったなら 
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに

But it don't snow here  でも ここ(カリフォルニア)では 雪は降らず
It stays pretty green   (木々は)緑のまま
I'm going to make a lot of money   わたしはお金を沢山稼ごう
Then I'm going to quit this crazy scene  そしたら この馬鹿げた状況を終わりにできるから

I wish I had a river   (凍った)川があったなら
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに
I wish I had a river so long   とても長い川があったらと 願ってる
I would teach my feet to fly   そしたらこの足で 飛ぶようにすべって行けるのに ※
Oh, I wish I had a river   あぁ、(凍った)川があったなら
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに
I made my baby cry   わたしときたら 愛しい人を泣かせてしまったの


He tried hard to help me   彼は一生懸命 わたしに手を貸そうとしてくれた ※
You know, he put me at ease   そう、彼はわたしを楽にさせようとしてくれた ※
And he loved me so naughty   彼はとてもみだらなほどに わたしを愛したの ※
Made me weak in the knees   わたしが 腰くだけになるくらい ※
Oh, I wish I had a river   あぁ、(凍った)川があったなら
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに

I'm so hard to handle   わたしは扱い方がとてもむずかしい女 ※   
I'm selfish and I'm sad   わがままで 悲しげで ※
Now I've gone and lost the best baby  わたしは自分から去り 最愛の人を失くしてしまった
That I ever had     これまでで 最高の人を
Oh, I wish I had a river   あぁ、(凍った)川があったなら
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに

I wish I had a river so long   とても長い川があったならと 願ってる
I would teach my feet to fly   そしたらこの足で 飛ぶようにすべって行けるのに

Oh, I wish I had a river   あぁ、川があったらいいのに
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに
I made my baby say goodbye   わたしは愛しい人に 「さよなら」を言わせてしまったの


It's coming on Christmas   (もうすぐ)クリスマスがやってくる
They're cutting down trees   人々は (モミの)木々を切って
They're putting up reindeer   トナカイにも 飾り付けをして
And singing songs of joy and peace   歓びと平和の歌をうたう
Oh, I wish I had a river   あぁ、(凍った)川があったなら
I could skate away on   わたしは その上をすべって行けるのに・・・



※ reindeer:(動物)トナカイ。
※ teach my feet to fly:直訳すると「私の足に飛び方を教える」ですが、詩的でないので「飛ぶようにすべる」くらいに訳しておきました。
※ try hard to:~に尽力する、一生懸命に、懸命に努力する、必死に、躍起になって。
※ You know:あのね、あのー、ねえ、ところで(相手の理解を期待して文頭で用いる)。えー、ほら、あの…(言葉に詰まった時)。

※ at ease:のんびりして、気楽に、心配なく。
※ naughty:いたずら好きな、わんぱくな。 (口語)みだらな、わいせつな。
※ make someone weak in the knees:(強い魅力・恍惚感で)人をよろめかせる、メロメロにする。 (圧倒的な感情で)人の膝をヘナヘナにする。

※ to handle:(取り)扱う、処理する。
※ selfish:利己的な、わがままな。


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255. Somewhere Only We Know サムウェア・オンリー・ウィー・ノウ

Somewhere Only We Know サムウェア・オンリー・ウィー・ノウ : Keane キーン

 ファースト・アルバムからのファースト・シングルで、英国のシングル・チャートで3位のヒットとなっています。


Alubm : Hopes & Fears
  ホープス・アンド・フィアーズ

Released: 2004
Written by: Tim Rice-Oxley, Tom Chaplin, Richard Hughes
Produced by: Andy Green, James Sanger, Keane

 キーン (バンド) について:
Tim R.(Pi) ,Tom C.(Vo) ,Richard H.(Dr)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』  

 キーンを採り上げるのは二度目ですが、これはファースト・アルバムのオープニングに収められている曲です。 このアルバムからは6曲がシングル・カットされて、その内3曲が英国でトップ・テンに入るヒットとなりました。 およそ新人グループのデビュー・アルバムとは思えないほどの完成度で、この曲の他にも良い曲が幾つも収められています。 その中の"Everybody's Changing"(エヴリバディーズ・チェンジング)は以前にやりました。

 彼らより少し前にデビューした「コールドプレイ」と比較されることが良くありますが、彼らはギターよりもキーボード主体のサウンドで、「コールドプレイ」のファースト・アルバムほど暗い感じ({暗さ=悪い」という意味ではありません)ではないので、普段ロックや洋楽を聴かない一般の方でも聴きやすいと思います。

Band Members:
  Tom Chaplin(トム・チャップリン):Vocals, Organ, Piano, Guitar, Bass
  Tim Rice-Oxley(ティム・ライス=オクスリー):Piano, Bass, Keyboards
  Richard Hughes(リチャード・ヒューズ):Drums

Somewhere Only We Know 『サムウェア・オンリー・ウィー・ノウ』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳●

I walked across an empty land   ぼくは 何もない土地を歩いていた ※
I knew the pathway like the back of my hand   ぼくの手の甲みたいな 知ってる小道を ※
I felt the earth beneath my feet   自分の足元に 大地を感じながら
Sat by the river and it made me complete   川のそばに座ると 満たされた気分になった ※

(Chorus)
Oh, simple thing where have you gone   あぁ、純真さは どこへ行ってしまったんだろう ※
I'm getting old and I need something to rely on  ぼくは歳をとり、頼れる何かが必要なんだ※
So tell me when you're gonna let me in   だから きみがいつぼくを受け入れてくれるか教えて
I'm getting tired and I need somewhere to begin  ぼくは疲れて、どこか始める場所が必要だから

I came across a fallen tree   ぼくは 一本の倒木のところまで やって来たけど ※
I felt the branches of it looking at me   その木の枝々が ぼくを見ているような気がした
Is this the place we used to love?   ここは ぼくらが愛したところだっただろうか?
Is this the place that I've been dreaming of?   ここは ぼくらが夢見た場所だっただろうか?

(Chorus)
Oh, simple thing where have you gone   あぁ、単純な心は どこへ行ってしまったんだろう
I'm getting old and I need something to rely on   ぼくは歳をとって、頼れる何かが必要なんだ
So tell me when you're gonna let me in   だから教えて きみがいつぼくを受け入れてくれるのか
I'm getting tired and I need somewhere to begin  ぼくは疲れてしまい、どこかで何かを始めるキッカケが必要だから

And if you have a minute why don't we go  きみに少し時間があるなら、一緒に行かないか ※
Talk about it somewhere only we know?  ぼくらだけが知ってる その場所のことを話さないか?
This could be the end of everything   これで全てを終わらせることができるかもしれないから
So why don't we go   だから 行ってみないか
Somewhere only we know?   ぼくらだけが知っている どこかへ

Somewhere only we know?   ぼくらだけが知っている ある場所へと

(Chorus)
Oh, simple thing where have you gone  あぁ、あの頃の無邪気さは どこへ行ってしまったのか
I'm getting old and I need something to rely on   ぼくは歳をとって、頼れる何かが必要なんだ
So tell me when you're gonna let me in   だから きみがいつぼくを受け入れてくれるのか教えて
I'm getting tired and I need somewhere to begin ぼくは疲れてしまい、どこか始める場所が必要だから

And if you have a minute why don't we go  もしきみに少し時間があるなら、一緒に行かないか
Talk about it somewhere only we know?   ぼくらだけが知ってる その場所のことを話さないか?
This could be the end of everything   これで全てを終わらせることができるかもしれないから
So why don't we go   だから 行ってみないか
So why don't we go   だから 行ってみないか


This could be the end of everything   これで全てを終わらせることができるかもしれないから
So why don't we go   だから 行ってみないか
Somewhere only we know?   ぼくらだけが知っている どこかへ

Somewhere only we know?   ぼくらだけが知っている ある場所へ
Somewhere only we know?   ぼくらだけが知っている どこかへと


※ "walk across" は直訳すると「歩いて渡る」、"empty land" は「空き地」となります。
※ back of the hand:手の甲。 back of one's hand:~の手の甲、~の手背部。
※ make .. complete:~を充実させる、~を完全なものにする。
※ simple thing:単純なこと。 "simple" には子供のような「純真さ」や「無邪気さ」といった意味もあり、「ばか」や「うすのろ」といった意味にもなります。 ここでは良い方に解釈しておきました。

※ fallen tree:倒れた木、倒木。 "a fallen tree" とあるから、正確には「一本の倒木」です。 詩的表現じゃないけど・・・
※ rely on:~を頼りにする。~を信頼する。
※ have a minute:ちょっと時間がある。


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253. Closer クローサー

Closer クローサー : Travis トラヴィス

 トラヴィス5作目となるアルバムからのファースト・シングルで、英国シングル・チャートで10位となっています。


Alubm : Boy With No Name
  ザ・ボーイ・ウィズ・ノー・ネーム

Released: 2007
Written by: Francis Healy (フラン・ヒーリィ)
Produced by: Nigel Godrich (ナイジェル・ゴッドリッチ)

  トラヴィスについて:
 Fran Healy (手前)
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 トラヴィスを採り上げるのはこれで三度目になりますが、相変わらず美しいメロディであることは変わりません。 アルバムを通して聴いてみてもきれいな曲が並んでおり、以前からのファンにも好評だったようですが、なぜか輸入版・国内版共に現在は販売されていないようです。

 アルバムの最後に収められている "12. New Amsterdam"(ニュー・アムステルダム) という13分くらいある曲の中には"Hidden Track"(ヒドゥン・トラック)が隠されていて、途中で長いブランクが入るので終わったと思っているとまた音楽が流れるという面倒な作りになっています。 このヴァージョンでは、13. "Sailing Away"(セイリング・アウェイ) 、14. "Perfect Heaven Space"(パーフェクト・ヘヴン・スペース)が入っていました。

 9曲目の"Under The Moonlight" (アンダー・ザ・ムーンライト)という曲には、同じスコットランド出身の女性シンガー・ソング・ライター KT Tunstall (KTタンストール)の名前がクレジットされていますが、バック・ヴォーカル程度で書かれていなければ分からないくらいのものでした。 デュエットしようとしたけど、うまく行かなかったというところでしょうか・・・ 

 このアルバムからは三曲がシングル・カットされていますが、"Selfish Jean" が英国で最高30位、"My Eyes" が60位となっています。 

Travis(トラヴィス):メンバー
* Francis Healy(フラン・ヒーリィ) – vocals, guitar, harmonica
* Andy Dunlop(アンディ・ダンロップ) – guitar
* Dougie Payne(ダギー・ペイン) – bass guitar, backing vocals
* Neil Primrose(ニール・プリムローズ) – drums

Closer 『クローサー』を聴く:
(※開くまでに時間がかかりますが、のんびりお待ち下さい。 しばらくすると、自動的に再生が始まります)

  ●歌詞と対訳● 

I've had enough of this parade   ぼくは このパレードにはもうウンザリだ ※
I'm thinking of the words to say   ぼくは 話す言葉について考える
We open up unfinished parts   ぼくらは 未完成の部分を切りひらき
Broken up its so mellow   完成されたものを ぶち壊した ※

And when I see you   そして ぼくがきみと会う時
then I know it will be next to me   その時 きみはぼくの隣にいるだろう ※
And when I need you   そして ぼくがきみを必要とする時
then I know you will be there with me   きみは ぼくと一緒にいるだろう
I'll never leave you   ぼくは決して きみから離れたりしないから

(Chorus)
Just need to get closer, closer   もっと近づく必要があるんだ、もっと近づいて
Lean on me now   ぼくにもたれて、いま ※
Lean on me now   いま、ぼくを頼りにして
closer, closer   もっと近くに、もっと近づいて
Lean on me now   ぼくに寄り添って、いま
Lean on me now   いま、ぼくを頼りにして


Keep waking up without you here   きみ無しでも ここでずっと起きているから
Another day, another year   普段の何でもない日、いつもの年を
I seek the truth   ぼくは 真実を探す
We set apart   ぼくらは 個々にとりかかる
Sinking of a second chance   やり直すチャンスの減ることに

And when I see you   ぼくがきみと会う時
then I know it will be next to me   その時は ぼくの隣にいるだろう
And when I need you   ぼくがきみを必要とする時
then I know you will be there with me   きみはぼくと 一緒にいるだろう
I'll never leave you   ぼくは決してきみを置き去りにしないから

(Chorus)
Just need to get closer, closer   もっと近づく必要があるんだ、もっと近づいて
Lean on me now   ぼくにもたれて、いま ※
Lean on me now   いま、ぼくを頼りにして
closer, closer   もっと近くに、もっと近づいて
Lean on me now   ぼくに寄り添って、いま
Lean on me now   いま、ぼくを頼りにして
(Lean on me now)

(間奏)

And when I see you   ぼくがきみと会う時
then I know it will be next to me   その時は ぼくの隣にいるだろう
And when I need you   ぼくがきみを必要とする時
then I know you will be there with me   きみはぼくと 一緒にいるだろう
I'll never leave you   ぼくは決してきみを置き去りにしないから

(Chorus)
Just need to get closer, closer   もっと近づく必要があるんだ、もっと近づいて
Lean on me now   ぼくにもたれて、いま ※
Lean on me now   いま、ぼくを頼りにして
closer, closer   もっと近くに、もっと近づいて
Lean on me now   ぼくに寄り添って、いま
Lean on me now   いま、ぼくを頼りにして
(Lean on me now)

closer, closer...   もっと近くに、もっと近づいて・・・


※ have had enough of:~にはもうウンザリだ、~はもう沢山だ、~はもうこりごりだ。
※ Lean on:~にもたれる、~を頼りにする。
※ mellow:熟した、円熟した、熟成した、落着いた。
※ next to me:ぼく(私)の隣。


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

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Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
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