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60. Stand by Me スタンド・バイ・ミー

Stand by Me スタンド・バイ・ミー : Ben E. King ベン・E・キング


Stand by Me
Alubm : Best of Ben E. King
Best of Ben E. King
  ベン E.キング・コレクション
ベン E.キング・コレクション

Released: 1961
Written by: Ben E. King, Jerry Leiber and Mike Stoller


   ベン・E・キングについて:
Ben E. King
 フリー百科事典『ウィキペディア』  
 
 ベン・E・キングは20歳の頃から 「The Drifters」(ドリフターズ)のリード・シンガーとして二年ほど在籍し、その間に 「Save the Last Dance for Me」(ラストダンスは私に)などのヒット曲を出しています。
 1960年にドリフターズ(注:日本のドリフではない)を脱退してソロに転向し、その翌年にフィル・スペクターのプロデュースした 「Spanish Harlem」(スパニッシュ・ハーレム)がヒットしました。 (B面の「First Taste of Love」もヒット)

 この曲は 「スパニッシュ・ハーレム」の次のシングルとして発売され、アメリカのR&B部門で一位を記録するヒットとなりました。 25年後の1986年には同名映画の挿入歌として使われ、リバイバル・ヒットしています。 (私は映画のラストに流れたこの曲を聴いて、その良さを再認識しました)

 この曲もオールデイズの名曲として、これまでに色々な人がカヴァーしています。 
ジョン・レノンはアルバム 「ロックンロール」 の中でロックンロール風スタンド・バイ・ミーを歌っていますし、
ライ・クーダーはアルバム 「チキン・スキン・ミュージック」 の中でアコーデオンのフラーコ・ヒメネスをフィーチュアしてテックス・メックス風のアレンジで聴かせてくれます。 それぞれに違ったアレンジで楽しいのですが、でもやっぱりオリジナルが良いのですね・・・

● Stand by Me: 『スタンド・バイ・ミー』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詩●

When the night has come,   夜がやってきて
and the land is dark   大地は暗く
And the moon is the only -   そして月だけがたった一つ
light we will see   明るく見えるだけだとしても
No, I won't be afraid,   でも、ぼくは怖がったりしない
oh, I won't be afraid   怖くなんかない
Just as long as you stand, stand by me    だだ きみがそばに、 ぼくのそばにいてくれる限り
So darlin', darlin' -   だから、ダーリン、ダーリン
stand by me, oh, stand by me   そばにいて、ぼくのそばにいて
Oh stand, stand by me, stand by me   そばに、そばにいて、ぼくのことを支えて

If the sky that we look upon -   もしぼくらの上にある空が
should tumble and fall   崩れ落ちてきたとしたら
Or the mountain -   それとも山が
should crumble to the sea   バラバラになって 海に崩れ落ちたとしても
I won't cry, I won't cry,   ぼくは泣かない、ぼくは泣いたりしない
No, I won't shed a tear   いや、涙なんか 流すもんか
Just as long as you stand, stand by me    だだ きみがそばに、 ぼくのそばにいてくれる限り
And darlin', darlin' -   だから、ダーリン、ダーリン
stand by me, oh stand by me,    そばにいて、ぼくのことを支えて
whoa, stand now, stand by me, stand by me   そばに今、そばにいて、ぼくの支えになって

[ 間奏 ]

Darlin', darlin' stand by me   ダーリン、ダーリン、そばにいて
Oh, stand by me, oh stand now,    ぼくのそばにいて、そばに今、
stand by me, stand by me   そばにいて、ぼくのことを支えて

Whenever you're in trouble -   きみが困っている時はいつでも
won't you stand by me,    ぼくのそばにいてくれないか
oh, stand by me, whoa, stand now...   ぼくのそばにいて、そばに・・・

※stand by me :「stand by」(スタンバイ)は「用意する」ですが、「stand by me」だと「そばにいて」という意味の述語になります。 この場合は「ぼくを支えて」といった感じでしょうか。
※as long as :これも良く出てくる述語で、「~する限り」といった意味になります。
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

58. House of the Rising Sun 朝日のあたる家

House of the Rising Sun 朝日のあたる家 : The Animals アニマルズ


House of the Rising Sun
Alubm : The Complete Animals
The Complete Animals
  Retrospective
Retrospective

Released: 1964
Written by: Trad
arranged by: Alan Price
Produced by: Mickie Most
  アニマルズについて:
The Animals (L to R)
Alan (Ky), Chas (B), Eric (Vo), John (Dr), Hilton (G)
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲はアメリカのトラディショナル・ソングで色々な人が歌っていますが、イギリスのアニマルズのバージョンが全米・全英でNo.1 となったことで広く知られるようになりました。

 タイトルの 「House of the Rising Sun」 は日本で言えば「西日しか当たらない貧相な家」ということになるでしょうが、「娼婦の館」―といった見方が一般的です。 もっともアニマルズの場合は「Girl」 を 「boy」 と変えたりして直接的な表現を避け、「To wear that ball and chain」(鉄球と鎖を着けられるために)―という歌詞から監獄といった見方もできるようです。 元々が女性の歌を男の立場に変えて歌っているので、ますます意味が判りにくくなってしまいました。 実際には娼婦にまで身を落として、最終的には監獄に送られる女性の物語といったところでしょうか。

 この曲は1941年にウッディー・ガスリー(ボブ・ディランが敬愛する一人)がレコーディングしていて、1948年にはレッドベリーも録音しています。 他にもアニマルズ以前の録音としてはピート・シーガーやニーナ・シモン、1960年のジョーン・バエズなどがありますが、1962年に発売されたボブ・ディランのアルバム「Bob Dylan の中のバージョンが一番近いでしょうか。

 アニマルズのバージョンがどこから来たのかは英語版Wikipediaの 「The House of the Rising Sun」 に色々と書かれていますが、結局はっきりとしたことは判らずじまいです。
 ともあれこの曲はアニマルズという名前の元となったエリック・バードンの野獣のようなヴォーカルと、彼らの荒々しい演奏につきますね。 アレンジはキーボード(オルガン)のアラン・プライスが担当しているので、彼が歌詞を少し変えたのかもしれません。 

● House of the Rising Sun アニマルズの『朝日のあたる家』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詩●

There is a house in New Orleans   ニューオーリンズに 一軒の館がある
They call the Rising Sun   「ライジング・サン」(朝日が昇る)と呼ばれている(館が) 
And it's been the ruin of many a poor boy   それは哀れな男たちの破滅の元となっていた※
And God, I know I'm one   そして あぁ(神よ)、俺もその中の一人だったのさ

My mother was a tailor   俺のお袋は テーラー(服の仕立て屋)だった
She sewed my new bluejeans   彼女は俺に 新しいブルージンズを縫ってくれたものさ
My father was a gamblin' man   俺の親父は 博打(ばくち)打ちだった ※   
Down in New Orleans   片田舎のニューオーリンズのさ

Now the only thing a gambler needs,   ギャンブラー(ばくち打ち)に必要な唯一の物は
Is a suitcase and trunk,   スーツケースとトランクさ
And the only time he's satisfied,   そして奴が満足する唯一の時間は
Is when he's on a drunk.   奴が呑んだくれている時さ

(間奏)

Oh, mother tell your children,   あぁ母さん、子供らに言ってくれ
Not to do what I have done:   俺がしたことを (彼らが)しないように
To spend your lifes in sin and misery,   罪と苦悩とで その人生を過ごすなと   
In the house of the Rising Sun.   「朝日が昇る家」で

Well, I got one foot on the platform,   俺はプラットフォームに片足を置き
The other foot on the train,   もう片方の足は 列車に乗せて
I'm going back to New Orleans,   俺はニューオーリンズへと戻ってきた
To wear that ball and chain.   鉄球と鎖(の足枷)を着けられるために

Well, there is a house in New Orleans,   ニューオーリンズに 一軒の館がある
They call the Rising Sun,   「朝日が昇る」と呼ばれている(館が)
And it's been the ruin of many a poor boy,   それは哀れな男たちの破滅の元となっていた
And god I know I'm one.   そして あぁ(神よ)、俺もその中の一人だったのさ


※ poor boy : poor girl とあるのを男の立場に変えている。
※ My father : ここも My sweetheart was a gambler (私の旦那はギャンブラーだった)とあるのを自分の親父に変えてある。
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ジャンル : 音楽

57. My Girl マイ・ガール 

My Girl マイ・ガール : The Temptations テンプテーションズ


My Girl
Alubm : The Temptations Sing Smokey
The Temptations Sing Smokey
  Anthology
Anthology

Released: 1964
Written by: Smokey Robinson , Ronald White
Produced by: Smokey Robinson , Ronald White

  テンプテーションズについて:
The "Classic 5" Temps 1965 (L to R)
Melvyn, Paul, Eddie, David(眼鏡), Otis
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 テンプテーションズ初のNo.1 ヒットというだけでなく、数あるテンプスのヒット曲の中で今でも一番人気のあるのがこの曲でしょう。 同名映画の挿入歌としてリバイバル・ヒットもしているし、誰でも一度くらいは聴いたことがあるのではないでしょうか。 オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、ローリング・ストーンズなど数多くの人たちがカヴァーしています。

 1961年に黒人専用レーベルのモータウン・レコードからデビューしたものの大きなヒットには恵まれず、1964年にモータウン社内でテンプスを売り出すためのコンテストが行われました。  このコンテストで優勝したのがモータウンの副社長でもあったスモーキー・ロビンソンで、彼の作詞した歌とプロデュースに加えリード・ヴォーカルを新加入のデヴィッド・ラフィンに据えることで、テンプテーションズの快進撃が始まります。

 デヴィッド・ラフィンは才能はあるものの自己中+アル中でトラブルも多く、1968年には脱退して(追い出されて?)ソロに転向しました。 その後もメンバー・チェンジを繰り返しながら40年以上もテンプテーションズとしての活動は続いています。 時代ごとの変化はあるものの、常に一貫していたのは彼らが優れたコーラス・グループであったということでしょう。

 スモーキー・ロビンソンによる歌詞は翻訳の必要が無いくらいシンプルで判りやすいですが、一応対訳を付けておきました。 こうした昔の曲って、今聴いてもホンワカしていて良いですね。


● My Girl 『マイ・ガール』 を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詩●

I've got sunshine   ぼくは 日の光を手に入れたんだ
On a cloudy day.   曇り空の日に
When it's cold outside   外は寒かったけれど
I've got the month of May.   ぼくは五月の日々を手に入れたのさ
I guess you'd say   きみは こう言うだろうね ※
What can make me feel this way?   何がぼくを こんな気持ちにさせたのか?―って
My girl (my girl, my girl)   ぼくの彼女、(ぼくの彼女)
Talkin' 'bout my girl (my girl).   ぼくの彼女のことを 話しているのさ ※

I've got so much honey   ぼくは沢山の蜂蜜を 手に入れたんだ
The bees envy me.   蜜蜂たちが うらやむほどの
I've got a sweeter song   ぼくは最も優しい歌を 手に入れたんだ
Than the birds in the trees.   木々にいる あの小鳥たちよりも
Well, I guess you'd say   きみは こう言うだろうね
What can make me feel this way?   何がぼくを こんな気持ちにさせたのか?―って
My girl (my girl, my girl)   ぼくの彼女、(ぼくの彼女)
Talkin' 'bout my girl (my girl).   ぼくの彼女のことを 話しているのさ

(間奏)

I don't need no money,   お金なんて要らない
Fortune or fame.   富や名声も
I've got all the riches ,baby   ぼくは あらゆる豊かさを手に入れたんだ、ベィビィ
One man can claim.   一人の男が 要求できるだけのものを
Well, I guess you'd say   きみは こう言うだろうね
What can make me feel this way?   何がぼくを こんな気持ちにさせたのか?―って
My girl (my girl, my girl)   ぼくの彼女、(ぼくの彼女)
Talkin' 'bout my girl (my girl).   ぼくの彼女のことを 話しているのさ

I've got sunshine on a cloudy day with my girl.
(ぼくは曇りの日に 日の光を手に入れたんだ、 彼女と一緒にいることで)
I've even got the month of May with my girl...
(ぼくは五月の日々さえ手に入れたんだ、彼女と一緒に・・・)


※ I guess you'd say :I guess は I think のくだけた言い方。  you'd は you would の詰めた形。
※ Talkin' 'bout : Talking about を詰めて トーキンバゥ と発音している。
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ジャンル : 音楽

56. Eve of Destruction 明日なき世界

Eve of Destruction 明日なき世界 : Barry McGuire バリー・マクガイア


Eve of Destruction
Alubm : Eve of Destruction
Eve of Destruction
  明日なき世界
明日なき世界
 (試聴可)
Released: 1965
Written by: P. F. Sloan (P.F.スローン)
Produced by: Lou Adler (ルー・アドラー)
Drums - Hal Blaine , Guitar - P.F. Sloan , Tommy Tedesco ,
Bass - Larry Knechtel
     Barry McGuire について :
Barry McGuire
 Wikipedia, the free encyclopedia  

 バリー・マクガイアは元「ニュー・クリスティ・ミンストレルズ」のメンバーとして、1963年に初のビッグ・ヒットとなった「グリーングリーン」という曲を書いて歌った人です。
 1965年に登場したザ・バーズや、ロックに移行し始めたボブ・ディランを見て、『これからはフォーク・ロックが流行(はや)りそうだ』―と直感したルー・アドラーは、ボブ・ディラン以上にダミ声のバリー・マクガイアをスカウトし、自ら立ち上げたダンヒル・レコードからこの曲でバリーをソロ・デビューさせました。

 P.F.スローンによって書かれたプロテスト・ソングであるこの曲は、最初 ザ・バーズ に提供されました。 けれど彼らはそれを拒絶し、前出の タートルズ がこの曲をレコーディングしていますが、大きなヒットにはなりませんでした。
 この曲がヒットした1965年はアメリカが北ベトナムへの空爆を開始した年であり、過激な内容がラジオ局で放送禁止になったことで逆に注目を集め、全米1位になっています。 この曲は他愛の無い恋の歌などが主流だった当時の音楽業界に衝撃を与え、過激な歌詞のさきがけともなったものでした。

 「ママス&パパス」のところでもちょっと触れましたが、バリー・マクガイアは「ニュージャーニーメン」時代のジョン・フィリップスと親交があり、彼らがヒッピーのような放浪生活を続けながらバリーの所に転がり込んできた時にはしばらく泊めてあげただけでなく、ダンヒル・レコードに彼らを紹介しています。 そして契約できたお礼にと提供された「California Dreamin'」(夢のカリフォルニア)も、最初はバリーのリード・ヴォーカルで録音されたものでした。

 この曲は日本ではRCサクセションが「カバーズ」(1988年)というアルバムのオープニングでカヴァー(取り上げ)しています。 そういえばこのアルバムも発売中止や放送自粛などで物議を醸したことがありました。 いつの時代にもそうした圧力や目に見えない壁のようなものは存在しますが、逆を言えば40年以上前の歌が今でも充分通用するということにもなるでしょう。


  ●歌詞と訳詩●

The eastern world it is explodin',   東側の世界は 爆発してる ※
Violence flarin',   暴力で燃え上がっている
bullets loadin',   銃弾が装填されている
You're old enough to kill   あんたは人を殺すには充分な年齢だろうが
but not for votin',   でも(まだ)投票権は持っていない
You don't believe in war,   あんたは戦争中だと 思ってないが
but what's that gun you're totin',   でも あんたは銃を携えて
And even the Jordan river has bodies floatin',   ヨルダン川には死体さえも浮かんでいる

But you tell me -   でも俺に言ってくれ
over and over and over again, my friend,   何度も何度も何度でも繰り返して、我が友よ
Ah, you don't believe -   あぁ、あんたは思ってないと(言ってくれ)
we're on the eve of destruction.   俺たちは 滅亡が目の前だなんて ※

Don't you understand,   あんたには判らないか?
What I'm trying to say?   俺が言おうとしていることが
Can't you feel the fears   あんたは不安を感じないか?
that I'm feeling today?   俺が今日 感じていることが
If the button is pushed,   もし その(核兵器の)ボタンが押されたなら
there's no running away,   逃げることなんて できないんだ
There'll be no one to save   救える者は 誰もいないだろう
with the world in a grave,   墓の中の世界と一緒に
Take a look around you, boy,   あんたの周りを 見回してみろよ ※
it's bound to scare you, boy,   それは あんたを怖がらせるに違いないんだ

And you tell me -   でも言ってくれよ、
over and over and over again my friend,   何度も何度も何度でも繰り返して、我が友よ
Ah, you don't believe -   あぁ、あんたは思ってないと(言ってくれ)
we're on the eve of destruction.   俺たちは 破滅が目の前だなんて

Yeah, my blood's so mad,   そうさ、俺の血は怒り狂っている
feels like coagulatin',   まるで凝固しちまったみたいだ
I'm sittin' here,   俺はここに座って
just contemplatin',   ただ熟考している
I can't twist the truth,   おれは真実をねじ曲げることはできないし
it knows no regulation,   (戦争に)規則なんて無いことは知っている
Handful of Senators don't pass legislation,   一握りの上院議員が法律を通過させず
And marches alone can't bring integration,   (デモ)行進したって差別待遇は廃止されない
When human respect is disintegratin',   人間の尊厳が崩壊している時に
This whole crazy world -   この狂った世界全体は
is just too frustratin',   あまりにも不満に満ちている

And you tell me -   でも言ってくれよ、
over and over and over again my friend,   何度も何度も何度でも繰り返して、我が友よ
Ah, you don't believe -   あぁ、あんたは思ってないと(言ってくれ)
we're on the eve of destruction.   俺たちは 破滅が目の前だなんて

Think of all the hate -   全ての憎しみについて考えよう
there is in Red China!   赤(共産主義)の中国がある! ※
Then take a look around to Selma, Alabama!   それからアラバマ州のセルマを見渡してみろ※
Ah, you may leave here,   あぁ、あんたはここを出て行った方がいい
for four days in space,   四日のあいだ 宇宙空間にでも
But when your return,   でも あんたが戻ってきた時には
it's the same old place,   またいつもの同じ場所って訳だ
The poundin' of the drums,   ドラム(心臓)が高鳴っている
the pride and disgrace,   誇りと不名誉に
You can bury your dead,   あんたは自分の死を埋めることができるけど
but don't leave a trace,   でも足跡一つ残せない
Hate your next-door-neighbour,   あんたは隣に住む隣人を憎みながら
but don't forget to say grace,   感謝の祈りを捧げることは忘れずにいる

And you tell me -   でも言ってくれよ、
over and over and over and over again my friend,   何度も何度も何度も繰り返して我が友よ
you don't believe -   あんたは思ってないと(言ってくれ)
we're on the eve of destruction. mmm, no, no.      俺たちは 破滅が目の前だなんて
you don't believe -   あんたは信じてないと(言ってくれ)
we're on the eve of destruction.   俺たちは 滅亡の前夜にいるなんて


※ explodin'(exploding) 「爆発する」、flarin'(flaring) 「燃え上がる」、loadin'(loading) 「(弾を)装填する」、votin'(voting) 「投票する」、totin'(toting) 「携える」、floatin'(floating) 「浮かぶ」、―と "ing" で終わる単語を並べて韻を踏んでいる。
※ eve :クリスマス・イヴと同じで、「前夜」とか「直前」といった意味。 destruction は「破壊」とか「滅亡」。
※ boy は "man" などと同じ単なる呼びかけである
※ Red China :当時の中国は文化大革命の頃。
※ アラバマ州のセルマ で1965年に黒人と白人との間で争いが起こっている。キング牧師は両者の間に立たされていた。 
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

55. Mr.Tambourine Man ミスター・タンブリンマン

Mr.Tambourine Man ミスター・タンブリンマン : The Byrds バーズ


Mr.Tambourine Man
Alubm : Mr. Tambourine Man
Mr.Tambourine Man
  ミスター・タンブリン・マン
ミスター・タンブリン・マン
(試聴可)
Released: 1965
Written by: Bob Dylan
Produced by: Tom Wilson

  ザ・バーズについて:
The Byrds
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 12弦電気ギターの音色と爽やかなコーラスが印象的な曲で、全米と全英で1位になりました。 今聴くとそれだけのものに思えるかもしれませんが、ロックの歴史の中ではかなり重要な位置を占めています。

 この曲がヒットした1965年当時は、電気楽器を演奏するロックと、生ギターでメッセージ・ソングを歌うフォークとで、両者の間にははっきりとした境界線がありました。 バーズが目指した音楽は、ロックとフォークの融合―ビートルズとボブ・ディランの中間―といったものでしたが、彼らはそれを表現できる曲を探していたのです。
 そんな彼らに届いた一本のデモ・テープが、ボブ・ディランとジャック・エリオットの『ミスター・タンブリンマン』だったという訳です。 この曲はボブ・ディランのアルバムに収められる予定だったものが、ジャック・エリオットが酔っ払って歌詞を忘れたことで短いバージョンになり、お蔵入りとなっていたものでした。 
(ジャック・エリオット[Ramblin' Jack Elliot]はボブ・ディランが敬愛するウッディ・ガスリーの教え子で、ウッディと一緒に仕事をしていたギタリスト。 その音楽スタイルに影響を受けたボブ・ディランはコンサートで彼を紹介する時、自らを『ジャック・エリオットの息子』と称していた)

 この曲が全米No.1 となったことで、フォーク・ロックと呼ばれる新しいジャンルが誕生しました。 その一月後、ニューポート・フォーク・フェスティバルに電気ギターを携えバック・バンドを従えて出演したボブ・ディランは「ライク・ア・ローリングストーン」などを歌いますが、観客からは大ブーイングを受けてしまいます。 何しろフォークの旗手や神様と呼ばれていたディラン自身がフォーク・ロックに移行しようとしていた訳で、当時の観客からは「Judas (ユダ=裏切り者)!」という罵声と共に物まで飛んできたそうですが、それによってディランは新しいファン層を獲得することになりました。

 この年には同じように12弦ギターと電気楽器を使ったバリー・マクガイア の 『Eve of destruction』 がNo.1 ヒットとなり、アコースティック・ギターで歌われていたサイモン&ガーファンクルの 『Sound of silence』 にプロデューサーのトム・ウィルソンが電気楽器の演奏を(勝手に)プラスしたシングルが同じくNo.1 となっています。 そして翌年にはバリー・マクガイアのバック・コーラスをつとめていたママス&パパスの『California dreamin'』が全米No.4 に入るヒットを記録しました。

 ところでこの『ミスター・タンブリンマン』というタイトルですが、ディラン自身の説明によるとこれはボブ・ディランのセッションでギターを弾いていたグリニッジビレッジのフォーク・ギタリスト Bruce Langhorne (ブルース・ラングホーン)がモデルになっているようです。 彼は巨大なトルコの(タンバリンのような)フレームドラムを持っていて、プロデューサーのトム・ウィルソンに頼まれてそれを演奏したのを聴いたディランがインスピレーションを受け、この曲を書いたということです。
 現代の辞書によると 「tambourine man」 は米俗で『ヤク(薬物)の売人』という意味にもなるようですが、それはこの曲から来ているのかもしれません。 44年前の辞書にそんな意味は載っていませんでしたから・・・
 あの頃には『ミスター・ベースマン』という曲もありましたし、ディランは「ミスター・ロンリー」をもじって「ミス・ロンリー」なんて言葉を『ライク・ア・ローリングストーン』の中で使っています。 この曲はディラン自身もレコーディングしていますが、ディランのヴァージョンは歌詞も曲の長さも倍くらいに膨らんでますます難解なものとなっています。

 この曲で12弦の電気ギターを弾いているジム(ロジャー)・マッギンはビートルズの映画 『A Hard Day's Night』 でジョージ・ハリソンがリッケンバッカーの12弦電気ギターを弾いているのを見て、その帰りに楽器店に寄って12弦電気ギターを買ったそうですが、この曲の後にヒットした 『ターン・ターン・ターン (Turn! Turn! Turn!)』 でも12弦ギターを弾いていて、すっかり彼のトレード・マークみたいになっています。
 ザ・バーズは当時の音楽シーンに様々な影響を与えただけでなく、そこからクロズビー、スティルス&ナッシュ (Crosby, Stills & Nash )といったグループが派生したり、グラム・パーソンズのような人が一時的にですが参加してカントリー・ロックといった新しいジャンルを開拓していました。 現在ザ・バーズ自体は音楽の歴史の中に埋もれかけていますが、そうした埃を払って改めて聴き直してみるのも良いことでしょう。

● Mr.Tambourine Man 『ミスター・タンブリンマン』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詩●

Hey Mister Tambourine Man,   ヘイ、ミスター・タンブリン・マン ※
play a song for me   ぼくのために 一曲演(や)っておくれ ※
I'm not sleepy   ぼくは眠くはないけど
and there ain't no place I'm goin' to   ぼくは どこにも行く場所がないんだ
Hey Mister Tambourine Man,   ヘイ、ミスター・タンブリン・マン
play a song for me   ぼくのために 一曲演(や)っておくれ
In the jingle jangle morning,   (タンバリンの)ジングルがジャラジャラと(騒がしい)朝に ※
I'll come followin' you   ぼくは あなたの後について行くから

Take me for a trip   ぼくをトリップ(旅行)へと連れてっておくれ ※
upon your magic swirlin' ship   あなたの魔法の クルクルと回る船の上へと
All my senses have been stripped   ぼくの全ての感覚は奪われてしまい   
And my hands can't feel to grip   そして ぼくの両手は握る感覚がなくなり
And my toes too numb to step   つま先は 歩こうにもしびれてしまって 
Wait only for my boot heels to be wanderin'   ブーツの踵だけが さまよい出すのを待っているんだ

I'm ready to go anywhere   ぼくは どこにでも行く準備はできているし
I'm ready for to fade   消え去るための用意だってしてあるんだ、
On to my own parade   ぼく自身という パレードの中で。
cast your dancin' spell my way   あなたの踊りで ぼくの行く道に呪文をかけておくれ
I promise to go under it   ぼくは それに従うと約束するから

Hey Mister Tambourine Man,   ヘイ、ミスター・タンブリン・マン
play a song for me   ぼくのために 一曲演(や)っておくれ
I'm not sleepy   ぼくは眠くはないけど
and there ain't no place I'm goin' to   ぼくは どこにも行く場所がないんだ
Hey Mister Tambourine Man,   ヘイ、ミスター・タンブリン・マン
play a song for me   ぼくのために 一曲演(や)っておくれ
In the jingle jangle morning,   ジングルがジャラジャラと(騒がしい)朝に
I'll come followin' you   ぼくは あなたの後について行くから


※ tambourine man : タンバリンは小学生でも知っている楽器だが、tambourine man は米俗で『ヤク(薬物)の売人』という意味になる。 一説によると、この曲からその意味が出来たとも。
これはボブ・ディランのセッションでギターを弾いていたグリニッジビレッジのフォーク・ギタリスト Bruce Langhorne (ブルース・ラングホーン)がモデルになっているらしい。 彼は巨大なトルコの(タンバリンのような)フレームドラムを持っていて、プロデューサーのトム・ウィルソンに頼まれてそれを演奏したのを聴いたディランがインスピレーションを受け、この曲を書いたという。

※ play a song : 歌を唄うだと『sing a song 』となるし、play は楽器を演奏することだから、固い表現になるけどこうしておいた。

※ jingle jangle :jingle (チリンチリン)も jangle(ジャンジャン)も擬音だが、jangle の方が騒々しい感じで、jingle はタンバリンに付いている小型のシンバルのことでもある。 jingle jangle と並ぶとクリスマス商戦の賑わいなどにも使われる。

※ trip : ドラッグによるトリップ(ハイな状態になる)ということだろう。 その後に続く「ship」、「grip」、「step」と並べて韻を踏んでいる。
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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