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85. Smoke Gets in Your Eyes 煙が目にしみる 

Smoke Gets in Your Eyes 煙が目にしみる : The Platters プラターズ


Smoke Gets in Your Eyes
Alubm : Best of the Platters
Best of the Platters
 
                 プラターズ・ベスト・セレクション
プラターズ・ベスト
(試聴可)
Released: 1958
Written by: Jerome Kern (作曲)、Otto Harbach (作詞) 1933

  プラターズについて:
The Platters
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 プラターズを知らない方でも1955年のヒット曲、"Only You"(オンリー・ユー) は聴いたことがあるでしょう。 同じ年に "The Great Pretender" が全米1位になっているし、'56年には"My Prayer"が1位、'58年には"Twilight Time"が1位と、多くのヒット曲があります。

 この曲は1933年のオペレッタ(伊:ミュージカル)「Roberta」のために書かれ、色々な人が歌っていますが、おそらく一番有名なのがプラターズの歌ったこのヴァージョンで、’58年の全米チャートで1位になっています。
 最初は1934年に Paul Whiteman(ポール・ホワイトマン)と彼のオーケストラに Bob Lawrence(ボブ・ローレンス)のヴォーカルで歌われたものがチャートのトップになっており、1946年にはナット・”キング”・コールがカヴァーしていますから、プラターズはそれらに比べると割と新しい(?)方でしょうか・・・

 「煙が目にしみる」という邦題も秀逸ですが、これはタバコの煙などではなく、愛の炎が燃え上がる時に恋する者の目を盲目にする煙であり、愛の炎が消えた時には恋する者の目に入って涙を流させる煙という訳です。
 歌詞の対訳は女性が歌うヴァージョンで一人称の "I" が「ぼく」や「俺」ではおかしいので、ちょっと固い表現になりますが「私」と訳しておきました。

● Smoke Gets in Your Eyes 『煙が目にしみる』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詩●

They asked me how I knew   みんなが私に、「どうして判るの?」ってたずねた
My true love was true   私の真実の愛が 本物かどうかと
(Oh) I of course replied   もちろん私は 答えて言った
Something here inside   「この胸の中にあるものを
Can not be denied   否定することなど できないから」と

They, said some day you'll find   みんなは、「いつか きみも気付くだろう」って言う
All who love are blind   「愛する者はすべて 盲目なのだ」―と
(Oh) When you heart's on fire   「きみの心が (愛で)燃え上がっている時、
You must realize   きみは 気付くべきなんだ
Smoke gets in your eyes   煙がきみの目に入って (見えなくなって)いる」―ということを

So I chaffed them,   それで私は 彼らをからかって
and I gaily laughed   そして 陽気に笑いとばしてみせた
To think they would doubt my love   彼らが私の恋人を 疑っていることを
(And) Yet today,   それにもかかわらず 今日、
my love has gone away   私の恋人は 消え去ってしまった
I am without my love   私には 恋人がいなくなってしまった

Now, laughing friends deride   今、笑っているのは あざ笑う友人たちの方
Tears I cannot hide   (こぼれる)涙を 私は隠せずにいる
(Oh) So I smile and say   それで私は(無理に)微笑んで こう言ってやった
When a lovely flame dies   「素晴らしい(愛の)炎が 消える時は
Smoke gets in your eyes   煙が きみの目にも入るよ」、って

Smoke gets in your eyes   「煙が(きっと) きみの目にしみるよ」って

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

84. Hymne l'amour (If You Love Me) 愛の賛歌

Hymne l'amour (If You Love Me) 愛の賛歌 : dith Piaf エディット・ピアフ


dith Piaf
Alubm : エディット・ピアフ
エディット・ピアフ
(試聴可)
Released: 1950
Written by: dith Piaf (歌詞)、Marguerite Monnot (作曲)、
 Geoffrey Parsons (英語歌詞)

   エディット・ピアフについて:
dith Piaf
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 エディット・ピアフはフランスを代表するシャンソン歌手で、1946年のLa vie en rose」(ばら色の人生)やこの曲は、どなたも一度は聴いたことがあるでしょう。
 日本の年配の方にはこの曲より、越路吹雪の日本語バージョンの方が良く知られているかもしれません。 日本語の歌詞(岩谷時子・作)はエディット・ピアフの原詩と違うという意見もあるのですが、フランス語の歌詞は日本語に訳してみると背徳的な部分がありますから、直訳しても戦後日本の道徳観とは合わなかったでしょう。

 エディット・ピアフは20歳くらいの頃からナイト・クラブで歌うようになりますが、身長が142cm.と小柄だったエディットに店のオーナーは「La Mme Piaf」(小さな雀)という愛称を与えます。 ピアフはこのスズメから来ている訳ですが、そういえば日本の歌姫にはヒバリさんがいましたね。
 エディット・ピアフは恋多き女性で、この歌も飛行機事故で亡くなったマルセル・セルダンとの関係を歌ったものとされていますが、そうしたことはピアフの伝記や映画などをご覧になって下さい。→ 愛の賛歌

 この曲も色々な人に歌われていて、アメリカでは1959年にブレンダ・リーが英語の歌詞で歌っています。 こちらの方がシンプルだし、フランス語が苦手な方にも歌いやすいと思います。 これもフランス語と英語の歌詞を並べておきますので、歌いやすい方でどうぞ。

Hymne l'amour 『愛の賛歌』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)
Brenda Lee (ブレンダ・リー)の 「If You Love Me (Really Love Me)」 を聴いてみる:

  ●歌詞と訳詩●

[ Hymne l'amour ]                 [ If You Love Me (Really Love Me) ]

Le ciel bleu sur nous peut s'effondrer    If the sun should tumble from the sky
青空が 崩れ落ちてきても                  もし太陽が 空から落ちてきても

Et la Terre peut bien s'écrouler       If the sea should suddenly run dry
大地が 崩れ去っても                   もし海が 突然干上がっても

Peut m'importe si tu m'aimes         If you love me, really love me
あなたが私を愛していれば どうでもいい        あなたが愛してくれるなら、本当に愛してくれるなら

Je me fous du monde entier          Let it happen, I won't care
世間のことは 関係ない                 何が起ころうと 私はかまわない 


Tant que l'amour inondera mes matins     If it seems that everything is lost
私の朝が 愛で満たされていて               もし 全てが失われるように思われても

Tant que mon corps frémira sous tes mains   I will smile and never count the cost
私の体があなたの手の下で 震えている限り       私は微笑んで、先の損失は考えないでしょう ※

Peut m'importent les problèmes        If you love me, really love me
世間のことなど どうでもいい             あなたが私を愛してくれるなら、本当に愛してくれるなら

Mon amour puisque tu m'aimes         Let it happen, darling, I won't care
あなたが私を 愛しているなら               何が起ころうと、ダーリン、私はかまわない


J'irais jusqu'au bout du monde
私は世界の果てまで行ってもいい

Je me ferais teindre en blonde
髪を ブロンドに染めてもいい

Si tu me le demandais
あなたがそう望むなら


J'irais dcrocher la Lune          Shall I catch a shooting star?
月を奪ってもいい                   流れ星を つかまえてみましょうか?

J'irais voler la fortune           Shall I bring it where you are?
財宝を盗んでもいい                  それをあなたのところへ 持って来ましょうか?

Si tu me le demandais            If you want me to, I will
あなたがそう望むなら                 もしあなたが望むなら、私はそうするでしょう


Je renierais ma patrie
祖国を 捨ててもいい

Je renierais mes amis
友達を 捨ててもいい

Si tu me le demandais
あなたがそう望むなら


On peut bien rire de moi           You can set me any task
人から 笑われてもいい                あなたは私に どんなことでもさせることができる

Je ferais n'importe quoi           I'll do anything you ask
私は何でもするわ                   私はあなたの要求なら 何でもするでしょう

Si tu me le demandais            If you'll only say you love me still
あなたがそう望むなら                 あなたがまだ 私を愛すると言ってくれるなら


Si un jour la vie t'arrache à moi      When at last our life on earth is through
ある日 あなたを私から引き離し            地球での我々の暮らしが ついに終わりを迎える時

Si tu meures que tu sois loin de moi     I will share eternity with you
あなたが死んで 遠くへ行ってしまっても        私はあなたと 永遠を分け合いましょう

Peu m'importe si tu m'aimes         If you love me, really love me
あなたが私を愛していれば どうでもいい     あなたが私を愛してくれるなら、本当に愛してくれるなら 

Car moi je mourrai aussi           Let it happen, I won't care
だって 私も死ぬから                  何が起ころうと 私はかまわない


Nous aurons pour nous l'éternité
私たちは 永遠を手に入れるの

Dans le bleu de toute l'immensité
果てしなく広がる 青空の中で

Dans le ciel plus de problèmes
悩み事の無い 空の中で


Mon amour crois-tu qu'on s'aime        If you love me, really love me
愛し合い 信じているのだから             あなたが私を愛してくれれば、本当に愛してくれるなら

Dieu reunit ceux qui s'aiment         Let it happen, darling, I won't care
神は愛し合う者を 結び付けてくれる           何が起ころうと、ダーリン、私はかまわない


                          ※ count the cost : あらかじめ危険を考慮する

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

80. The Tennessee Waltz テネシーワルツ

The Tennessee Waltz テネシーワルツ : Patti Page パティ・ペイジ


テネシー・ワルツ
Alubm : テネシー・ワルツ
テネシー・ワルツ
  ベスト・オブ・パティ・ペイジ
ベスト・オブ・パティ・ペイジ

Released: 1950
Written by: Pee Wee King (作曲), Redd Stewart (作詞)
Orchestra: Jack Rael & His Orchestra

  パティ・ペイジについて:
 Patti Page
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 第二次世界大戦の終わった二年後の1947年のアメリカでこの曲は生まれました。 カントリー&ウェスタン・バンドのリーダーだった Pee Wee King (ピー・ウィー・キング)はラジオから流れてきた「ケンタッキー・ワルツ」を聴いてインスピレーションを受け、テネシーをタイトルにした曲を思いつきます。 そして当時バンドのテーマ曲に使っていた題名の無い曲に手を加え、それにバンドのメンバーだった Redd Stewart (レッド・スチュワート)が歌詞を付けました。 曲がヒットした後かもしれませんが、彼ら自身の録音も残されています。 
→  Pee Wee King (ピー・ウィー・キング)の「テネシーワルツ」 を聴く:

 歌詞の中に「テネシー・ワルツで踊っていたら」―という部分がありますが、当時「テネシー・ワルツ」という曲が既にあった訳ではなく、「ロコモーション」や「クロコダイル・ロック」といった曲と同じように歌の中のものであり、その曲によって初めて生まれた言葉でもありました。

 この曲は1948年に Roy Acuff というカントリー・シンガーが録音したものが最初とされていて、アメリカのカントリー・チャートで12位まで上がっていますが、ヒットして知られるようになったのは1950年に Patti Page (パティ・ペイジ)がレコーディングしてからです。
 パティ・ペイジは当時としてはめずらしいオーヴァー・ダビング(多重録音)の技術を使って多重唱を行った最初の人と言われています。 この曲でも一人で二重唱をしていますが、曲によっては四重唱もやっていてクレジットには "The Patti Page Quartet" と書かれていたとか。
 最初は 「Long Long Ago」 という曲とカップリングされていてシングルのB面(裏面)だったそうですが、600万枚を越えるセールスを記録して1950年最大のヒット曲となりました。

 以来この曲は様々な人たちによって歌われていて、日本でも日本語で歌われた曲がヒットしていますから、年配の方にはおなじみの曲でもあります。  

Patti Page (パティ・ペイジ)の「テネシーワルツ」を聴く

  ●歌詞と訳詩●

[1]
I was dancin' with my darlin'   私がダーリンと一緒に 踊っていた時

To the Tennessee Waltz   テネシー・ワルツに合わせて

When an old friend I happened to see   たまたま 昔の友だちを見かけたので

I introduced her to my loved one   私は彼女に 私の恋人を紹介したの

And while they were dancing   そして 彼ら(二人)が踊っている間に

My friend stole my sweetheart from me   友だちは私の恋人を 私から盗んだの

[2]
I remember the night   私は その夜のことを覚えている

And the Tennessee Waltz   テネシー・ワルツと共に

Now I know just how much I have lost   私はどれだけのものを失くしたか知っている

Yes, I lost my little darlin'   そう、私は愛しい人を失くしたの

The night they were playing   あの夜 あの人たちが楽しんでいた

The beautiful Tennessee Waltz   美しいテネシー・ワルツで

(間奏&上から繰り返し)


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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

74. Lonesome Town 淋しい町

Lonesome Town 淋しい町 : Ricky Nelson リッキー・ネルソン (リック・ネルソン)


Ricky Nelson
Alubm : Greatest Hits
Greatest Hits
  Pulp Fiction
Pulp Fiction
 (サウンド・トラック)
Released: 1958
Written by: B. Knight (Thomas Baker Knight)
Produced by: Ricky Nelson

Ricky Nelson について:
Ricky Nelson
 From Wikipedia, the free encyclopedia  

 リッキー・ネルソンの音楽キャリアは1957年の、彼が17歳の頃から始まりました。 デートの相手がエルヴィス・プレスリーのファンだったことから彼女を感動させようという(純粋な?)動機から始めたらしいのですが、最初に録音したシングル・レコードは両面がヒット(B面2位とA面4位)しています。 50年代後半の、TVを媒体としてレコードを売る最初のティーン・アイドルであっただけでなく、エルヴィス以外では最も多くのトップ40ヒットを持っていた人でした。

 リッキー・ネルソンは1961年5月の誕生日から "Rick Nelson" (リック・ネルソン)と公式に名前を変更しています(出生名はEric Hilliard Nelson)。
 彼のヒット曲で一番なじみがあるのは1961年の "Hello Mary Lou" であり(全米9位)、同じレコードのA面(?)に入っていた "Travelin' Man" (全米1位)、 1958年の "Poor Little Fool" (全米1位)などがありますが、"last fm" で最も聴かれている曲はそれらを大きく引き離してこの曲でした。

 こうした現象は大抵TVや映画などで採り上げられてリバイバル・ヒットしていることが多いので調べてみたら、1994年タランティーノ監督の映画 Pulp Fiction」 (パルプ・フィクション)
パルプ・フィクション
という映画のサウンド・トラックに使われていたことが分かりました。
 前出の バディ・ホリー の記事では 「Dearest」 (ディアレスト)という曲が 「JUNO」(ジュノ)という映画のサン・トラに使われて人気が出たことを書きましたが、こうしたオールディズを上手に採り入れて映画を作る人たちは音楽のセンスも良いのでしょう。 どちらもサウンド・トラックだけでも楽しめる内容となっているようです。

 リッキー・ネルソンはエルヴィス・プレスリーに影響されて歌手になったということで、この歌詞の内容は 「ハートブレイク・ホテル」 みたいなところもあるのですが、歌の方はしっとりと心にしみる曲に仕上がっています。
 ポール・マッカートニーと、1998年に亡くなった愛妻のリンダ・マッカートニーはこの曲が好きだったそうで、ポールは'99年のリンダ追悼コンサートでこの曲を歌っています。 同じ年に発売された Run Devil Run―というアルバムでポールは50年代のヒット曲などをカヴァーしていますが、その中にはこの曲も含まれていました。

 1985年にリッキー・ネルソンは乗っていた小型飛行機の事故により亡くなっています。 1987年にはロックの殿堂入りを果たしました。

● Lonesome Town 『淋しい町』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

  ●歌詞と訳詩●

There's a place where lovers go   恋(に傷ついた)人たちの 行く場所がある
To cry their troubles away   彼らが抱える悩みを 泣くための
And they call it Lonesome Town   そこはロンサム・タウン(淋しい町)と呼ばれてる
Where the broken hearts stay   傷ついた心が 行き着くところ 

You can buy a dream or two   (そこで)きみは 夢を一つか二つ 買うことができる
To last you all through the years   きみがあと何年かは 耐えられるだけの
And the only price you pay   そして きみが支払う 唯一の代価は
Is heart full of tears   その胸にいっぱいの 涙だ

Going down to Lonesome Town   ロンサム・タウン(淋しい町)へと入って行こう
Where the broken hearts stay   そこは 傷ついた心が行き着くところ
Going down to Lonesome Town   ロンサム・タウン(淋しい町)へと下って行こう
To cry my troubles away   自分が抱えた悩みを 泣くために

And in the town of broken dreams   そして 破れた夢たちの(集まる)町の中は
The streets are filled with regret   どの通りも 後悔の念でいっぱいになっている
Maybe down in Lonesome Town   たぶん この鄙(ひな)びたロンサム・タウンで
I can learn to forget   ぼくは 忘れることを習うだろう

Maybe down in Lonesome Town   たぶん この寂(さび)れたロンサム・タウンで
I can learn to forget   ぼくは 忘却を学ぶことだろう 

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

72. San Francisco Bay Blues サンフランシスコ・ベイ・ブルース

San Francisco Bay Blues サンフランシスコ・ベイ・ブルース : Jesse Fuller ジェシー・フラー 


Jesse Fuller
Alubm : San Francisco Bay Blues
San Francisco Bay Blues
  Frisco Bound
Frisco Bound

Released: 1954
Written by: Jesse Fuller
Produced by: Margaret and Irwin Goldsmith

  Jesse Fuller :
Jesse Fuller 1958 with 'fotdella'
 From Wikipedia, the free encyclopedia  

 アメリカン・フォーク・ソングのこの曲は、1954年にジェシー・フラーによってレコーディングされ、
"Working On The Railroad"
という6曲入りのレコードに収められていましたが、何しろ昔のレコードなので現在は発売されていません。

 Jesse Fuller (ジェシー・フラー)は昔の人なので詳しいことは分かりませんが、"The Lone Cat" というアルバムの写真を見ると、 "fotdella" という手作りの楽器と一緒に写っていて、両手は12弦ギター、口はハーモニカとヴォーカルとカズー、片足は打楽器、もう片足でベース(?)を担当していたらしいのですね。 当時は多重録音の技術も少なかったから、一人で全ての音を一度に出していたということでしょうか。
 こうした一人で複数の楽器を演奏しながら歌う人を "One-man band" と言うそうですが、そうした演奏スタイルを想像しながら改めて聴いてみると、これはかなり面白いことをやっていた訳です。

 1960年代初頭になると、ジャック・エリオットとボブ・ディランがクラブ・ハウスなどで歌うことで、広く知られるようになりました。 PP&M(ピーター・ポール&マリー)も歌っていて、「虹と共に消えた恋」
(日本版)のB面にはこの曲が入っているものもありました。

 この曲は色々な人に歌われていて、歌詞もそれぞれ微妙に違います。 ジェシー・フラーのヴァージョン自体、訛(なま)りがあって聴き取りにくいですしね・・・
 この曲を広めた Bob Dylan (ボブ・ディラン) のヴァージョンを始めとして、

 Paul McCartney (ポール・マッカートニー) も Unplugged (The Official Bootleg) というアンプラグド・ライブ(1991年)で歌っています。 公式ブートレッグ(海賊版)というのもおかしな話ですが、こちらの方がクラプトンのアンプラグドより1年早いのですね。 クラプトンはビートルズともつながりがあるし、たぶんこのライヴ版は聴いていたことでしょう。

 Eric Clapton (エリック・クラプトン) も Unplugged [Live]
(1992年) ―と、同じアンプラグド・ライブで歌っていて、私はこのヴァージョンが一番好きです。 CDと同じ内容のビデオもありますが、間奏でアンディがハーモニカを吹いた後に、カズーを吹いているのはクラプトン自身です。 演奏の前に「最初で最後だ」―みたいなことを言ってましたが・・・
 【※90年代にMTVの企画でUnplugged(電気楽器のプラグを抜いた)アコースティック・ライヴが流行ったことがあり、様々なミュージシャンのライヴ・アルバムが出ています】

● San Francisco Bay Blues 『サンフランシスコ・ベイ・ブルース』を聴く:
(※自動的に再生が始まらない時は、上にある「PLAY」をクリックして下さい)

● Eric Clapton (エリック・クラプトン)のアンプラグド・ヴァージョンはこちら。

  ●歌詞と訳詩●

I got the blues from my baby   彼女のせいで ブルー(憂鬱)な気分になっちまう
Left me by the San Francisco Bay   俺(一人を)を サンフランシスコ湾に残したまま
The ocean liner (and you) gone so far away   遠洋定期船が はるかに遠ざかって行く
Didn't mean to treat her so bad   そんなにひどく 彼女を扱うつもりはなかった
(She was) the best girl   彼女は 最高の女だった
I ever have had   俺が 今まで付き合った中で
(She) said goodbye   彼女が 「さよなら」と言った時は
I can make a cry   俺は 泣きたくて
I wannna lay down and die   (その場に)倒れて死にたくなったぜ ※

I ain't got a nickel   俺には 1枚のニッケル(5セント)硬貨も
And I ain't got a lousy dime   シラミみたいなダイム(10セント玉)も無い   
If she don't come back    彼女が 戻って来ないなら
Think I'm gonna lose my mind   俺は 気が変になっちまいそうだ ※
If she ever comes back to stay   もし彼女が戻ってきて 留まってくれるなら
(It's) gonna be another brand new day   今とは違う 新しい一日になるだろう
Walkin' with my baby   彼女と一緒に歩くのさ
Down by the San Francisco Bay   サンフランシスコ湾に沿って

(間奏)

Sittin' down lookin' from my back door   腰掛けたまま 裏のドアを見ている
Wonderin' which way to go   どっちへ行こうと 考えながら
Woman I'm so crazy 'bout   俺が それほど夢中になった女が
She don't love me no more   もう俺のことを 愛してないなんて
Think I'll take me a freight train   貨物列車に乗り込もうかと 思っている
'Cause I'm feeling blue   なぜって俺は ブルー(憂鬱)な気分だから
Ride all the way   そして ずっと乗り続けて
(To the) end of the line   線路の終りまで
Thinking only of you   お前のことだけ 考えていよう

Stay while in another city   またいつもの街に 留まりながら
Just 'bout to go insane   気が変になりかけているみたいだ
Sounds like I heard my baby   俺は 彼女の声が聞こえた気がした
The way she used to call my name   彼女がいつも 俺を呼んでいた時のような
If she ever comes back to stay   もし彼女が戻ってきて 留まってくれるなら
(It's) gonna be another brand new day   今とは違う 新しい一日になるだろう
Walkin' with my baby   彼女と一緒に歩くのさ
Down by the San Francisco Bay   サンフランシスコ湾に沿って


※ wanna = want to
※ gonna = going to
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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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