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445. Need You Now ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる

Need You Now ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる : Lady Antebellum

 レディ・アンテベラムのセカンド・アルバムから、先行シングルとして全米とカナダで最高2位の大ヒットとなったこの曲を選んでみました。


International single
Album : Need You Now
  ニード・ユー・ナウ (試聴可)

Released: August, 2009 (Album: January, 2010)
Written by: C. Kelley, D. Haywood, H. Scott & Josh Kear
Produced by: Lady Antebellum, Paul Worley
 レディ・アンテベラムについて:
Charles Kelley, Hillary Scott & Dave Haywood
 フリー百科事典『ウィキペディア』

レディ・アンテベラムは、チャールズ・ケリーとヒラリー・スコットのツイン・ヴォーカルと、デイヴ・ヘイウッド(ギター)の三人によるユニットです。 この曲を含むセカンド・アルバムは第53回アカデミーで5部門を受賞し、かなりのヒット作となりました。

若い人たちに大人気のテイラー・スウィフト同様、「カントリー・ミュージック」と呼ぶにはかなりポップなサウンドですが、こうした人たちがキッカケとなって古いカントリーの世界に新しい風が吹き込み、若い人たちの目や耳がカントリーにも向けられるようになるなら良いことでしょう。

これは恋人と喧嘩して独りになったものの、やはり相手がいないと寂しくて、さりとて電話することもできずに一人悶々としながら少し酔っ払ってる・・・という男女の物語です。 
YouTube の動画では、三人それぞれに別の恋人がいるという設定のドラマ仕立てになっていますが、紅一点のヒラリー・スコットもこの頃は未だスリムでした・・・


Charles Kelley (チャールズ・ケリー) – Lead vocals
Hillary Scott (ヒラリー・スコット) – Lead vocals
Dave Haywood (デイヴ・ヘイウッド) – Acoustic guitar, Background vocals
  Chad Cromwell – Drums
  Craig Young – Bass guitar
  Paul Worley – Acoustic guitar, Electric guitar
  Rob McNelley – Electric guitar (solo)
  Michael Rojas – Piano, Synthesizer


  ●歌詞と対訳●
[1]
Picture perfect memories scattered all around the floor.
  鮮やかな記憶の映像(の数々)が 床一面に散らばっている

Reaching for the phone 'cause I can't fight it anymore.
  電話に手を伸ばしてみるけど、 もうこれ以上そのことで争いたくないし

And I wonder if I ever cross your mind?
  もし私のことが いつもあなたの脳裏をよぎるとしたら?

For me it happens all the time.
  わたしにはそれが 四六時中起こっているのだけど
[Chorus:]
It's a quarter after one, I'm all alone and I need you now.
  (夜の)1時15分だというのに、私は一人きりで あなたを必要としてる

Said, I wouldn't call but I've lost all control and I need you now.
  それに、電話できないのは自制心を失くしているからで、 だからあなたが必要なの

And I don't know how I can do without.
  あなた無しでは どうやっていいのか分からないから

I just need you now.  今すぐに あなたを必要としているの

[2]
Another shot of whiskey, can't stop looking at the door.
  もう一杯ウィスキーをあおってみても、 ドアの方を見ずにはいられない

Wishing you'd come sweeping in the way you did before.
  以前のように きみが勢い良く入ってくればいいのに、と願ってるから

And I wonder if I ever cross your mind?
  もしぼくのことが いつもきみの心に浮かぶとしたら?

For me it happens all the time.
  それがぼくには ひっきりなしに起こっているのだけど
[Chorus:]
It's a quarter after one, I'm a little drunk and I need you now.
 (夜中の)1時15分になるのに、少し酔っ払って あなたを必要としてる

Said, I wouldn't call but I've lost all control and I need you now.
  それに、電話できないのは 全く抑えが効かないからで、 だからあなたが必要なの

And I don't know how I can do without.
  あなた無しでは どうしていいのか分からないから

I just need you now.  今はただ あなたが必要なの

(間奏) (Rob McNelley : Guitar solo)   Oh, whoa

Guess I'd rather hurt than feel nothing at all.
  何も感じられないくらいなら むしろ傷付く方がマシだと思うから
[Chorus:]
It's a quarter after one, I'm all alone and I need you now.
  (夜の)1時15分だというのに、私は一人きりで あなたを必要としてる

And I said, I wouldn't call but I'm a little drunk and I need you now.
  それに、電話できないのは少し酔ってるからで、 だからこそ きみが必要なんだ

And I don't know how I can do without.
    あなた無しでは どうしていいのか分からないから

I just need you now  今はただ あなたが必要なの

I just need you now.  今すぐに あなたを必要としているの

  (Rob McNelley : Guitar solo)

Oh, baby, I need you now.   あぁ、ベイビィ、今すぐ あなたが欲しいのよ


【単語と述語】
perfect memory: はっきりとした記憶、完璧な記憶力。
scatter: 散らばる、散乱する。撒き散らす。
all around: 至るところに、あたり一面に、四方八方に。
reach for the phone: 電話に手を伸ばす。
fight: けんかする、戦う、争う。
anymore: もう~しない。 これ以上~しない。
wonder: ~かどうか知りたいと思う。 ~か疑問に思う。
cross someone's mind: ~の脳裏をよぎる、~の心に浮かぶ、~の頭をかすめる。
all the time: 四六時中、ずっと、ひっきりなしに、のべつ幕なしに。

quarter after: ~時15分過ぎに。
all alone: 一人きりで、 たった一人で。
said: (発言の間に入れて)更に、続いて。
lose (lost) control: 自制心を失う、理性を失う、制御不能になる、抑えが効かなくなる。

(down) another shot of ..: ~をもう一杯飲む。
look at: ~に目を向ける、~を見る。
wish: 願う、強く望む、切望する。
sweep: 1.勢い良く(動く)、さっそうと(歩く)。 2.(ほうきで)掃く。

little drunk: 少し酔っている、ほろ酔い加減で。
guess: 1.推測する、想像する。 2.(米俗語)~だと思う。
rather than: ~よりもむしろ、 かえって~だ。
feel nothing at all: まったく何も感じない。

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テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

444. The Pretender ザ・プリテンダー

The Pretender ザ・プリテンダー : Foo Fighters フー・ファイターズ

フー・ファイターズ2007年の6th.アルバムから、そのオープニングを飾り、ファースト・シングルとなったこの曲を選んでみました。


The Pretender
Album : Echoes Silence ..
  エコーズ、サイレンス・・

Released: August, 2007 (Album: September, 2007)
Written by: Foo Fighters
Produced by: Gil Norton (ギル・ノートン)
 フー・ファイターズについて:
Chris (G), Dave (V,G), Taylor (Dr), Nate (B)
 フリー百科事典『ウィキペディア』

フー・ファイターズは元ニルヴァーナのドラマーだったデイヴ・グロールを中心とするグループです。

1994年4月にカート・コバーンの突然の死によってバンド活動を続けられなくなったデイヴ・グロールが、同年秋にそれまで作り溜めていた曲をほぼ一人で録音してデモ・テープを作り、翌1995年にフー・ファイターズ名義でリリースしたのがこのグループの始まりですが、あれから21年、もう「元ニルヴァーナ」という肩書きは不要でしょう。

このシングルはフー・ファイターズとしては最もヒットした曲の一つです。 本国アメリカではビルボードで最高37位でしたが、英国で8位、ニュージーランドで9位、オーストラリアでは10位のヒットとなっています。
これはアルバムの最初に収められているアップ・テンポなハードロック・ナンバーですが、それまでレコーディングされた楽曲に物足りなさを感じたデイヴ・グロールが休みを利用して後から書き加えた曲らしく、英語版の「ウィキペディア」にそのことが書かれているので、ちょっと訳してみました。

Dave Grohl first showcased the song, which had the working title "Silver Heart", during pre-production of Echoes, Silence, Patience & Grace, but the song did not see much development.
デイヴ・グロールが「シルバー・ハート」という仮のタイトルを付けた曲を最初に提示したのは、アルバム「エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス」の試作サンプルを手がけていた頃のことだが、その曲は作品として完成されているとは言えないものだった。

According to producer Gil Norton, "The chorus was there, but the verse and the middle hadn't been written. Not to mention the song was much slower."
プロデューサーのギル・ノートンによると、「コーラスの部分は出来ていたが、ヴァース(序奏部)や中間部は未だ書かれていなかった。 それはともかくとして、その曲はとても(テンポの)ゆっくりしたものだったよ。」

During a ten day break from recordings in April 2007, Grohl listened to the monitor mixes and thought that the record needed another uptempo song, so he spent his time developing "Silver Heart".
2007年4月のレコーディングで十日間の休みを利用して、グロールはミックスされた楽曲をモニターで聴きながら、「そのレコードには他にアップテンポのナンバーが必要だ」と思い、それで彼は「シルバー・ハート」を完成させるのに(休みの)時間を費やした。

The band then recorded a demo for "The Pretender", which Norton approved, leading to the song getting a proper recording the following day.
その後バンドは(プロデューサーの)ノートンの承認を得て「ザ・プリテンダー」のデモ(試用版)を録音し、翌日にはその曲の正式なレコーディングへとつなげていったのである。

―ということです。 これはやたらと元気のいいシングル曲ですが、アルバムの中にはアコースティックな曲やインストゥルメンタル(楽曲のみ)やピアノをバックに歌う静かな曲もありバラエティに富んだ作りとなっていますから、この曲のイメージだけで聴くと肩透かしを食うかもしれません。

この曲の歌詞の始めの方に "skeletons" (骨格/骸骨)や "bones" (骨)といった言葉が出てきますが、最初はその意味するところが良く分かりませんでした。 
でも YouTube の動画に警察の機動隊員が出てくるを観て、 "skeleton crew" なら「最小限の要員」 という意味になるので、"skeletons" は「少人数の部隊」、"bones" は(倒れた)その連中の「死体/屍(しかばね)」―という風に当てはめて訳してみました。

第50回グラミー賞において、このアルバムは "Best Rock Album" を獲得し、この曲も "Best Hard Rock Performance" に撰ばれています。

こうしたアップテンポのナンバーは、一緒に歌うには早過ぎるので普段は採り上げることがあまり無いのですが、たまにはこうした曲も良いでしょう。 めったにやりませんが・・・


Dave Grohl (デイヴ・グロール) – Lead vocals, Rhythm guitar
Chris Shiflett (クリス・シフレット) – Lead guitar
Taylor Hawkins (テイラー・ホーキンス) – Drums, Back vocals on "The Pretender"
Nate Mendel (ネイト・メンデル) – Bass

Grooveshark で、The Pretender 『ザ・プリテンダー』を聴く: (4:29)

  ●歌詞と対訳●
Keep you in the dark, you know they all pretend
  暗闇の中に居続けるがいい、 みんながフリをしてることは分かってるんだろ

Keep you in the dark, and so it all began
  その闇の中にずっと居るがいい、 それが全ての始まりなのだから

Send in your skeletons  お前らのスケルトンズ(小人数の部隊)を送り込むがいい
Sing as their bones go marching in... again
  そいつらの死体の(葬送)行進を 歌ってやるから・・・もう一度

The need you buried deep   お前の奥深くに埋もれていたものが必要なんだ
The secrets that you keep are ever ready お前が大切に守ってきた秘めたる力が
Are you ready?     用意はいいか?

I'm finished making sense  俺は「理解しよう」と努力するのは 終りにしたから
Done pleading ignorance  「知らなかった」と言い訳するのも 止めにしたんだ
That whole defense   それが完璧な防御ってもんさ

Spinning infinity, boy  無限に回り続けるもの、そうさ
The wheel is spinning me  その(運命の)糸車が 俺の命を紡(つむ)ぎ出すんだ
It's never-ending, never-ending  そいつは終らない、 決して終ることがない
Same old story   (昔ながらの)いつもの話さ

[Chorus]
What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?


In time or so I'm told   そのうち、 あるいは俺も これまで言われてきたように
I'm just another soul for sale...  ただの平凡な 魂を売った腑抜けになって・・・
 oh, well   あぁ、そうだな
The page is out of print  その(運命の書の)ページは 未だ刻まれちゃいないけど
We are not permanent  俺たちは 永遠に続くものじゃない
We're temporary, temporary  俺たちは一時的な、はかない存在だから
Same old story  (昔ながらの)いつもと変わらない話さ

[Chorus]
What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

(間奏)

I'm the voice inside your head  俺は お前の頭の中にある声だけど
You refuse to hear  お前らは(それを) 聞こうともしない
I'm the face that you have to face  俺は お前が直視しなければならないもの
Mirrored in your stare  お前らが(実際に)見ているものを 写し出す鏡なのさ

I'm what's left, I'm what's right  あとは何だっけ、どう言ったらいいのかな
I'm the enemy   (要するに) 俺は敵なのさ
I'm the hand that will take you down  俺はお前らをやっつける手なのさ
Bring you to your knees  お前らを屈服させてやる

So who are you?   それで、 お前は誰だい?
Yeah, who are you?  なぁ、お前は何者だい?
Yeah, who are you?  一体誰なんだい?
Yeah, who are you?  お前は何者なんだ?

Keep you in the dark, you know they all pretend
  暗闇の中に居続けるがいい、 みんながフリをしてることは分かってるんだろ

[Chorus]
What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
What if I say I'm not just another one of your plays? 
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

[Chorus2]
What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
(Keep you in the dark)  (暗闇の中に 居続けるがいい)
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
(You know they all )  (奴らのことは全て分かってるだろ)
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
(pretend)   (フリをしてるって)
What if I say I will never surrender?  俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

What if I say I'm not like the others? もし俺が他の奴らと違うと言ったらどうだい?
(Keep you in the dark)  (暗闇の中に 居続けるがいい)
What if I say I'm not just another one of your plays?
   俺はお前らが見くびっている様な 他の連中とは違うと言ったら?
(You know they all )  (奴らのことは全て分かってるだろ)
You're the pretender   お前らは フリをしてるだけさ
(pretend)   (フリをしてるって)
What if I say I will never surrender? もし俺が決して降伏しないと言ったらどうする?

So who are you?   それで、 お前は誰だい?
Yeah, who are you?  なぁ、お前は何者だい?
Yeah, who are you?  お前は一体 何者なんだ?


【単語と述語】
pretend: 1.~のふりをする、見せかける。 2.装う、取り繕う。
it all began: それが全ての始まり(出発点)だ。
skeleton: 骨格、骨組み、骸骨。
"skeleton crew" で「最小限度の要員、基幹要員」、"skeleton company" で「基幹のみの中隊」となるので、ここでは「少人数の部隊」としておきました。
bones: (人や動物の)死体、骸骨。
march in: 行進、行軍する。
 ※ "march in mourning" だと「追悼(哀悼)の行進をする」となります。 "bones" (死体)の行進ならこちらでしょう。

buried: "bury" の過去形。 1.埋もれた、埋没した。 2.葬られた。
secret: 1.秘密、機密。 2.秘訣、秘伝。 3.神秘、不思議。
ever ready: 常に準備されている。
are you ready?: 準備はいいか? 準備できた? 用意はいい?

finished: 終えた、済ませた。
make sense (of): 1.理解する、解明する。 2.理にかなう、意味をなす。
plead ignorance: 知らなかったと弁解する。
whole: (話)完全に、全くの。

the wheel: ここでは運命の女神の回す「糸車」と解釈しています。
spinning: 糸紡(つむ)ぎ。 
 ※ギリシャ神話の運命の三女神(モイラたち)は人の命の糸を紡ぎ、それをスピンドル(紡ぎ棒)に巻き取っていましたが、500年ほど前のシェークスピアの時代には、既に(運命の)糸車を回す様になっていたみたいです。
ケント伯:「運命の女神に夜の挨拶を贈る。 時が来たなら、また俺に微笑みかけてくれ。 よいか、その糸車を回し続けるのだぞ」 (「リア王」)

never-ending: 終ることのない、果てしなく続く。
same old story: (昔からの)いつもの話、よくあること。
play: この場合は、「(人を)手玉にとる」とか「いたずらをする」とか「からかう」といった感じです。
never surrender: 決して降伏しない。 "pretender" と並べて韻を踏んでいます。

in time: そのうち、いつかは、やがて、時が経てば。
just another: ただの、ありふれた、ありきたりの、平凡な、月並みな、どこにでもいる。
for sale: 売りに出す、売るための。
permanent: 永続する、不変の。
temporary: 一時的な、はかない。

refuse to: ~することを拒む。
have to face: ~を直視する必要がある、~と向き合わなければならない、~と正面から立ち向かわなければならない。
stare: じっと見る、凝視する。
what's left?: あとは何だっけ?、後は何が残ってる?
what's right?: 何が正しいか? "what's the right word?" だと「どう言ったらいいか?」で、ここは "left" (左)と "right" (右)を並べた言葉の遊びです。

enemy: 敵。
take down: 1.倒す、やっつける。 2.こき下ろす、罵倒する。 3.下に降ろす。 4.書き付ける。
bring someone to one's knees: (人を)屈服させる、ひざまずかせる。
who are you?: あなたは誰? お前は何者?

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

434. Stick With Me Baby スティック・ウィズ・ミー・ベイビー

Stick With Me Baby スティック・ウィズ・ミー・ベイビー :
    Robert Plant (ロバート・プラント) & Alison Krauss (アリソン・クラウス)

元レッド・ツェッペリンのロバート・プラントと、カントリーのアリソン・クラウスという異色のデュエット・アルバムから、エヴァリー・ブラザースの歌をカヴァーしたこの曲を選んでみました。


Album : Raising Sand
  レイジング・サンド
(試聴可)
Released: October 23, 2007 (Album)
Written by: Melvin "Mel" Tillis
Produced by: T-Bone Burnett (Tボーン・バーネット)

Robert Plant (ロバート・プラント)
Robert Plant
 | Alison Krauss (アリソン・クラウス)
Alison Krauss

このアルバムからは以前、"Killing the Blues"(「キリング・ザ・ブルース」:331回目)を採り上げたことがありました。

アルバムの内容は古い曲のカヴァーが多く、第51回グラミー賞において "Album of the Year" (年間最優秀アルバム賞)を始め計5部門を受賞していますが、だからといって構えて聴く必要はなく、大人のアルバムとしてゆったりとした気分で楽しむことができます。


この曲は Mel Tillis の作曲で、1960年にエヴァリー・ブラザースが "A Date with the Everly Brothers" というアルバムの中で歌ったものですが、シングルにはなっていません。
年齢差が23歳と親子ほども離れた二人ですが、意外と息が合っているのですね。 もっとも今から50年以上も前の曲を選んでいるのは、ロバート・プラントの好みだと思いますが・・・


Robert Plant – vocals
Alison Krauss – vocals, fiddle

  Jay Bellerose – drums
  Dennis Crouch – acoustic bass
  Norman Blake – acoustic guitar
  T-Bone Burnett – acoustic and electric guitar, six-string bass guitar
  Greg Leisz – pedal steel guitar
  Marc Ribot – acoustic guitar, banjo, dobro, electric guitar
  Patrick Warren – Keyboards, pump organ, toy piano

Stick With Me Baby 『スティック・ウィズ・ミー・ベイビー』を聴く: (2:52)

  ●歌詞と対訳●


Everybody's been a-talkin'; they say our love wasn't real
  みんな その話で持ちきりさ; ぼくらの愛は本物じゃなかったって 

That it would soon be over; that's not the way that I feel
  だからすぐに終わってしまうだろうって; ぼくはそうは思わないけど

But I don't worry, honey; let them say what they may
  でも心配なんてしていない、ハニー; 言いたい奴らには言わせておけばいいんだ

Come on and stick with me, baby; we'll find a way
  おいで、ぼくのそばを離れないで、ベィビィ; ぼくらは何とか切り抜けられるさ

Yes, we'll find a way  そうさ、何とか手段を見つけ出せるさ

[Instrumental]

Everybody's been a-talkin'; yes, the news travels fast
  巷(ちまた)は その話で持ちきりさ;そう、うわさはすぐに広まるものだから

They said the fire would stop burnin', that the flame wouldn't last
  「火事はじきに治まるはず、炎はいつまでも続かないから」って、世間は言うけど

But I don't worry, honey; let them say what they may
  でもそんなこと気にしてないさ、ハニー; 言いたい奴らには言わせておけばいいんだ

Come on & stick with me, baby; we'll find a way
  おいで、ぼくにしっかり寄り添って、ベィビィ;ぼくらはなんとか切り抜けられるから

Yes, we'll find a way  そうさ、何か方法を見つけ出せるから

[Repeat & fade:]
Come on and stick with me, baby 
  そばにおいで、そして ぼくのそばを離れないで、ベィビィ

Come on and stick with me, baby ...
  そばにおいで、そして ぼくにピッタリと寄り添って、ベィビィ・・・



everybody's talking: みんな~の話で持ちきりだ。 世間では~が話題になってる。
would be over: 一巻の終わりだ。
that's the way I ..: 私は~と思います。 それが私のやり方です。
I don't worry: 私はそんなこと気にしてない、心配していない、問題にしてない。

let them say: (世間の)奴らには言わせておけ。
stick with: ~のそばを離れない、~とずっと一緒にいる。
find a way: 手段を見つける、切り抜ける、何とかする。
 "love will find a way" 愛が手段を見つけてくれる(愛に不可能はない)【ことわざ】

news travels fast: ニュース(うわさ)はすぐに広まる。
 "Bad news travels fast" 悪いうわさはすぐに広まる。
 "Good news travels fast" 良い知らせはすぐに伝わる。
 "Good news travels fast, but bad news travels faster"
良い知らせはすぐに伝わるが、悪い知らせはもっと速く伝わる。 【ことわざ】

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433. Trip Around the Sun トリップ・アラウンド・ザ・サン

Trip Around the Sun トリップ・アラウンド・ザ・サン :
   Jimmy Buffett ジミー・バフェット feat. Martina Mcbride

ジミー・バフェット2004年のアルバムから、デュエットの相手にマルティナ・マクブライドを迎えたセカンド・シングルを採り上げてみました。 アメリカのカントリー部門で20位となっています。


Album : License to Chill
(Import) 
Released:July, 2004 (Album)
Written by: Al Anderson, S. Vaughn, S. Bruton
Produced by: Mac McAnally, Michael Utley
 Jimmy Buffettについて:
Jimmy Buffett
 /  Martina McBrideについて:
Martina McBride
 

この曲を含むアルバムは、アメリカのカントリー・チャートで1位となっただけでなく、一般のビルボード200でも1位となったヒット・アルバムですが、日本ではカントリーは人気が無いので国内版は販売されていません。
ジミー・バフェット自身もカントリー・シンガーとしてだけでなく、流行作家として、またレストラン・チェーンのオーナーとして長者番付にも載るくらい有名な人なのですが、日本ではほとんど知られていないと言っても良いでしょう。

アルバム・タイトルの "License to Chill" は、もちろん007 "License to Kill" (「消されたライセンス」)のもじりで、アメリカ版おやじギャグといったところでしょうか。
"Chill" には「冷える/冷やす」という意味の他に、米俗語として "Kill" と同じように「殺す」とか、「(頭を)冷やす」、「落ち着く/くつろぐ」、「(友達と)たむろする」など、色々な使い方があるようです。 このギャグは、ちょっと「さむい」ですけどね・・・

このアルバムは多くのシンガーを迎えたデュエット・アルバムのような形になっていて、この曲ではマルティナ・マクブライドがゲスト参加しています。
このブログでは、以前に『"Sea of Heartbreak" : 邦題「失恋の海」 (カヴァー):340回目』を採り上げたことがあり、ジョン・ハイアットの "Window On The World"(「ウィンドゥ・オン・ザ・ワールド」:304回目)でもカヴァー曲としてちょっと触れています(ギターはどちらもサニー・ランドレス)。

歌詞の方は、『誕生日に「ハッピー・バースディ」を歌って祝うより、これからの一年のことを考えよう』―という、ちょっと説教臭い内容になっていますが、マルティナ・マクブライドの美声を含め、明るめの曲調で演奏も良いので、割とスンナリ聴けてしまいます。


Bass Guitar – Glenn Worf
Drums – Roger Guth
Steel Drums – Robert Greenidge
Keyboards – Bill Payne, Michael Utley, Tony Brown
Guitar – Al Anderson, Jimmy Buffett, Mac McAnally, Sonny Landreth, Will Kimbrough

Trip Around the Sun 『トリップ・アラウンド・ザ・サン』を聴く: (3:19)

  ●歌詞と対訳●
[Jimmy:]
Hear 'em singing happy birthday
  みんなが「ハッピー・バースディ」を歌ってくれるのを聞くよりも

Better think about the wish I make
  自分がしたいと願うことを 考える方がずっといい

This year gone by
  これからの一年を過ごすのは

Ain't been a piece of cake.
  そんなに容易なことじゃないから

[Martina:]
Every day's a revolution
  毎日が 革命なの

Pull it together and it comes undone
  何かをまとめたり それを元に戻したりしながら

Just one more candle and a trip around the sun.
  もう一本多く蝋燭を立て 太陽の回りをもう一周りする

[Jimmy and Martina:]
I'm just hanging on while this old world keeps spinning
  この古い世界が回る間 私はしがみついてるだけ

And it's good to know it's out of my control.
  そして知るといい 世界は自分の思い通りにはならないことを

If there's one thing that I've learned from all this living
  私がこの人生から学んだことを 一つ挙げるとすれば

Is that it wouldn't change a thing if I let go
  もし諦めてしまったら 物事は何も変わらない、ってこと 


[Martina:]
No, you never see it coming,
  あなたは 願いが叶(かな)うのを見ることは決してなく、

Always wind up wondering where it went.
  いつもそれが去って行く理由を ずっと分からずにいるでしょう

[Jimmy:]
Only time will tell
  ただ 時間だけが教えてくれる

If it was time well spent.
  もし 上手に時間を使ったならば

It's another revelation,
  それは もう一つの革命なのだと

[Martina:]
Celebrating what I should have done
  自分がこれまでしてきたことを お祝いしよう

With these souvenirs of my trip around the sun.
  私が太陽の周りをめぐった間の 思い出の数々と共に

[Martina and Jimmy:]
I'm just hanging on while this old world keeps spinning
  この古い世界が回る間 私はしがみついてるだけ

And it's good to know it's out of my control.
  そして知るといい 世界は自分の思い通りにはならないことを

If there's one thing that I've learned from all this living
  私がこの人生から学んだことを 一つ挙げるなら

Is that it wouldn't change a thing if I let go.
  もし諦めてしまったら 物事は何も変わらない、ってこと

(間奏)

[Jimmy:]
Yes, I'll make a resolution
  そう、ぼくは決心したんだ

[Martina:]
That I'll never make another one.
  二度と同じ過ちは繰り返さない、と

[Jimmy and Martina:]
Just enjoy this ride on my trip around the sun.
  ただ楽しもう この太陽の周りをめぐる旅を

Just enjoy this ride
  ただ楽しめばいい この(星の)旅行を

On my trip around the sun...
  太陽の周りを めぐる(年を経る)ことを・・・

Trip around the sun.
  太陽の周りを 周回する(年を重ねる)ことを



※ 'em: them を略した形。
※ gone by: (時が)経つ。経過する。 
※ piece of cake: (ケーキ一切れを食べるように)簡単なこと。 容易(たやす)いこと。 朝飯前。
※ pull ~ together: 計画する、準備する。 用意する。 (考えなどを)まとめる。 片付ける。
※ come undone: ほどける、失敗する、破滅する。

※ one more candle: 「もう一本のキャンドル」。誕生日のケーキに立てる蝋燭を、もう一本増やすということ。
※ around the sun: (地球が)「太陽の周りを回る」。 一周すれば一年ということ。
※ (be) good to know: (知識として)知っておくと良い。
※ out of one's control: (人には)制御できない。 手に余る。 (人の)力の及ばない。
※ let go: 1.(つかんでいるものを)放す、自由にする。 2.捨てる、あきらめる。

※ wind up: 普通は「(ねじなどを)巻く」だが、「結局(最終的に)~になる」という使い方も。
※ souvenir: (フランス語の「思い出す」から) (思い出となるような)記念品。 みやげ。 忘れ形見。
※ make a resolution: 決心する。 約束事を決める。
※ never make another one: 直訳すると「決して(同じものを)もう一つ作らない」ですが、こんな風に訳してみました。
※ ride on: 「~に乗る」。この場合は『地球に「乗っかって」太陽の周りをめぐる』ということで、「年を経る」ということでしょう。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

432. Donkey Town ドンキー・タウン

Donkey Town ドンキー・タウン : Mark Knopfler & Emmylou Harris

マーク・ノップラー&エミルー・ハリスのコラボレーション・アルバムから、薄汚れた炭鉱の町を出て行く男の心情を歌ったこの曲を採り上げてみました。


All The Roadrunning
Album : All The Roadrunning
  mp3 ストア
(試聴可)
Released: 24 April 2006 (Album)
Written by: Mark Knopfler (マーク・ノップラー)
Produced by: Mark Knopfler, Chuck Ainlay
マーク・ノップラー について
Mark Knopfler
/ エミルー・ハリス
Emmylou Harris
について

これは元ダイアー・ストレイツのリーダーで、ギタリスト兼ソング・ライター兼ヴォーカリストのマーク・ノップラーと、カントリー・ミュージックのエミルー・ハリスという異色の組み合わせによるアルバムです。
アルバム全体の印象から言えば「マーク・ノップラーのソロ・アルバムにエミルー・ハリスがゲスト参加してコーラスを付けた」―といった感じでエミルー・ハリスの曲は2曲しかなく、とても対等の関係とは言えませんが・・・

このアルバムからは、以前 "Beachcombing" (「ビーチコーミング」:360回目)を採り上げたことがありますが、そちらもマーク・ノップラー主導の曲となっています。 でもマーク・ノップラーのボソボソとつぶやくような低い声と、エミルー・ハリスの美しいソプラノ・ヴォイスが意外と合っているのですね・・・ エミルー・ハリスは40年以上のキャリアの中で実に多くのミュージシャンとデュエットしていますが、決して出しゃばることはなく、時にはバック・コーラスに徹していることもあるほどだから控えめな人なのでしょう。

このアルバムはデンマークとノルウェーとスイスのアルバム・チャートで1位、スェーデンで2位、オランダとドイツとイタリアで3位とヨーロッパでは人気がありますが、日本では国内版すら出ていないことからも分かるようにあまり知られていません。 確かにヒットしそうな曲はありませんが、大人のアルバムとして落ち着いて聴くことができます。

マーク・ノップラーは良い曲を書くし、時には曲と同じくらいの比重で良い歌詞も書くのですが、私(わたくし)小説みたいに個人名が出てきて意味が分かりにくかったり、学校英語ではまず習わないような俗語や造語が出てくるので訳すのが難しいです。
アルバム・タイトルにある "Roadrunning" や曲のタイトルになっている "Beachcombing" などはマーク・ノップラーの造語でしょうが、この曲の "Donkey Town" というのもやはりマーク・ノップラーの考えた言葉だと思われます。
"Donkey" (ドンキー)は動物の「ロバ」の他に、「馬鹿な」とか「間抜けな」といった意味もあり、"donkey jacket" は「労働者の作業着」、"donkey work" で「単調でつらい仕事」となりますから、これは炭鉱で働く男たちの「労働者の町」であり、「馬鹿げた/くだらない町」くらいのニュアンスなのでしょう。

この歌には JIm (ジム)という退役軍人の他に、"She" や "He" といった三人称の人物が出てきますが、どうもその「彼女」は以前「彼」だったみたいで、ちょっと聴いただけでは意味が分かりにくいものとなっています。
映画のワン・シーンや短編小説を歌にしたみたいで、今回は何の解説も無いので私も意味が良く分からないのですが、自分に出来る範囲で訳してみました。 対訳はあくまでも参考程度に考えて、誤訳と思われる箇所についてはコメントにてお知らせ下さい。


  Mark Knopfler – vocals, guitar
  Emmylou Harris – vocals
  Glen Duncan – mandolin
  Richard Bennett – guitar
  Glenn Worf – bass
  Chad Cromwell – drums
  Danny Cummings – drums
  Jim Cox – keyboards
  Guy Fletcher – keyboards

Grooveshark で、Donkey Town 『ドンキー・タウン』を聴く: (5:42)

  ●歌詞と対訳●
(Chorus)
I've been around in Donkeytown
  これまでずっと 労働者の町で暮らしてきた

too long, baby, too long
  長いこと、そう、 あまりに長いこと

Checking out of Donkeytown
  その馬鹿げた町から 出て行くんだ

So long, so long, so long
  さよなら、さよなら、さようなら

[1]
Her pretty eyes are pretty still
  彼女のきれいな瞳は きれいなままだけど

But Jim's got a kind of a squint, Yeah
  でもジムは どちらかと言えば やぶにらみだった

I dug up my last check from out of the mine
  その鉱山を出る時に 俺は最後の小切手をかき集め

Now I feel like I've done my stint
  今は 勤めをやり終えた気分さ

Jim got an army pension
  ジムは 軍隊から年金を受け取った

When he walked from the military court
  軍事裁判所から 出てきた時に

Nobody ever mentioned
  誰も そのことについては言及しなかった

The medical report
  (彼の体に関する) 医師の健康診断書について


She does little things for me
  彼女は俺に ちょっとしたことをしてくれた

She likes to get the both of us high. Yeah
  彼女は 俺たち二人がハイになるのが好きだった

She says I'm a tender-hearted man
  彼女は「アタシは心の優しい男だった」と言った

Prince charming, yeah, sure, I'm the guy
  理想の男(※)、そうよ、ホント、あたしは男なの

He likes the wrecker's dogs on chains
  彼はまるで解体業者に飼われてる 鎖に繋がれた犬みたいで

and the smoke from the company fires
  その作業場で 火を燃やす時に出る煙と

diesel oil in the trucks and cranes
  トラックやクレーンから流れ出る エンジン・オイルにまみれ

And the smell of burning tires
  タイヤを燃やす (くさい)匂いがしていた

(Chorus)
But I've been around in Donkeytown
  でも俺はずっと そんな馬鹿げた町で生きてきた

Too long, baby, too long
  長いこと、そう、 あまりに長いこと

Checking out of Donkeytown
  そんなろくでもない町から 出て行くんだ

So long, so long, so long
  さよなら、さよなら、さようなら

(間奏)

[2]
There's a purple heart in a silver tin
  (負傷兵に与えられる)スズ合金のパープルハート勲章と

and a grey .45 in a drawer. Yeah
  45口径の鉛色の銃が 引き出しの中に置かれていた

Most of the time you can drink with him
  ほとんどの時間を きみは彼と酒を飲んでいたけど

but some other time he's just sore
  それ以外の時 彼はただ悲しみに暮れていた

On days when she says she can't think straight
  そんな日々の中で 彼女が「頭がおかしくなりそう」と言った時

Or she feels like she's getting the jumps
  あるいは彼女が 苛立った気分の時に

She'll go shoot off her .38
  彼女は その38口径をぶっ放すだろう

At cans on a Donkeytown dump
  馬鹿げた町の 薄汚い場所で


It was Friday late and she crossed those legs
  それは金曜日の夜遅くで、 彼女は脚を組みながら

She told me flat out she would. Yeah
  彼女は はっきりと言った

If I could pull up my trailer pegs
  もしアタシが このトレーラー(移動住宅)を固定してる数本のペグ(杭)を引き抜けたなら

We could get away together for good
  アタシたちは これを最後に一緒に逃げられるのに

I sure wish her the best of luck
  俺は彼女が うまく行くようにと祈り

She's going to need it thinking of Jim
  彼女は ジムのことを考える必要があった

I don't like to leave her stuck
  俺は彼女を そんな行き詰まりの状態で置き去りにしたくなかったけど

But she's near as bad as him
  彼女も 彼と似たり寄ったりの深刻な状態だったから

(Chorus)
But I've been around in Donkeytown
  でも俺はずっと そんな馬鹿げた町で生きてきた

Too long, baby, too long
  長いこと、そう、 あまりに長いこと

Checking out of Donkeytown
  そんなろくでもない町から 出て行くんだ

So long, so long, so long
  さよなら、さよなら、さようなら

Checking out of Donkeytown
  ろくでもない町から 出て行くんだ

So long, so long, so long
  さよなら、さよなら、さようなら


※ hove been around: 世間慣れしている、経験を積んでいる (世間のあちこちを歩き回ってきたというイメージ)。 活動してきた、動き回ってきた、存在してきた、等々。
※ donkey: 1.ロバ。 2.馬鹿な、間抜けな。
 "donkey jacket" は「労働者の作業着」、"donkey work" は「単調でつらい仕事」で、"Donkeytown" はマーク・ノップラーお得意の造語と思われます。 
 
※ check(ing) out: 1.(ホテルなどから)チェックアウトする。 2.【俗】急いで出かける、すぐに立ち去る。
※ so long: さようなら、またね。 "too long" (あまりに長く)と並べて韻を踏んでいます。
※ kind of: 1.どちらかといえば。 2.やや、ある程度、ちょっと。
※ squint: 1.斜視、やぶにらみ。 2.目を細めて見る。

※ dig(dug) up: 1.掘り出す、発掘する。 2.(金などを)かき集める。(情報を)探し集める。
※ check: (鉱山などで現金の代わりに支払われる)小切手。
※ the mine: 鉱山、炭鉱。
※ stint: 1.(仕事などをしていた)期間。 2.任務、仕事。
※ pension: 年金、恩給。 (フランス語の場合は「食事付きの小さなホテル」)
※ military court: 軍事裁判所、軍法会議。
※ mention: ~に言及する、~に触れる、~のことを話す。("pension" と掛けています)
※ medical report: 医学報告、健康診断書。 (ジムの性別のことでしょう)

※ tender hearted: 心の優しい、思いやりのある、情にもろい、感じやすい。
※ Prince Charming: 1.(物語で主人公の女性を助ける)王子様。 2.理想の男。
※ guy: 【話】男、奴(やつ)。
※ wrecker: 1・(車などの)解体業者(作業員)。 2.【米】レッカー車。
※ diesel: (軽油を燃料とする)ディーゼル・エンジン。

※ Purple Heart: パープル・ハート勲章。(米国で負傷した軍人に与えられる)
※ silver tin (alloy): 銀スズ合金。
※ .45: 45口径の銃。 (または弾丸)
※ most of: ~の大部分、~の多くを。 ほとんどの。
※ can't think straight: まともに考えることができない、ちゃんと頭が働かない。
※ get the jumps: 苛立つ。 "get the jump on" だと「先に行動を起こす」、「~を出し抜く」
※ shoot off: 撃つ、撃ち抜く。

※ dump: 【名】1.ゴミ捨て場。 2.薄汚い場所。
※ flat out: (話し方が)はっきりと、きっぱりと、ズバッと。
※ trailer: この場合は米国のトレーラー・ハウス(移動住宅)。
※ get away: 逃亡する、逃げる。
※ for good: 1.永遠に。 2.これを最後に。
※ best of luck: (挨拶で)幸運を祈る、どうぞお幸せに。
※ stuck: 行き詰まった、手も足も出ない、にっちもさっちも行かない。
※ as bad as: ~ほどひどい、深刻だ。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
昨年まで老母の介護をしていました。 古い記事へのコメントも大歓迎です。
※記事へのリンクは自由ですが、対訳はあくまでも私個人の解釈なので、訳詞の転載はお断りいたします。
訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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