歌詞の翻訳について


 歌詞の翻訳に完璧なものはありません。 短い言葉で綴(つづ)られている歌詞には意味の分かりにくいものが多く、詩は別の国の言葉に翻(ひるがえ)した時点で韻律や言葉の持つ響きは失われてしまうからです。
 日本の和歌を英語に翻訳したとして、人の訳文を参考にしない限り十人十色の訳し方になるでしょう。

あかねさす 紫野行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る (額田王)

みさぶらひ み笠と申せ 宮城野の この下露は 雨にまされり (詠み人知らず) 

 これらは万葉集や古今和歌集にある有名な句で、上は「むらさ のゆ しめのゆ」で韻を踏んでおり、下は仙台にある宮城野(みやぎの)に合わせて「御侍」「御笠」の「御」をわざわざ「み」と読むことで、「さぶらい かさともうせ やぎのの」として韻を踏ませている訳です。 これらの句は韻律の美しさが魅力の歌なので、私の語学力ではとても翻訳など出来そうにありません。

 韻律を無視して歌の意味を伝えるにしても、普段和歌など読まない人に意味をたずねたとしたら、落語の「ちはやふる」みたいにトンチンカンな解釈が飛び出してくるのではないでしょうか。

千早振る 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは (在原業平)

 上の「ちはやぶる」は「神」に掛かる枕詞ですが、日本語の「神」=英語の「God」ではなく、むしろギリシャ神話に登場する人間的な欠点を併せ持った超人のような存在ですから、それを解説無しで表現するのは至難の業です。
 洋楽の歌詞にはその国の文化や歴史や宗教などに関するものも多く、英語以外にも学ぶべきことは色々ありますし、何よりもそれを日本語で表現できなければなりません。 

 このブログにある訳詞は私個人の解釈によるもので、あくまでも「原文の補助」ということですから、「対訳」という形にこだわっているのもそのためです。 訳文は大まかな意味を伝えるための補助的なものとして、原文の持つ言葉の響きを楽しんで下さい。
 
 他人の欠点は目に付きやすいもので色々と文句も言いたくなるでしょうが、自分の欠点に気付く人は少ないし、それを改めようとする人は更に稀です。
 訳詞について何かご意見がある場合は「ここはこう訳した方が良いですよ」という具体的な形にして下さい。 良いお手本があれば他の方にも参考になるでしょうし、誤訳を指摘していただければ修正することも可能ですから。
 
 ただし「もっと英語を勉強しろ」とか「下手くそ」とか「やめちまえ」といった具体性を欠く悪口なら子供でも書ける訳で、そうした方は英語が堪能なのでしょうから、ご自分でもっと良い訳文にして皆さんにお目にかけて下さい。 優れた訳詞であれば、喜んで公開させていただきます。 実際に自分でやってみれば、歌詞の翻訳は悪口を並べ立てるより、ずっと骨の折れるものだということが分かるでしょう。

追記: コメントについて
 それと、初めてコメントするのに「初めまして」も「こんにちは」も言わず、名無しの匿名でいきなり自説を展開する人がおりますが、最低限の礼儀もわきまえないコメントは読む気にもなれませんので、公開せず削除することにしています。
 面接を受けに行っても名前を名乗らず履歴書も持たず、面接官にいきなりタメグチで話したらまず落とされるでしょう。 まして相手の見えないインターネットの世界であればこそ文面で人柄が想像できるというもので、土足で人の家に上がり込もうとする輩(やから)がいるからドアに鍵をかけておくように、コメントを承認制にしているのはそうした礼儀知らずな人を相手にしたくないからです。

 それから、他の人のコメントに対して何か言うのもブログが荒れる原因になるので公開しません。 自分の意見を聞いて欲しかったら、まず人の意見を尊重することです。 そしてその判断は、それを読む人たちに委ねるようにして下さい。

『人からとやかく言われる様なくだらない人間に限って、まず真っ先に他人の悪口を言うものです』
    (モリエール「タルチュフ」)

448. Someone Who Believes in You / サムワン・フー・ビリーヴス・イン・ユー

Someone Who Believes in You サムワン・フー・ビリーヴス・イン・ユー : Carole King キャロル・キング

キャロル・キング1989年のアルバムから、アルバムの最後に収められているこの曲を選んでみました。

Alubm : City Streets
  シティ・ストリーツ
(廃盤)
Released: 1989
Written by: Carole King , Gerry Goffin
Produced by: Carole King , Rudy Guess

  キャロル・キングについて:
 Carole King
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲は元々エアーサプライのヴォーカリストであるラッセル・ヒッチコックのために書かれました。 それを「タペストリー」の時と同様に自分自身で歌っています。
 ソングライティングには往年の名コンビで公私共にパートナーであったゲリー・ゴフィンが参加しています。 名曲「You've Got A Friend (君の友だち)」と同じように、この曲も人を励ます内容になっていますが、このアルバムには娘さんも参加してバックコーラスを付けていましたから、そんな若い人に向けて歌っているようにも聞こえます。

 このアルバムにはエリック・クラプトンやブランフォード・マルサリスも参加して、それぞれ2曲ずつ演奏していますが、アメリカのアルバム・チャートでは100位にも入らず、廃盤になってしまいました。 私は結構好きで当時は良く聴いていたのですが、こうした人のアルバムが廃盤になってしまう音楽業界って、何だかさびしい気がします・・・

 この曲を含むアルバムからはずっと以前、タイトル曲の「City Streets/シティ・ストリーツ(166回目)」を採り上げたことがありました。 エリック・クラプトンのギター・プレイも楽しめるし、寒い冬の季節に相応しい曲なので、興味があれば併せて聴いてみて下さい。




  ●歌詞と訳詞●

When there's a dark storm on your horizon  暗い嵐が あなたの行く手に広がり
And you think you can't get through it  それを乗り切ることが出来ないと思われる時は
Just put your hand in my hand  ただあなたの手を 私の手に重ねるだけでいい
And I'll show you how to do it  私がどうすればいいか 示してあげるから

When the future looks uncertain  先のことが はっきりと見えない時にも
You can count on me to be there  あなたは私を頼りにしていいの
And when your heart and soul are hurtin'  あなたの心と魂が惨めな時にも 
Just look and you'll see me there  あなたは私を そこで見ているだけでいい

Just follow where I lead  私が導くところに ただついて来て
I'll give you what you need  あなたに必要なものは 私があげるから
A love that's always true  愛は いつだって真実なもの
And someone who believes in you  誰かが あなたのことを信じているから

It's time to come alive  活躍する時が来た
Your moment has arrived  あなたの時期が到来したの
I'll bring out the best in you  私はあなたから 最高のものを引き出してあげる
We can have it all  私たちは 全てを手に入れることだって出来る
No, we will never fall  私たちは 決して倒れたりしない
Looking down from our celestial view  素晴らしい眺めを 上から見下ろすの

So when you're searching for that rainbow  だから そんなあなたの虹を捜しに行くなら
I will help you find it  私は それを見つける手伝いをしてあげる
And when a mountain stands before you  あなたの前に 山が立ちはだかっているなら
I will help you climb it  私が それに登る手助けをしてあげるから

Just follow where I lead  私が導くところに ただついて来て
I'll give you what you need  あなたが必要なものは 私があげるから
And I'll tell you something else  それから これはまた別の話になるけど
You'll start believing in yourself  あなたは自分自身を信じることから始める訳だけど
It's an easy thing to do   それは とても簡単なこと
When you have someone who believes in you  誰かがあなたを 信じてくれる時には

Someone who believes  信じてくれる誰か
Someone who believes  信じてくれる ある人
I'm someone who believes  私がその 信じている人だから
You've got someone who believes in you
  あなたには その信じてくれる人が 付いているのだから


horizon: 1.地平線、水平線。 2.領域、視野、範囲。
get through: 1.通り抜ける、通過する。 2.(困難などを)乗り切る、切り抜ける。
put a hand: 手を~に置く。
hand in hand: 手に手を取って、手と手をつないで。
how to do it: どうすればよいか、どうしたらいいか。

uncertain: 不確かな、はっきりとしない。
count on: ~を頼りにする、~を当てにする。
hurting: (米俗)惨めな。痛む。 金欠の。

it's time to: ~する時が来た。
come alive: 元気になる、活気付く。活き活きしてくる。
arrive: 着く、到着する。 前の「alive」と掛けて韻を踏んでいる。
bring out: 1.外に出す、連れ出す。 2.(新人を)世に出す、売り出す。 3.(才能などを)引き出す、発揮させる。
best in: 最高の
have it all: 全てを手に入れる。望みを全てかなえる。 全て思い通りになる。
look down: 見下ろす、下を見る。
selestial: 素晴らしい、最高の。 天国の、神聖な。

searching for: ~を捜す。
rainbow: 虹。 (幻の)目標。 (叶わない)夢。
climb: クライム。(手足を使って)よじ登る。
something else: 何か他のこと。 (前述とは)別の話、別問題。


447. Rocky Road / ロッキー・ロード

Rocky Road ロッキー・ロード : Nick Lowe ニック・ロウ

 ニック・ロウ1990年のアルバムから、ライ・クーダーやジム・ケルトナーの参加しているこの曲を採り上げてみました。


Alubm : Party of One
  パーティ・オブ・ワン
(廃盤)
Released: 1990
Written by: Nick Lowe (ニック・ロウ)
Produced by: Dave Edmunds (デイヴ・エドモンズ)

  ニック・ロウについて:
Nick Lowe
 フリー百科事典『ウィキペディア』  

 この曲を含むアルバム Party of One
(パーティ・オブ・ワン)にはライ・クーダーとジム・ケルトナーが参加していますが、このアルバムからはずっと以前に「I Don't Know Why You Keep Me On(170回目)」を採り上げたことがありました。

 イギリス人であるニック・ロウと、アメリカ人であるライ・クーダーの両者を結びつけたのは、1987年に行われたジョン・ハイアットのレコーディング時で、それがのちに4人でグループを組んで1992年の 「Little Village」へとつながることになります。

 人生を「山あり谷あり」の山道にたとえることがありますが、それは日本も欧米も変わらないようで、この曲はそんな「岩だらけの道」に立ち向かう男の歌です。 歌詞は少し抽象的で分かりにくい部分もありますが、ライ・クーダーの素晴らしいギター・プレイは軽快で、歌詞の重さを楽しいものに変えているかのようです。

 このアルバムからは「All Men Are Liars」がシングル・カットされていますが、ヒット・チャートにはかすりもせず、現在はアルバム自体が廃盤になっているようです。


●参加ミュージシャン:
* Nick Lowe bass guitar, lead vocals
* Ry Cooder electric guitar, mandolin
* Jim Keltner drums
* Dave Edmunds electric guitar 
* Bill Kirchen electric guitar
* Paul Carrack organ, piano
* Austin De Lone piano, acoustic guitar

  ●歌詞と訳詞●

When I set out this was just a track  俺が この山道を歩き始めた時
Now it's a rocky road  そう、この岩だらけの小道を
I left so fast I didn't even pack  俺は早朝に 荷物も持たず出発して
I just hit this rocky road  この岩だらけの山道に向かったんだ

The flint and shell is cold and cruel  尖った石や貝殻は 冷たく苛酷で
On this rocky road  この岩だらけの小道で
But its spark and spike l can overrule  でもそんな火花の散る尖った石道を 俺はねじ伏せることができそうで
Walkin' this rocky road, yeah  そんな岩だらけの道を歩いて行く
Walk this rocky road  そんな岩だらけの道を歩くんだ

It began one morning when I woke reborn  それは俺が生まれ変わって目覚めた様な ある朝のことだった
Walk this rocky road  この岩だらけの道を 歩き始めたんだ
Felt like chains that bound me from me had been torn 
 (それまでは)まるで鎖に縛られて ずっと苦しめられているみたいだったけど
Walk this rocky road  この岩だらけの道を 歩き始めたのさ

The rut I was in had once been a groove  その足跡はかつて俺がつけたもの
Walk this rocky road  そんな岩だらけの道を歩く
I said to my feet "C'mon feet, time to move"  俺は自分の両足に「さあ、今こそ動く時だぜ」って言って
Then we hit this rocky road, yeah  それで俺たち(頭と足)は この岩だらけの道と対峙して
Hit this rocky road  そんな岩だらけの道に 勝負を挑んだんだ

And the way may be pitted and the climb steep  その道は大きな穴が空いていたり 急な坂道を登ったり
And the mountains soaring and the valleys deep  山々は高く聳え 谷底は深いかもしれないが
But I'm driven by a memory of way-back-when  でも俺は 昔の記憶に衝き動かされて
That says I'm never going back again, yeah, yeah, yeah..
 そして 「もう二度と後戻りはしない」 って言ったんだ

(間奏)

When I first started out, this was just a track  俺が最初に出発した時、それはただの小道に過ぎなかった
Now it's a rocky road  この岩だらけの道で
Fixed my eyes face-forward and I didn't look back  俺はただ前方だけを見つめたのさ、決して振り返ることもなく
I just hit this rocky road  ただこの岩だらけの道と対峙したんだ

There's a thumping and a jumping from a thunderstorm  そこは激しい雷雨で 風が叫び雨が叩きつけてくることもある
On this rocky road   この岩だらけの小道では
But I keep on walking 'till I make it home  でも俺は生れた場所(※)にたどり着くまで 歩き続けよう
I'm gonna walk this rocky road, yeah 俺はこの岩だらけの道を歩き続けるのさ
Walk this rocky road  この岩だらけの道を歩くのさ

And the way may be pitted and the climb steep  この道は大きな穴が空いていたり 急な坂道を登らなければならなかったり
And the mountains soaring and the valleys deep  山々は高く聳え 谷底は深いかもしれないが
But I'm driven by a memory of way-back-when  でも俺は 大古の記憶に衝き動かされて
That says I'm never going back again, yeah, yeah, yeah..
  そして「もう二度と後戻りはしない」 って言ったんだ

I'm gonna walk this rocky road, I'm gonna walk
  俺はこの岩だらけの道を 歩き続けるよう、俺は歩くのさ
I'm gonna walk this rocky road, I'm gonna walk
  この岩だらけの道を 歩き続けるのさ、俺は歩くんだ
I'm gonna walk this rocky road, I'm gonna walk
  俺はこの岩だらけの道を 歩き続けるよう、俺は歩くのさ
I'm gonna walk this rocky road, I'm gonna walk
  この岩だらけの道を歩くのさ、 俺は歩き続けるんだ

I'm going to walk this rocky road    
俺はこの岩だらけの道を 歩き続けるのさ


set out: 1.(旅に)出発する。2.(仕事を)始める。3.~に乗り出す。~を始める。~に着手する。
track: 【名詞】(動物や乗り物の通った)跡、轍(わだち)。(踏み固められた)小道、けもの道。
rocky road: 岩だらけの道、困難な道。
hit: 1.ぶつかる、当たる。 2.~に達する、~に着く。 3.襲う、攻撃する。 
flint: 火打ち石、黒石英(石器時代に矢じりなどに使われたもの)。(石器のように)固く尖ったもの。
cruel: 1.厳しい、つらい、苛酷な。 2.残忍な、無慈悲な、非情な。
over-rule: (発言などを)却下する、覆す、封じる。 "rule over" だと「支配する」「統治する」など。

reborn: 生まれ変わった、生き返った。
bound: 縛られた、束縛された。
torn: (tear の過去形)1.裂ける、破れる。2.(人を)苦しめる、悲しませる。
rut: 轍(わだち)、(車などの通った)跡。

pit: 1.(地面の)大きな穴、くぼみ。 2.(地面に掘った)落とし穴。
climb steep: 急な坂道を上る
soaring: 空にそびえる、急上昇する。
driven: driveの過去形。 (衝動や感情に)衝き動かされる、身を委ねる。
wey back when: かつて、大昔に。

start out: 1.出発する、乗り出す。 2.旅立つ、旅に出る。 3.~を始める、~に着手する。
fix one's eyes: ~を注視する、~を凝視する。
face forward: 前方を向く。
look back: 振り返る。 (過去の事などを)回想する。
thumping: 1.(ドシン、ドンという)大きな音を立てる。 2.(心臓が)ドキドキする。 3.殴ること、殴り合い。
thunderstorm: 激しい雷雨。
keep on: ~し続ける、継続する。
make it home: 帰宅する、家にたどり着く。 ※"home"には「生れた場所」や「故郷」、「死に場所」や「墓所」などの意味もあります。
gonna = going to: ~するつもりである。


446. All It Takes / オール・イット・テイクス

All It Takes オール・イット・テイクス : Hanna Boel アンナ・ボーエル

アンナ・ボーエル1994年のアルバムから、シングルにもなったこの曲を採り上げてみました。 ティナ・ターナーのような歌声と、エリック・クラプトンのようなギター・ソロをお楽しみ下さい。
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Album : Misty Paradise (CD) / Misty Paradise (mp3) 
Released: 1994
Written by: Eddie Chacon
Produced by: Poul Bruun

Hanna Boel (アンナ・ボーエル)について: フリー百科事典『ウィキペディア』

アンナ・ボーエルはデンマークの人ですが、最初に聴いた時は黒人の女性かと思いました。 ラジオでは「アンナ・ボイル(?)」としか聞き取れず、当時はPCもインターネットも無かったので調べようが無かったのですが、最近になってこの曲を思い出し、うろ覚えの歌詞の一部「maybe we can start again」で検索したらヒットしたのがこの曲でした。 長年心に引っかかっていたものが取れて、少しサッパリした気分です。

アンナ・ボーエルは1957年8月生まれということで、この曲の出た当時は37歳、現在は60歳ということになります。 デンマークの女性歌手で私が知っているのは以前に採り上げたことのあるアンヌ・ドゥールト・ミキルセンくらいですが、こちらは英語で歌っているので聴きやすいです。 デンマーク語で歌われる曲も、不思議な響きがして良いものですが・・・

間奏のギター・ソロを弾いているのはThomas Helmig という人ですが、こちらも最初に聴いた時はエリック・クラプトンかと思いました。 クラプトンの影響を受けて似たような演奏をする人は結構いますが、これほどそっくりなフレーズを弾ける人もめずらしく、それはそれで楽しいものです。

アルバムに入っているヴァージョンは[Live]となっていますが、スタジオ・ライブということのようです。
YouTube にあるワーナーの Official Music Video (公式ミュージック・ビデオ)はスタジオ・ライブ風のシングル・ヴァージョンで、両方を聴き比べてみるとアルバムの方は間奏の後にアドリブが入って50秒ほど長くなっているようです。

今回はめずらしく採り上げたい曲が見つかったので、久しぶりにブログを更新してみました。 次回はいつになるか、本人にも分かりません。


Guitar [Solo] , Backing Vocals – Thomas Helmig
Electric Piano, Groovebox (Dr.) – Jan Lysdahl
Synth [Horn] – Jai Winding
Bass – Moussa Diallo
Backing Vocals – Eddie Chacon (Wr.)

  ●歌詞と対訳●
 (1)
Never knew life like this was possible
 あれほど望み得る限りの生活を これまで知らなかった

Most of all with you
  何よりも あなたと一緒だった時のような

I would give anything, anything
  私は何だってするでしょう、どんなことだって

Just to see you through, and to be with you again
 ただあなたと逢って、 そしてまた一緒になれるなら

And I know, yes I know
 分かってる、えゝ 分かっているわ

That life will find a way
 そうした生き方を 見つけられることを

All it takes is one drop of love in your heart
 あなたの心の 愛の一滴(ひとしずく)があれば

And maybe we can start again 
 私たちは またやり直せるでしょう

All it takes is one ray of hope in your life
 あなたの人生に (一筋の)希望の光が射し込めば

And maybe we can do it right, (well)
 私たちは うまくやって行けるはずだから

 (2)
Imagine a time for us, come together now
私たちがまた一緒になった時のことを 心に思い描いてみて

For ever now, be true
  今から ずっと遠い先のことまで、 実現することとして

'Cause I couldn't ask for more, than a chance to see
 だって今の私は 逢える機会のことしか考えられないから

There's a chance to see, what could've been you
 またあなたに逢えるという 機会の他(ほか)には何も

And I know, yes I know
 分かってる、えゝ 分かっているわ

That life will find a way
 そうした生き方を 見つけられることを

All it takes is one drop of love in your heart
 あなたの心に 愛の一滴(ひとしずく)があれば

And maybe we can start again
  私たちは またやり直せるでしょう

All it takes is one ray of hope in your life
 あなたの人生に 一筋の希望の光があるのなら

And maybe we can make it right, (yes)
  私たちは うまくやって行けるはずだから

( Guitar [Solo] – Thomas Helmig )

All it takes is one drop of love in your heart
And maybe we can start again

All it takes is one ray of hope in your life
And maybe we can make it right

All it takes is one ray of hope in your life
And maybe we can make it right...
(以下アドリブ)


most of all: 何よりも、とりわけ、最も~なことは。
give anything: 何だってする、どんな犠牲でも払う。
find a way: 道(方法)を見つける
all it takes: 必要なのは~だけ
drop of: 一滴の、わずかな
ray of hope: 希望の光、一縷(いちる)の望み。

imagine: 想像する、心に描く。
come together: 1.一緒になる、一体になる。 2.和解する。
For ever = Forever
be true: 実現する、本当になる。 (インターネット上の歌詞の中には"through"となっているものもありますが、アルバムの歌詞カードの方を採りました)
couldn't ask for more: それ以上は望めない

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

445. Need You Now ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる

Need You Now ニード・ユー・ナウ ~いま君を愛してる : Lady Antebellum

 レディ・アンテベラムのセカンド・アルバムから、先行シングルとして全米とカナダで最高2位の大ヒットとなったこの曲を選んでみました。


International single
Album : Need You Now
  ニード・ユー・ナウ (試聴可)

Released: August, 2009 (Album: January, 2010)
Written by: C. Kelley, D. Haywood, H. Scott & Josh Kear
Produced by: Lady Antebellum, Paul Worley
 レディ・アンテベラムについて:
Charles Kelley, Hillary Scott & Dave Haywood
 フリー百科事典『ウィキペディア』

レディ・アンテベラムは、チャールズ・ケリーとヒラリー・スコットのツイン・ヴォーカルと、デイヴ・ヘイウッド(ギター)の三人によるユニットです。 この曲を含むセカンド・アルバムは第53回アカデミーで5部門を受賞し、かなりのヒット作となりました。

若い人たちに大人気のテイラー・スウィフト同様、「カントリー・ミュージック」と呼ぶにはかなりポップなサウンドですが、こうした人たちがキッカケとなって古いカントリーの世界に新しい風が吹き込み、若い人たちの目や耳がカントリーにも向けられるようになるなら良いことでしょう。

これは恋人と喧嘩して独りになったものの、やはり相手がいないと寂しくて、さりとて電話することもできずに一人悶々としながら少し酔っ払ってる・・・という男女の物語です。 
YouTube の動画では、三人それぞれに別の恋人がいるという設定のドラマ仕立てになっていますが、紅一点のヒラリー・スコットもこの頃は未だスリムでした・・・


Charles Kelley (チャールズ・ケリー) – Lead vocals
Hillary Scott (ヒラリー・スコット) – Lead vocals
Dave Haywood (デイヴ・ヘイウッド) – Acoustic guitar, Background vocals
  Chad Cromwell – Drums
  Craig Young – Bass guitar
  Paul Worley – Acoustic guitar, Electric guitar
  Rob McNelley – Electric guitar (solo)
  Michael Rojas – Piano, Synthesizer


  ●歌詞と対訳●
[1]
Picture perfect memories scattered all around the floor.
  鮮やかな記憶の映像(の数々)が 床一面に散らばっている

Reaching for the phone 'cause I can't fight it anymore.
  電話に手を伸ばしてみるけど、 もうこれ以上そのことで争いたくないし

And I wonder if I ever cross your mind?
  もし私のことが いつもあなたの脳裏をよぎるとしたら?

For me it happens all the time.
  わたしにはそれが 四六時中起こっているのだけど
[Chorus:]
It's a quarter after one, I'm all alone and I need you now.
  (夜の)1時15分だというのに、私は一人きりで あなたを必要としてる

Said, I wouldn't call but I've lost all control and I need you now.
  それに、電話できないのは自制心を失くしているからで、 だからあなたが必要なの

And I don't know how I can do without.
  あなた無しでは どうやっていいのか分からないから

I just need you now.  今すぐに あなたを必要としているの

[2]
Another shot of whiskey, can't stop looking at the door.
  もう一杯ウィスキーをあおってみても、 ドアの方を見ずにはいられない

Wishing you'd come sweeping in the way you did before.
  以前のように きみが勢い良く入ってくればいいのに、と願ってるから

And I wonder if I ever cross your mind?
  もしぼくのことが いつもきみの心に浮かぶとしたら?

For me it happens all the time.
  それがぼくには ひっきりなしに起こっているのだけど
[Chorus:]
It's a quarter after one, I'm a little drunk and I need you now.
 (夜中の)1時15分になるのに、少し酔っ払って あなたを必要としてる

Said, I wouldn't call but I've lost all control and I need you now.
  それに、電話できないのは 全く抑えが効かないからで、 だからあなたが必要なの

And I don't know how I can do without.
  あなた無しでは どうしていいのか分からないから

I just need you now.  今はただ あなたが必要なの

(間奏) (Rob McNelley : Guitar solo)   Oh, whoa

Guess I'd rather hurt than feel nothing at all.
  何も感じられないくらいなら むしろ傷付く方がマシだと思うから
[Chorus:]
It's a quarter after one, I'm all alone and I need you now.
  (夜の)1時15分だというのに、私は一人きりで あなたを必要としてる

And I said, I wouldn't call but I'm a little drunk and I need you now.
  それに、電話できないのは少し酔ってるからで、 だからこそ きみが必要なんだ

And I don't know how I can do without.
    あなた無しでは どうしていいのか分からないから

I just need you now  今はただ あなたが必要なの

I just need you now.  今すぐに あなたを必要としているの

  (Rob McNelley : Guitar solo)

Oh, baby, I need you now.   あぁ、ベイビィ、今すぐ あなたが欲しいのよ


【単語と述語】
perfect memory: はっきりとした記憶、完璧な記憶力。
scatter: 散らばる、散乱する。撒き散らす。
all around: 至るところに、あたり一面に、四方八方に。
reach for the phone: 電話に手を伸ばす。
fight: けんかする、戦う、争う。
anymore: もう~しない。 これ以上~しない。
wonder: ~かどうか知りたいと思う。 ~か疑問に思う。
cross someone's mind: ~の脳裏をよぎる、~の心に浮かぶ、~の頭をかすめる。
all the time: 四六時中、ずっと、ひっきりなしに、のべつ幕なしに。

quarter after: ~時15分過ぎに。
all alone: 一人きりで、 たった一人で。
said: (発言の間に入れて)更に、続いて。
lose (lost) control: 自制心を失う、理性を失う、制御不能になる、抑えが効かなくなる。

(down) another shot of ..: ~をもう一杯飲む。
look at: ~に目を向ける、~を見る。
wish: 願う、強く望む、切望する。
sweep: 1.勢い良く(動く)、さっそうと(歩く)。 2.(ほうきで)掃く。

little drunk: 少し酔っている、ほろ酔い加減で。
guess: 1.推測する、想像する。 2.(米俗語)~だと思う。
rather than: ~よりもむしろ、 かえって~だ。
feel nothing at all: まったく何も感じない。

テーマ : 洋楽歌詞対訳
ジャンル : 音楽

プロフィール

Sumi Haruo

Author:Sumi Haruo
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訳詞を掲載したい場合は、記事へのリンクを貼るという形にして下さい。

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